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乳癌検診の頻度や正しい受診方法とは?若くても要注意!

Date:2016.01.26

shutterstock_162825059日本人の死亡原因のトップはがんです。これはここ20年以上ずっと変わっていません。さらにがんができる部位を見てみると、乳癌で亡くなる女性の割合が増えているのです。つい先日も有名タレントが乳癌になったことを告白して世間で大きな話題となりましたね。

乳癌になってしまったら、進行具合によっては大切な乳房を切除する、最悪の場合は命を落とすことにもなりかねません。そういった事態を防ぐために必要なのががん検診です。検診で早期にがんが見つかったことで命が救われた方も大勢いるのです。

女性に増えている乳癌ですが、一体何歳くらいから検診を受けるのが適当なのか、検診を受ける頻度や検査方法などについて理解をしておくと役立ちますよ。

若いからって安心できない!乳癌検診の受診が絶対に必要な理由

がんや病気にかかるリスクが高くなるのは、ある程度の年齢に達してから。20代、30代くらいならまだ病気やがんの心配はない。そう思っていませんか?

確かに年齢とともに免疫力が下がり病気リスクが高くなるのは事実です。

しかしその状況が大きく変わったのです。かつての日本では乳癌の発症率は30代後半から40代にかけて高くなっていました。ところが近頃は20代という若年層にも乳癌発症率が高くなってきているのです。

食生活の変化が乳癌の原因に?

先ほど乳癌発症の平均年齢が下がってきていると述べましたが、その理由として食生活やライフスタイルの変化が挙げられます。20代の乳癌発症率が高いのは実は欧米では昔から珍しくないケースだったのです。

欧米人のライフスタイルを研究してみると、乳癌の発症率と食べ物に関係があることがわかったのです。

欧米では肉や乳製品といった動物性たんぱく質を食事で多く摂り入れる傾向にあり、それが乳癌を発症させる原因を作ると言われています。

日本人が昔から食べているタンパク源といえば、納豆や豆類といった植物性のたんぱく質でしたが、食生活の欧米化に伴って日本人も動物性たんぱく質を食べる機会が増えてしまいました。

そしてもう一つの要因が、少子化の原因ともなっている、

  • 晩婚化
  • 非婚化

です。

これが乳癌発症率を引き上げています。

乳癌の発症には女性ホルモンも影響しているのですが、妊娠経験がない、もしくは高齢になってから出産すると女性ホルモンの影響を受けやすくなり乳癌発症率が高くなります。

若いからこそ、乳癌検診を受けたほうがいい理由

20代、30代に乳癌の発症率が増えていることから、乳癌検診は若いうちから受けるべきです。それには3つの理由があります。

早期発見に繋がる
早めにがんが見つかれば治療も簡単で済みます。ある程度がんが進行していると乳房を摘出することにもなりかねません。20代、30代といえばまだまだ女盛りの時期です。この時期に乳房を失ってしまうと、肉体だけでなく精神的なダメージも相当大きいはずです。
重症化を防ぐ
年齢が若い人の方ががんの進行も早いと言われています。若い方は細胞分裂が活発であるため、がん細胞も増殖しやすいのです。気づいたら手遅れということを防ぐためには検診を受けるのが一番です。
妊娠、出産への影響を防ぐ
20代、30代といえば妊娠や出産を経験する時期。そのときに乳癌が発覚すると妊娠や出産に悪影響が出ることがあります。

月に一度は確認しておきたい!乳癌のセルフチェックのやり方

乳癌は他の部位のがんとは異なり、セルフチェックが行えます。毎月一度はセルフチェックをやっておくとすぐに異変に気が付くことができます。そのやり方について簡単に紹介していきますので、是非家でやってみてくださいね。

まずセルフチェックを行う時期ですが、生理終了から1週間後くらいがベスト。生理前や生理中はホルモンの影響で胸がはってしまいチェックが行いにくいからです。

鏡で乳房を見て、状態をチェックする

上半身裸になって自分の両方の乳房をよく見てみましょう。ここでチェックするのは以下の3つです。

左右の乳房の形、大きさ
人間の体は左右対象ではありませんので、大きさに差が出るのは仕方がありません。それでもたびたび見ていると、自分の乳房の形や大きさがおおよそわかるはずです。

急激な体重の変化がないのに大きさや形が変わるのは何かしらの異常が考えられますので、大きさや形に変化がないかをチェックしましょう。

皮膚のへこみ、ひきつり
乳房は丸みを帯びているのですが、部分的にへこみやひきつりがないかを調べてみましょう。
乳首のへこみ、ただれ
乳首にへこみやただれが見られないかどうかを鏡でよく見てください。

上記の3点をチェックして疑わしい点が見つかったら、今度は両腕を上げて同じことをチェックしてみてください。

それでも気になる点が見られたら、一度専門医を受診してみることをおすすめします。

今度は触ってしこりがないかどうかをチェック!

触診でしこりがないかどうかをチェックしてみましょう。

  1. 仰向けに寝る
  2. 乳房の内側、外側を満弁なく触ってしこりの有無をチェックする
  3. 起きあがってからわきの下のリンパと乳頭を触ってしこりの有無をチェックする

もしもしこりが見つかったからといってただちに乳癌を決めつけないでください。しこりは良性の可能性もあるので、まずはお医者さんを受診しましょう。

知っておきたい!乳癌検診の種類と方法

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乳癌検診は産婦人科や職場の健康診断、もしくは自治体が開催する健康診断にて受けることができます。乳癌検診の主な方法とその特徴について紹介していきます。

しこりの状態を医師が触診でチェック

医師が触診でしこりの有無をチェックする方法です。後で紹介するマンモグラフィや超音波による検査と合わせて実施されることが多いです。

ただし手で触れてもわからないような小さなしこりの場合は、気が付くことが難しくある程度大きくなったしこりしか発見しづらいのが難点です。

痛みが少なく若い女性向きの超音波検診

乳癌検診で用いられる検査法の一つが超音波検診です。

専用のジェルを塗ってその上からブローブという専用機器を充てながら超音波をあてて、それに反応する映像で乳房の状態を調べます。乳房全体をくまなくチェックしてしこりがないかどうかを見極めていきます。

乳房の内部の構造をじっくりと観察しながら触診では見つけられないような病変を見つけるのに優れています。痛みを伴いませんし、レントゲン検査ではありませんので、妊婦さんや初めて乳癌検診を受ける若い方にもおすすめです。

ただし乳癌の副産物である微細な石灰化を見つけるのに難しいことと、医師や検査技師の腕により発見精度に大きなずれがあるのが難点です。

初期がんも見逃さない、マンモグラフィ

超音波検査と併せて乳癌検診のメジャーな方法が、マンモグラフィです。乳房専用の機器を使ってレントゲン撮影を行いしこりの有無を判断します。

メリットは小さい乳癌でも発見がしやすいことです。広範囲にわたって撮影が可能であり、乳癌の可能性が疑われる微細な石灰化を見つけるのにも役立ちます。

デメリットは痛みと体への影響です。マンモグラフィを撮影するときに乳房を平たく押しつぶして撮影するのですが、その時にかなりの痛みを伴います。またエックス線を使用するので被ばくによる影響が多少はあります。

また若い女性は乳腺が密にあるため、しこりとの区別がつきにくいですし結果が正確に出ない事もあります。

妊娠中や授乳中の女性は体への影響や検査の正確性を考えるとマンモグラフィを受けるのに適さないのです。

検診の頻度や方法、乳癌検診の正しい受け方とは?

近頃20代から30代に増えている乳癌。早期発見するためにも検診を受けることが重要になります。

また医師によって検診の必要性に対する考えも異なり20代や30代女性の積極的ながん検診をすすめない意見も聞かれます。

ただ一つ言えるのは検診を受けておけば、万が一の事態を早く発見できること、そして何もなければ安心だとういことがわかります。念のためという意味も込めて、20代からでも健診を受けておくと安心だと思います。

検診は年に一度で十分!

乳癌検診を受ける頻度ですが、一年に一度で十分です。心配だからといって毎月検査を受ける必要はありません。

念のために上述のセルフチェックを毎月行っておくと、小さい変化にも気が付けるようになりますよ。

検診の方法は年代別で異なる

それぞれの年代ごとに適した検査方法を選択するのが望ましいです。

20代
20代女性は超音波検査がおすすめです。痛みもありませんし、細胞が密な若い女性はマンモグラフィにて正確な検査結果を把握しづらいからです。
30代
30代女性の場合、超音波検査だけで十分という意見もありますがマンモグラフィも併せて行うことをおすすめします。乳癌リスクが上がり始めるので、マンモグラフィで初期の乳癌を発見しやすくするためです。年ごとにマンモと超音波を交互に行うという方法もおすすめです。
40代以降
乳癌リスクがさらに高くなりますので、超音波よりもマンモグラフィ中心の検査を受けることをおすすめします。
身近に乳癌患者がいる方
親や姉妹など自分の近い血縁に乳癌患者がいた場合、若くても毎年超音波検査とマンモグラフィを受けることをおすすめします。

身内にがん患者がいると、ガンにかかりやすい遺伝子を受け継いでいたり、似たような生活習慣を送っているためがんにかかるリスクが高いと推測できるからです。

どこで受けたらいいの?乳癌検診を受ける場所

それでは乳癌検診は一体どこで受けられるのでしょうか。健診を受けられる場所は主に二つです。

医療機関
診断設備を整えている病院やクリニック、乳腺外科にて検査を受けられます。
自治体実施の健診
自治体で集団検診を実施することがありますのでそれにて乳癌検診を受けられます。

また自治体では一定年齢以上の対象者に対して無料クーポンや検診費用補助のサービスを実施していますので、それらを利用することで検診費用負担を軽減できます。

もはや他人事ではない…乳癌から身を守るには!

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欧米と比較するとまだまだ日本人女性の乳癌死亡率は低いと言われていますが、年々その数が上昇傾向にあります。

女性らしさの象徴である乳房をがんで失うのはとてもつらいことですし、最悪の場合それで命を落としてしますのです。

最悪の事態を避けるためにも、やはり定期的に乳癌検診を受けるのはとても大切なことなのです。日本人の乳癌脂肪率が増えているのに対して、欧米では乳癌患者の死亡率が低下しているというデータが出ています。

それは検診の受診率の高さが影響しているようです。日本人の乳癌検診率が1割未満程度であるのに対して、欧米では7割から8割と高まっていることが早期発見治療につながっているのです。

自分の命を守るためにも乳癌検診は毎年受けるようにしましょうね!

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