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コンタクトのソフトとハードでの違い。見え方もケア方法も違う!

Date:2017.12.15

コンタクトレンズには「ソフト」と「ハード」の2種類がありますが、コンタクト初心者さんだとあまり違いがよくわかりませんよね。

コンタクトの使用を考えているなら、この2つの違いについてよくチェックしておきましょう。ソフトにはソフトの、ハードにはハードのメリットとデメリットが存在します。

この記事では、ソフトコンタクトとハードコンタクトの違いについて解説していきます。コンタクト選びの参考にしてみてくださいね。


「酸素透過率」は素材次第でソフトでもハードでも心配なし

まずはコンタクトの要とも言える「酸素透過率」について見ていきましょう。少し前までは、ソフトとハードを比べるときに「酸素透過率」というポイントが重視されていました。

酸素透過率とは、レンズを通して酸素が角膜に届けられる率のことを言います。角膜は血管がないため、レンズをはめると酸素と遮断されて酸欠になってしまうのです。

ですから酸素透過率の高いレンズであればあるほど、眼球が酸欠状態に陥るのを防ぐことができるため安心だとされています。

以前までであれば、酸素透過率が高いのはハードコンタクトレンズでした。ですが近年では「シリコーンハイドロゲル」素材を使ったソフトレンズが開発され、ソフトコンタクトレンズでもハードと同様の酸素透過率を誇るようになりました。

結論から言えば、ソフトレンズでもハードレンズでも酸素透過率への不安はクリアできます。

もちろんソフトレンズの中には、酸素透過率の低いものもあります。ですが素材にさえ気を付けていれば、酸素透過率でハードとソフトを左右されることはありませんよ。

着け心地やオシャレさなど…ソフトレンズのメリット

まずはソフトレンズのメリットから見ていきましょう。ソフトレンズには、次のような魅力があります。

柔らかい装用感で初心者向け

ソフトレンズの魅力と言えば、柔らかくて軽い装用感ですね。着け心地が良くてずれにくいため、コンタクトを入れるのに慣れていない初心者でも安心して使うことができます。

ソフトレンズは単に素材が柔らかいだけでなく、水分を含んでいることから装用感をキープしているのです。

よくコンタクトがずれて痛い思いをする、という話がありますが、ソフトレンズであればそんな心配も要りません。痛みの苦手な人や、コンタクトへの不安がある人はまずソフトレンズからチャレンジしてみるのも良いですね。

ずれにくいためスポーツもOK

ソフトレンズはハードレンズと違って、レンズが大きいという特徴があります。黒目をすっぽり覆えるくらいのサイズですね。

レンズが大きいため眼球からずれる心配がありません。そのためスポーツで激しく身体を動かしても、レンズがすれたり落ちたりするリスクが低いのです。

レンズがずれると痛い思いをしますし、いちいち付け直す手間もかかります。コンタクト初心者さんだと一度ずれたor落ちたコンタクトを入れ直すのも一苦労ですから、ずれにくくて落ちにくいソフトレンズは重宝しますよ。

基本的に割れる心配がない

柔らかいソフトレンズはただ付け心地が良いだけではなく、割れにくいというメリットも持っています。

コンタクトレンズが割れると、目の中に破片が残る可能性があって大変危険です。また、レンズを買い直すためコストもかかってしまいますね。

後ほどお話しますが、ハードレンズはソフトレンズと比べて硬いためレンズが割れるリスクもあります。レンズが割れるリスクを抑えたいのであれば、ハードよりもソフトを選ぶのがおすすめです。

使い捨てやカラコンなどを選べる

ソフトレンズの魅力の一つが、いろんな種類を選べることです。ソフトには乗用タイプの他にも使い捨てタイプがあるため、「まずは使い捨てタイプでお試しをしたい」という人が気軽にチャレンジできます。

「レンズケアが面倒くさい」とよく言われるソフトレンズですが、使い捨てタイプならケアの必要もないため楽ちんですよ。

また、黒目の色や大きさを変えるカラーコンタクトはソフトレンズの特権です。カラコンはほとんどがソフトレンズで、ハードレンズのものはほぼありません。

カラコンのようにファッション感覚でコンタクトレンズを楽しみたいのであれば、必然的にソフトレンズを選ぶことになります。

1つのコンタクトを長く使い続けたいのか、ファッションとして楽しみたいのか…そのときの目的や用途でレンズの種類を考えるのも大切です。

低コストで視力矯正ができる。ハードレンズのメリット

続いて、ハードレンズのメリットを見てみましょう。ハードレンズにはソフトレンズにないこんな魅力があります。

レンズが小さくて硬い

ハードレンズの特徴は、レンズが硬くて丈夫なところです。硬いレンズは耐久性が高く、割れるまで年単位で使い続けることができます。

使い捨てのように気軽に使うことはできませんが、その分同じものを長く使い続けることができますね。

またハードレンズはレンズのサイズが小さいため、ソフトレンズと比べて素材に気を遣わなくても酸素が角膜に届きやすくなっています。

ずっと同じレンズを使い続けたいと考えている人におすすめです。

ソフトよりもコストがかからない

ハードコンタクトの相場は、レンズ1枚につき10,000円くらいです。これだけを見ると高いような気もしますが、レンズが硬くて丈夫なハードレンズは2~3年の寿命があります。

1度購入すれば2~3年は続けて同じレンズを使い続けることができるため、ハードレンズはソフトレンズと比べてコストパフォーマンスが高いのです。

また、ソフトレンズと違ってハードレンズにはケアも必要ありません。そのためケアや手入れのために必要な道具を買うこともなく、ランニングコストがかからないのも魅力。

コンタクトレンズにあまりコストをかけたくないのなら、ハードレンズの方がおすすめですね。

手入れがソフトよりも楽

レンズに水分を含ませるタイプのソフトレンズと比べると、ハードレンズの手入れは楽に済ませられます。

ハードレンズの手入れに必要なのは、

  • レンズを洗浄する
  • 保存液をケースに入れる
  • 液にレンズを浸して放置

といった行程のみです。覚えやすく手間もかかりませんから、手入れもそんなに苦になりませんね。

ソフトレンズの手入れにストレスを感じる人ほど、ハードレンズに変えると手入れの楽さに驚くようです。

レンズが硬いためピントが合いやすい

ハードレンズの硬さは装用感に違和感があると不評を招くこともありますが、レンズに硬さがあるのには視力を矯正するためのメリットがあります。

レンズが硬い方が光学的に安定するため、本人の視力に合わせてピントを調整しやすいのです。

ソフトレンズだと眼球の形に合わせてレンズの形が歪むことがあります。ですがハードレンズだとレンズの形がキープされ続けますから、焦点がぴったりと動かずに見えやすいのです。

ピントの合いやすいレンズということで、乱視矯正によくおすすめされているコンタクトレンズですね。

近視や乱視を矯正したいと考えている人は、ハードレンズの方が向いています。

高コストでケアに手間がかかる。ソフトレンズのデメリット

ソフトレンズにもハードレンズにもメリットはあります。同じように、デメリットだってどちらにも存在します。

次はソフトレンズのデメリットについて見ていきましょう

乱視の視力矯正には使えない

レンズに水分の含まれたソフトレンズは、柔らかくて眼球にフィットしやすいという特徴があります。裏を返せば、レンズが眼球に沿って変形しやすく、ピントがずれやすいということ。

ハードレンズほどのピントの安定感はないため、乱視などに向けた極度の視力矯正には向いていません。

乱視矯正が目的の場合は、ソフトレンズとは別に視力矯正用のメガネを併用するか、もしくはハードレンズの使用に切り替えるのが無難です。

手入れに手間がかかる

ソフトレンズは、レンズに水分を含んでいます。そのためレンズにはつねに水を含ませる必要があって、もしもレンズが乾いてしまうとレンズが使い物にならなくなってしまいます。

ハードレンズの手入れとは違って、ソフトレンズのケアをするときはレンズが吸収することを前提とした洗浄液を使ったケアが必要になるのです。

例えばソフトレンズがいつ周りの水分を吸収しても大丈夫なように、レンズケースや洗浄液を1か月ごとに交換して清潔さを保つ、といったケアも必要になります。

ソフトレンズは次のような手順を踏んでレンズケアをします。

  • 洗浄液でよくこすり洗いをする
  • 洗った後にもう一度洗浄液ですすぐ
  • 洗浄液を入れたケースにレンズを入れて浸す

…このように、レンズケアの方法に関してはソフトレンズの方が覚えることがたくさんあります。レンズの装着は手軽ですが、ケア方法が難しいのはソフトレンズの方…ということになりますね。

ソフトレンズのケアを手間に感じるようなら、使い捨てタイプやワンデータイプの使用が良いでしょう。

ドライアイになるリスクが高い

レンズに水分を吸収するタイプのソフトレンズは、眼球に浮かんでいる涙も水分としてレンズに吸収してしまいます。

レンズに吸収された涙はレンズから蒸発してしまうため、眼球の表面が乾燥してドライアイを招いてしまうのです。ソフトレンズを着け続けて目が乾燥すると、しだいに目がゴロゴロとしてきます。

ソフトレンズによるドライアイを防ぐには、コンタクトレンズ専用に開発された目薬をさす必要があります。レンズの装着液を利用してレンズや眼球の保湿を高めるのも良いですね。

もしも元からドライアイが酷いのであれば、ドライアイのリスクが低いハードレンズの使用を検討してみましょう。

コストが高くなりがちである

ソフトレンズの場合は、ハードタイプと比べてレンズ1枚の寿命が短い方です。そのため常用タイプでも長くて1か月で交換が必要になります。

ソフトレンズの主な相場は次の通りです。

  • 使い捨てのワンデータイプ:30日で2,000円~4,000円
  • 2週間ごとに交換タイプ:6枚(両目で3週間分)で2,000円~4,000円
  • 1か月ごとに交換タイプ:3か月分で6,000円以上

こうして見るとワンデーが最も安いように感じますが、ワンデータイプにはケアが必要ないため、洗浄液などのケア用品にコストがかからないのです。

何日か続けて使うタイプのソフトレンズには、レンズのコスト+レンズのケア用品(洗浄液やケースなど)のコストもかかります。

また、使用頻度が低ければせっかく買ったソフトレンズの使用期限が切れて捨てる可能性も出てきます。総合的に見ると、ソフトレンズの方がハードレンズよりもコストが高くなる傾向にあります。

装用感がないので異変に気付かない

ソフトレンズの装用感は快適ですが、それが裏目に出て眼球やまぶたの異変に気づけないことがあります。

  • レンズを装着したまま眠ってしまう
  • ドライアイになっているのに気付かない
  • レンズに汚れや傷がついていても気づかない

…といった例ですね。

レンズを長時間着けっぱなしにしていたり異変に気付かなかったりすると、レンズに細菌が繁殖して角膜炎などを起こすリスクが高まります。

日頃から忘れっぽいクセがある人ほど、ソフトレンズの着用には注意してくださいね。

ずれやすくて傷みやすい…ハードレンズのデメリット

コスト的に見ればお得なハードレンズですが、次のようなデメリットがあるため使用の際には要注意です。

ずれやすくスポーツに向かない

ハードレンズは硬くて小さいため、眼球に沿ってピッタリとくっつくことはありません。そのため些細な動きでもレンズがずれたり取れたりするケースが多いのです。

スポーツをする際などはレンズがずれやすいため、ハードレンズの使用は危険です。

スポーツをする機会があるのであれば、そのときだけはずれにくいソフトレンズに変えた方が安全ですね。

使い続けると割れることがある

硬く耐久性に優れたハードレンズですが、取り扱い方を誤れば寿命よりも先に割れてしまうおそれがあります。

ただ割れただけなら買い直しで済みますが、目の中でレンズが割れた場合には眼球が傷ついたり、充血などを起こすリスクも高まります。

また、ハードレンズは長く使い続けることが前提のため、いつ割れるかが分かりません。使っている途中で割れるリスクを考えると、最初から使用期限が定められているソフトレンズの方が安全とも言えますね。

違和感があり、装着が難しい

装用感の点で見ると、勝っているのは断然ソフトレンズの方です。ずれたりとれたりしやすいハードレンズは、着け続けていると目がゴロゴロとした違和感を覚えたり、痛みを感じたりします。

ハードレンズに慣れない初心者だと、装着のときに痛みを感じることがあります。レンズが小さいですからなかなか黒目にフィットせず、装着に手間取ることも多いでしょう。

痛みに抵抗のある人や、まだコンタクトレンズに慣れていない人だと、最初はワンデータイプのソフトレンズなどから始める方が無難です。

目にゴミが入ると激しく痛む

ハードレンズを装用しているとき、外出中などで目にゴミが入ってしまうと強い痛みを感じることがあります。

ハードレンズはレンズが小さいため眼球にゴミが入りやすく、レンズがずれやすくなっています。そのためゴミでレンズが汚れたり傷ついたりすると、激しい痛みを感じてしまうのです。

ハードレンズの痛みを抑えるには、コンタクトレンズ専用の目薬を使うのがおすすめです。また、砂や埃の多い場所に行くときだけ面積の広いソフトレンズに変える、という手もありますよ。

眼瞼下垂症のリスクがある

眼瞼下垂症とは、まぶたが開きにくくなって物が見えづらい状態になる症状を言います。まぶたの裏側にある挙筋腱膜と瞼板がくっ付いている部分が剥がれることで起きます。

ハードレンズはレンズが硬い分、まぶたの裏と擦れて眼瞼下垂を引き起こしやすいのです。また、レンズを取り外すときにまぶたを引っ張る動作も関係しているようです。

ハードレンズの使用が10年以上続いている人には、この眼瞼下垂を起こしている人が多く見られます。

耐久力に優れたハードレンズですが、あまり長く装着し続けず、たまにはメガネを使ったりソフトレンズを併用することも大切です。

ソフトもハードも臨機応変に使い分けるのがおすすめ

ソフトレンズにもハードレンズにも、それぞれメリット・デメリットが存在します。できればどちらか一方にこだわらず、両方を時と場合に応じて使い分けるのがおすすめです。

例えばスポーツをするときのみ使い捨てのソフトレンズを、それ以外ではハードレンズを…といったように使い分ける人も多くいます。

また、いつもコンタクトレンズを入れっぱなしにはせず、家から出ない日やオフの日はメガネにする、という使い方もおすすめですよ。

最も大切なのは目を労わることです。レンズで目やまぶたに負担をかけすぎないように、コンタクトレンズは必要なときに必要なタイプを使うようにしましょう。

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