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お香の使い方をマスター!火を使わずに香りを楽しむ方法も

Date:2017.06.20


お香を楽しんでみたいけど、今ひとつ使い方が分からない、ただ火をつければいいのかな?

道具は何か必要なのかなと、初めてだと迷ってしまいますよね。

コーンタイプやスティックタイプなど色々形のお香がありますが、どうやって使えば最後まで香りを楽しめるのか、また、火を使わなくてもお香の香りを楽しむ方法など、もっと日常生活の中でお香を楽しめる使い方をご紹介します。


色々な形がある、お香の形態

お香と一口に言っても様々な形があります。それぞれ香りの広がり方が違ったり、焚き方が違うので、自分に合った使いやすいものを見つけましょう。

▼お香の効果についてはコチラも参考にしてください!

日本式とインド式がある

お香には大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 香料のみで作られているお香が日本式
  • 竹などの芯材に香料が塗られているお香がインド式

よく、エスニック風の雑貨屋さんなどで売られている丈の長いお香がありますが、それがインド式です。お線香のように短いものが日本式ですね。

スティックタイプ(棒状)のお香

お線香と同じような形で、最も馴染みのあるお香かもしれません。ゆっくりと燃え、燃えている面積が常に一定なので香りが均一に広がっていきます。

だいたい7cmくらいの長さで10~15分程度の燃焼時間になります。

燃焼時間は長さと比例するので、長く感じる場合は折って燃焼時間を調節することも出来て便利です。

お線香を使ってもOK

スティックタイプのお香とお線香、形はよく似てますよね。実はどちらも香料を固めたものですから、違いはないんです。

  • お香=香りを楽しむ
  • お線香=仏事で使う

という区別はあるものの、お線香の香りを楽しんではいけないわけではないんです。

お線香にも伽羅など高価な香料が使われているものもありますし、その香りが好きだと思えばお香として使ってもいいものなんですよ。

コーンタイプ(円錐型)のお香

短時間で香りが広がりやすいのがコーンタイプ。スティックのように立てる道具が必要ないので、初めてお香を楽しむなら使いやすいかもしれないですね。

そのままの形で燃えていくので灰が散らばりにくいのがメリットです。円錐型なので、下にいくほど香りが強くなっていきます。

燃焼時間は5~10分程度です。

渦巻き型(蚊取り線香タイプ)のお香

蚊取り線香のような渦巻きタイプは燃焼時間が長く、広いお部屋に適したお香です。リビングや庭に面したお部屋などで使うのがいいでしょう。

常温で香る粉タイプのお香

匂い袋などに使われますが、常温でも香るように香料が調合されています。持ち歩くのもいいですし、タンスに入れて衣服にほんのり香りを移すのもいいですね。

洋服のときはポケットなどに入れておくと、すれ違う時に柔らかい香りを漂わせることが出来てちょっとオシャレだと思いませんか。

強すぎない和の香りはほんのり香る程度なので香害にもなりません。女性らしさを演出するのにも役立つアイテムです。

間接的に熱を加えて香りを楽しむタイプ

香木に直接火をつけるのではなく、炭を灰の中に埋めた香炉の中で焚くという、ちょっとひと手間かけた方法で香りを楽しむためのお香です。

香木
香料ではなくて香木そのものの香りを楽しみます。炭で燃やして香りを楽しむことも出来ます。
練り香(ねりこう)
粉末にした香料に蜜や梅肉を加えて練り合わせたものです。壷の中で熟成させ深みを増した香りのお香は、丸薬のような形をしています。奈良時代からあり、「源氏物語」にも登場します。最後は冷ましてから捨てるようにします。
印香(いんこう)
粉末状にしたお香を型に押し込めて固め、乾燥させたものです。色つきのものはまるで落雁のようで思わず食べたくなる可愛さです。香木と同じように燃やすことも出来ます。

焚くのに時間もかかりますが、その分ゆったりとした時間を楽しめるお香です。王朝文学に登場したお香を現代に生きる私たちも楽しめるなんて、日本の文化の奥深さを感じます。

お香の炊き方・最も簡単な方法

スティックタイプやコーンタイプは直接火をつけて香りを楽しみます。

<必要な道具>

  • お香
  • 火をつける道具(ライター、ロウソクなど)
  • お香立て

スティックタイプならそれを差し込める形のお皿が便利です。

コーンタイプは専用のものでなくても、耐熱性でお香が倒れても大丈夫なくらいの幅があればいいでしょう。

お香は火がついているのですからとても高温になっています。くれぐれも木製のお皿などを使わないように気をつけてくださいね。

お香への火のつけ方

まずは基本的な火のつけ方ですね。真ん中や根元に付けると途中でお香が折れてしまうので、先端にのみ火をつけるようにします。

スティックタイプは火をつけたらしっかり燃焼しているのを見極めてから火を消し、静かにお香立てに置きます。

コーンタイプは持てる大きさのものは円錐の底の部分を持って火をつけます。小さいものは持てないので、皿に乗せた状態で火をつけましょう。

ライターで付けてもいいのですが、コーンタイプは火がつきにくいので、ロウソクなどを使ってじっくりと火を付けるといいでしょう。

途中で消したくなったら

スティックタイプは金属のクリップなどで挟んでおくと自然と鎮火します。

渦巻き型も燃焼時間が長いので、途中で消したい時には同様にクリップで挟んでおきましょう。

お香の焚き方・ちょっと本格的に

お香を焚くのが楽しくなってきた、もっと本格的に楽しみたい!と思うなら、「空薫(そらだき)」と「聞香(もんこう)」も試してみませんか。

昔ながらの本格的な焚き方・空薫

香炉と炭を使って香りを楽しむ方法を「空薫」といいます。部屋の中に香りを漂わせて楽しむのですが、平安時代は着物に香りを薫きしめる意味でも使われました。

香料に直接火をつけないのですが、とても強く香りが広がります。

<必要な道具>

  • 聞香炉(ききごうろ)
  • 香炉灰
  • 香炭団(こうたどん)
  • 火箸
  • 好みの香料(香木、練り香、印香)

<焚き方>

  1. 香炉に灰を入れます。
  2. 火箸で持った炭団に火をつけて全体に良く回ったら灰の上に置きます。
  3. 炭団の上に軽く灰をかけ、灰が温まったらお香を置きます。

お香を置く時に、炭団の真上においてしまうと温度が高すぎて煙が出たりお香が焦げたりします。少し炭団をずらして、離れた位置にお香を置くようにしてください。

香りを「聞く」・聞香

香りを「聞く」と表現するって、日本語って素敵だなと思いませんか。ただ「嗅ぐ」というよりも、香りをゆっくり心で味わうという意味があります。

<必要な道具>

  • 聞香炉(ききごうろ)
  • 香炉灰
  • 香炭団(こうたどん)
  • 火箸
  • 銀葉(ぎんよう)
  • 銀葉挟(ぎんようばさみ)
  • 灰押(はいおさえ)
  • 好みの香料(香木、練り香、印香)

<焚き方>

  1. 香炉に灰を入れます。
  2. 火箸で炭団を持ち火をつけます。全体に火が回ったら灰の中に埋めます。
  3. 火箸で中心に向けて灰を搔き上げて山を作ります。
  4. その頂点から炭団に接するまで垂直に火箸を差し込んで「火窓」という穴を開けます。
  5. 火窓の上に水平に銀葉を乗せます。火傷しないように銀葉挟を使ってください。
  6. 火箸でお香を銀葉の上に乗せます。

<聞香のやり方>

  1. 左手に香炉を乗せ、親指を香炉の縁にかけてしっかり持ちます。
  2. 右手は親指以外の4本の指をそろえて少し丸め、香炉の上を覆って香りが逃げないようにします。
  3. 香炉に顔を近づけて、右手の親指と人差し指の間に鼻を近づけます。
  4. ゆっくりと香りを吸い込み、香炉の脇で息を吐きます。

炭団を埋めるときは、炭団の表面が灰の高さと同じくらいになるのが目安です。

火を使わないお香の楽しみ方

匂い袋の中にお香を入れて楽しむ方法なら、火を使わずに香りを楽しむことが出来ます。

タンスに匂い袋を入れて服に香りを移す

可愛らしいデザインの匂い袋は持っているだけでも気分が上がりますが、タンスなどに入れて衣服に香りを移す、というのもおすすめです。

移すといっても芳香剤のような強い香りはしませんから安心してください。

塗るお香「塗香(ずこう)」を楽しむ

様々な香料を混ぜ合わせてあるのでとても深みのある香り。本来はお寺で儀式の前に僧が身を清めるために使うものですが、香水のようにして使えると人気が高まっています。

少量の粉末を手などにすり込んで香りを楽しみます。

▼塗香の効果や使い方についてはコチラも参考にしてください!

金運がアップするかも!お財布にもお香を

小さなぽち袋のようなものにお香を入れてお財布に忍ばせる、という方法もあります。

お財布を浄化することで金運アップも期待できますよ。

お香を楽しむときの注意事項

お香は火を使っているので、使う時には火事などに十分注意して楽しんでください。

部屋の広さの目安

お香は一度に何本も焚く必要はありません。10畳くらいまでのお部屋なら1本で十分です。もしスティックタイプで香りが弱いなと思ったら、コーンタイプにしてみましょう。

周りに燃えやすいものを置かない

特にエアコンや旋風気を使っているときは注意してください。燃えやすいものが飛んできたり、うっかりお香が倒れてしまうこともあります。

安定した場所に置くこと

お香は火を使っていますから、安定した場所に置いてください。

  • ソファの上
  • ベッドの上
  • カーペットの上

は危険です。

必ず換気をすること

お香を炊く時は部屋を締め切った状態で行わないこと。必ず換気をしてください。

いくら部屋を浄化したいといっても、黙々と煙がこもった部屋で過ごすのは身体によくありません。

気分が悪くなったり、煙を吸い込むことで将来的に何らかの健康被害が出る可能性も否定できません。必ず新鮮な空気を入れながら香りを楽しむようにしましょう。

毎日長時間やらないこと

香水と同じで、毎日嗅いでいると段々香りに麻痺してきます。毎日のようにお香を焚いていると、何だか香りが弱くなったなと感じるかもしれませんが、それは香りが弱くなったのではなくて鼻が麻痺している焼香です。

そうなると「香害」に気づきにくくなり、周りのお宅にも迷惑をかけてしまうかもしれません。特に集合住宅の方は注意が必要です。

今はスメルハラスメントという言葉もあるくらいで、自分の好きでない香りはリラックスどころかただの迷惑です。「あのお宅、何だかお寺みたいな香りよね」と言われないように気をつけましょう。

もっと気軽にお香を楽しもう!

お香は宗教との関わりも深いところがあり、アロマテラピーなどと比べるとちょっと敷居が高いなと感じていた方もいらっしゃるかもしれません。

でも、意外と簡単に使えるんだなということがお分かり頂けたと思います。

初めのうちは火を使わないタイプのもので香りを楽しんでみてもいいと思いますし、慣れてきたらお気に入りの香炉で香りを楽しむなど、楽しみ方を色々と広げていってもらうといいと思います。

お香は簡単に家の中に「非日常空間」を作ることができます。香り一つで気分を切り替えたり、その空間を浄化できるもの。

もっと日々の暮らしの中で、気軽に楽しんでみてください。

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