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光るのは「曲がある女」 魅惑のウィットを操って愛される存在に

Date:2013.06.10

答えに詰まるような質問をされたときに、さらりと知的でちょっと色香の残るような一言を返せたら、女性としてはかなりの上級者と言えますよね。

私が子どもの頃には、「あのコは曲(きょく)があるね」という表現がありました。今ではすっかり消えてしまった大人の言い回しですが、受け答えにしなやかなウィットがある、というニュアンスで使われていた褒め言葉です。

この「曲のある女」になることで、たいがいのイヤな言葉は上手にかわせるようになるんですヨ。相手にキラリと好印象を残す、女らしいウィットを身につけてみませんか?

「カレシいるの?」はウィットを磨くチャンス

女性に対する無遠慮な質問の代表は、「カレシいるの?」じゃないでしょうか。こちらを値踏みするようなただの興味ごときに困惑させられるのは、ちょっと腹立たしいものですよね。

「プライベートなのでお答えできません」という返しはよく使われがちですが、これは微妙に角が立ちやすい言葉です。

ニコニコして言っても、図々しい相手ならよけいに調子にノって、しつこく突っ込んできたりもしますし、かといって、真顔で答えたらキツイ女なんて評判も立ちかねない、意外に厄介な表現なので、あまりオススメできません。

「ご想像におまかせします」という答えも、実はあまりよくないですね。相手が突き放されたような感覚を持ちやすいからです。

この二つに共通しているのは、シャットアウトしたい、という意識ですね。ここを変えてしまえばいいんです。普通は、相手も真剣に訊いてきているわけでもないので、会話そのものを、“楽しいジョーク”にしてしまいましょう。

「カレシいるの?」
「その質問って、いるって答えてもいないって答えても、私が損するじゃないですかあ」

訊いてきた相手に、あなたより一枚上手と思わせてあげるんですね。たいがいはこの返しで、相手は気分がよくなるはずです。でもこれは戦略。相手より低い位置につけることによって、会話の主導権を自分が握ってしまえるのです。

ここで話が終わらなかった場合には、ペースが崩れないうちに自分の方から質問します。

「私、カレシいるようにみえます?」

大事なのはこのあとです。相手が答える前に、話の矛先をすかさず相手のことにすり替えてしまうのです。急に気づいたように、こんなことを言ってみてください。

「でも、○○さん(相手)こそ恋人いるようにみえますよね」

質問者が既婚者および男性だった場合には、これはセクシーに見えるという褒め言葉として捉えられるため、悪い気はしません。話が自分のことになったので、どう答えようか考えている隙に別の話題に変えてしまえば、相手もそれ以上深追いしてこなくなります。

質問者が独身女性だった場合には、「ヒミツの恋人」という言い方に変えます。謎めいた女だと思われている、という快感を持たせてあげればいいのです。

悪口をひっくり返しちゃいましょう

人の陰口にはできるだけ関わりたくないものですよね。でも、すぐに始まってしまうのは人が集まったときの宿命です。

この場合は、場の空気をなごませることができれば、自然と止みます。もっと面白いことで上書きしてやればいいんですね。

そのためには、まずは黙って聞くだけにしておきます。そうして、悪口がピークに達したときに、その対象者の特徴を、誰もがユーモラスだと思えるような語感のあるもので形容するのです。

「○○さんってネコバスに似てますよね」とか、「なんか、ピーピーケトルみたいですよね」とか。ニコニコしながら、無邪気に唐突に切り出すのがポイントです。そこで笑いが取れれば、負のパワーはそれ以上あがらなくなります。

これは、座組にイヤな演出家がいたときの私の体験談ですが、以来、ダメ出しで怒られているときでも、みんなそのことを思い出すので、それぞれの現場の空気は以前より格段になごんでいきました。

曲のある知性はみんなが好き

どちらにも言えることは、直球はカーブで返すということです。目先を変えてあげることで、ネガティブなものを追い払えるだけでなく、あなた自身にさりげなく知的な印象が残ることになります。

カーブって、曲がっているということですよね、つまり、「曲がある」ということですね。女らしさは曲線にアリという法則を、言葉の使い方にも応用すればいいんですね。どの場合も、にこやかで物柔らかに言う、というのは鉄則です。

言葉は、そのまま人格に直結してくるものなので、人のイメージは言葉遣いで決まると言っても過言ではないぐらい、大事にした方がいいツールです。

誰もが使うものだからこそ、言語感覚に磨きをかけて、あなたならではのウィットをモノにしていきましょう。ボキャブラリーを増やすためには、読書はやはり大切です。

ウィットにかけてはアメリカが一番なので、ハリウッド映画からオシャレな会話の仕方を覚えていくのも近道ですね。

女性の上級者というぐらいですから、この感覚を使いこなせるようになるまでには時間がかかります。けれど、これは努力した分だけ見返りも大きいものです。ネガなものはポジで返す。これが身についたら、まちがいなく誰からも愛される存在になれます。

なめらかでまあるい、曲のある女を、あなたもぜひ目指してみてください。人生たのしくなりますヨ。

~舞台女優が教える美のレッスン

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