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聞いたこともある気はするけれど……「モラハラ」って何のこと?

Date:2013.09.22

「セクハラ」や「マタハラ」などなど、いろいろなハラスメントについての話題やニュースが、最近では日々、見られるようになってきていますね。

そうしたハラスメントの中で、大きなニュースとなることはあまりないものの、聞かれなくなることもあまりない、という存在なのが「モラハラ」という言葉です。

みなさまの中にも、詳しくは知らずとも「この言葉を聞いたことがある」という方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。モラハラとは一体、どういったものなのでしょうか。また、実際にモラハラにあってしまった場合には、どのようにしたらよいのでしょうか。

今回は、そんなモラハラについての事柄をご紹介してみたいと思います。

モラハラって、一体どういう意味の言葉なの?

モラハラというのは「モラルハラスメント」の略語です。「モラル」というのは、倫理観や道徳観という意味で、「ハラスメント」が「嫌がらせ」という意味ですので、そのまま訳すならば「倫理的な嫌がらせ」や「道徳的な嫌がらせ」という言葉になるかと思います。

しかし実際に使われていて、また、より正確に実態を表現する言葉としては「精神的な暴力」と訳されることが多いと言えます。

暴力と言えば、少し前までは「肉体的な暴力」ばかりがイメージされ、また定義されていて、肉体的な傷跡の残ることのないモラハラのようなものに関しては、軽んじられるか、「暴力」というカテゴリーに含まれるようなものとしては存在していないように扱われてきました。

「少し言い過ぎだよね」「言われた方も気にし過ぎじゃないか」などといった言葉で片付けられることも多く、言葉以外の何か具体的な行為として行われた場合であっても、被害にあった側ももっとハッキリと対処するべきだ、などと言われてしまうこともあります。

モラハラは肉体的な暴力と違い、外傷が残ることはありませんが、立派な暴力でり、犯罪であると、定義されている国もあります。また軽視されることが多いにも関わらず、被害者に残される傷跡は場合によっては肉体的暴力よりも深いものとなることがある、とも言われています。

「モラハラ」は決して、見過ごしたり、軽視したりすることのできない暴力の形なのですね。

モラハラする人の特徴って?

モラハラの加害者には、いくつかの特徴があります。

たとえば加害者は、普段は優しかったり、人格者のように見えたり、また同情するに値するような背景を持っていたりといった「味方をしたくなる」人物であるように思われる一方で(加害者自身が過去に受けた様々な経験のせいである場合も多くありますが)、心が寄せられたと確信された途端に態度が豹変したり、支配的になったり、ひどく自己愛的で他者に責任転嫁をするのが当人にとって「普通」というような状態となっていたり、自分の正当化のために平気でウソをついたり、といった特徴が多くの場合で見受けられます。

気をつけて……!こんな行為も、モラハラかもしれません!

モラハラの形には、様々なものがあります。けれど共通しているポイントとして「態度にして示してくる」というものがあります。

言葉にしてあらわす、という場合も多いですが、言葉にすらせず、もちろん手を出すこともなく「態度にするだけ」という場合も非常に多く有ります。

無視をしたり、視線を合わせなかったり、ため息や舌打ちをしたり、嫌みな言い方を選ぶ、いつでも失敗の指摘をしてくる、物を乱暴に扱う、などといった行為がありますね。

しかも加害者は、これらの行為を「被害者がダメだから・自分を不愉快にさせるから悪い」といった理由のもとで行うのです。そのため被害者は、加害者にされるアレコレは自分に非があるせいだと感じてしまうのです。

もちろん、被害者は状況を改善させるための努力を行いますが、加害者がそれを受け入れることはありません。そのため被害者はどんどんと追いつめられ、やがて加害者に対等にものを言ったり、対抗したり、ものを冷静に判断したりといったことができなくなってしまうのです。

モラハラをしてくるのは、たとえば上司から、だけではない!

モラハラの起きる現場は多々あります。人間が2人以上いればモラハラは起こりえる、とも言われていますから、どこにでも起きる問題なのですね。そしてモラハラは、どういった関係性にあっても起こってしまうものでもあります。

たとえば職場であれば、上司から部下へのモラハラといったケースは多くありますが、同僚同士でのモラハラも、部下から上司へのモラハラといったケースも少なくない数、存在します。またもちろん、モラハラは職場や家庭内以外の場所でも起こりえます。

モラハラの加害・被害から完全に逃れることができる人生というのは、もしかしたら、とても恵まれたものなのかもしれません。

モラハラの被害にあったら、こうしよう

「自分はモラハラの被害にあっている」と気づくことは困難です。上述の通り、モラハラの加害者は「被害者が悪い」のだと被害者に思い込ませ、正常な判断力を奪うまで追いつめます。つまり被害者は、自分を加害者だと思っている場合すらあるのです。

「まさか自分が被害者になるなんて」という思いもあるでしょう。けれど、だからもし、自分が被害者であると気づくことができれば、これは大きなチャンスです。

もし、自分がモラハラの被害にあっていると気づいたら、残念ながら、とることのできる有効な手段は「逃げること」「モラハラ加害者の存在する環境から離れること」のみです。

もちろん、いつか裁判などを起こすときのためにも、被害の記録を残しておくことは大切ですが、まずは身の安全を図ることが一番です。

そして、これは加害者との関係性によって、ということになりますが、離れたことによって生活が滞らないよう、職を探すなどの準備を行うことが事前にできていれば、よりよいですね。困難も伴うことかとは思いますが、どうにか対処したいものです。

いかがでしたでしょうか。モラハラの被害は深刻ですし、被害に気づくことも困難です。しかしどうかご自身のためにも、ご自身を大切にする選択ができますように。

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