干物女の特徴と脱却の方法。恋愛も美容も面倒くさがってない?
Date:2017.05.24
一昔前に流行った「干物女」という言葉は知っていますか?「ホタルノヒカリ」という漫画・ドラマで使われ、流行語大賞にもノミネートされた有名な言葉です。
干物女は、基本的に面倒くさがりな性格のために恋愛を放棄してしまった女性のこと。ピチピチと活発な魚の対極側にある干物に例えられています。
恋愛に疲れて美意識が欠けていたり、些細なことも面倒くさがってだらだら過ごしているような女性は、ドラマが放送終了した今でも「干物女」と言われています。
ここでは干物女とされる女性の特徴や、干物女から脱却する方法についてご紹介していきます。心当たりのある女性は必見ですよ!
職場とプライベートの差が激しすぎ!干物女の特徴
干物女とされている女性には、外ではしっかりしているのに家に帰った途端ぐうたら過ごしてしまうというスタイルが見られます。
- ズボラ
- 面倒くさがり
といった印象を持たれがちなのが干物女です。そんな干物女の特徴を細かく見ていきましょう。
休日はノーメイク・ノーブラ
干物女の代表的な特徴が、「休日はノーメイク」という点です。メイクだけに限ったことではなく、
- ノーブラである
- 髪も梳かさない
- ムダ毛の処理をしない
といったように、プライベートでは容姿に女性らしい気を配らないのが干物女です。
「誰と会うわけでもないから」「誰にも迷惑をかけていないから」といって、休日は容姿に手を抜いていることはありませんか?
いつも職場に通っているときの姿と休日の姿に激しいギャップがあれば干物女の疑いありですよ!
休日は家からほとんど出ない
休日になるとほとんど家から出ず、引きこもって趣味に没頭する…なんてことはありませんか?
- ほとんどベッド・お布団の上に転がっている
- 食べる・寝るを繰り返す
- テレビや漫画・ゲームに時間を費やす
- 趣味に没頭して1日が終わる
- 用事は近所のコンビニで全て済ませてすぐ帰宅
心当たりはありませんでしたか?
休日引きこもりタイプの干物女は、大勢の人に公言できないちょっと変わった趣味を持っていたり、普段から職場などで本音を言えていないような女性に多く見られます。
休日はどう過ごそうとその人の自由です。しかし、干物女が自宅でぐうたら過ごしている間に、他の女性は新たな出会いを探しに行ったり誰かと会ったりして、日常に新鮮な刺激を受けているものですよ。
カバンや机の中が整理されていない
干物女には総じて面倒くさがりな人が多くいます。ちょっとの手間を惜しんだり、「まあ後でやれば良いか」と物事を後回しにしてしまうことが多かったり…。
そういった面倒くさがりな干物女は、パッと見は綺麗に見えるカバンや机の中が実はぐちゃぐちゃに散らかっているという特徴を持っています。
例えばカバンの外ポケットや机の上はスッキリ片付いて見えていても、内ポケットや引き出しの中が整理整頓されていない…ということはありませんか?
- レシート
- 不要なプリント類
- お菓子の外袋
- 賞味期限切れの食べ物
のようなものをすぐカバンや机の中に押し込んでしまう人は要注意ですよ!
「見えてないから大丈夫」と思っていても、ふとした拍子に中身が見えてしまう・見られてしまう可能性は十分に有り得ます。
誰かに見られた後ではもうどうしようもありません。後悔する前にしっかり見えない場所まで整理整頓を心がけておきたいですね。
居酒屋に一人でも入れる
一人で居酒屋に入れる、または居心地の良い居酒屋を何軒か知っている…という人はいませんか?
別に一人飲み自体は悪いことではありません。しかし「居酒屋に一人で入るのは抵抗がある」と感じる女性が大半を占めていることから、居酒屋で一人飲みをする女性には干物女の傾向があると思われがちです。
バーや喫茶店ならオシャレな大人女子のイメージがありますが、居酒屋となると「おっさん臭い」という印象を与えてしまいます。
そういった”女性としての危機感”が欠けているという印象も手伝って、居酒屋に一人で入れる女性は干物女と認識されがちなのです。
身だしなみにどこか穴がある
干物女は職場やちょっとしたお出かけにはしっかりと身だしなみを整えて出発します。しかし干物は干物。根底に「面倒くさい」という気持ちがあるため、一見整った身だしなみにも実は穴がある…というパターンが多く見られます。
- ムダ毛処理は見える部分だけ(肘や膝から下だけなど)
- メイクも必要最低限
- ブーツの下に隠れた靴下がダサい
- 微妙に服装にセンスがない・統一感がない
このパターンの干物女は、いざ男性と出会いの場があっても「なんかダサい」「イマイチ垢抜けてない」と思われてチャンスを棒に振ってしまいがちです…。
オシャレは見えない場所にまで気を配ってこそ完成されるものです。面倒くさがりな干物女は目に見える場所までしか気を配りませんが、観察力のある人には見抜かれてしまいますよ。
休日は楽な服しか着ない
休日はどんな格好で過ごしていますか?干物女だと「そもそも家から出ない」という意見が大半だと思いますが、それでもスーパーに買い出しや公共料金の支払いに出かける場面はありますよね。
干物女には、「近所だから」とスウェットやジャージなど部屋着のままで出かけたり、着心地の良い楽なワンピース一枚で出かけるという特徴が見られます。
普段のキリッとした干物女を見ている人がもしも休日の干物女の本性を見てしまったら…恥ずかしいどころの騒ぎではありませんね。
また、休日に着る服がパターン化している女性も干物の可能性がありますよ。
料理をしない・できない
基本的に面倒くさがりな干物女だからこそ、自炊だなんて面倒事は極力避けたがります。
食事は作らずに出来合いのお惣菜を買ったり、ゴミが出るのを面倒くさがって一人で外食をすることが多い女性は明らかに干物です。
- 昼食にお弁当を持ってこない
- 自宅の台所が綺麗すぎる(使った形跡がない)
- 「得意料理は?」と訊かれて返答に困る
- 食材の相場が分からない
多くの男性には「女性の手料理」というロマンがあります。そのため料理をあまりしない女性はあまりモテません…。
メールやSNSを億劫に思う
メールの返信が遅かったり、登録しているSNSにもう何か月もログインしていない…という心当たりはありませんか?
メールもSNSも、その場にいない離れた人とリアルタイムで連絡を取り合うことができます。一見便利な存在ですが、干物女からすれば「プライベートの時間を割きたくない」と億劫に思ってしまいがち。
そのため干物女のメールやメッセージには
- 反応が遅い・薄い
- 簡潔な一言で終わっている
- 絵文字や顔文字がない
といった特徴がよく見られます。
外では愛想よく振る舞っている干物女ほど文面でのギャップが激しいため、こうした通信のやり取りで本性がチラチラ見えてしまいます。
できるところから始めよう。干物女から脱却する方法
干物女には自由気ままに楽しく毎日を送っている女性がほとんどですが、万が一本性を誰かに見られたときのことを考えたら、間違いなく社会生活に支障が出ますよね。また、女性としての魅力も下がるため恋愛からも遠ざかってしまいます。
好きで干物女をやっている人もいれば、「やめたいけどやめられない」と干物女ループに囚われている女性も少なくはありません。
そこで、ここでは干物女から脱却する方法をいくつかご紹介します。「このくらいならできるかも」と思ったものから始めてみてください!
部屋を模様替えしてみる
部屋の模様替えって、気分が変わってスッキリしますよね。日常のマンネリ化を打破する、自分の中の何かを変えるための良いきっかけになります。
干物女だからこそ、一念発起して部屋を模様替えしてみませんか?模様替えした部屋の中で少しずつ女性らしさを取り戻していきましょう。干物女にありがちな汚い部屋を掃除するチャンスでもありますよ。
余計な物を捨てたら、棚の位置を変えてみたり古い物を新調したりして少しずつ部屋の中の雰囲気を変えていきましょう。
- 雰囲気を統一する(ウッド調、アンティーク調など…)
- 色を統一する(暖色系、寒色系、モノクロなど…)
- 部屋の間取りを見ながら配置を考える
といったことを意識するだけで、部屋の模様替えはぐっと楽しくなりますよ!
「面倒臭い」が根底にある干物女だからこそ、部屋を模様替えすることで「これを散らかしてまた片づけるのは面倒臭い」と意識改革への第一歩に繋がります。
家から出る予定がないなら、部屋の雰囲気をちょっと変えてみてはいかがでしょうか?
美容のために高めの買い物をする
干物女がお金を使うのは大体が趣味や娯楽で、美容に関するものの買い物は安く済ませてしまいがち。だからこそ、美容のために「ちょっと高い」と思う買い物をしてみませんか?
質の良い服や有名ブランドの化粧品などを買ってみることで、「使わなきゃ勿体ない」という意識から少しずつ女性らしさを取り戻していきましょう。
- 下着
- 口紅
- 香水
- 靴
女性らしいものを普段から日常的に使うことで、少しずつ女性としての意識も高まって干物女から脱却するモチベーションになっていきますよ。
イケメンや美女と出会う機会をつくる
干物女の多くには干物仲間がいます。干物女同士、だらけた格好で愚痴を言い合いながら宅飲み…といった休日を過ごした経験はありませんか?
しかし、干物女が干物女とばかり会っていることで「仲間がいるから大丈夫」「干物は悪いことではない」と安心してズルズル干物女を続けてしまうのです…。
そこで、イケメンや美女と出会う機会をつくってみましょう。
イケメンがいれば、ドキドキまではしなくてもそれなりに気が引き締まります。美女がいれば女性としての劣等感や憧れを刺激して貰えますし、出会いのチャンスを恵んでもらえることもありますよ。
干物女からの脱却は干物女一人では難しいものです。そして傍に干物女がいれば、干物仲間がいなくなることを怖がってお互いにお互いの足を引っ張り合うことも。
干物とは真逆にいるイケメン・美女の力を借りて「干物女から脱却しよう」という意識を駆り立ててみましょう。
婚活で恋愛への興味を取り戻す
恋愛を面倒臭がる干物女への荒療治ともなるのが「婚活」です。
干物女が婚活で目指すのは、「結婚相手を見つける」ことではなく「女性としての心を目覚めさせる」というゴールです。
婚活パーティーやイベントに参加すると、結婚相手を見つけようと異性に対して積極的になっている人をたくさん見ることができます。その中で
- 自分の魅力のアピール方法
- 恋愛の楽しさ
- 異性との接し方
を間近で学べるのです。干物女として生活していた日常では確実に味わえないことばかり。
男性からチヤホヤして貰えたら、さすがの干物女でも気分が良くなって恋愛への興味も息を吹き返しますよ!
オシャレな美容室に行ってみる
干物女の中には「もう半年以上美容院に行っていない」という人が多くいます。伸びっぱなしの髪の毛はもちろん傷んでいますし、枝毛だってたくさん…。とても女性らしいとは言えない状態ですね。
干物女が久しぶりに美容室に行くのなら、できるだけオシャレなお店に行ってみましょう。お店の内装や店員さんの雰囲気のオシャレ度が高ければ高いほど、干物女に良い影響を与えてくれます。
行くまでが億劫かもしれませんが、美容室に行くという方法は干物女にはメリットばかりですよ。
- 要件を伝えて椅子に座っているだけ
- 自分で考えなくてもプロがやってくれる
- いるだけでオシャレな空気を味わえる
…といったように、オシャレな美容室には面倒くさがりな干物女に向いた意識改革のポイントが抑えられています。
美容室で綺麗になったら、女性としての自信も身に付きます。干物女には”素の自分”に自信がないために外に出ることを拒む人が多くいますが、そんなコンプレックスを打破して積極的になれる勇気を貰えますよ!
髪が伸びてきたと感じている干物女はぜひオシャレな美容室を探してみてください。
干物姿にコンプレックスを抱く前に干物女を脱却しよう
「気楽だから」といって干物女をやっている人が大半だとは思いますが、干物女でいることで「素の自分を見られたらどうしよう」と常に怯えなくてはなりません。実は干物女も楽ではないのです。
確かに休日やプライベートで気を抜くことは大切です。しかし気を抜いた姿の方が基準になってしまうと、当然外出が億劫になるしプライベートと普段のギャップに苦しんでしまいます。
「プライベートの姿を職場の人に見られたらどうしよう」という悩みのある女性は、ゆっくりで良いので干物女脱却を目指してみてください。
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