似た者カップルと対極カップル、どっちがうまくいく?恋愛バランスの法則

カップル 2022.11.27

似たもの同士でくっつくカップルと、全く違う考えを持つ対極カップル。より長続きするのは一体どちらのカップルなのでしょうか?

同じ価値観を共有し、一緒に何かを楽しめるのが似たものカップルのメリット。対して対極カップルは意見が違うからこそ、お互いに対していつまでも新鮮味を感じることができます。

両方のカップルのメリット・デメリットと照らし合わせながら、似たものカップルと対極カップルの傾向をチェックしていきましょう。

あなたの今の状況と合わせて、読んでみてくださいね。

スポンサーリンク

一緒にいるととにかく楽しい!似たものカップルのメリット

似たものカップルの持つメリットは、何といってもお互いの価値観が似通っていること。価値観の合う人と恋人になることで、心が穏やかに安らぎます。

似たものカップルにあるメリットを見ていきましょう。

意気投合しやすく楽しい

趣味や価値観、考え方の似ている人たちは、少し話しただけですぐに打ち解け、意気投合します。

意気投合できる人といることで、自分を肯定され続けることによる心地良さが生まれ、「この人と一緒にいると楽しい」という気分になるのです。

お互いに肯定し合うことで、居心地の良さはどんどん高まります。気の合う人としかできないような話もできますから、お互いがお互いを重要な存在と思う日が来るのは秒読み。

楽しい時間を過ごせる相手だからこそ、似たもの同士はカップルに発展することが多いのです。

第一印象から好印象を抱ける

例えどんなに性格の良い人でも、第一印象が最悪ならどうしようもありませんよね。ですがふたりが似たもの同士だった場合は、出会ってすぐに打ち解けることがほとんど。

第一印象から「この人とは気が合う」と感じることで、相手に好印象を抱き、何度でも会いたくなってしまいます。

お互いに惹かれ合うのが早いため、カップルとして成立しやすいですし、カップルになった後も恋人に会うのが楽しみになりやすいです。

喧嘩がほとんど起きない

恋人同士の喧嘩はカップルの間に亀裂を入れ、破局まで招きかねない存在。ところが似たもの同士がカップルになった場合は、喧嘩がほとんど起きません。

似た価値観を持っているからこそ、意見が衝突することはほとんどないのです。多少の意見のすれ違いはあったとしても、お互いに妥協できる範囲内で収まることがほとんど。

喧嘩が苦手で穏やかな関係を保ちたいと考える人であれば、似たものカップルは理想の関係とも言えるでしょう。

一緒にいて疲れない・安心する

恋人と一緒にいる空間に、安らぎは絶対に欠かせませんよね。一緒にいることでストレスを感じるような相手なら、破局のリスクも高いです。

似たものカップルは「心地よい」と感じる空間が一致しているため、無意識のうちに自分にも相手にも心地良い空間をつくろうとしています。自分のための行動が相手のための行動にもなるのです。

ですから、似たものカップルが一緒にいて気まずさを感じることはほぼありません。恋人の隣が癒しの空間になれたら、カップル・夫婦として固く結びつくことができますよね。

展開が早いと飽き易い。似たものカップルのデメリット

似たものカップルは一見「仲が良さそう」に見えますが、実は付き合っていくにつれて明らかになるデメリットもたくさんあります。

意外と見落とされがちな似たものカップルのデメリットは、次の通り。

新鮮味がなくなってしまう

結局別れてしまった似たものカップルの一番の理由は、「新鮮味が感じられなくなってしまった」ことです。

確かに似たものカップルは意見が同じだからこそ、喧嘩に発展することがありません。ですが長く付き合うほど相手の考えが手に取るように分かってしまい、だんだんと新鮮味が感じられなくなってしまうのです。

会話の内容や仕草、サプライズのやり方など…何をしても「予想できてた」という結果になるため、他のカップルと比べて早くマンネリ化します。

親密になるスピードも速いので、「時間をかけてゆっくり仲良くなる」といった恋人の段階が踏めないのもデメリットです。

飽きない関係をつくるのが難しいため、恋人よりも友達と遊ぶ方が楽しくなったり、恋人以外の異性に魅力を感じたりして、似たものカップルは破局していきます。

異性として意識できなくなる

同じ趣味や価値観を持っている似たものカップルは、いわば「気の合う親友」とも言える存在。もしかしたら恋人として愛を育む時間よりも、議論を交わしたり共通の趣味に没頭する時間の方が長くなるかもしれません。

波長の合う部分ばかりを楽しんでいると、やがて「恋人」というよりは「親友」や「仲間」、「兄弟」のような感覚に陥ってしまいます。

いざ恋人のようなことをしようとしても、イマイチ気持ちが高ぶらなかったり、相手に性的な興味を持つことができなかったり…こうした事態に陥る似たものカップルは多くいます。

似たもの同士は友達に向いていますが、恋人として付き合うのは簡単ではないのです。

悪い部分が似ていると大変厄介

良いところが似ている似たものカップルなら、長所を認めて引き出し合い、お互いに良い関係を築き上げられるでしょう。

ところが悪い部分が似ている似たものカップルだと、悪い部分を指摘する人は誰もいません。お互いの短所が直されず助長され続けます。

カップル間ではそれで良くても、他の人と接するときに嫌われやすくなるかもしれません。悪い部分が結びつくことで、自分たちでも気づかない間にトラブルを引き起こすことも有り得ます。

自分たちの価値観に閉じこもってしまい、周りからそれを否定されることで共依存のような関係に陥るリスクも。

人間的に切磋琢磨し合うカップルになりたければ、似たもの同士で恋人になるのはあまりおすすめできません。

スポンサーリンク

いつでも新鮮・全然飽きない。対極カップルのメリット

考え方や価値観が全然違う、もはや対極的とも言えるカップルは、一見仲が悪そうに見えて実は長続きしやすいメリットがたくさんあります。

思わず自分と多極の人に魅力を感じてしまう、対極カップルのメリットをご紹介します。

いつも新鮮な関係でいられる

対極カップルの人たちは、自分とは違う、自分にはないような考え・価値観・趣味を持った人と恋人になっています。

対極の恋人といることで、自分一人では触れることのなかった世界を見る機会が増え、常に新鮮な気持ちになれるのです。

例えば食事をするにしても、恋人が自分の知らないお店を紹介してくれるだけで新鮮な気持ちになれますよね。些細な日常も自分と対極の恋人がいるだけで、いつも新鮮なものになるのです。

視野が広がり、新たな考えを持つきっかけになる刺激がたくさんあるため、対極カップルはいつまで一緒にいても飽きが来ないのです。

第一印象が悪いほどギャップが大きい

対極カップルのほとんどが、お互いに抱いた第一印象はあまり良いものではないと語ります。それもそのはず。自分の意見を否定されたり、自分の苦手とする考えを持つ人を見れば、誰だって「いやだな」と感じます。

ですが、人は二回目、三回目…と会う回数を重ねる内に、相手への印象が変化していくもの。第一印象の悪い人ほど、次に会ったときに見た一面でギャップを大きく感じやすいのです。

最初に「嫌だな」と思った相手だからこそ、次に会ったときには「意外と可愛いな」、「実は優しい人なのか」と、良い方向のギャップを感じることが多くなります。

ギャップを感じた相手は強く印象に残りますし、異性として意識することも増えます。対極カップルは接する中でたくさんのギャップを感じ合う存在ですから、付き合い続けてもまだまだ相手を好きになる余地が残っているのです。

意見をぶつけ合うことができる

お互いに持っている価値観や意見が違う…という自覚があれば、意見をぶつけ合うことも多くなるでしょう。「言わなきゃ相手に伝わらない」という前提があるため、言わずに我慢したり妥協が多くなることは少なくなります。

冷静な意見交換なら喧嘩にはなりませんし、むしろ相手のことを知る良い機会になります。

時には相手の意見が正しくて、ハッとさせられることもあるはず。自分とは違う意見を耳にすることで視野が開けて、お互いに最良の選択をすることもできますよ。

お互いの短所を補い合える

人間なのですから、長所も短所も必ず一つはあります。似たものカップルだと長所や短所が似通ってしまいがちですが、対極カップルなら長所も短所もバラバラです。

お互いに違う長所と短所を持っていれば、それぞれを補い合うための役割分担ができます。助け合って対等な関係になれるのです。

お互いに力を貸し合えば、感謝することもされることも多くなって、「一緒にいたい」という気持ちが高まりますよね。自分の苦手なことをしてくれる恋人がいると、単純に心強いです。

得意分野を活かし合うことで、お互いに敬意を持ち続けられる良いカップルでいられますよ。

いつまでも情熱を持ち続けられる

自分とは対極の恋人がいると、なかなか思うように事が運びません。だからこそ相手の笑顔が見られたときや、距離が近づいたときの達成感は相当なもの。

対極カップルは時間をかけてゆっくり近づいていくため、些細な喜びが連続していくのです。

また、人間は変化し続けていくものです。ただでさえ価値観の違う恋人が、一緒に過ごすうちに変化すれば、また恋人について考えさせられることが多くなります。

対極カップルは一緒に過ごし続ける限り、お互いの変化をずっと見続けることになるのです。全然先が読めない相手と過ごすことで、恋人への情熱はずっと冷めません。いつまでも愛を持ち続けていられるのです。

考えが分からないからすれ違う。対極カップルのデメリット

対極カップルには、カップルが長続きする上で欠かせないたくさんのメリットがあることが分かりましたね。ですがもちろん、良いことばかりというわけでもありません。

対極カップルの抱えるデメリットもチェックしてみてください。

些細なことでも喧嘩になりやすい

意見が食い違いやすい対極カップルだからこそ、喧嘩に発展しやすいのが考え物。最初は冷静な意見交換だったとしても、どちらか一方が感情的になればそこから喧嘩に発展しやすくなります。

喧嘩をした後で上手く謝れなかったり、口喧嘩の中で相手を傷つけるようなことを言ってしまったりすると、破局を迎えやすいです。

「喧嘩するほど仲が良い」ということわざもありますが、どんな喧嘩でもトラブルのきっかけになり得ることは事実。

対極カップルは相手の考えが予想しにくいからこそ、些細な言動が相手の怒りを買って喧嘩に発展しやすいのがデメリットです。争い事が苦手な人だと、一度の喧嘩でもう別れたくなるかもしれません。

相手の考えがほとんど分からない

考え方が違えば、感情表現の仕方だって違います。そのため対極カップルのほとんどが、「恋人が何を考えているか分からない」と感じているのです。

恋人の考えが分からないと、不安を煽られます。誤解を招いたり、不安から酷い言葉を言ったりすれ違ったりすることが少なくありません。

例えば無表情な彼氏と表情豊かな彼女なら、彼があまり笑わないことで「私といても楽しくないのかも」と彼女は不安になります。

逆に彼女が誰に対しても笑いかけることで、「本当は他に気になる人がいるのかも」と彼は不安になります。

相手について考えさせられることが多いため、気疲れしてしまうこともあるでしょう。対極カップルが付き合う内に感じる刺激の中には、こうした不安や葛闘も多く含まれているのです。

結論から言えば、対極カップルの方が長続きしやすい

似たものカップルにも対極カップルにもそれぞれのメリット・デメリットがありますが、結論から言えば、長続きしやすいのは対極カップルの方です。

似たものカップルが発展しやすく熱が冷めやすいのに対し、対極カップルは発展がゆっくりで新鮮味が失われないという強みがあります。

恋人の新しい一面を発見する楽しみがいくらでもあるため、対極カップルは発展した後も刺激的な恋人関係を続けていけるのです。

…とは言え、居心地の良さや安心感は似たものカップルにしかないメリットですよね。

基本的には対極的ですが、価値観や信念など…どこかに一つだけ似た部分のあるカップルが、より長続きしやすい理想的な関係と言えるでしょう。

例えば趣味は違っても価値観が同じカップルや、全然気が合わないのに何故か服装の趣味だけは一致するカップルなど…対極でいながらちょっとした共通点があるなら、恋人としての居心地の良さと新鮮味を両立させられますよ。

対極の人にこそアプローチ。新鮮な恋愛を楽しむきっかけになる

異性と出会ったとき、どうしても居心地の良い似たもの同士でくっつくことが多いですよね。ですが長い目で見るなら、異性として魅力的な付き合い方ができるのは対極の人物。

「対極だから気が合わない」と敬遠せず、むしろ対極の人に興味を持って積極的に近づいてみてください。

話してみると意外と好感触なギャップがあるでしょうし、自分とは真逆の人と接することでお互いに刺激的な出会いになるでしょう。

今まで恋人と長続きしなかったと言う人は、気分を変えて対極側の人を探してみてはいかがでしょうか?対極カップルの楽しみ方を覚えれば、ぐっと充実した恋愛ができますよ。

▼こちらも読まれています
自分と似た人を好きになるのはなぜ?理由と恋愛に活かす方法
夫婦が似てくる心理的な理由。離れた場所でも似た行動をする
血液型で見る恋愛の相性!結婚後のあなたと彼の運命はいかに

スポンサーリンク

関連記事