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パートにすら出られない子持ち主婦たちの現状

Date:2013.08.30

子育て世代はお金がかかる・・・それなのに?

働きながら小さな子供を育てる、いわゆるワーキングマザーが増加している現代。でもその現状はまだまだ改善の余地があると言えます。正社員のフルタイムで働くことは無理でも、パートに出られれば・・・と考えている女性も多いでしょう。

しかし、そこにもまた問題がたくさんあるのです。

保育園の空きがない!

待機児童問題がまだまだ取り沙汰されて議論されています。私も実は、子供を保育園に預けてパートに出た経験があります。待機児童は人口の多い都心部の問題だと思っていたのですが、地方在住の私にも降りかかってきました。

住んでいる地域の保育園は全て空きがなく、順番待ちの児童が待機児童センターに預けられている現状でした。保育園に通わせるのであれば、自宅からも職場からも遠い場所に車で送迎しなければなりませんでした。

地域によっては、簡単に保育園に入所できるケースもあります。しかし今や待機児童の問題は多くの地域に広がっていることを実感しました。

幼稚園は預けられる時間が短い!

子供が幼稚園に入園したら、パートに出ようとお考えの方も多いでしょう。しかし幼稚園の場合、多くの園が14時ごろには降園になります。朝、一通りの家事をして子供を送り届け、仕事に行こうと思えば早くても9時ごろからの出勤になります。

9時からぎりぎり14時まで仕事ができたとしても、その時間帯の仕事の募集はかなり少ないのが現状です。多くが工場や飲食業で、地域によっては取り合いになり、募集がかかってもすぐに埋まってしまう時間帯です。

また、幼稚園には預かり保育制度を設けているところが増えてきました。遅くて17時ごろまで預かってもらえますが、その料金はかなり痛手になります。1回数百円という値段がかかることが多いので、働きに出てもプラスになるお金が減ってしまうのです。

そうなると、月に数万円節約できるように家計を見直した方が良いのでは?という不安に駆られる主婦も多くなってしまいます。

無認可、託児所はとにかく高い!

無認可の託児所を、保育園の空きが出るまで利用するというケースもあります。実際に私も無認可の託児所を2ヶ月間利用していました。しかし、その値段はかなり高く、私のパート代のほとんどは託児所代に消えていきました。

毎日、フルタイムで働いている人ならともかく、パートで家計の足しを少しでも作りたいというケースには不向きです。

また、子供にとっても良いと言い切れないのが難点。施設も狭く、戸外遊びの場も少ないので子供にストレスが溜まる可能性も。また託児所では、0歳児から6歳までの幅広い年齢の子供が一緒に生活しています。

子供の年齢が高ければ高いほど、我慢する場面も多く、気を遣いながらの生活になることは確かです。それにより子供の自立性や協調性が高まるとも考えられますが、幼稚園や保育園の生活とは一律にできないでしょう。

子供が病気をしたときはどうするか?

パートの面接で必ず聞かれるのは「子供が病気をしたときの預け先はどうなっていますか?」という質問。子供が病気をしたときの預け先がない場合、不採用になってしまうことが非常に多いです。

園生活で子供は色んな菌をもらってきますので、熱を出したりするのは日常茶飯事。保育園でも幼稚園でも、37,5℃以上の熱がある場合は預けることができません。その場合は、自分の両親に頼んだりするケースが多いです。

しかし、実家が遠方で頼れる人のいない家庭はどうでしょうか。私も実家が近くにないので、子供の病気のときは何日も仕事を休まざるを得ないことがありました。

ファミリサポート、使っている人はどれくらい?

地方によってもその浸透は異なりますが、市が運営するファミリーサポートを使用している人はまだまだ少ないです。その存在すら知らない人も多いですし、また1時間当たりの値段が高いので躊躇してしまう人も。

私の住む地域のファミリーサポートや一時預かりは、1時間600~700円です。パートの時給とほとんど変わらないので、これを利用するとほとんどプラスが出ません。また、見ず知らずの他人に子供を預けるということに抵抗のある人もまだまだ多いのが現状ではないでしょうか。

実家の助けは絶対必要と言っても過言ではない

実家に預けることのできる親がいる場合、パートに出てもさほど問題は生じません。幼稚園の休業日、祝日、午前保育の日など・・・。台風や大雨で幼稚園が休業することだってあります。

1日面倒を見れないとき、お迎えに行けないときでも、子供も大好きなおじいちゃんおばあちゃんと一緒なら、寂しさも薄れるでしょう。熱を出したときなど、自分の親や夫の親であれば面倒を見てもらうよう頼むことができます。

また、パートのためにどうしても行事に参加できなくても、おじいちゃんおばあちゃんが参加してくれるという家庭は多いです。

しかし、現在は実家が近くにない核家族が非常に増えています。転勤などで地元を離れざるを得ない家庭は本当に多いです。近くに頼れる親がいるのといないのとでは、働きに出ることへの自由さにかなり差が生じてきます。

子育て主婦に厳しい現状

パートなら子供を育てながらできる、というイメージがある一方、パートにすら出る環境が整わない家庭は本当に多いです。職場によっては、子供を理由に休んだり早退したりすることに対し、良く思ってもらえないことだってあります。

現に私も、子供の熱で仕事に穴を開けることで、経営者から冷たい言葉や態度をかけられた経験が。子供が熱を出すと、子供の心配よりも先に仕事を休まなければならないという不安が頭をよぎったりもするのです・・・。

働きに出たとしても、こうしたストレスや不安材料はなくなりません。子育て世代には、どんな世代よりもお金が必要なのに対し、働きに出られる環境が限られているという現状があるのは確かなのではないでしょうか。

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