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妊婦の知りたいタバコの害……害は喫煙者の「肺がん」だけじゃない!

Date:2013.11.30

妊娠中に避けなければならないものとして頭に浮かぶものといえば、やはり「アルコール」と「タバコ」なのではないでしょうか。

かつ、アルコールが「グラス2〜3杯程度のビールなら大丈夫」と言われることもある一方で、タバコに関しては「●●程度なら大丈夫」といった声が聞かれることもほとんどありません。

妊婦さん自身にとっても、お腹の赤ちゃんにとっても、タバコの害というのはやはり大きなものなのですね。それでは妊婦さんの喫煙によって、お腹の赤ちゃんには、一体どういった影響が及ぼされてしまうのでしょうか。

妊婦さんの喫煙でお腹の赤ちゃんはこうなるかも?!・1;流産・早産

タバコを吸うと、喫煙者の身体の中に身体に毒となる物質が入ってきます。その中で、まず注目しておきたいのが「ニコチン」と「一酸化炭素」です。

ニコチンには、血液の循環を阻害する作用があります。ニコチンを摂取することで、血管が収縮してしまうからです。

妊婦さんにとって、血液・血流はとても大切なものです。赤ちゃんのために妊婦さんは、通常時よりも多くの血液をつくり(通常よりも薄いものとなります)、そのため貧血になる方もとても多くいらっしゃいます。その、大切な血流が阻害されてしまうのです。

一酸化炭素に関しては、ヘモグロビンと呼ばれる血液中の成分とくっつく仕組みになっています。ヘモグロビンは酸素を身体中に運ぶ役割をしていますので、そのヘモグロビンに一酸化炭素がくっついてしまうことで、酸素が必要量、身体中に運ばれなくなってしまうのです。

妊婦さんの体内はもちろん、お腹の赤ちゃんのために必要な酸素も運ばれなくなってしまいます。

妊婦さんや赤ちゃんが低酸素状態になると、お腹がはりやすく(=子宮が収縮しやすく)なりますし、赤ちゃんの成長・生命維持のために大切な胎盤がうまく働かなくなってしまいます。

そのため妊婦さんが喫煙すると、流産や早産をはじめとした様々なトラブルにみまわれやすくなってしまうのですね。妊婦さんが喫煙を続けた場合、お腹の赤ちゃんが早産・流産してしまう可能性は3〜4倍にもなると言われています。

妊婦さんの喫煙でお腹の赤ちゃんはこうなるかも?!・2;低体重児

妊婦さんが喫煙することで、血流が阻害されたり、胎盤の機能が十分にはたらかなくなってしまったりする可能性がある、というのは上述しましたね。そうなると赤ちゃんは、必要な酸素や栄養を受け取ることができなくなってしまいます。

それによって赤ちゃんは「低体重児」と呼ばれる、標準よりも体重の軽い、小さな子どもになってしまったり、子宮内胎児発育遅延と呼ばれる状態になってしまったりすることがあるのです。

ちなみに妊婦さんが喫煙を続けた場合の低体重児になる可能性は、おおよそ2〜3倍であると言われています。

流産・早産・低体重以外に可能性のあること

妊婦さんの喫煙によってひきおこされる影響は、流産・早産・低体重児の可能性だけではありません。他にも、「早期・前期破水」「胎盤の位置の異常」「子宮内での性感染症にかかりやすくなる」「先天的な異常が発生しやすくなる」などの可能性が高まると言われています。

また、日頃は軽く考えがちですが「口内環境の悪化」というものも挙げられます。妊婦さんは特に、通常時よりも口内環境が荒れやすくなっているので注意が必要です。

妊婦さんの禁煙だけでは足りません……ご家族もぜひ、一緒に禁煙を!

「お腹の赤ちゃんのために……」と、折角妊婦さんが喫煙をやめても、一緒に住んでいるご家族の方が喫煙を続けていたのでは意味がありません。

妊婦さんが喫煙していなくても、ご家族や周囲の人の吸っているタバコの煙を妊婦さんが吸ってしまうことで、喫煙しているのと同じだけ(場合によってはそれ以上)の害を被ってしまうこともあります。

禁煙中に近くでタバコを吸われてしまうこと、またつわりなどの時期であれば煙の臭いを感じるだけでも、妊婦さんにとってはとても大きな負担となってしまします。ご家族にも、妊娠の機会にはぜひ、禁煙に踏み切ってもらいたいものです。

それがどうしても無理な場合はせめて、部屋の中や家の近くでは喫煙しないなどのルールを守ってもらえるようにしたいですね。

以上、いかがでしたでしょうか。禁煙バッチや禁煙ガムなどの利用も認められていない妊婦さんが禁煙を行うというのは、想像以上に難しいものかもしれません。

しかし、つわりの影響で綺麗にタバコから離れられたという妊婦さんも多くいらっしゃいますし、お腹の赤ちゃんのためだけではなく、妊婦さん自身のためにも、プラスになることも多くあるかと思います。

困難なことではありますが、周囲の方の協力も得て、どうか上手に禁煙を行ってくださいね!

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