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高齢出産は何歳から?高齢出産のリスクと危険性について

Date:2016.04.13

shutterstock_364954439高齢出産は、妊娠中から出産するまでの間に大きなリスクを伴うと言われているので、不安になったり、年齢によっては妊娠自体を控えるように考えてしまう事があります。

しかし、何歳から高齢出産でどんなリスクがあるのかを詳しく知れば、安心して出産する事も出来ますし、不安ばかりが付きまとうものではありません。

高齢出産は何歳から当てはまるの?日本婦人科学会の定義

高齢出産と言う言葉を近年ではメディアでも取り上げられる事が多くなりました。

日本では、日本婦人科学会と言うところで、高齢出産についての定義を定めていますし、明確にその理由やリスクなどもオープンにしています。

なぜ高齢出産が増え、こうした定義が定められたのでしょうか?

高齢出産についての日本婦人科学会での定義とその内容

日本婦人科学会では、35歳以上の初産婦の事を高齢出産と定義しています。

しばらく前までは30歳以上の初産婦の事を高齢出産と定めていたのですが、平成に入ってから35歳に引き上げられたものです。

この理由としては、

  • 30歳以上の初産婦が増えた
  • 海外でもWHOを始めとして35歳以上と定めている

という背景から同様の措置を取っています。

35歳以上の初産婦に対して使われていた高齢出産と言う言葉は、近年では初産婦に限定しないで、経産婦でも35歳以上で妊娠をした場合にも使われるようになりました。

妊娠や出産の経験よりも年齢を重視していると言う事が良く分かります。

なぜ高齢出産は増えたの?高齢出産の現状はどうなってる?

高齢出産はなぜ増えたのでしょうか。

それは女性の社会進出が進んで、

  • 女性が1人でも生計を立てやすくなった
  • 仕事のために結婚や妊娠、出産を先送りすると言う女性が増えた

ためです。

それによって高齢出産はそう珍しいものではなくなったのです。

近年ではこうした理由から晩婚化も進み、高齢初産婦が増加していて、高齢出産に対する医療面での進歩も見られるようになりました。

そのため高齢出産だからと言って母子共に危険な状態になると言う事は少なくなり、妊娠中の母体への影響についても早期に発見できる体制が整っています。

早期に母体の合併症や高血圧、妊娠高血圧症候群などを発見して管理する事が比較的出来るようになったので、その対処も迅速なものへと変化してきています。

例外的ですが超高齢出産をする女性も珍しくはない現実がある

高齢出産が35歳以上なら、超高齢出産とは50代以上の女性が妊娠して出産に挑む事を言います。

妊娠や出産に関しての医学の発達から、精子や卵子を凍結保存する事が出来るようになり、妊娠に必要な女性ホルモンを注射などで投与し続ける事で、仮に閉経していても妊娠や出産する事が可能となったのです。

不妊で子宝に恵まれない夫婦にとっては画期的な医学の進歩ですが、一方では生命倫理などの面からは問題視される事があるのは判断に難しいものがあります。

しかし、40代で高齢出産に挑もうとしている女性にとっては、「もう妊娠出来ないかもしれない…」と言うプレッシャーを軽くしてくれるものでもあるのです。

高齢出産にはどんなリスクがあるの?母子共にリスクがある?

高齢出産にはリスクがあると言われていますが、これは個人差があり、全ての高齢出産に挑もうとする女性に当てはまる事とは言い切れません。

元々の母体の状態や、妊娠に至った経緯などによっても違いが出てきます。

どんなリスクがあるのか、母子ともに危険な状態にさらされるのか、詳しく見て行きます。

高齢出産に伴うリスクの種類

高齢出産に関係してくるリスクとしては次のようなものが挙げられます。

流産の可能性の増加
通常、妊娠に対して前妊娠の10%から15%程度は自然流産の可能性があります。特に高齢出産では無くても10人に1人は流産の経験をする可能性があると言う事です。

しかし、高齢出産になると20%近くに流産率が高くなる事が分かっています。

この理由としては、

  • 卵子の老化
  • 受精卵の先天性異常
  • 胎児の先天性異常

が考えられます。

これは女性の体の中では一生のうちに排卵する数が決まっている事や、年齢によって卵子の質が落ちてくる事が主な原因で、100%の予防が出来る方法はありません。

胎児の先天性異常の発症率が高くなる
高齢出産の年齢に当てはまる年齢での妊娠では、胎児の先天性異常の発症率が高くなります。

しかし、これは若い世代に比べての話です。加齢によって影響が出やすいのは、染色体異常によるダウン症で、これもまた100%予防する方法はありません。

そして、近年では、出産の前に、出生前診断(羊水検査)を受ける事で、お腹の胎児に先天性異常があるかどうかを調べる事が可能ではあります。

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
主な症状として、むくみや尿たんぱくが出たり、高血圧な状態になる、1週間に500グラム以上の体重増加などがあります。ひと昔前までは妊娠中毒症と呼ばれていました。

高齢出産の場合は、高血圧になる確率が20代の1.8倍にもなると言われています。

ただ、早期発見をして

  • 食事や栄養の指導
  • 体重管理

を行う事で、ある程度落ち着いた状態を保つ事が出来ます。

必ずしも高齢出産の方の全てに当てはまるというわけではありませんが、加齢による内臓機能の低下や妊娠による体の変化によって引き起こす可能性が高くなるのです。

常位胎盤早期剥離の発生率の増加
常位胎盤早期剥離は、母体と胎児を繋いでいる胎盤が早い段階で剥がれてしまう事を言います。

通常なら妊婦全体の1%ほどのリスクですが、妊娠高血圧症候群が原因となって起こる可能性が高くなります。

妊婦高血圧症候群は先にも触れたように高齢出産では発症率が高まるので、必然的に常位胎盤早期剥離も発生する可能性が高くなります。

母子共に、命の危険が伴うので、早期に見つかった場合は医師の指導の元で、帝王切開での出産をします。

帝王切開術による出産
高齢出産をする場合には帝王切開をする事が多くあります。これは、年齢に伴う体力的な理由もありますが、出産によって母体のリスクを減らす目的もあります。

近年では、高齢出産の方は帝王切開を進める、または率先して帝王切開を行うと言うクリニックもあります。

妊娠率が低下して妊娠しにくくなる
加齢によって精子も卵子も老化します。質が下がると言うと分かりやすいでしょう。

精子や卵子の質が低下してくると、例え母体の中で受精したとしても、着床率が下がると言う事が報告されています。

20代の不妊の確率が数%なのに対して、40代では60%以上になると言うデータもあります。

このデータを考えると、1年間に12回しか妊娠のチャンスが無いのに、高齢出産の場合は毎月のチャンスではなくて、わずか4回から5回程度のチャンスしかないと言う事になります。

母子共にリスクがあると言われる高齢出産、本当はどうなの?

先天性異常や妊娠高血圧症候群と言う母子共にリスクがあります。これには前述したような理由があり、全ての高齢初産婦に当てはまる事ではありません。

ただし、20代の妊娠・出産に比べてその発症率が数%上がると言う事実がある事は確かです。

そのため、本当のところはどうなのかと言うと、やはり、妊娠前から体調管理に気を付けるべきです。

高齢出産にはメリットもある?それはどんな事でしょうか?

高齢出産には前述したようにさまざまな母子共にリスクがある事が分かりました。

しかし、リスクはありますが、妊娠や出産をしない方が良いと言う事ではありません。

高齢ならではのメリットも存在していますし、出産後の母体についても変化があります。

高齢出産は母親のメンタル面が充実、精神的余裕がある

高齢出産と言うと、35歳以上の女性の妊娠や出産の事を指す事は説明した通りです。

一般的に女性は35歳以上になると、一通り社会経験も積んで、20代の女性には無い精神的な余裕や安定が生まれるようになります。

そのため、妊娠中のトラブルがあったとしても、それに対してヒステリックになるような事も少なく、全てを受け入れて冷静に対処しようとする姿勢もあるのです。

ある程度は不安でも、余裕のある考え方や対処が出来るので、比較的穏やかなマタニティライフを過ごす事が出来ます。

高齢出産は体力には自信が無くても経済的余裕がある事も

どうしても高齢出産は体力的に厳しいと言う女性が多いものです。しかしそれを補うように、経済的余裕がある場合が多く見られます。

35歳以上になるまで仕事を頑張ってきたと言う女性は特に、自信のない体力面をカバーするだけの経済力があるものです。

ベビーシッターや託児所を利用する事も体力面をカバーする事が出来ますので、出産後もある程度の余裕がある事がメリットです。

高齢出産によって若返る?アンチエイジング効果も期待

高齢初産婦にとって、高齢出産を控えている時には想像もしがたいような大きな不安を感じるものです。

しかし、妊娠中に体内で起こる女性ホルモンの変化や、無事に出産が出来たと言う安心感を得られる事で、精神的にも満たされるようになり、美肌や活力の溢れる女性として大きく成長する事が出来ます。

マイナスなイメージが大きい高齢出産も、さまざまな面で気を付けていけば、無事に出産する事が出来ますし、それによって生まれ変わったような女性としての自信や魅力を取り戻す事が出来ます。

高齢出産の年齢についてとリスク、メリットに関するまとめ

高齢出産は平成に入ってから年齢が35歳に引き上げられ、晩婚化した日本社会にも国際基準で対応するようになりました。

高齢出産はさまざまな母体と胎児に対するリスクがありますが、それも早期に発見するよう、医学の進歩が進んでいるので、サポート体制もそれに伴って進歩しています。

確かにリスクがある事は間違いありませんが、さまざまな努力や健康管理によって、無事に出産出来る確率も決して低くはありません。

また、無事に出産した事によるメリットもありますし、不安ばかりではない事を覚えておくと良いでしょう。

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