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新しいトレンドワード「ナシ婚」って一体何のこと?

Date:2013.10.02

籍を入れても結婚式をしない「ナシ婚」カップル

結婚と結婚式はこれまでセットのように考えられており、結婚を報告すれば「式はいつ?」と即座に聞かれるものでした。しかし、最近では挙式をせずに籍だけを入れるという「ナシ婚」のカップルが急激に増加しているとのこと。

なんと結婚したカップルの2組に1組は、挙式をしないのだとか。政府が調査した結果年間約67万組のカップルが結婚し、そのうち挙式をしたのは約35万組に留まっています。

2分の1の割合で挙式をしないカップルがいるということは、もはや結婚式は当然の儀式という認識ではなくなってきているということなのです。

原因その1.おめでた婚の増加

やはり一番の理由は、先に女性が妊娠してしまった場合に多いということ。おめでた婚は以前から増加傾向にあり、結婚するカップルのうち約4分の1はおめでた婚であるとも言われています。

女性が妊娠すると、まず急いで籍を入れることが多いです。体調に問題がなく、経済的に準備ができれば妊娠中に結婚式をするカップルもいるのですが、そうそう簡単なものではないのが現状。

悪阻や体調の変化、お腹のふくらみなどによって結婚式をする時期を逃すことは稀ではないのです。

しかし、子供が産まれて落ち着いてから挙式をするというケースは少なからずあります。筆者の周囲でも2組子供同席での結婚式がありました。

もちろん良い式だったのですが、結婚して1年以上間隔があいていることも多いため、涙を流している人の数はそれほど多くなかったように感じました。時間の経過によって感動が若干薄れることは確かなのかもしれません。

また子供がいることで、式でできることの制限が加わり、準備にも手間が掛かることになります。産後は女性も育児で手一杯なため、気力がなくなっていることもあるでしょう。「もういいか・・・」と諦めてしまう人も少なくないのでは。

原因その2.経済的な理由

平均して結婚式を挙げるためには300万円程度のお金が必要になると言われています。しかしその300万円をなんの不安もなく簡単に用意できるカップルはそう多くないはず。

親からの援助があることも多いですが、300万円という大金を使うならば他のことに費やしたいと考える人も多いもの。

結婚式をしない変わりにお金を使いたいことには、やはり「新生活の準備」や「貯金」が圧倒的に多い様子です。確かに新居の環境に300万円費やせたら、かなり充実した二人の家が完成するわけですよね。

これからの生活のためや、子供が産まれることを見越しての貯金として、とっておきたいと思うのも自然かもしれません。経済的に余裕のないカップルというのは年々増える傾向にあります。

女性がこれから妊娠し、出産するとなれば、女性の分の給料は実質0円になるということ。男性だけの給料では不安と感じる夫婦は非常に多いのが現状です。

原因その3.セレモニーや主役になることが苦手

現代の日本人は、脚光を浴びることを苦手とする人が非常に多いように見受けられます。人生にたった一度(であってほしい)のセレモニーですから、その日だけは主役になってもいいのでは?とも思います。

しかし人前に出る事が苦手な人にとっては「苦痛」と感じてしまうこともあります。実は筆者も結婚式をしていない「ナシ婚」夫婦。理由はこの「人前に出る事が苦手」ということでした。結婚したのが若く人脈もなかったため、招待する客の数もかなり少なかったあの頃。

大々的に式を挙げる必要性も感じなかったというのもあります。しかし一番の理由は、夫も私も主役になって注目を浴びる勇気がなかったのです。

こんな選択をするのは珍しいのかと当時は思っていましたが、最近では約19%のカップルがこの理由でナシ婚を選択しているようです。

結婚式の形は様々

正式な式と披露宴を行うのが一般的だったのに対し、最近ではその形も様変わりしている様子です。レストランウエディングなどが流行ったように、挙式というよりはパーティー形式のラフな式をするカップルが増えています。

さらには、バーを貸し切って友人同士が集まって結婚を祝うというスタイルも浸透し始めています。招待される方もかしこまって緊張する必要がないため、こうした形の式だと参加しやすいという声も多いです。

結婚式がひとつのハードルになっていた?

籍を入れたら結婚式を挙げる、という形式が一般的であることによって「結婚へのハードル」を高く構えていたカップルは多いでしょう。まず挙式費用が工面できるまでは籍を入れられない、というケースもあります。

晩婚化が進んでいる現代では、式を挙げない選択が普通になっていくのは悪い影響ばかりではないのかも?

むしろ結婚へのハードルを下げるため、若くても気持ちさえ固まっていれば結婚できるという認識に変わっていくのではないでしょうか。

ただ、結婚式には感動や幸せが溢れているのは確か。ひとつの人生の区切りの儀式をするのは重要なこととも言えます。結婚したことへの実感や、責任感を重く受け止める機会になることもあるでしょう。

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