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思いがけず妊娠糖尿病になってしまったマタニティライフの話

Date:2013.08.06

出産を経験したことのある女性なら一度は耳にしたことのある“妊娠糖尿病”。一般的な糖尿病とどんなところが異なりどのような点に気をつけてマタニティライフを過ごすと良いのでしょうか。知っているようで実は知らない疾患“妊娠糖尿病”についてのお話です。

1.ズバリ!妊娠糖尿病ってどんな疾患なの?

はじめに、妊娠糖尿病は「妊娠中に発症もしくは初めて発見された耐糖能低下をいう」と定義されています。

また日本での診断の基準は、妊娠中に75gブドウ糖負荷試験を行い、糖負荷前値(空腹時)92~125mg/dL、1時間値180mg/dL、2時間値153mg/dL、のうち1点以上を満たす場合に妊娠糖尿病と診断することになっています。

これは具体的にどんなものを使って検査を行うかというと、甘い炭酸水を妊婦が飲み、採血によって測定するものになります。妊娠糖尿病の発生頻度はおおよそ10%程度になると言われています。10人に一人が発症すると考えると決して少なくはないですよね。

2.どんな人が妊娠糖尿病になりやすいの?

妊娠糖尿病になりやすいリスクファクターはやはり存在します。具体的な例をあげますと

①家族歴がある(糖尿病の血族者がいる)
②肥満である
③35歳以上の高年齢である
④妊娠高血圧症候群である
⑤羊水過多症である

などが挙げられます。とはいえ該当する項目が複数個あっても必ず発症するわけではないため、心配しすぎるのはよくありませんね。

一番気をつけないといけないケースは、妊娠前から糖尿病を患っており治療中の女性です。これらの糖尿病合併妊娠では、胎児にも様々な異常が出る場合が多く一番心配しかければならないことは、赤ちゃんの奇形です。

血糖管理が悪いほど赤ちゃんへの影響が大きくなるため、妊娠前から服薬等による血糖値のコントロールを受け、計画的に妊娠することが大切になります、

3.妊娠糖尿病のマタニティライフとは?

わたし自身も妊娠糖尿病であると診断され、血糖値管理や専門医への受診を促された妊婦でした。

どうしても元気で健康な赤ちゃんを出産したい気持ちが強かったので、糖尿病センターへの外来を受診し、栄養指導をもとにした食事療法や運動療法による血糖値を上昇させないための工夫、またインスリンを使った薬物療法で血糖コントロールを行ってきたひとりです。

これらの経験から、妊娠糖尿病になってしまった場合にマタニティライフで気をつけることについてご紹介します。

① 食後1時間経過後から運動をする(ウォーキングや掃除などの家事を無理なく30分程度)

② お菓子、ジュース、菓子パンを控える(甘いものは血糖値を急激に上昇させてしまうため)

③ 炭水化物は小分けして摂取する(血糖値の上昇をゆるやかにするために主食であるコメ、パンは一日に必要な量を6回に分けて摂取)。

④ 食事する時は野菜から食べ、ゆっくり噛む(血糖値を上げにくくする工夫)

⑤ 麺類、野菜が盲点(うどん、パスタ、ジャガイモなども血糖値を上げてしまうため、摂り過ぎに注意する)

などに気をつけて生活していました。また、妊娠数週が進むにしたがってコントロールが難しくなるのが妊娠糖尿病の特徴になりますが、胎児に必要な栄養を送り続けるためにも自己判断で無理な制限は避けなければいけません。

担当医の指示を守り、必要に応じてインスリンの投与が必要な場合もあります。インスリンと聞くと使いたくないと思う妊婦さんが多いのは確かですが、より安全な出産のために、たのしい育児を開始するためには、最善策となる場合も多いようです。

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