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『残穢』の受賞も記憶に新しい……小野不由美って、どんな作家さん?

Date:2013.09.23

小野不由美、という作家さんを、みなさまはご存知でしょうか?5月には『残穢』で山本周五郎賞を受賞し、6月には12年ぶりとなる待望の新刊『十二国記』を発売した作家さんです。

『屍鬼』など映像化された作品もあるので、そちらでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとは、ヤングアダルト分野での大きな活躍をしていらっしゃった作家さんですね。

ミステリー作家の綾辻行人さんのパートナーでもありますので、そちらで名前を聞いたことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。今や「ファンタジー」「ホラー」「ミステリー」もしくは「ヤングアダルト」などの枠にはおさめることのできない、日本を代表する女性作家さんですね。

今回は、そんな小野不由美さんについて紹介してみたいと思います。

小野不由美さんて、どんな人?代表作と受賞歴

小野不由美さんは、ホラー・ミステリー・ファンタジーなどの要素の強い作品を多く手がけている作家さんです。代表作と言えば『十二国記』シリーズ、『屍鬼』、『悪霊』シリーズなどがあります。

これらはいずれも映像化されていますので、そちらをご覧になったことのある方も、おそらく多くいらっしゃることかと思います。

デビューは講談社の少女向けノベルレーベルですので、「昔読んだ!」という女性も多いのではないでしょうか。そのレーベルでは、異例の人気を博していました。

『東亰異聞』が日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作として選ばれたり、『屍鬼』は山本周五郎賞と同時に日本推理作家協会賞の候補作としても選ばれています。山本周五郎賞に関しては、2013年の5月、ついに『残穢』で受賞を果たしていますね。

大人気の『十二国記』シリーズの開始は1992年です。以後、数年おき程度で新刊が発売されていましたが、最新刊の『丕緒の鳥』は前作から、なんと十二年ぶりの発売でした。それでもその間、新刊の発売を信じて待ち続けていたファンは非常に多くいらっしゃいます。

小野不由美さんはそんなファンからは、作品とかけて「小野主上」とも呼ばれているようです。なお『十二国記』には、これに連なる前日譚『魔性の子』があります。こちらの作品は、シリーズ開始の1年前である1991年に発売されています。

舞台が現実世界となっているため、同じシリーズの前日譚でありながらも、ファンタジーというよりはホラー色が強い、という特徴を持っています。

常識だった「グロやホラーは女には無理」なイメージを覆す筆力!

作家といえば、例えば坂木司のように性別非公開にしている人がいたり、他の職業ほど、あまり「男女差」というものを気にせずに行うことのできる仕事であるようなイメージを持っている方も少なくないかと思います。

けれど実際は、「やはり●●の分野に関しては女性は苦手ですよね……」といったコメントがされるようなことも多くあります。そう言われがちな分野の代表的なものとして「グロ(グロテスク表現)」と「ホラー」とがあるのですが、小野不由美さんに関しては、そのどちらの常識も覆しました。

グロテスクな表現も厭わず、ホラー分野でも受賞するなどの成果を残しているのです。それまでの常識や風潮を超越して活躍する作家さんなのですね。

いかがでしたでしょうか。小野不由美さんの作品には、「ゾクっ」とさせられるものも多く、暑い季節に楽しむのには最適かもしれませんね。未だ読んだことがないという方も、久しぶりに名前を聞いた、という方も、お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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