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捨て物で美容する!フランス女性の賢いオーガニック・コスメ

Date:2013.06.06

フランス女性のセンスの高さは昔から定評がありますが、実は意外に倹約家さんなんですよ。以前、パリの舞台女優さん二人を自宅で二ヶ月お預かりしたことがあったのですが、そのクレバーな暮らしぶりには感心しました。

「自分の工夫で美しく暮らす」というのは、フランス女性伝統の美意識だそうで、その工夫は美容にもあふれていました。

キッチンはさながら彼女たちの美の工場といった趣で、ほとんどの食材の捨てる部分を上手に転用・流用しているのには脱帽しました。

リンゴ風呂とリンゴピーリング

彼女たち、サラとエヴリーヌは、二人とも朝食で必ずリンゴを食べていました。「一日一個のリンゴは医者いらず」とは、我が国でも知られている言葉ですが、リンゴはお腹のゆるみにも便秘にも効果のある果実です。

食べないと肌のコンディションも悪くなる、とは二人とも言っていましたね。リンゴの解毒作用を考えると、お肌の調子も自然と整えられているということなんでしょうね。

彼女たちは、お塩でこすり洗いしてリンゴのワックスを落とし、皮付きで食べていました。剥いてしまうとこれらの効果は半減してしまうのだそうです。

驚いたのは、二人とも皮を剥いたときにはそれを捨てなかったことです。半日ほどお部屋で干したら、洗濯ネットにいれて、湯船に浮かべてリンゴ風呂にするんですね。これはあったまりましたねぇ。

お湯を動かすたびにいい匂いの天然のアロマに癒されますし、お風呂上がりの肌もしっとりしているように感じました。

サラは、たまに朝食を擦りリンゴにすることがあったのですが、果汁を別に取り分けて、ティッシュ数枚をひたしてフェイスパックをしていました。ピーリング効果があるそうで、5分ほど顔に貼りつけたあとお水で洗い流していましたね。

ハチミツはローションとシャンプーに

サラは肌が乾燥しやすいということで、このリンゴピーリングのあとには、数滴のオリーブオイルでゆるめた小さじ半分ほどのハチミツも塗っていたんですよ。

ハチミツには保湿と殺菌の効果があるからローションの代わりにしているのよ、ということで、彼女は市販の化粧水は使っていませんでした。時間のあるときには20分ほどおいてから、ぬるま湯と水で洗い流していました。

ハチミツは、20代のエヴリーヌのシャンプーの際にも有用されていたようです。髪を濡らしたあとに大さじ一杯ほどのハチミツを髪全体に揉み込んで、シャワーキャップやタオルで包んで20分ぐらいしたら流して、あとは普通にシャンプー、トリートメントをするだけ。

劇場は乾燥していて髪が傷みやすくなるので、私も試してみたのですが、パサつきが気になりだしたときにこれをやると、確かにしっとりした手触りと髪のツヤが戻ってきます。

オリーブオイルはクレンジングと白髪にも効果アリ

これはまさにコスメの優等生らしく、彼女たちは二人ともヴァージンオリーブオイルでメイク落としをしていたんですよね。

エヴリーヌは香りづけにエッセンシャルオイルを一滴くわえて、サラはプレーンヨーグルトでオイルを伸ばしてクレンジングしていました。

またこれは、40代で黒髪のサラおすすめの効用なのですが、オリーブオイルで頭皮マッサージをすると、なんと白髪が減るんだそうです。

時間のある日に、ゆっくりマッサージして数時間おいてから、普通にシャンプーするというものです。そして、これは毎日、シャンプーのあと気になる部分の頭皮に薄~くオイルをつけておくと、たいがいの白髪には色が戻ってくるのだそうです。

アボガドでちょっとしたパック

アボガドの皮の利用も、二人ともにやっていました。剥いたアボガドの種や皮に、果肉が残るときがありますよね?あれを爪の表でこそげとって、手にすりつけたまま料理をしていたのです。

これも水で流すだけで食卓についていました。私もこれは習慣になりましたが、指先までとても滑らかになります。たくさんの果肉が残った場合には、なんとエヴリーヌは顔にもすりつけて、お料理中にパックしたりもしていましたヨ。

卵のカラにはお宝が!

そして、二人に教わって一番効果が感じられたのは、卵のカラの利用でした。カラにほんの少し卵白が残りますよね。あれだけで充分、顔全体にゆきわたる量があるのですね。塗り広げるとピーンとつっぱるのが実感できて、洗い流したあとの肌はツルツルになります。

サラは、器用に薄皮を剥いて目尻の小じわに貼りつけていましたが、これはやってみると本当に驚きます。パリパリに乾いた薄皮を剥ぐと、きめの揃ったぷっくりとしたハリが生まれていて、小じわが消えているのです。

これは私も欠かせないワザになりました。ん?と思ったら、目尻と眉間と目の下に貼っています。

捨て物で美容する

そのために食材を潰すのではなく、あくまで有りモノや捨てるような部分を利用して美容をしているのが、さすがフランス人の合理性という感じでカッコイイなあと思いましたね。

日常の中で、ごく普通にちょっとずつ重ねるこれらの工夫は、なによりお手軽なのがいいですね。面倒なことは続かないから、こういうのはちょちょいとやれるのが一番いいのよ、と片手間で美容をしていっちゃうんですよね。

ヨーロッパではコスメはオーガニックが主流だそうで、10代の頃からおばあちゃんやおかあさんから教わった方法をお友だちと情報交換して、色んな食材との相性を試してみるのだそうです。

あなたもご自分に合った方法をみつけて、オーガニック美人の仲間入りをしてみませんか?

~舞台女優が教える美のレッスン

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