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ちょっとひと手間で食費を節約!今すぐ使える食品保存法

食品保存法

スーパーのセールで食材を買い込み、得をしたつもりがいつの間にか傷んでしまって逆に損をした、という経験はありませんか?

暑くなるこれからの季節は特に食材が傷みやすいので、食費のロスが多くなりがちです。

しかし保存方法を工夫すれば、同じ食品でも長持ちさせることができ、無駄を減らすことができるんです。今回はそんな簡単で使える食品保存法を、一挙にご紹介します。

なぜ食品は傷むのか?まずは基本的な知識をおさらいしましょう。

食品が傷む最大の要因は微生物です

細菌やカビなどが繁殖することで腐敗や異臭を引き起こし、ひどい時は食中毒の原因にもなります。

微生物が増殖するには、環境に一定の条件が必要です。その条件とは、以下の3つが大きく関係します。

温度
細菌は30から35度程度、カビは25から25度程度で最も繁殖すると言われています。微生物は一般的に高温で死滅し、低温では増殖しないので、特に夏場は冷蔵庫での保存が有効です。
酸素
カビや細菌が増殖するのには酸素が必要です。逆に酸素のない密閉容器などでは、微生物の増殖を防ぎ、食材の腐敗を防ぐことができます。
水分
酸素と同じく微生物の増殖に必要なものです。乾燥した食品が腐敗しにくいのは、水分をほとんど含んでいないからです。

微生物は人の手などどこにでも存在するものなので、食材を扱う時は手をよく洗い、包丁やまな板なども必ず洗ってから使うなど、不衛生にならないよう心がけましょう。

少しの工夫でこんなに違う!野菜の鮮度を保つコツ

冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと、すぐにしなびたり乾燥したり、芽が出てしまったり……。野菜の保存って難しいと思っていませんか?

実はすべての野菜が冷蔵庫保存に向いているわけではなく、最適な環境は種類によって違います。それぞれの長持ちさせられる保存方法をまとめました。

キャベツ・レタス
水分吸収のよい紙を詰めることで、野菜に水分が戻り長持ちします。
玉ねぎ・じゃがいも・さつまいも・かぼちゃ
これらの野菜は、温かい場所で育っているため、低温環境は苦手。最適の温度は10から14度なので、丸ごとの場合は風通しのよい冷暗所に保存しましょう。玉ねぎはかごやストッキングに入れて吊るしておくのがおすすめです。

切った後はラップに包み、冷蔵庫の野菜室で保管してください。

にんじん・大根(葉が付いている場合)
葉の付いた状態で買ったにんじんや大根は、葉から養分や水分が吸い取られていくので、すぐに葉と根を切り離して、別々に保存しましょう。
ほうれん草や小松菜などの青菜類
青菜類は水分が奪われやすいため、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙にくるんで、冷蔵庫に立てて保存するのがベスト。
きのこ類
きのこ類は冷凍にすると旨味が増すと言われています。使い切れずに余った場合は、石づきを取り、使いやすい状態に切って冷凍しましょう。使う時は解凍せず、凍ったまま調理した方が美味しく仕上がります。
トマト・なす・ピーマン・きゅうりなどの夏野菜
トマトやピーマン、きゅうりは丁寧に水気をふき、ラップやビニール袋で包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。なすは水気が蒸発しやすいので、ラップに一つずつ包んで野菜室に入れてください。
ただし冷やしすぎには注意が必要です。あまり低温の状態で長く保存すると傷んでくるので、3から4日で食べきるようにしましょう。余る場合は冷凍保存がおすすめです。
白菜やねぎなどの冬野菜
白菜は新聞紙で包み、冷暗所に立てておけば冬場なら3週間程度は保存が可能。外葉から使った方が長持ちします。残りの部分は芯に切り込みを入れ、水を含んだ新聞紙を挟み、ラップで包んで野菜室に立てて保存してください。

ねぎは白と緑の部分に切り分け、ビニール袋に入れて野菜室で保存。小口切りなどにして冷凍しておけば、1ヶ月ほど保存ができ、しかもすぐに使えるので便利です。

茹でるより生の方が長持ち?勘違いしやすい卵の保存方法

加熱した方がいいからと、卵を茹でて保存してはいませんか?

実は卵を茹でると、白身の中に含まれる、黄身を守る成分の働きが失われて、早く傷んでしまいます。なので、卵を長持ちさせたいなら生のまま保存が正解。

卵の向きは尖った方を下にして保存するとよいでしょう。これは、卵の尖っていない方に呼吸のための小さな空間があるため、古くなって黄身が浮き上がってきても、直接殻に触れるのを防げるためです。

また、卵は冷凍保存も可能です。そのままで冷凍する「冷凍卵」は、黄身がモチモチで美味しいとブームになりましたね。

幅広い用途に使うのならば、卵を割って黄身と白身を混ぜ、密閉容器などに入れて保存すると便利です。

冷凍庫をうまく活用して、お料理時間も食費も節約!

せっかく大きな冷凍庫があるのに、中身はアイスクリームや冷凍食品しか入っていない、ということはありませんか?

実は多くの食品が冷凍保存が可能です。生では無理なものでも、加熱調理すればOK。

野菜を大量にもらったりしてすぐに使えない時は、ご家庭の冷凍庫をうまく活用することで、食材の無駄を防ぐことができます。

パックごと冷凍はNG?意外と知らない肉・魚の冷凍保存法

肉や魚を保存するために冷凍している人は多いと思いますが、パックごと冷凍庫に入れてしまっていませんか?

パックごと冷凍すると、付着している水分や血液が微生物繁殖の原因になります。

ちょっと面倒ですが、冷凍する時はキッチンペーパーで丁寧に水分を拭き取り、小分けにしてラップで包んだものを、保存袋にまとめて冷凍しておくといいですよ。

さばいていない魚は内蔵を取り出し、塩水で洗ってから保存してください。

また加熱したり、味噌漬けにするなど下味をつけて冷凍することでさらに保存期間は長くなります。

魚ならば冷凍すれば1ヶ月程度、肉だと2週間から1ヶ月程度が保存期間の目安です。安い時に買いだめしておいて、少しずつ食べると経済的ですね。

美味しく食べるにはコツがある!パンやごはんの正しい冷凍方法

余ったパンやごはんを冷凍している人は多いと思いますが、ご飯をタッパーに入れたり、食パンを袋ごと冷凍していませんか? 食べた時の味に大きく違いが出るので、正しい方法を覚えましょう。

ごはん
でんぷんは冷めると老化して味が落ちてしまうので、温かいうちに空気に触れないよう、ラップで包んでしまうのがベスト。
粗熱が取れたら冷凍効率のよいアルミホイルに包んだり、アルミトレーに乗せたりして急速冷凍しましょう。冷凍したごはんは、約3週間保存が可能。食べる時は解凍せずにそのままレンジにかけてくださいね。
パン
パンは冷蔵庫の温度ではでんぷんが老化するので、長期保存する場合は冷凍が正解。食パンは1枚ずつラップに包み、なるべく空気を抜いて保存袋に。
食べる時は凍ったまま、バターやジャムを塗ってトースターで焼くと、水分が逃げずに表面はパリッ、中はふっくらと美味しく仕上がります。食パンの場合、2週間以内を目安に食べきるようにしましょう。

また、あんぱんやクリームパンなどの菓子パンも冷凍保存できます。食べる場合は常温で3から4時間解凍してから、表面が焦げないようアルミホイルに包み、トースターであぶってください。

すぐに使える状態で保存!料理に役立つ野菜の冷凍方法

野菜はなかなかちょうどいい量だけ買うことが難しいもの。

そういう場合は冷凍保存を活用しましょう。そのまま冷凍するだけでなく、調理しやすい状態に切ったり、加熱したりして保存すると、料理にもすぐ使えて便利ですよ。

丸ごと保存できるもの

トマト
トマトは丸ごと冷凍できます。水洗いをして水気を拭き取り、ラップに包んだ後、さらにビニール袋に入れて保存してください。

真っ赤に熟れたものは水洗いするだけで皮がするりと剥けて、煮込み料理などに便利です。

切って保存しておくもの

玉ねぎ
まとめてみじん切りなどにし、ラップに包んで冷凍しておくと、調理時間も節約できます。
きゅうり
スライスして水気を絞ってから冷凍保存すれば、和え物などに使えます。
ピーマン
縦半分に切り、種を取ってからフリーザーパックに入れて冷凍。
にんじん
保存の時点で用途を考えて切っておくと便利。スライスや千切りはアルミトレーに並べて生のまま冷凍、大きめに切ったものはさっと茹でて冷凍してください。
キャベツ
ざく切りにして保存袋に入れ、できるだけ平らな状態にして冷凍。解凍する時はさっと熱湯をかけて。生のままで食べるのは食感がよくないので、炒め物などにお使いください。
大根
家族が少ないと、大根1本を使いきるのはなかなか大変。余ったものは細く切ったり、すりおろして冷凍しておくと◎。

さっと茹でて保存しておくもの

ブロッコリー
小房に切り分け、茹でて冷凍しておくと色々な料理にそのまま使えます。
かぼちゃ
適当なサイズに切ったものを冷凍しておくか、粗くすりつぶして保存してもOK。
もやし
生のままだとすぐ駄目になるもやしは、さっと茹でてよく水気を切り、フリーザーパックに小分けにして保存。食べる時は冷凍のまま調理しましょう。スープや炒め物などに幅広く使えます。

冷凍した野菜は、種類によって違いますが、だいたい3週間から1ヶ月前後保存可能なものが多いようです。

ただ、家庭での冷凍は完璧でない場合もあるので、暑い時期などは早めに使いきるようにしましょう。

デザート作りに重宝!果物の冷凍保存のススメ

水分が多いのであまり冷凍保存のイメージがない果物ですが、実は冷凍すれば栄養価が上がるという説もあります。よく冷凍保存に使われる果物をまとめました。

バナナ
レモン汁をかけて1本ずつラップに包み、冷凍すると◎。
ブルーベリー
水洗いをして水気を切り、そのままフリーザーパックに入れて冷凍
りんご
水分の多いりんごは、加熱して煮りんごの状態で保存しましょう。
いちご
へたを取って水気を切った後、ガムシロップか砂糖をかけて、フリーザーパックで冷凍保存
フローズンフルーツはそのまま食べても美味しいですが、ミキサーにかけてスムージーの材料に使ったり、ヨーグルトのトッピングやスイーツの材料など、幅広く使えます。きちんと冷凍すれば数ヶ月間食べられますので、お菓子作りのストックとして置いておけるのもいいですね。

いざという時に便利!冷凍で作り置きしておけるお弁当のおかず

食費の節約のために、職場や学校にお弁当を持参している人も多いのでは?だけど、毎日忙しいのに早起きしてお弁当を作るのはなかなか大変ですよね。そんな時には、作り置きしているおかずがたいへん便利です。

どんなおかずが冷凍向き?

基本的にどんなおかずでも冷凍できますが、水分が多いものは味が落ちるので要注意。

  • 生野菜
  • 豆腐
  • こんにゃく
  • 練り物
  • 卵焼き

これらは、味が落ちたり傷むのが早いので冷凍には不向きです。逆に味が濃くて水分が少ないものは、解凍しても味の変化が少なく、美味しく食べられます。

主菜なら唐揚げやハンバーグ、コロッケや鮭の塩焼きなど。副菜ではきんぴらごぼうやひじきの煮つけ、ほうれん草のソテーやおひたしなどがよく使われているようです。

冷凍方法や保存期間は?

食べる頃に解凍されるよう、冷凍した状態でそのまま入れると調理時間が節約できます。そのため、すぐに使えるアルミカップやシリコンカップに小分けにして冷凍するのがよいでしょう。

お弁当を詰める際、熱いおかずと一緒に入れる場合は、食材の傷みを防ぐため、よく冷ましてから蓋をしてください。

冷凍したおかずの保存期間は、だいたい2週間が目安です。1週間程度のサイクルで使いきれる量を順次冷凍しておくのがベストかもしれません。

余った食品を保存して、家計にも環境にも優しいエコ生活を

いかがでしたか?意外にもたくさんの食材が長期保存可能なことがお分かりいただけたのではないでしょうか?

品保存は面倒なようですが、少しの手間で食材の無駄を減らし、食費を節約することもできます。

家にあるものですぐできることばかりなので、ぜひ活用して家計にも環境にも優しいエコ生活を心がけてくださいね。