ママ友は必要?トラブルなく過ごすママ友付き合いのコツ
Date:2018.11.20
出産を終え、かわいい我が子の育児がスタートします。それと共にママ友との付き合いもスタートすると考えても良いでしょう。
右も左もわからない新米ママは、同じ年頃の赤ちゃんを持つママ友と仲良くしたいなとひそかに思っているものです。仲良くなったママ友親子と行動を共にしたり、育児の相談ができると考え、ママ友とうまくやっていきたいと期待もふくらみます。
子育て生活の中では、良い意味でも悪い意味でもママ友は切っても切れない関りがあります。その関りが、うまくいかないよりかはうまくいく方が良いですよね。
ここでは、子育て生活を左右するかもしれないママ友付き合いのコツを伝授しましょう。
ママ友とはどこで出会う?気の合うママ友と出会うには?
結婚するとなかなか友達を作る機会はなくなり、職場の同僚や学生時代の友達との仲が続くことが多いですが、赤ちゃんが産まれるとママになり、今までの友達とのやり取りよりも同じ環境にいる身近なママ友との関係が深くなっていきます。
では、ママ友とはどこで出会えるものなのでしょうか?どうせなら気の合うママ友に出会いたいですよね。
必然的に出会う
赤ちゃんがいると必然的に出かけることになる育児検診や病院で、話しかけたり話しかけられたりして出会うことがあります。
育児検診では同じ地域に住む同時期に産まれた赤ちゃんが来ているので、最近の様子や産まれた日付け、予防接種などの話で盛り上がることができますね。
住む場所が近かったら、どこで遊ばせたら良いのか、地域の赤ちゃん相談会など、お互いの育児情報を交換するなどして距離を縮められます。そこで連絡先を交換できなくても、顔を合わす機会が多ければ気軽に連絡先を交換できるようになるでしょう。
また、幼稚園や保育園で新しくママ友ができることもあります。ママ友との付き合いを望んでいないママも、ここでは否応なしに関わらなければならなくなるでしょう。
役員やイベントの準備、ランチ会などママ友だけの集まりも増えていきます。そうなると、子供抜きでのママ友との時間が増え、より濃い関係になる可能性もあります。
積極的に出会う
赤ちゃんが産まれると漠然とママ友ができるんだろうなと考えていても、家にばかりいたら出会う機会はありません。
そこで、積極的に地域の赤ちゃんが集まる場所に出かけてみましょう。出かける場所が多ければ、気の合うママ友に出会う可能性は高くなります。
地域の子育て相談会、児童館の赤ちゃん教室、近所のお散歩、公園デビューと、ママ友に出会う場所はたくさんあります。自分から話しかけることができなくても、上記のような場所に通い続けたら顔見知りになり、子供を介して自然に距離が縮まっていくでしょう。
よく通う場になったら、段々来ているママたちの性格や人柄がわかってきます。「この人なら仲良くなれそう。」と思える人がいたら、自分から声をかけてみても良いですね。
ママ友とうまく付き合うコツは、つかず離れずが鉄則!
自分の育児に自信がない新米ママは、赤ちゃんの服装の話、使いやすい育児アイテムやおもちゃの話、離乳食の話、成長具合・・数え上げたらキリがないくらい聞きたいことや相談したいことがありますよね。
その関わり合いの中で、適度な距離感を保ちながらも良い関係を築くママ友付き合いのコツをご紹介しましょう。
- まずは一線を引く
- 気が合うかどうかは、付き合ってみなければわからないものです。
最初はざっくばらんで「気が合うかも!」と思っていても実は気が利かない鈍感なだけの人だった・・など、インスピレーションは大切ですが、学生時代の友達とは違い、子供を介しての「ママ友」であることを常に念頭に置いておきましょう。
初対面でペラペラ自分のことをしゃべったり、相手のママ友のことを根掘り葉掘り聞かないようにしましょう。
- 自分の話ばかりしない
- 仲良くなると、家族や家庭の話を聞いてほしくなるものです。旦那が、子供が、姑が、と自分の話ばかりしないで、「○○さんちはどうなの?」と聞いてみましょう。
きっと相手のママ友もあなたと同じく家族や家庭の話を聞いてもらいたいはずです。時には、「そうなんだね。」「さすが!」など相槌を打つことで、相手は気持ちよく話すことができ、自分の話も気持ちよく聞いてくれるのです。
あまりおしゃべりが得意ではない方は、どんどん相槌を打って相手のママ友に気持ち良くじゃべってもらいましょう。自分も楽ですしね。
- あいさつは自分から
- 良好な関係を持ちたいのなら、こちらから笑顔で進んであいさつしましょう。友好的ですよ、心を開いていますよ、というサインを送るのです。
笑顔であいさつされて嫌な人はいないですし、好印象間違いなしです。
- ママ友の子育てに口を挟まない
- ママ友の子育てについて「うちではしないな。」「それはおかしいかな。」という子育ての価値観の違いがあっても、わざわざ否定しないことです。
自分の子供に被害がある場合やストレスが溜まる場合は、付き合わないように徐々にフェイドアウトしていきましょう。
関係を切りたくない場合は、細心の注意を払い自分の意見だという前提で、決して相手を否定せずに話をしてみても良いでしょう。
- お礼を言う
- とっても仲良くなったとしても、やはり「ママ友」。普通の友達ではありません。急速に距離を縮めがちなママ友とは、友達ごっこをしているような状態だと考えましょう。
常に礼儀をわきまえ、当たり前のことだと思っていてもきちんとお礼をしたり感謝の意を述べましょう。なぁなぁにならないことが大切です。
車を出してくれる、順番を取ってくれる、おもちゃを貸してくれる、子育て情報を教えてくれるなど、「気にしないでいいよ。」と言う言葉を鵜呑みにせず、些細なことでもお礼を言いましょう。
- 悪口を言わない
- 他のママ友の悪口は絶対に言ってはいけません。
いくら仲良くなったと思っていても快く思わない方もいますし、もしかしたらあなたが悪口を言っていると他に広まってしまう可能性もあります。ママ友ネットワークを軽く見ない方が良いでしょう。
また、他のママ友の悪口に同意してもいけません。これもまた一緒に悪口を言っていたと言うことになり兼ねません。悪口の場に居づらくなったらタイミングを見計らってその場から抜けましょう。
- ママ友を作ろうと意気込まない
- 仲の良いママ友を作りたいと意気込んでも、前のめりになってしまっては、うまくいくものもうまくいかなくなってしまいます。
ママ友は「作る」のではなく、「できる」ものと心得ておきましょう。
ふと周りを見たら、気の合うママ友が残ってたなんてことがあります。気の合うママ友に出会えたらラッキーくらいに思っておきましょう。
- 幼稚園・保育園選びを慎重に
- 幼稚園や保育園選びで、ママ友との関りがうすい園を選ぶのも良いでしょう。
子供が園に行くのをきっかけに仕事を始めるママもいます。ママ友の集まりやイベントの手伝いが多い園を選ばずに、そのような活動の少ない園を選ぶのも、他のママ友とうまく付き合うコツです。
- 一匹狼になる勇気を持つ
- もし、なかなかママ友ができない、気の合うママ友がいない、とママ友ができなくても自分が悪いのではないかと落ち込む必要はありません。
ママ友がいないと逆に気を使わないので気楽なものです。
聞きたいことや知りたいこともネットで調べれば大抵わかるものですし、児童館の先生や地域の保健委員は大抵先輩ママなので、気軽に聞ける公共の先輩ママに聞くのも良いでしょう。意外にママ友との橋渡しをしてくれたりと頼りになるのです。
気の合うママ友がいなくても子供のために一匹狼になる勇気を持ちましょう。
ママ友と上手に付き合って、楽しい子育てライフを送ろう!
ママになると仕事をしていても専業主婦でも、今まで接点がなかった世界に踏み出し、否応なしに新しい人間関係を作ることになります。
しかし、主役はあくまでも子供です。ママ友メインの行動をしたり、子供を差し置いてママ友との付き合いを優先したりすることのないよう気をつけましょう。
子供のためのママ友付き合いだと割り切って適度な距離感を保ちながら良好な関係を築けると、楽しい子育てライフが送れるはずです。
このようなつかず離れずの付き合いをしていくと、いつの間にか子供抜きの本当の友達になる日も来るかもしれませんよ。
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