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お疲れ脳の仕組みを知れば挫折しない?「楽天主義」な生き方

Date:2012.08.04

最近の研究結果で、脳には「楽天主義」が組み込まれていることを示す科学的根拠が次々と出ています。「楽天主義」つまり「モノゴトを良い方向へ考えること」は学力や才能、そして寿命までも伸びることが科学的にも証明されつつあるのです。

現実を変える力・・・人間はもともと楽天主義な生き物

ある調査によると、60歳以上の大人でも小学生と同じように物事を楽観視しているという結果が出ています。

人間は国家や社会など集団に対しては悲観的になりがちですが、自分の未来に対しては「将来○○のようになって」とか「年収はこのくらいで」「こんな豪邸に住んでリビングは・・・」と、特別に楽観的な見方をする傾向があると実証されています。

これは単なるご都合主義ではなく、最近の研究結果により人間の脳内には「楽観主義」が組み込まれているということが解明されてきました。

「難しく考えるより、明るく前向きなほうがいい」という考え方は、単なるポジティブ・シンキングという手法的なこと以上に、私達がもともと持って生まれた「脳の機能」とも言えるのです。

誘惑に負ける原因は脳の疲労だった

このように脳は「楽観主義」を持ち合わせているのと同時に、ダイエットが長続きしない、決断したことを志半ばで挫折してしまう、衝動買いがやめられない・・・と、さまざまな誘惑に負けてしまうのも人間の悲しい性。

これは自分自身の意志の力によるものと考えがちで、ついつい「わたしって意志が弱いのよね」と受け止めてしまいがち。しかし、意志の力を持続できるか?できないか?には脳の「決断疲れ」が大きく作用しています。

脳の疲れ・・・「決断疲れ」って?

人間は特別に大きな問題でなくても、何かを決断することにより脳に疲労が溜まります。

「ランチのメニューはパスタにしようか?和食にしようか?」「おやつのスイーツはケーキか、ドーナツか?」といったような一見楽しくも思える生活面で起こるものから、「この仕事の担当はAさんか、Bさんか?」と言ったような様々な”決断”が含まれます。

この決断の回数が多ければ多いほど、脳には「決断疲れ」が蓄積し意志の力を弱めていくことが報告されています。

「疲労疲れ」が原因で意志の力が低下

ある実験では、とても興味深い結果が出ています。多くの決断をしたグループと決断をしなかったグループに分け、その後、氷水に何分手を入れ続けられるか?という実験では、2つのグループ間で大きな時間差がありました。

これは、多くの決断をし続け「決断疲れ」をしている人ほど忍耐力や意志の力に低下が認められる、ということを実証しています。

食事に関しては、決断疲れをしている人ほど、自炊をせずインスタント食品やスナックを好む傾向があるとも報告されています。つまり多くの決断をした後の「決断疲れ」により楽な選択、手っ取り早い選択をしがちになるということなのです。

お疲れ脳には糖類かタンパク質を

こうした「決断疲れ」、つまり脳の疲労を回復するのに即効性があるのはブドウ糖。砂糖や米、パン、麺類、ぶどう、バナナなどに多く含まれます。疲れると甘いものが食べたくなるのは、脳がブドウ糖を必要としているからなのです。

しかしこのブドウ糖、意志の力を回復させる即効性はありますが、持続性はあまり望めません。一日単位での持続性を求めるならば、効果的なのはタンパク質。その日の状況や脳の疲労度によって、上手に摂取していきたいものです。

「楽天主義」と「決断疲れ」に上手につきあう

脳の仕組みを知ることで、必要以上に自分を卑下したり落ち込む必要はなくなります。

すぐにダイエットに挫折してしまうからといって、意志が弱くてダメ!と落ち込むよりも、脳疲労によって意志の力が低下する、という事実を知っている方がずっと気が楽になりますね。

残念なことに、この脳内疲労度を人間が自ら体感することはまずないそうです。そう、だから落ち込むよりも「知っている」ことが大切。疲れた時用にキャンディーを持ち歩いたり、おやつにバナナを少量食べるなど、これからは工夫のしがいがあるというもの。

脳内疲労が溜まることで、人間本来の持つ「楽観主義」=未来を明るく受け止めるチカラを抑えるなんて、もったいないですよね。

気持ちが後ろ向きになれば、表情も暗くなり自分自身にも納得ができなくなる・・・そんな状態から少しでも早く抜け出せるように、脳のしくみを知って賢く明るい素敵女子ライフを送りましょう!

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