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スウェーデン式!無理なく子供の学力を上げる教育

Date:2013.07.19

北欧は教育レベルが高いということを知っていましたか?フィンランドが教育で有名だということは聞いたことがあるかもしれません。北欧とは、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド等の国々のことを指します。

これらの国々は人口が少ないながら、学力テストでは世界トップクラスに位置しているのです。

日本ではたまたまフィンランドの教育が注目されてきたのですが、実は、フィンランド以外の北欧の国々も知られざる教育先進国なのです。今回は、スウェーデンの小・中学校で実際に働く中で見えてきた、無理なく学力を伸ばす秘密を公開します。

スウェーデン式教育①;子ども達が選択権を持っている

スウェーデンの人々は他人から行動を制限されることを好みません。自分の意思を大切にしています。たとえ子どもであっても各自の意思は尊重され、学校での服装や髪型は自由で個性が際立っています。

そんなスウェーデンの授業の基本原則は、「学習する内容は個々の生徒が選択する」。

授業では、その日何を学習したいかを生徒が決めます。例えば英語の授業では、教科書の音読をしたい生徒、単語練習をしたい生徒、英語で物語を書きたい生徒など、それぞれの進度に合わせて学習内容を決めます。

必要であれば、教室から出てパソコンで調べものをしたり、図書室に行くこともできます。一人で集中して学習してもいいですし、同じ内容を学習している者同士でグループになって進めても構いません。

教師は、個々の生徒を見て周り、一人一人と会話をしながら指導をしていきます。

一斉授業の多い日本と比べると対照的ですね。スウェーデンの教師が日本の授業風景を見ると皆が一律に同じことをしている様子に驚くようです。

日本とスウェーデンの教育のどちらが良いかということは一概には言えないでしょう。日本の教育では、しっかりと授業を行うことで、習得すべき学習内容をどの子にも平等に教えることができます。

一方スウェーデンの教育では、生徒に自ら選ばせることで、進んで学習する自主性を促します。また教師が個々の生徒を一人一人見られるということも良い点かもしれません。

スウェーデン式教育②;学校ではしっかり学習し、家に帰ったら家族との時間を楽しむ

スウェーデンでは、学校での学習にしっかり取り組むことができれば、それで充分。その後は、そのまま家に帰って家族との時間を楽しんだり、地域のスポーツ活動に参加をする子もいます。

学校以外に塾に行く子はいません。塾で夜遅くまで勉強をしたりする必要がないので、子ども達は学校での学習時間を大切にするようになります。時間のけじめをつけられます。

また、スウェーデンには受験がありません。日本のように、志望校の受験日まであと何日かと数えながら必死に勉強するという光景は全く見られないのです。

そのかわりに、学校での日々の成績に応じて、進学できる学校が決まってくることになります。これによって、生徒が学校での学習により重きを置くようになっているともいえます。

スウェーデン式教育③;将来進む道を早くから考え始める

将来進む道を早くから考えさせることも特徴です。高校進学の時点で、大まかに進路を選ぶことになります。美容、演劇、デザイン、音楽、福祉など進みたい進路に合わせ高校へ進学します。

そしてすぐに専門的な勉強を始めることができるようになっています。高校からは、好きな分野を勉強できるようになるので、子ども達は高校に進学するのが楽しみだと言います。

また、幅広い教科を勉強して良い大学を目指したい生徒は、そのための学校に進学します。そしてそこで、一生懸命勉強に励むことになります。

日本では多くの生徒が普通科の高校に進学しますが、スウェーデンでは一歩早く、希望に合わせた進路に進むことになります。進路を早めに考え始めることで、学習に対するモチベーションもアップするのかもしれません。

スウェーデン式教育④;教師1人あたり、生徒10~15人程度

教師1人あたりの生徒数が少ないのも特徴です。1クラスに2人の担任がついています。これなら、生徒に目が届きますね。

また、なんと教師は午後3、4時頃には帰宅できることも多いのです。場合によっては2時頃には授業が終わり、そのまま帰っていいことも。このあとの時間は自由に使えます。ゆっくりと家で授業準備をすることもできます。

教師が余裕を持って、教科指導にあたれる、これがスウェーデンの学校の特徴です。

スウェーデン式教育⑤;国のサポートが手厚い

スウェーデンでは、大学まで教育費が無料。家庭の経済事情に関係なく、子どもが希望すれば大学にも行けますし、医者になりたければ、医学部にも無料で行くことができます。これは国が、教育を大切にしお金をかけている証拠。

対して、日本では現在、教育に充てられる国の予算が少ないため、教育費は各家庭の大きな負担となっています。大学の学費のために学生ローンを借りたり、返済義務のある奨学金を借りなければならない人も多くいます。

国として、教育にどのくらいお金をかけるか、これはよく考えないといけないことですね。

スウェーデン式教育⑥;大きな視点で教育を考える

「知識を教え込み良い学歴を得ることだけではなく、しっかりとした大人となり社会の一員として貢献できる人材になること」

スウェーデンの教育において大切にされている考え方です。

テストで良い点を取ること、試験に受かること、そういったことにだけ執着するのではなく、もっと大きい視点で子どもを育てていくことも重要かもしれませんね。

しっかりと人として成長する、その土台があってこそ、学力は意味を持ってくるのではないでしょうか。

今回は、日本と少し異なるスウェーデンの教育事情を紹介してみました。どこの国の教育が良い、悪いということはないですが、参考にできるところは活かしていきたいですね。

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