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大人が知っておくべきマナー。結婚式など「のし袋」のエトセトラ

Date:2014.05.23

結婚のお祝いや出産祝いなど慶事から、お見舞いごとなどにも使われるのし袋。のし袋には決まりごとがたくさんあります。

大人になってからあまりにもマナーに無頓着だと、自分が恥ずかしい思いをすることにもなりますし、何よりも相手の方に失礼になってしまってはせっかくの「気持ち」が台無しです。というわけで、今回はのし袋のエトセトラをご紹介。

そもそものしって何だろう?のしの意味

「のし」というのは、正式には「のしあわび」といいます。昔、貝のアワビをのして使っていたことから、このように呼ばれるようになったとか。

のしあわびの「のし」は《延ばす、延びる》につうじており、昔の中国で鮑は不老長寿の効果があるとされていたことから、寿命を延ばすおめでたいものの象徴とされ、お祝い事の贈り物などに添えられていたようです。

その後は、のしあわびの代わりに昆布や紙が使われるようになり、現代ではのし紙やのし袋の右上にそのモチーフが用いられています。

渡し方にもマナーがあります!のし袋の受け渡し

友人の結婚式などで、そのままのし袋を持参して、むき出しで渡すという光景を見かけることが何度かありました。祝儀袋などは通常ふくさに包んで持参するものなので、かばんやスーツのポケットからそのまま出すのはマナー違反となります。

赤、オレンジ、桃色などの暖色系は慶事用、紺や深緑、グレーなどの寒色系は弔事用となり、紫色はどちらにも使える色ですので1枚持っておくと便利です。ふくさを用いるのは、折れたり汚れたりしないようにという配慮から。

受付では挨拶を述べたあと、受付の目の前でふくさから祝儀袋を取り出し、先方に表書きが読めるように向けて、両手で手渡しましょう。

ポイントは水引の形!祝儀袋の種類

祝儀袋については、お祝い関係で用いるのは大きく分けて2種類です。通常使用されるのが、「蝶結び」。結婚以外のほとんどの慶事(出産・入学・成人式など)に使われます。

これには、何度繰り返してもおめでたいという意味が込められており、何度でもほどいて結びなおせるように蝶結びが使用されています。ちなみに水引の本数ですが、基本は5本で、7本、10本と増えるほど喜びの表現が大きくなるそうです。

そしてもう一つが「結びきり」。一度結ぶとほどけない固結びを指しており、固く結ばれて解けない(離れない)ことを願って、二度と繰り返さないようにとの願いを込めて、婚礼・お見舞い・弔事(弔事用は白黒の結びきり)などに使われます。

知ってるよ!という方ももちろん多いこととは思いますが、私自身も社会人になってから勉強をしたマナー。のし袋ひとつとってもこれだけの意味合いがあるとは驚きでした。

おめでたい事・悲しいことに気を遣い、共感する・・・日本人らしいとても細やかな気持ちが表れていて、日本人であることを誇りに思えます。この素晴らしい気質は、昔の人々から受け継がれてきたもの。

それを絶やさないように、日本人ならではの考え方をこれからも学んでいきたいなと思うきっかけになったのが今回お話をしたのし袋のエトセトラ。

意味合いを理解するとしないのでは、心持ちも違ってきます。気持ちを表現できる素敵なマナーを身に付けていきましょう。

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