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結婚を決めたら婚前契約書を作成する人が急増?その例と狙いとは

Date:2015.04.02

shutterstock_132049748 - コピー

ある芸能人が、結婚する時に「婚前契約書」を作成したということで話題になりました。驚く人も多かった一方、最近では一般の人の中にも、結婚を決めたら婚前契約書を作成するという人が増えているようです。

契約書という名が示す通り、結婚後のルールを記載しておき、お互いに契約を守ろうというものですが、その内容とはどんなものなのでしょうか。

ここでは、婚前契約書に多く見られる内容の例と、なぜ婚前契約書を作成するのか、その狙いを探ります。

婚前契約書を作成する理由

まず、これから結婚しようという時に、なぜあえて契約書を作成しようとするのでしょうか。それには、ルールを書面という形に残して安心したいという現代人の心理が見え隠れしています。

円満な生活と円満な離婚のため?

その理由の主なものは、円満に生活していくための取り決めを最初に二人で話し合って作っておきたいということでしょう。

そしてもうひとつは、いざもめごとが起こった時や離婚することになった時に、財産などをどうするのかという取り決めを、あらかじめしておきたいというものです。

離婚する段階になって、お金のことで泥沼にならないように、少しでも円満に離婚できるようにということで、先手を打っておく感覚ですね。出来るだけ自分は損をしたくない、という気持ちも潜んでいるかもしれません。

親の介護問題も

また、高齢化社会であることや、結婚する年齢が上がってきていることなどから、結婚したらすぐに親の介護について考えなければならないカップルも多くなっています。

双方とも、両親が健在で、兄弟も一人だったり少ない場合、どのように介護していくかは、大きな問題です。結婚前にそれについてルールを作るというのは、シビアな側面もありますが、逆に事前にしっかりと話し合っておけるのは、安心感も生まれそうです。

後々もめて介護がスムーズに出来ないよりは、結婚直前から問題点や不安なことをさらけ出し合い、どうしていくか大まかに決めておくことは、核家族化も進んでいる今、とても現実的ですね。

自分の死後に関することも

中には、自分が死んだらどうして欲しいかということを盛り込んでおく人もいるようです。かなりの年の差婚であったりなど、遺される相手を心配してのこともありそうです。

契約書に記載するのは結婚生活におけるルール

では、円満な結婚生活のためのルールとして、婚前契約書に記載されることが多いのは、どんなことなのでしょうか。

どうしてもイヤなこと

お互いに、これだけはどうしても我慢できない!ということがある場合、それを相手にして欲しくないという事柄を入れるようです。

確かに、「これだけはダメ」というラインをはっきりさせておけば、お互い嫌な思いをすることが減らせそうですね。

記念日の過ごし方など

お互いの誕生日や結婚記念日をはじめ、この日には一緒にこれをして過ごす、なども契約として入れておきたい人もいます。

忘れっぽい男性や、記念日に無頓着な人もいますので、ルールとして決めておいて安心したいのかもしれません。

お金の使い方

生活費やお小遣いなどの、夫婦のお金の使い方についてのルールを記載しておくことは多いようです。事前によく話し合って、契約書に入れておくことで、結婚後に金銭感覚の違いに気付いてもめるということは、減りそうです。

毎月の貯金額の目標のほか、お小遣いを増やすタイミングや減らすタイミングなど、先の先を読んで、細かいところまで決めておくカップルもいるようです。

不貞行為について

浮気、不倫行為が発覚した場合にどうするか、ということも決めておきたいカップルがいます。その時点で、慰謝料の額を決めておくという人もいますね。

離婚に関すること

お互いにどうしても相手にして欲しくないことを盛り込むのと同様に、「これをしたら離婚します」という内容を入れておく人達も多いです。女性からの項目としては、

  • 借金
  • ギャンブル
  • 浮気
  • DV
  • モラハラ

上記が多いでしょう。

慰謝料や養育費

離婚する場合、慰謝料は、その離婚理由によっても変わってきますが、項目に合わせて大まかに決めておくのもありです。また、子どもがいた場合、養育費は1人につきいくらなどの取り決めをしておきたい女性が多いですね。

財産分与

結婚してから購入したものについて、離婚時にもめる夫婦は多いようです。このため、あらかじめ大まかに、どうするかを契約書に入れておく人が増えるのは頷けます。

特に、土地や家があると残ったローンをどうするかなどの問題も出てきますので、あらかじめ決めておくことで安心感は生まれそうです。

親の介護について

もしも親が介護が必要な状態になった時、どのようにするかを決めておくのは、これからの時代は大切なことだと言えそうです。要介護となったら、同居が必要になることもありますので、事前に話し合うことは有意義なことです。

また、お互いに親がいるわけですから、妻が夫の親の面倒をみるもの!という今までの常識は、徐々に崩れつつある現代、どのように役割分担をしていくかは、誰しも気になるところだと思います。

そんなデリケートでシビアな部分を、結婚前の冷静な時に話し合っておくのは、賢い選択なのかもしれません。

お互いの死後について

どちらかが死んでしまった時のことを考えて、その時どうするかということを記載している場合もあります。これには、葬儀に関する希望や、遺産はどうするかなどを明記しておくといったことが挙げられるでしょう。

最近では、生前から、自分の葬儀はどのようにして欲しいかを周りの人に伝えておくという人が増えています。結婚する時、どちらかがある程度の高齢だった場合、このようなことを考えておくのも不自然なことだとは言えなくなっています。

法的効力を求めるなら

婚前契約書といっても、ただ単に二人の間で作成しただけのものでしたら、法的な効力は発生しません。このため、離婚時の慰謝料や養育費に関することなど、きちんと契約を守ってくれるかは、相手の誠意に委ねられることになります。

もし、その時になって取り決めを守ってくれなくても、法的に威力を発揮しないため、困ってしまうことがあるかもしれません。

そんな状況を避けるためには、法律に照らし合わせて、私文書としての契約書を作成する必要があります。この場合、専門家に相談すると安心です。また、公証役場に持って行けば、「公正証書」という公文書になります。

ここまでするのは、いざという時には威力を発揮しますが、ちょっと躊躇してしまうかもしれません。

あくまでも”円満”のため

婚前契約書を作成する場合、やはり離婚時のことやお金のことなどを盛り込んでいるパターンが多いので、どうして結婚する時から離婚のことを考えるのか?と、違和感を感じる人もいると思います。

また、結婚前から、ルールでがんじがらめにすることを考えているの?という印象も与えるかもしれません。しかし、婚前契約書を作成する人達は、あくまでも円満な生活や、円満に事を進めるための取り決めをしておきたい、という前提であることが多いでしょう。

細かいことなど、様々なことを事前に想定してルールを作るので、こういった契約書を作成するには、色んなシュミレーションをすることが必要になりそうです。

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