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女性の体を考えよう。乳がんの遺伝子検査とは?

Date:2013.09.07

ハリウッドスターのアンジェリーナジョリーさんが乳がん予防のために、乳房を切除した事をニューヨークタイムズで告白をしました。このニュース、瞬く間に世界中に配信されました。

全世界の女性にとって、衝撃的な告白だったと思います。彼女の受けた乳がんの遺伝子検査とはどのようなものなのでしょうか?

アンジェリーナジョリーの決断

37歳のオスカー女優であるアンジェリーナジョリーは、高い確率で乳がんになりやすい遺伝子を持っているとわかり、予防的に乳房の切除を受けたと告白をしました。

彼女は、私達女性に遺伝子検査についてもっと情報を求めたり、乳がんの発生とリンクしているBRCA1とBRCA2と呼ばれる遺伝子の変異発見のために、検査を受けてみることを奨励しています。

この決断に至った背景には、彼女の母親も卵巣ガンで亡くなっており、彼女自身も変異したBRCA1を持っており、87%の乳がんのリスクと50%の卵巣がんのリスクがわかりました。乳がんに関する数字は恐ろしくも聞こえますが、否定はできません。

現に、アメリカでは23万人もの女性が毎年診断され、その結果4万人近くが亡くなっています。アンジェリーナジョリーは、養子も含めて6人の子供の母親です。そんな彼女は、乳がん発症への確率を減らすべく今回の難しい決断をくだしました。

この手術を受けることで、確率は5%に減ると予測されています。アンジェリーナジョリーは、今回の彼女の経験を参考にするよりも、女性たちにもっと乳がんリスクについて学んで、主治医との十分な相談の上で、決断することを勧めています。

しかし、彼女は、他の女性たちが自分の経験から得るものもあると思うので、今回この決断について告白することに至ったそうです。

「ガンはいまだに人々の心の中に恐怖を投げ込む言葉で、深い無力感を生み出します。しかし、現在の医学では血液検査で、乳がんと卵巣がんのハイリスクを持っているかどうかを調べることができます。そして、行動を起こすことができます」

と彼女は述べています。

最近やっと日本では、ピンクリボン運動など、乳がん検診の大切さを訴えられてきていますが、受診率は他の先進国に比べるとかなり低いです。検診さえも後進国である日本では、今回のアンジェリーナジョリーが受けた遺伝子検査も、予防的乳房切除も、聞きなれないものになります。

しかし、日本でも、18人に1人の確率で乳がんになると言われており、年々増加の一途をたどっています。そして、女性がかかりやすいガンの第一位も乳がんです。女性にとっては、他人事ではないのです。

遺伝子検査とは?

日本でもこの遺伝子検査を受けることができます。検査を希望する人は、まず乳がんや卵巣がんにかかった血縁者のデータを医療機関に提出します。その結果、家族性腫瘍が強く疑われると判断された場合に受けることができます。

それから、該当の血縁者と希望者の遺伝子を調べて、遺伝的なリスクが高いかどうかを診断されるそうです。費用は、一人38万円。血縁者が6万円。保険は適用されず、自費となります。

この検査自体は、日本では、株式会社ファルコバイオシステムズが引き受けています。そちらのホームページで遺伝子カウンセリングが受けれる医療施設が案内されていますので、参照してください。

株式会社ファルコバイオシステムズ http://www.familial-brca.jp/index.html

今回のアンジェリーナジョリーの告白は、私達女性にひとつの選択肢を示してくれました。たとえ、遺伝子検査でBRCA1やBRCA2に遺伝子変異の結果が出たとしても、その結果はガンを発症する個人のリスクが分かっただけということを忘れてはいけません。

実際に発症するかどうかはわかりません。さらに、遺伝子変異の結果が出たら、乳房を切除する選択だけしかないというわけではありません。遺伝子変異を持つ人は、6か月ごとのMRIとマンモグラフィー検査で観察していくことが必要です。

リスクを下げる薬を服用したり、健康的な体重を維持したり、禁煙、アルコールを制限、運動などライフスタイルを変えることも予防に役立ちます。

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