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首コリで起きる症状は連鎖する?!代表的な8つの症状に注目

Date:2017.10.20

「首コリって肩コリの延長でしょう?放っておけば治るんじゃない?」

ボディケアについて、よくこんな質問を頂きます。体のケアに関わる仕事をしている人の多くはきっと、「とんでもない!」と首を横に振るはずです。

首は日常的に頭部を支え、肩から下の胴体や四肢との橋渡しをしている重要な器官です。つまり、ほとんど休む暇なく働いている場所ですので、一度首がガチガチになってしまうと放置しても勝手に良くなるということはほとんどありません。

それだけではなく、首のコリの状態が悪ければ、それだけでもひどく不快な様々な症状を呼び起こすことさえあります。

  • 体調が悪く病院に行ったのに、原因がハッキリわからなかった
  • 最近顔つきが昔と違う気がする
  • 漠然とした不調をずっと感じている

このようなことにお心当たりはないでしょうか?実はこれらは首のコリが起因していることも非常に多いのです。

首のコリが引き起こす様々な症状に当てはまるかどうか、ぜひ症状をチェックしてみてください。


首コリの連鎖反応で起こるいくつもの症状

首には様々な神経、大動脈などの血管、のどや甲状腺などの器官、筋肉群がひしめいています。コリはそれらを一緒くたに圧迫してしまいますので、コリ感だけでなく内科的疾患のような症状も引き起こします。

原因がよくわからないままのあなたのその症状、もしかしたら首のコリがひとつの原因かもしれません。

1)めまい、耳鳴り

めまいや耳鳴りは首コリ起因の症状として非常によくあるもの。最も発生しやすい時間帯は夕方以降など、日中の疲れが体に出てくる時間帯が多いですが、人によっては慢性的に起こる場合もあります。

首のコリが自律神経系や、大動脈を含む多数の血管を圧迫することにより神経の働きに誤作動が生じ、自律神経失調症の症状を起こしている場合に多くあります。

<めまいの症状>

  • ふわふわと足元が浮かぶような感じで、2〜3秒で治まる
  • 一瞬グルングルンと回転するようなめまいが起きるが、一過性である
  • 座り姿勢から立ち上がった時に、視界が白くなるような立ちくらみ

<耳鳴りの症状>

  • 低音、あるいは飛行機が遠くで飛んでいるような甲高い「キーン」という耳鳴りがする
  • 風が耳の中で吹いているような「ゴォー」という音がする
  • セミの鳴き声のような「ジージー」という音がする
  • 音は感じないが、耳が詰まっているような気がする

感覚的な症状なので個人差はありますが、自律神経失調症の場合これらの症状が断続的に起こることが多いと言われています。また、めまいだけの人もいれば、めまいと耳鳴りが両方同時に起こる人もいます。

めまいや耳鳴りは基本的に耳鼻科の診察領域です。一度診察を受け、内耳や中耳に特に異常が無いという場合には自律神経失調症の症状かもしれない、という意識も持つようにしてみましょう。

2)頭痛や動悸

前触れ無く現れる頭痛は日常生活にも大きく影響をしやすく、非常に厄介なものですよね。実はこの頭痛も、首コリによって現れる場合があります。

慢性頭痛は大きく分けて2種類に分類されます。

  • 筋緊張型頭痛
  • 片頭痛

首コリによって起こるのは筋緊張型頭痛で、首や肩周囲のコリによって血流が悪くなり、脳へ運ばれる血の量が足りなくなった時に起こると言われています。

  • 孫悟空の輪っかをつけられたような締付け型の痛み
  • 数分で治まることもあれば、3〜4日続くこともある
  • 長時間パソコンを見るなどした後に起こりやすい
  • 頭痛が始まると動悸も同時に起こることがある

こうした頭痛が始まるとその痛みそのものがストレスとなり、そのストレスが原因でまた頭痛を呼ぶ…という痛みのループを起こしてしまう人も多く、根本原因がつかみにくいために精神的に追い詰められる場合もあります。

頭痛は内科や脳神経科、あるいは最近では「頭痛外来」といった専門科もあります。まずは検査をしっかりと受けた上で、危険な病気の兆候がない場合は筋緊張型頭痛の可能性を否定せずにストレッチやマッサージで日常的にケアをするようにしてみてくださいね。

3)腰痛、肩こりの悪化

首コリを放置することで最も影響を受けるのが、肩や腰など他の部位の筋肉群です。

首(頚椎)がコリによって歪んだり傾いたりすると、そのアンバランスな状態を補おうとして肩や腰の筋肉が過剰に収縮反応を起こし、不安定な首を支えます。この時間が長くなれば、首をサポートしている肩や腰の筋肉にも深刻な疲労が蓄積し、いわゆる急性症状を起こします。
  • ぎっくり腰
  • 腕が上がらない、しびれる
  • 背中のしびれ、痛み

首コリを起こしている人の大半は筋力不足であったり運動不足であったりと、元々「こりやすい」状態にある人が多いので、首コリによって雪だるま式に悪化していきやすいとされています。

  1. 元々肩コリや腰痛がある
  2. 肩や腰をかばおうとして首に力が入り、良い姿勢を保てない
  3. 首にコリが生じた為に肩や腰に不要な負荷がかかる
  4. 元々の肩コリや腰痛が悪化する
  5. 悪化した肩コリや腰痛の負担を軽くしようと首が更にかばってしまう

エンドレスな悪循環になってしまうのは言うまでもありませんね。肩コリ、腰痛を起こしやすいと感じている人は生活習慣の見直し、セルフケアの習慣化を目指し「早くコリを解消出来る体づくり」を目指すようにしましょう。

4)神経痛のトリガー

首には多くの神経が集まっています。その神経の上に首コリができてしまったら、神経叢は圧迫され不快な痛みを生じさせることもあります。

  • 頚椎症性神経根症
  • 後頭神経痛
  • 顔面神経痛(三叉神経痛)
  • 上腕神経痛
  • 肋間神経痛 など

神経痛といっても、ただ「痛い」というだけではなく、感覚異常を起こしてしまう場合もあります。

何もしていないのにひんやり冷たく感じる、熱っぽい熱さを感じる、触れている部分の感覚が弱い、力が入りにくいなど、非常に漠然と、ですが確かな違和感がある場合も神経系統に異常が起こっている可能性が高いです。

痛みの種類も複数あり、「チクチク」「ピリピリ」という表現を使う方もいれば、「キリキリ」「絞られているような感じ」「ザラザラとしたものが体中を流れているような感じ」と、耐え難い痛みを訴える方もいます。

日常感じないような違和感や痛みを感じた場合、整形外科、神経科などで検査を受けるようにしましょう。神経系統に異常がある場合は自己対処で悪化させてしまう場合も多いので注意が必要です。

5)顔の輪郭や肩の高さなどの骨格の歪み

意外と気にされる方が少ないのですが、顔の輪郭や肩の高さに左右差がある、と感じることはないでしょうか。実はこれも首コリが起因していることがあります。

元々人間の体は左右非対称です。左右のバランスは少なからず違いがあるのが普通ですが、ぱっと見てすぐに違いがわかるほどの左右差は「歪み」であることが多いのです。

首コリが生じると、人間は無意識にそのコリを避けようと「コリの少ない側」に頭を傾けます。すると傾けた頭部のバランスを保とうとして、一部の筋肉が異常に発達、あるいは衰退したりします。神経系統にも同じことが言えます。

こうして筋肉量や神経伝達物質、血流量に左右差が生まれ、発達の違いは「歪み」として目に見えるようになるのです。

  • 大人になってから左右の目の大きさに違いが出てきた
  • 顔の輪郭やパーツ(眉など)の位置が左右で極端に違う
  • 鎖骨の角度や肩の高さが違う
  • 右(左)の肩にかばんをかけるとずり落ちてしまう

このような極端な左右差を感じた、あるいは他者から指摘された場合、自分の姿勢の見直し、習慣の見直しを行い姿勢を正すことを心がけてみて下さい。また、コリの左右差を無くすことも解消への近道です。

6)呼吸がしにくい、浅くなるなどの循環器系の違和感

首の筋肉はただ頭部を曲げたりひねったりするだけでなく、鎖骨や肋骨を引き上げて肺や気道を大きく拡げるという呼吸補助の役割も果たしています。この呼吸補助筋群のことを【斜角筋(しゃかくきん)】と言います。

この斜角筋周囲にコリが出てきてしまうと、可動域が制限されたり収縮がうまく出来なくなったりして、呼吸補助筋としての力を十分に発揮できなくなることがあります。

斜角筋が助けてくれないために鎖骨や胸骨、肋骨が十分に広がらず、気道や肺に入ってくる酸素量が少なくなります。その結果「息苦しい」「呼吸が浅く、早くなる」といった非常に苦しい状態が起こります。

また、このように十分な呼吸が出来ていない状態が長く続くことで脳への酸素提供量も低下し、集中力の低下、不眠、イライラ、うつ状態、自律神経失調症などの症状へと移行してしまう場合も多くあります。

呼吸は健康に生きていく上で絶対に欠かすことが出来ない生命維持機能。健やかな状態を支えていく上で、首の筋肉が非常に重要な役割を果たしているのです。

呼吸がしにくいと感じたら、内科、循環器内科、呼吸器科で異常がないかを確認しましょう。

異常が見つからなければ、首全体の可動域を向上させる運動やストレッチ、マッサージケアなどを日常生活の中に組み込んでみて下さい。

7)頭部や顔の血行不良がくすみやクマを呼ぶ

毎日ちゃんとスキンケアをしているのに、顔色が悪かったりくすんだ感じが取れなかったり…それはお肌の調子ではなく、首の調子が悪いのかもしれません。

首には太い動脈があり、そこから新鮮で酸素がたっぷりの血液が頭部に運ばれていきます。しかし首コリがひどい場合、この血液がうまく循環できずに顔や頭皮の血流を妨げてしまいます。

こうなると必然的に顔色が悪くなりますし、代謝が悪い=肌のターンオーバーも乱れがちになるためくすみや肌荒れ、クマの原因にもなります。

また頭皮の血行不良は抜け毛や細毛などの原因ですから、ハリやツヤ、コシのある健康な美髪作りの障害にもなります。

アンチエイジングをしたい!と思っていても、首がこっている状態では様々なエイジングケア対策の効果も半減してしまうのです。スキンケアを念入りに行うのと同じくらい、首のケアも丁寧に行いましょう。

化粧水や乳液をお顔につけてフェイシャルマッサージをする方は多いと思いますが、その延長として3〜5分首周りのリンパの流れを良くするようにさすったり、首を回すなど血行を良くするストレッチを取り入れてみて下さいね。毎日行うことで、顔だけでなく首のシワやくすみまで取れやすくなってきますよ。

8)漠然とした症状「不定愁訴」にも首コリの影

ここまで様々な症状を代表例としてご紹介しましたが、これには当てはまらないけれど漠然とした不調がある…という方もいらっしゃると思います。

病院にかかっても「異常はない」と言われ、原因がはっきりしなくてモヤモヤしていませんか?

原因を定められず特定の病気と認定できない状態であったとしても、健やかさを感じない、不調が際立っている症状を訴える人は決して少なくはありません。こうした症状のことを【不定愁訴(ふていしゅうそ)】と言います。

ほとんどの場合、原因が定められないものは「一過性」「ストレス性」とし様子見となってしまうことも多いのですが、本人は痛みやだるさを自覚しているわけですから、非常につらい状態であることは間違いありません。

しかしこのつらさも周囲になかなか理解してもらえず、不安と焦燥感だけが募ってしまいます。こうなると更に別の病気を呼び込んでしまう可能性も否定はできません。

首には多くの大切な器官や組織が集まっていることはくり返しご説明したとおりです。このコリが原因となって予想もしなかった不調が出てきても、全くおかしな話ではありません。

  • 眠れない、眠っても疲れが取れない
  • 漠然とした不安感、憂鬱な状態が続く
  • 更年期障害のようなのぼせ、発汗、震えが起こる
  • 胃腸の不快感、便通の不調がある
  • 長時間集中できない、イライラが抑えられない

原因がはっきりしないのに、このような日常生活に大きな影響を与える症状があったらきっと誰でも不安ですし、毎日が辛くなります。「もしかしたら首に原因があるのかも?」と考え、セルフケアを実践してみてください。

なお、不定愁訴自体が「本質的な不調の先触れ(超初期症状)の状態である」と考える医師もいます。

不定愁訴の裏には必ず原因がありますが、人間には自己防衛本能や自然治癒力が備わっているために「かろうじて病気を抑え込めている」状態なのかもしれません。

そして首は人体の生命線ですから、その紙一重の状態を敏感に感じ取ってSOSを出している可能性もあるのです。

首コリを軽視、無視してはならないという理由は、このような「超初期状態」である可能性も否定はできないからなのです。

首コリのセルフチェック!あなたは首コリを起こしていませんか?

首コリにはいくつかの特徴があります。肩コリと同様に特に何もしていなくても自覚症状がある場合もありますが、小さい筋肉群の集まりであるため自覚しにくいという人もいます。

まずは特徴を覚えて、当てはまるところがないかをセルフチェックしてみましょう!

1)上や下を向いた時に違和感がある

普通にしていると感じにくいコリですが、首を傾けるとコリが他の筋肉や神経を圧迫し、痛みや違和感を感じさせる場合があります。

  1. 首を左右の真横に倒します。左肩に左耳を、右肩に右耳をくっつけるイメージで出来る限り曲げてみましょう。標準的な目安は50度と言われています。20度〜30度程度で首に違和感があれば、首コリが生じている可能性があります。
  2. 次に上下に首を曲げてみます。真下に向く動きはおおよそ60度、真上を向く動きは50度程度と言われています。
  3. 最後に左右に首を回旋してみましょう。鼻と肩の方向を合わせるように横を向きます。可動域の標準は左右ともおおよそ60度程度です。

首の可動域を調べる時には次のことに注意して下さい。

  • 肩をすくめたり、腰からひねるなど他の部位は動かさないようにして下さい。あくまでも【首だけを動かす】のが、可動域を調べるポイントです。
  • 首を動かした際に腕や指先、背中にしびれを感じたり、吐き気が現れるなどの症状が起こる時には無理に自分で動かさず、整形外科のある病院に行きましょう。

    急性症状や頚椎ヘルニアなどの状態を起こしている可能性があります。

  • 首を曲げる、回旋させる時には呼吸を止めないように気をつけ、ゆっくりと行いましょう。激しく急激に動かすと負荷がかかり、首筋を傷めてしまう可能性がありますのでご注意下さい。

首は非常にデリケートな部位です。注意点を必ず守り、首を傷めないように十分に気をつけながらチェックしてみてくださいね。

2)写真に写る自分の首が傾いている

日常的なちょっとしたポイントでも首コリを見つけることもできます。

非常に有効なのが「写真」。最近はどこを歩いていても”自撮り”している人の姿を見つけることが出来ますが、首コリを見つけるには自分の頭部の角度を観察してみて下さい。

  • 特に意識せず、まっすぐに立っていたはずなのに無意識で首が傾いている
  • 笑顔になると、口角の高さが違うなどの左右差がある
  • 肩の高さが左右で違う
  • 横顔写真では、顎が前に突き出ている
顎が前に突き出ている場合、頚椎(首の骨)がまっすぐになってしまうストレートネックという症状を起こしている可能性もあります。ただ鏡をみているだけでは気づきにくい症状ですが、写真を見ると分かる場合もあるのです。

写真は歪みを見つけるのにとても有効な手段です。体の歪みを見つけたい時に、力を抜いて自然体で一枚パシャリと取ってみて下さい。

首コリによって起こる症状は長期化しやすい!

首コリは案外と怖いものであるということはご理解いただけたでしょうか?気づきにくい、理解されにくい症状ですが、こうしてあらゆる不調を招いてしまうトリガーポイントでもあるのです。

しかし、首コリの最も恐ろしく厄介なポイントは「症状が改善しにくい」というところ。

最初に申し上げたとおり、首は生涯を通じて「完全に休む」ということが出来ない部位です。寝ている間でさえ、頭の重さを支えながら血液を運び、代謝を促し、呼吸を補助しています。

その上、普段の姿勢や荷物の重さなどによっても大きな影響を受けるわけですから、5分マッサージしたくらいではすぐにコリが戻ってきてしまいます。

首コリを改善するにはいくつもの対処策を同時並行で行う必要があります。

  1. 明らかな原因となる他の疾患はないかを整形外科などで検査する
  2. 定期的にマッサージを受ける、セルフマッサージを行う
  3. 座り姿勢、立ち姿勢などを改善する
  4. 背筋や腰など全身の筋肉を強化する
  5. 血行促進・代謝向上を促す食生活を意識する
  6. 自律神経の乱れを防ぐため、規則正しい生活を心がける

「全部なんて無理!」という悲鳴が聞こえてきそうですね。私でさえこれを全部一度にやろうとしても無理だと思います。

まずは1〜2個、出来そうなことから挑戦してみてください。定期的にマッサージを受け筋肉のコリを緩和しながら、セルフケアを習慣づけるだけでもOKです。

「ケアをする」という習慣がついてから、徐々に簡単な筋トレを1日5分からでも始めてみましょう。

▼首コリの解消法についてはコチラも参考にしてください!

首こり解消法の記事のトップ画像キャプチャ

習慣や姿勢を変えるのは短期間では難しいもの。ですが、「変えたい」「改善したい」意識があるのとないのでは全く違います。

まずは「定期的なマッサージで自分の体を労る」ということから意識改革を始めてみませんか?

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