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「ママ友なんていらないさ」という一匹狼さんに教えたい、ママ友のススメ

Date:2013.09.17

ママ友いじめだとか、仲が良かったのにお受験でライバルに!だとか、大っげさに描かれたドラマや小説のせいで、何かと苦笑いや敬遠のモトになりつつある「ママ友」という言葉、存在。

実は、かく言う私もママ友いらない派でした。むしろ、「って言うか“ママ友”って何よ?!」くらいのケンカ腰。学生時代からの友達が「ママ友がね」って話そうものなら、心の中では「はん!たまたま子供の年齢や家が近かっただけでしょ。“友達”って言葉に説明の枕詞がつくような仲、そんなのは最初っからいらなーい」って思ってました。いやはや、自分で言うのも何ですが性格悪いですなー根性ひねまがってますなー。

でも、ですね。実際に自分が育児ワールドにどっぷりつかってみたら、近所に住む子持ちの友達というのは貴重な存在だなと実感させられました。

園や学校、習い事、子供関係は「お察しください」が多い

これは、一匹狼かーさん達が経験した本当にあったお話し。

エミさんは、学生時代からの筋金入りの一匹狼タイプ。子供が幼稚園に入ってからも他のお母さん方と関わりあうことは最低限にとどめて、「慣れ合うだけの友達や知り合いなんていらない」というきっぱりした態度を貫きとおしてました。それはそれで「面倒な人間関係もなければ、おしゃべりで時間をムダにすることもなくてラク」だったそうですが、エミさんは子供の幼稚園生活の最後の最後、卒園式当日に驚愕の光景を目の当たりにします。

私以外の全員が!着物姿だったのよ!!
そう、何やらその幼稚園は『卒園式は母親は着物着用』という暗黙のルールがあったらしく、妊娠や病気、授乳中などの特別な事情がない限り、卒園児の母親は着物を着ることになっていたのだとか。年中の途中から入園したエミさんはそんな伝統を知らず、幼稚園からの「平服でご参加ください」というお知らせを信じて卒園式らしいスーツを着て参加してしまったのです。

卒園式が近くなると、母親同士で「卒園式に何を着る?」という話をすることが増えますが、エミさんはそういったおしゃべりに参加することを避けていたそうです。その結果、周りのお母さんたちからは「一度も話したことない人に『何を着る?』って聞くのもね」「たぶん、知ってるんだろうな」とヘンに遠慮されてしまい、暗黙のルールを知らずに当日を迎えてしまったというわけです。

エミさんは「『卒園式に何を着る予定ですか?』って聞けば、こんなことにならなかったのよね」と反省し、子供が小学校に入学してからは、少しずつ周りのお母さん方と関わる機会を増やすようにしたそうです。

当時未入園の子供がいたというハルカさんのパターンも、なかなか悲惨です。ハルカさんは家の近所にある幼稚園に子供を入園させる予定でした。幼稚園へ願書をもらいに行った際にハルカさんが「願書提出日には早くから並ぶべきか?」と聞いたところ、幼稚園側は「うーん、希望者が多いか少ないかは年によって違うので・・・」というのらりくらりとした返事。さらに「近隣の方の迷惑になるので、なるべくなら並ばないでいただきたいんです」ということだったそうです。

幼稚園側の「なるべくなら並ばないで」という言葉を真に受けて、ハルカさんは願書提出日は受付の開始時間ちょうどに幼稚園へ行くことを決めました。そして願書提出日当日、願書や入園申し込み金も準備して、受付開始時間きっかりに幼稚園に到着したところ・・・

来年度の入園願書は受付を締切りました

とのこと。詳しく聞いてみたところ、どうやら今年は兄弟枠やプレ幼稚園に通っている子だけでほぼ募集人員が埋まってしまい、残りの席は願書受付開始時間の数時間前から並んでいた人たちで埋まってしまったそうです。

結局ハルカさんは別の幼稚園への入園を決めました。その幼稚園で知り合いになった方に教えてもらったところによると、もともとハルカさんが子供を入園させようと決めていた幼稚園はとても競争率が高かったそうです。ただプレ幼稚園のクラスに通っていた子は優先的に入園できるため、毎年春にはプレ幼稚園への登録希望者が行列を作るのだとか。「入園出来るか出来ないかは、願書提出の秋よりずっと前、春の時点でほぼ決まっちゃうのよ」と教えられて、春香さん脱力。「それさえ知ってれば・・・・」と思ってもあとの祭りです。

エミさんはハルカさんのように、子供関係の機関は「お察しください」「そちらでお考えください」的なことがとても多いのです。建前は「平服で」なのに、着物着用が義務だったり、「入園希望者は並ばないで」どころか募集定員はほぼ埋まってしまっていたり、そんな事は珍しくはなく、ほんのちょっとの情報量の差が運命を決めてしまうことだって少なくありません。

その「ほんのちょっとの情報量」を埋めてくれるのが、母親たちのコミュニティなのです。

母親同士の付き合い、本当のところ

とはいえ、「ママ同士が井戸端会議開いてぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」とか「教育方針や家庭環境に差がある場合は付き合いが面倒になりそう」だとか考えるだけで頭が痛くなってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際に“ママ友”と聞くと井戸端会議がデフォルトだったり、皆でしょっちゅう集まったり、ランチやらお茶やら行っていたり・・・と想像されるようですが、いやいや、みんなそれぞれに忙しいですから!そうそうしょっちゅう遊んでいませんよ。もちろん人にもよりますけど。

戦友がいるだけでこの世は楽しくなる

正直、現在の子持ちを取り巻く環境は、それほど居心地のいいものだとは言い切れません。
少し前に、国土交通省が電車やバスなどの公共交通機関を利用する際のベビーカー使用についての統一ルールを決定する方針であるということがニュースになっていました。それに関連する記事をちらほら見ていて気付いたのが、「子連れだからって大きな顔をするな」「子連れでも『すみません、ご迷惑をおかけしております』という態度なら許せる」という意見が多かったということ。

これらの意見、暗に「子供や子連れは迷惑なもの」と言っているような気が・・・・。それは被害妄想というものかもしれませんが、こうしたコメントを見ていると「子持ちは肩身が狭いわーとほほ~」という気分になってしまいます。

でも周りがアンチ子持ちばかりではなく、同じような思いをしている仲間もいると思えば、少しばかり気持ちがラクになるし前向きにもなれそうです。

確かに母親同士の付き合いは子供の存在がからむぶん面倒だったり難しかったりする場合もありますが、人間関係なんて多かれ少なかれ面倒や難しさはつきものなのではないでしょうか。そもそも子育て中は、1人で何もかもを背負ってたら頭がパンクしそうになることがたくさんあります。三人寄れば文殊の知恵。自分では思いつかなかった育児のコツを教えてもらえることもあるし、情報を交換し合ったり、たまには愚痴ったり、母親同士の「お互いさま」はとってもありがたいものです。

面倒くさい!よりも助かった!が多くて、「ごめんね」よりも「ありがとう」をたくさん言い合える戦友がいるだけで、育児はぐんと楽になるし人生は楽しくなるのではないかと思います。

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