• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

見かけることも増えて来たけど……マタニティマークって一体なに?

Date:2013.08.23

電車やバスなどの乗り物の中で、お店の中で、または街中のさりげないところで、見かけることの多くなって来た「マタニティマーク」。

このマタニティマークが「妊婦さんを気遣うためのものである」ということを知っている方は多くいらっしゃるかとは思いますが、このマークをつける目的やメリットには、「気遣い」以上の大切なポイントがあるのです。

今回は、マタニティマークとは一体どういったものなのか、マタニティマークを見かけたらどのようなことをしてあげればいいのか等、紹介してみたいと思います。

マタニティマークって、一体どんなものなの?

マタニティマークは、妊婦さんが口に出さなくとも、自分が妊婦であることを周囲の人に知ってもらうためのマークです。車に貼るステッカーの場合は「この車内には妊婦さんがいます」と周りの車に知ってもらうため、ということになりますね。

妊娠している間、妊婦さんには、たくさんの身体の変化が訪れます。妊娠していない時に比べて非常に疲れやすくなってもいますし、赤ちゃんを異物として排出してしまわないよう、免疫力も極端に低くなっています。

お腹の大きな妊婦さんであれば、周囲からも「妊婦さんだな」とわかりやすいものですが、妊娠の初期であれば、そういうわけにもいきません。しかし、お腹のまだ目立っていない初期の時期こそ、流産の可能性が抜群に高く、つわりなどにも苦しんでいる時期なのです。

こうした妊娠初期の妊婦さんや、お腹のあまり大きくならない妊婦さんでも、誤解や無理のないよう、周囲の人間に気づいてもらえるためにあるのがマタニティマークなのです。

ちなみに、このマークを管理しているのは厚生労働省です。「健やか親子21」という国民計画があるのですが、その中で、妊婦さんが安全に・快適に過ごせるような環境をつくることが定められているのです。

また、マタニティマークをつけるのは、日々の活動の中で周囲の人に配慮してもらうためだけではありません。

例えば何か事故にあったり、急に具合が悪くなって倒れてしまったりした場合に、妊婦さん本人の意識がないような差し迫った状態であっても、呼んでもらった救急車の人などに「あ、この人は妊婦さんなのだな」と気づいてもらうため、ということもあるのです。

マタニティマークは、どこで手に入れることができるの?

マタニティマークは、様々な場所で入手することができます。自治体で母子手帳と一緒にもらえるものの一式の中に、キーホルダータイプや車に貼るステッカータイプなどのマタニティマークを入れてくれている所は多くあります。

また、オリジナルのマタニティマークグッズをくれる産院もあるでしょうし、マタニティ・育児雑誌などでは、非常に可愛らしいデザインのチャームが付録としてついてくることも多いです。一番手軽なのは、お近くの駅員さんに声をかけることかと思います。

改札近くの窓口などで「マタニティマークが欲しいです」と一声かければ、いつでももらうことができますよ!

マタニティマークをつけている人を見たら気をつけておきたいこと

妊婦さんは、日々、様々なものに気を使っています。……が、その一方で、妊娠していない周囲の人にできる・すべき気遣いや配慮というのは、実はそれほど多くはないのです。

「マタニティマークをつけていても効果を実感できない」と言った声も多くありますし、「むしろ舌打ちされたり嫌な顔をされたりする」という声さえありますが、後者のようなありえない仕打ちをする非道な人間は、本当はそう多くはないのではないかと信じたいとも思います。

多くの場合は「何をしたらいいのかわからない」「本当にしてあげたほうがいいことなのかどうか自信がない」と周囲が感じていることが、マークの効果を得られないと思わせてしまっている原因なのではないでしょうか。

ですから、ぜひ、以下の3点を覚えておきたいなと思うのです。通りすがりの周囲の人間が気をつけなければならないことなど、実はこの3点だけでも十分なのかもしれないのです。

1点目は、「積極的に席を譲る」ということです。電車やバス、病院、エスカレーターやエレベーターの利用に関しても同じことが言えるかと思います(妊婦さんの階段利用は、とても大きな危険が伴うものなのです)。

2点目は、「タバコの煙に気をつける」ことです。歩きタバコなどはそもそも論外! ……ではありますが、そうでなくとも、少しの油断をしてしまっていることはないでしょうか。

喫煙所でタバコを楽しんでいるのであれば、当然、妊婦さんの方でも最大限それを避ける努力をすることができます。しかし歩きタバコや、喫煙所以外での喫煙は避けることが難しいものです。

タバコの煙は妊婦さんの身体にもお腹の赤ちゃんにもひどく有害で、においはつわりを強く誘発させるものでもあります。

呼吸器にも影響を与えます。妊婦さんが気管支炎になってしまうと、お腹の赤ちゃんが低酸素状態になってしまい、脳などに障害が起きてしまったり、もっとひどい場合には命にも影響が出てしまうかもしれません。

3点目は「ぶつからないように気をつけること」です。混雑した電車の中、出入り口付近、階段の付近などは、特にこの危険性の高い場所です。

強い衝撃を妊婦さんが受けてしまうと、羊水ではカバーしきれずに衝撃が赤ちゃんに伝わってしまったり、破水してしまっては大変です。特に危険なのは、階段付近です。見通しが悪く、また急いでいる人が多いためです。

妊婦さんはお腹の大きさのせいだけでなく、身体に様々な変化がおきているため、通常時よりもバランスをとることさえ難しくなっていることが非常に多くあります。

もし、階段付近でぶつかってしまい、妊婦さんが階段から転げ落ちるなんてことが起きてしまったら……。とても、おそろしいことが起きてしまいますね。

周囲の人間として気をつけてあげなければいけないことは、実はそれほど多くはなく、どれもほんの少しの気遣いでできることばかりです。誰にとっても安全で、過ごしやすい環境をつくっていきたいですね。

この記事をシェアする

関連記事