• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

お肉好き女子に警告!アメリカでは神戸牛は売られていても食べられません

Date:2012.11.02

「アメリカ旅行の楽しみは日本ではなかなか食せないでっかいステーキを食べること!」女友達が声を大にして言います!でもせっかく食べるのであればジューシーでやわらかい、おいしいお肉を食べたいものですよね!

肉好き、ステーキ好きのアメリカ人たちも同じように考えています。そこへ日本の神戸牛の登場です!アメリカでも数年前から富裕層を中心に日本の神戸牛に注目が集まり、おしゃれなビストロや高級レストランのメニューにKobe Beef(神戸牛)がお目見え。

でも最近なにやら雲行きがあやしい!実は神戸牛とうたっているのに本物の神戸牛ではないという記事が出てしまい、アメリカの神戸牛愛好家たちに旋風が巻き起こっているのです。

アメリカで友達と一緒に食べた神戸牛は一体何?

独身貴族の女友達がアメリカに遊びに来た時に、「何が食べたい?」と尋ねたら開口一番に「おいしいステーキが食べたい!」と言いました。彼女がステーキ?と少々驚きでしたが、日本では気軽にそれもおひとり様でステーキが食べたくても食べに行けないと言いました。

まあ女性一人でステーキを食べるのも周りの目が気になるし、そこまでして食べることないか…となるようです。または自分ひとりでステーキ肉を買って家で調理して食べるのもなんだかむなしくなる…ということで、なかなか手の出ないメニューらしいのです。

そこで、ここ、自由の国アメリカで、本場のステーキを人の目も気にせず思いっきり食べてみたい!というのが彼女の希望でした。そうだったのかぁと不思議と納得し、近所のおしゃれなビストロへ彼女を連れて行きました。ここはステーキもおいしいお店だと評判で、さっそく食事をすることになりました。

もちろんこのお店のメニューの中に”Kobe Beef”の文字がくっきりと出ていたのは言うまでもありません。おいしいステーキを希望していた彼女に、値段が他のステーキに比べると割高だったのですがこのKobe Beefを注文し、さっそく一緒に食しました。

もちろん、おいしく食べることができましたし、高級な外来品(アメリカから見たら外国産ですので…)を頂いたという満足感でいっぱいでした。それから月日が経ち、最近アメリカの有名な経済誌FORBES(フォーブス)に神戸牛の記事が出ていたので読んでみて、思わず目が点になってしまいました!

なんとアメリカでの神戸牛については食品偽証をしているというのです!…ということは、あの時私たちが食べた肉は何だったのでしょうか?

なぜアメリカで最高品質の神戸牛が食べられないの?

FORBESは日本版も出版されているのでご存知の方は多いはずです。経営者やビジネスマンが好んで読まれるこの経済雑誌に突如と現れた「神戸牛」疑惑問題、興味津々に読み進んでいきました。

さてここで疑問がもたげてきました。世界のビーフで品質、味、ともにトップクラスだと絶賛を受けている神戸牛のどこがすごいのでしょう?ちょっとここでひも解いてみます。

神戸肉流通推進協議会によると但馬牛(たじまぎゅう)の中でも霜降りの度合い、肉の色、きめ細かさ、しまりぐあい、脂の質などの総合評価の等級A・B/1~5の間の4以上の肉のことを神戸牛と呼ぶそうです。牛の血統の良さはもちろん飼育方法も心血注いでいるので非常に品質の高いお肉になるのは当然のことです。

世界にも通用するこの神戸牛は実はアメリカでは2010年4月22日より輸入や個人の持ち込みを禁止しています。正しく言えば牛肉類の輸入、持ち込み禁止です。原因は同年の2010年3月に宮崎県で発生した口蹄疫(こうていえき)の流行にあります。

日本では2010年7月4日に終息したと言われていますが、米農務省(USDA)では未だに危険とみなし禁止しているようです。私たちは2011年に神戸牛と表示されたステーキを食べたので、本物ではなくすっかり騙された形となったわけです。

現在のアメリカでの神戸牛表示は?

現在、日系のスーパーのお肉売り場に行ってみて注意深くビーフの商品名を見てみると「Kobe style(神戸風)Beef」と記載されていました。場所によってはAmerican Kobe Beef(アメリカ産神戸牛肉)」などにしているところもあるそうです。

和牛自体1976年に日本より渡米してきて飼育されており、それ以来、交配がおこなわれ増やされています。この牛たちのことも上記の名で販売されているのでしょう。神戸牛と名がつけば売れるお肉なので、苦肉の策とはこのことなのかと思いました。

レストランやスーパーなどで心ない経営者でしたら「Kobe Beef」と表示しているところは今もあるかもしれませんが、自己責任の国という一面もあるので、消費者のほうが気をつけるしかないですね。

またアメリカでこの偽証を取り締まることが出来ていない背景に日本では神戸牛という商標登録がアメリカでは認証されていないという問題も挙げられています。なお、2012年夏(現在)、神戸牛はマカオと香港へ輸出しているので海外ではこの2か所で、本物の神戸牛が食べられるようです。

この記事をシェアする

関連記事

コメント