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香りで残暑を涼やかに…涼を呼ぶ「お香」のはなし

Date:2013.10.02

香りがもたらす効果というのは本当に不思議。嗅覚はダイレクトに本能に働きかけるので、心にはもちろんのこと、潜在意識の部分から影響を与えてしまうのです。

もやもやイライラとした心の不快感を一掃したり、さらには残暑で辛い時期に向いたお香を選べば、実際に気温が下がるわけでもないのに無意識に「涼しく」感じることもできます。今回は「涼」をテーマに、おすすめのお香の種類をご紹介します。

「お香」は生活必需品

お香は平安時代から愛されてきた日本の文化です。「源氏物語」にもその描写があるように、着物に焚き染めて「自分の香り」として相手に印象付けるという、恋の駆け引き道具でもありました。

また、頻繁に入浴する習慣がなかったこともあり、お香は生活必需品でもありました。

現在では似た用途で西洋のアロマオイルも広まっていますが、アロマオイルは植物や動物の分泌物で作られるのに対して、お香は「香木」という芳香のある木や中国や東南アジアで採れるスパイスから作られ、使い方もアロマオイルは一滴たらすだけでも香りますが、お香は火をつけ煙を出す必要があります。

香りの質はオイルやお香の種類によって実に様々ですが、お香は作り方や使い方が決まっているので、アロマオイルに比べて複雑で甘みの少ない落ち着いた香りが多いと言えます。

涼めるお香を選ぶ

お香についてわかったところで、では実際に残暑の時期に使いたくなるお香を選びましょう。

残暑と言えば、夏バテで体がだるかったり、暑さで眠れないと言う人もいます。そういった体の不調を和らける香り、かつ清涼感があるものがおすすめです。以下に、おすすめのお香の種類をあげます。

・沈香(じんこう)

香木の中でも代表的なもので、漢方としても使用されており幅広い効能があるとされています。特に、イライラした心を鎮め穏やかにする鎮静作用や、胃の疲れを回復させ健康な状態にしてくれるとされています。

暑さで子供が寝つかない時にも、そっと香りを漂させておくと落ち着いて眠りにつくとも。

・白檀(びゃくだん)

お香と言えばこの香りという人も多いほど、ポピュラーな香りです。エッセンシャルオイルとしては「サンダルウッド」と呼ばれます。

宗教儀式や瞑想に欠かせないお香とされるように、心を深く落ち着かせてくれます。また、夏バテや風邪による頭痛などの症状の緩和にも役立つとされています。

精神のリラックスがもっとも有名な効果ですが、実は催淫効果があるとしても知られている香りです。恋人と過ごす日に焚いておけば、穏やかな気持ちで関係を深めることができそうです。

・乳香(にゅうこう)

宗教儀式にもよく利用し「聖なる香り」とされています。エッセンシャルオイルとしては「フランキンセンス」と呼ばれ、ウッディで落ち着いた香りです。

香りの効果としては、イライラと高ぶっている心を静めたり、憂鬱や不安を取り除くと言われています。不眠からくる疲れや鬱屈した気持ちを取り除き、安らかな気持ちで暑い季節を過ごさせてくれるお香です。

また、妊娠中の女性も安心して使える香りであることも便利なポイントです。

上に紹介したお香は、特に暑さでバテたり心理的なストレスを感じている状態を、涼しげな香りで癒してくれる種類です。

しかし、香りは嗅いだ瞬間の第一印象ですべてが決まります。香りの好きか嫌いかは理屈ではなく、思考するより深いところで判断しているためです。実際に香りを試し、好き嫌いを判断してから利用できるかどうかを決めることがおすすめです。

また、上記以外でも、心地よいと感じられる香りはすべて精神のリラックスをもたらします。効能にとらわれず、好きな香りを眠る前につけて残暑の厳しさを忘れるというのも手ではないでしょうか。

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