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広告に騙されない人の「コスメの常識」①~保存料は敵?味方?~

Date:2013.09.24

化粧品の値段における、広告費の割合の高さは有名ですね。日々目にするCMやポスターの量を見れば、さぞ高い宣伝費をかけているのだろうと想像するのは簡単です。

しかし、私もいち消費者。利益がなければものは作れないわけで、製造コストだけを請求しなさいなどという横暴は言いませんが、高い値段が広告費のせいだとしたら、それはちょっと購入を考えてしまいます…。

本当に欲しいのは、値段にふさわしい品質で、効果があり、使って安全なもの、ではないでしょうか。広告に踊らされずに、私達が納得してものを買うためのヒントとして、今回は「化粧品の成分」に注目してみました。

化粧品の「保存料」、どんなもの?

化粧品とは多くの場合肌に触れ、ものによっては毛穴や肌から体内に入ります(皮膚の表面の角質層までの吸収に留まるという意見もありますが、これも体内と考えます)。食べ物も、体に入り吸収されます。そして、腐ったものを食べれば病気になります。

何が言いたいかと言うと、体内に吸収されるものは「腐る可能性がある」そして「腐ったものを吸収すると病気になる」ということ。これは化粧品も食べ物も同じです。手作りでもない限り化粧品に保存料が含まれるのは、仕方ないこと、そして必要なことだと言えます。

無添加化粧品って?

しかし、現実に「無添加」を謳うコスメは多いですよね?使用期限が定められ、早めに使い切ってほしいと注意されるコスメもありますが、それでもある程度は日持ちします。これはどういうことでしょうか?

よくよく考えてみると、化粧品とは水にいろいろと添加したものなので、無添加とは何を「添加してない」と言っているのか、ということが気になってきます。

そして調べてみると、実は現在無添加化粧品が「何を添加しないのか」という規定はないようなのです。一般的には、2001年3月まで定められていたアレルギーを起こすかもしれないとして表記が義務付けられていた成分102種類を、すべて含まない化粧品、と認識されています。

無添加化粧品に保存料は含まれない?

つまり、一般的な無添加化粧品とは、その当時指定されていた成分以外でできた化粧品です。102種類に含まれていない保存料であれば、添加されていても無添加と言って問題ないわけですね。

「パラベンフリー」ってどういうこと?

現在よく使用されている保存料のひとつとして「パラベン」が挙げられます。メチルパラベン、プロピルパラベンなど、パラベンの中にも種類がありますが、普通保存料の問題で話題にのぼる時は「パラベン」とひとくくりにされます。

このパラベンですが、無添加のところで先述した旧表示指定成分102種類の中の1つでした。つまり、アレルギーを発生させる恐れがあると考えられています。

そのため、現在でもパラベンを避ける人が多く、ナチュラルを謳うメーカーの中では「パラベンフリー」「パラベン無添加」と広告をうつことも少なくありません。

パラベンって危険?

そもそも、パラベンはどうして危険だと思われているのでしょうか。アレルギーが発生するかもしれないと旧表示指定されたのは、何と昭和40年代、今から40年も前のことなのです。

当時はパラベンの生成技術も今ほど進歩しておらず、不純物が混じることもあり、それがアレルギーが起こる原因だったのではないかと現在は考えられています。そして現在ではパラベンの質も向上し、防腐効果についても以前よりも極少量で済むように進化しています。

医療の世界でも、パラベンは長年使われ安全と証明された実績と、幅広い微生物に効くという防腐・殺菌力から、現在最も安全と考えられてるそうです。

パラベン以外の保存料

パラベンフリーと書いてある商品は、完全密閉の保存料不使用商品でもない限りは、他の保存料が入っているということになります。よく知られているのが、フェノキシエタノールやヘキサンジオール。

ただし、パラベンよりも防腐力が低いために、量を多くいれなければならないという難点があります。それでも、パラベンよりはイメージが良いという理由で採用するメーカーもあるそうです。消費者の意見で商品が改良されるのは万々歳ですが、この場合は考えてしまいますね…。

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