新月生理か満月生理かで体内診断!月の満ち欠けと身体の神秘的な関係
Date:2016.07.07
月の満ち欠けにはどんなパワーがあるか知っていますか?
月の満ち欠けが潮の満ち引きに関係していることはもう周知の事実ですよね。月が持つ引力で地球上の水、すなわち海の潮が満ちたり引いたりする仕組みです。
でも、月の満ち欠けが潮だけでなく人の身体にまで影響していることは知っていますか?
有名なのは、「満月の日に出産が多い」という事実。人の身体に起きることと月の満ち欠けとの間には、ただの偶然とは思えないような重なりが多く存在しています。
その中でも特に、女性の身体と月の満ち欠けには密接な関係があるのです。
信じる?信じない?月と人の身体にある関係性
月の満ち欠けと人の身体には、一見何の関係性もないように思えます。
確かに「ただの迷信だ」と言っている人もいますが、満月の日に
- 事故や事件が多くなる
- 出産が増える
- 頭痛を感じる人がいる
というデータがあることは事実です。
そして、人の身体も約70%が水で構成されています。
だからこそ、月の引力によって人の身体にある水分(血液や体液)が引っ張られるために「人の身体と月の満ち欠けには関係性がある」という意見には信憑性があるのです。
特に女性の身体との関係性が深い
女性には毎月生理が訪れますよね?生理は昔から「月経」や「月のもの」と呼ばれているように、月との関係が深いものなのです。
月の満ち欠けする(一周回る)期間は約29.5日
…対して、女性に訪れる生理の周期は約28日
新月から満月になるまでor満月から新月になるまでが14日間
…対して排卵日を計算する式は「生理開始日+14日」
満月の時期と排卵日が重なった場合の妊娠確率は約80%
偶然にしては少し出来過ぎな気がしますよね?
実際に人だけではなくウミガメの産卵も満月の日だというデータもあることから、月の満ち欠けが地球上の生き物(特に女性)の身体に影響している可能性は否定できません。
生理周期と月の満ち欠けの関係性。新月生理と満月生理について
女性の生理周期と月の満ち欠けが重なるとき、実は「満月か新月の日と生理が重なっている」ことが多いのです。ぴったり重なっていなくても、満月や新月に近いことがほとんどです。
生理の症状は「量が多いor少ない」など、毎月少しずつ違っていますよね。その違いは月齢に関係している可能性もあります。
満月生理
満月の日、もしくは満月に近い日に生理が来ることを「満月生理」と言います。
満月生理には、次のような特徴があります。
- 出血量が多くなる
- 「今回の生理は出血が多いな」と感じるときは、満月が近いことが多いです。
満月の時期には生理の経血だけでなく、人の身体の「血管が膨張したり血の気が多くなる」ことがあります。これは満月の時期に月の引力が最も強くなるため、身体の中にある水分が外へと引っ張られるということから唱えられています。
だからこそ女性は生理のとき出血量が多くなり、骨盤も開いてしっかりと経血を出しきることができるのです。
- お腹がすく
- 生理中にお腹がすくことってありますよね。特に引力の強い満月の日にはそれが顕著に出るようで、身体から出ていく分も多ければ吸収する分も多いため、空腹を感じやすくなると考えられます。
「吸収する分が多い」ということは「太りやすい」ということでもあるので、暴飲暴食には注意が必要です。
新月生理
新月の日、もしくは新月に近い日に生理が来ることを「新月生理」と言います。
新月生理には、次のような特徴があります。
- デトックス機能が高まる
- 新月にも引力は強くなりますが、「月が太陽と重なって地球から見えなくなる」という点で満月との違いがあります。
新月が近いときは「デトックス時期」と呼ばれることが多く、身体に溜まった老廃物や毒素を排出することができます。生理中に出ていく経血の中には不要になったものがたくさんあるため、新月中の生理にはデトックス効果が期待できます。
- 肌が乾燥しやすくなる
- デトックス機能が高まる新月生理では、お肌にある角質などの老廃物も剥がれやすくなります。その影響でお肌が乾燥しやすくなるため、しっかりと水分を摂って保湿を心がけましょう。
月から貰えるパワーは月齢によって違う
女性だけが持つ機能である生理にも関係していることから、女性の身体と月の満ち欠けには多くの繋がりがあります。
特に月の満ち欠けを現す月齢には神秘的なパワーもあり、月と関係の深い女性は特にそのパワーを受けやすいのです。
月齢によってどんなパワーを貰えるのかをまとめました。
1.新月
月が満ち欠けするサイクルのスタートは新月です。
新月はデトックス機能が高まり、不要なものを取り除く時期です。つまり自分の許容範囲を一度リセットする時期でもあるため、新しいものを取り入れやすい環境作りをする時期になります。
自分の気持ちが整理されて直観力が冴えわたってくる時期なので、
- 何かを決断する
- 環境を変える
- 目標や計画を立てる
ことに最適です。
また、デトックス機能が高まっている新月の時期だからこそ
- 代謝が良くなってダイエットがしやすい
- マッサージなどでむくみが取れやすい
という効果もあります。
今していることに区切りをつけて何か新しいことを始めるためには、やはり休息が必要ですよね。物事を整理して新しい一歩へと踏み出す新月の時期には、同時に自分の身体や気持ちを休めるための効果もあります。
新月の時期には、一度自分をリセットしてから「新しい試みのスタート地点に立つ」ことができます。
2.上弦の月
上弦の月は、新月から満月へと徐々に満ちていく月のことです。半月なら、ちょうど向かって右側に月が見える状態。
満月へと近づいている上弦の月は、人の身体で言えば「目的のために力を溜め込んでいる時期」です。
新月で立ったスタート地点からようやく一歩踏み出したところと言えるでしょう。
目的やゴールのために行動的になれるので、
- ポジティブになれる
- 集中力が高まる
- 積極的になれる
時期となるのです。
また、身体に良い栄養分やスタミナがよく吸収・蓄積されやすい時期ですから、
- 食事で摂った栄養が身に付きやすい
- 運動やエクササイズでの成果が出やすい
- 化粧水などの保湿成分がお肌に浸透しやすい
という効果が期待できます。
目的のために動いていられるこの時期にこそ、普段は億劫に思ったり尻込みしてしまうようなことをしてみてください。
3.満月
上弦の月が最大まで満ちたとき、満月になります。
新月でスタート地点に立ち、上弦の月で積極的に動き、満月で目的に達成する、といった流れが考えられています。
満月の時期は「最も力が集まりやすい時期」であるのと同時に「最も力を放出しやすい時期」です。
自分の本領を発揮するには絶好の時期で、
- 努力の成果が現れる
- 自分の実力が発揮される
など、あなたの取る行動がポジティブな結果を出せる機会が多くなります。
しかし同時に、満月には出血量が多くなります。つまり血の気が盛んになることが多いため、
- 衝動的になりやすい
- 視野が狭くなりやすい
という点において注意が必要です。満月の日に事件や事故が多くなるのもそのためと言われています。
満月の力がもたらす成功の可能性は、常に慎重な考えの上で成り立つものと捉えてください。「度を越してやりすぎない」「客観的に自分を見つめなおす」ことを忘れずにいることが大切です!
4.下弦の月
下弦の月は、満月から新月へと欠けていく月のことです。上弦の月とは逆で、半月なら向かってちょうど左側に月が見える状態。
新月に近づいている下弦の月は、満月の時期までに吸収した力の中から不要なものを取り除き、徐々にデトックスに向かっている時期です。
目的を達成して休息の準備に取り掛かる、いわば「吸収や行動がフェードアウトしていく時期」と考えられています。
下弦の月の時期には
- 物事のまとめをする
- 自分の行動を振り返る
- 成し遂げたことの見直しをする
のに最も向いています。
身体をきちんと休めるためには心残りのようなモヤモヤした気持ちをなくすことが大切です。下弦の月の時期に、しっかりと自分を見つめなおして「やるべきことが残っていないか」を探してみましょう。
毎日月を見上げて目標や行動を見つめなおしましょう
人は何かの目標に向かって努力することのできる生き物です。
しかし、努力の仕方やタイミングを見失ってしまうと目標を見失い、失敗や挫折に繋がってしまうこともあります。
「何をどう頑張れば良いのかわからない」と悩んでしまったら、まずは月を見上げてみてください。
夜空に光る月はとても綺麗で、見つめるだけで心がすっきりと落ち着いてきます。毎日月を見上げることで、その満ち欠けを自分の目標や行動の指標にすることもできます。
自分一人で頑張るよりも、たまには神秘的な光を放っている月のパワーを借りてみるのはいかがでしょうか?
自分の行動が常に月と一緒にあると思うと、何だか心強くなってきますよ!
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