• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

出産前だけじゃない……妊婦さんは産後も大変!「産褥ってなに?」

Date:2013.08.23

妊娠といえば、「妊婦さんが注意するべきポイント!」などなど、出産前の方に向けての言葉が多く聞かれますよね。

もちろん、赤ちゃんがお腹にいる間は、妊婦さんの行動の様々なものがダイレクトな程に赤ちゃんに影響しますし、訪れる変化は大きなものですから、注意しておきたいポイントがあることには間違いありません。

けれど産後の身体の変化については、「驚く程話を聞くことがないな……」と感じることはありませんか?

身体の変化だけではありません。「こんな点に困ったんだよー!」という「苦労話」についても、耳にするのは出産前や出産時のことが多く、産後のことといえば赤ちゃんの夜泣きや授乳のことばかりだったりするのではないでしょうか?

あまり広く知られていることではありませんが、産後には「産褥期」というものがあります。産後に独特のものなのですが、この産褥をはじめとして、産後の不調については、未知のものが多くあります。

そこで今回は、産後に抱えがちな不調について、この産褥を中心にご紹介してみようと思います。

産褥・産褥期とは?

産褥期というのは、出産から6週間から8週間後までに起こる産婦さんの身体の変化と、その期間のことを言います。性器はもちろん、全身に起きる、お母さんの身体が妊娠する前の状態に戻るまでの変化には様々なものがあります。

ひとつの命を産むということは、女性にとって、気持ちの面でも身体の面でも、とても大きな負担の生じるものです。産後の24時間や数日だけでなくこの時期は、特に安静にし、身体を大事にすることが必要なのです。

産褥期には、身体にどんな変化が訪れるもの?

産褥期には、お母さんの身体にはたくさんの変化が起こります。例えば産後の24時間では、高熱が出ることがありますし、血圧が上昇したり、尿がうまく排出できないことやいつもとは違った尿が出てくることがあります。

妊娠にともなって増えていた体重も、ひといきに6キロ程減少します(妊娠後の体重に完全に戻るには1ヶ月以上かかると言われています)。

体重と同じく、膨らんでいた子宮の大きさも元に戻ります。出産後は臍の少し下辺りありますが、それが一度、お臍の高さにまで上がってきます。サイズはそれから少しずつ小さくなって行って、その後2週間ほどの時間をかけて、元の状態に戻って行くのです。

妊娠中には止まっていた月経は、授乳している場合には戻って来るのが遅れますが、そうでない場合には、産後2か月程度で元に戻ると言われています。

一番特徴的なものは「悪露」と呼ばれるものの存在かと思います。悪露というのは、出産後に排出される様々な体液のことを指していて、日が経つにつれて分泌されるものの内容も変化していきます。これについては、詳しく後述したいと思います。

その他にも様々な身体の変化が起こりますが、身体だけでなく、精神的にも大きな変化が訪れます。出産という命がけの行為をしたため、興奮がおさまらなくなったり、気が抜けたような状態が続いたりといったことが起こるのです。

こうした心理状況になることは決して珍しいことではなく、むしろ当たり前のことではありますが、あまりにも長く続くようでしたら、お医者さんに相談してみる必要があるかもしれませんね。

「悪露」ってどんなものなの?

さて、産褥期のとりたてて大きな特徴である「悪露」とは、一体どのようなものなのでしょうか。悪露は、様々な体液が排出される働きのことを言います。血液やリンパ液や粘膜などの様々な分泌物が出てきます。

膣などの傷口の状況によって、排出される分泌物の状態は日々変化します。始めの頃は血が混じっていることが多いですが、少しずつ、色も量も内容も変わってきます。

量によって、専用のパッドを用いたり、専用の下着を利用することが必要な時期があります。量が少なくなって来てからは、通常の月経の際に使用するナプキンでも大丈夫です。

悪露の対処に際しては、性器や外陰部をできるだけ刺激しないようにすることと、患部の消毒を行い、常に清潔にしておくことが大切です。

産褥期に気をつけるべき症状とは?

悪露は、多くの場合は6〜8週間程度で血が混じることはなくなると言われています。もし、これだけの期間を過ぎても悪露に血や血のような色のものが混じる場合は、病院で相談することが必要となってきます。

悪露は子宮や膣の回復をはかり、またその状態を知るために必要な大切なものです。丁寧に観察してみることが必要でしょう。

また悪露でなくとも、不自然な出血がある際には、これも病院に相談することが必要です。出産直後には多くの血が出てくることが多いですが、もし少し立ってからも多量の出血があるようでしたが、すぐに病院に連絡してください。

その他にも発熱や、排尿・排便がうまくいかないということや、精神面での不調も起きてくる可能性があります。

産褥期は、どんな風に過ごしたらよいの?

何かと不調の続くことが多く、心身ともに傷つき、疲れてしまっているこの時期は、家事も家族に手伝ってもらったり、ともかく、安静にして過ごすことが大切です。

数時間おきに授乳の必要な時間がやってきますが、授乳自体も長く時間のかかることが多くありますし、母乳が作られる元になっているのは母体の血液ですから、貧血にも注意する必要があります。摂取する栄養にも気をつけたいですね。

以上、いかがでしたでしょうか。産前だけでなく、産後にも気をつけたいポイントは多くあるのですね。

一昔前には「産後の肥立ちが悪く……」といった悲しい出来事が、今よりももっともっと多くありました。けれど産後に気をつけなければならないのは、昔も今も一緒です。赤ちゃんのことももちろんですが、お母さん自身の身体も、どうか大切にしてあげてくださいね。

この記事をシェアする

関連記事