海外挙式のメリットとデメリット。リゾートウェディングは低コスト?

結婚の心構え 2022.06.04

恋人との結婚式はどんな風に挙げたいですか?

思い出深い国内での挙式も素敵ですが、最近では海外挙式も大人気!よく芸能人がハワイウェディングをやったというニュースがありますが、最近では一般の人でも気軽に海外挙式を楽しむカップルが増えています。

でも、海外で挙式をするのは何だか難しいというイメージはありませんか?

旅行にかかる時間やコスト、それから滞在費の計算など…準備がいろいろと面倒そうだと感じる人も少なくはありません。

実際には海外の挙式と国内での挙式にはどんな違いがあるのでしょうか?この記事では、海外挙式のメリットやデメリットについてご紹介します。

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親孝行も節約もできる!メリットの多い海外挙式の魅力

遠い異国の地で挙げる結婚式は、一世一代の二人の晴れ姿を鮮やかに彩ってくれること間違いなしです!

そして何と言っても、海外挙式には「思い出になる」「式が華やかになる」といったメリットだけではなくてコストや手間などの現実的なメリットも存在しているのです。

海外挙式のメリットは次の通りです。

結婚式と新婚旅行が一度に済む

通常、結婚式をするなら式後に行く新婚旅行のハネムーンの計画も練らなくてはなりませんよね。旅先の場所はどこにするのか、滞在日数や日取りなど…。

ところが、海外で挙式をすることで結婚式と新婚旅行が同時に行えてしまえます

海外の行ってみたいスポットで式を挙げれば、ただ観光地を巡るだけでなく新郎新婦の忘れられない思い出づくりにもなります。

式のすぐ後や翌日から遊びに行くことができるので、二人の興奮も全く冷めないままで素敵な旅行を過ごすこともできます。

両親への親孝行にもなる

海外での挙式に両親を招待すると、家族旅行も兼ねることができるのが魅力の一つです

社会人になってから親孝行が出来ていないと感じている人や、両親への親孝行に何かしたいと感じている人は、海外挙式で両親に旅行をプレゼントすることができますよ!

滞在日を調整しておけば、

  • 1日は家族と旅行
  • もう1日は新郎新婦の2人きりで旅行

といったような融通もきかせられます。

また、新郎側と新婦側の両親が一緒に海外旅行をすることで、両家の仲も円滑になるといったメリットもあります。

海外挙式には、そういった親族同士の仲を深めるというメリットもあるのです。

実家の家族との思い出もつくりたいという人には、式の前日から現地に行って実家の家族たちと旅行を済ませるプランもあります。

特に女性ですと、苗字が変わってしまう前に家族との思い出作りができますよ。

招待する人数が少なくて身軽

海外で挙式をする場合、基本的に招待するゲストの人数は限られてきます。

二人の挙式を見て貰うのはとっても重要なことですが、そのためにわざわざ日程を調整して貰った上で遠い地にまで足を運んで貰うのはちょっと忍びないですよね。

もしも相手が職場の苦手な上司だったら、お誘いするのにちょっと気が引けてしまいます。

海外挙式をするカップルが招待するのは、大体が双方の両親や家族、本当に親しい友達のみ。もしくは誰も招待をせずに自分たちだけで式を挙げることもあります

人が少ない分、パーティーの計画を招待客に合わせて考えたり、余計な気を使う必要もありません。心を許せる人のみでのびのびとした結婚式にすることができます。

また、招待客が少ないということは招待状をつくって送るという手間も省けるということで、気軽に式を挙げることができるのです。

思い出に残す写真がとても綺麗

海外で挙式をする大きな魅力の一つが、「写真がとても綺麗」というものです。

せっかくウェディングドレスを着るのですから、素敵な場所でより魅力的な写真を撮ってもらいたいものですよね?海外挙式では、そんな女性の夢を叶えることができます。

特に海外挙式で人気の場所は、

  • ハワイ
  • グアム
  • バリ島

などの海が綺麗な場所ばかりです。

澄み渡ったエメラルドブルーの海と幸せ全開の新郎新婦…とっても絵になりますね!

きっと招待された家族も自前のカメラを持ってきますよね?自分の娘や息子の晴れ姿を美しい背景と共に撮っておくことができる海外挙式は、招待された家族からも評判なのです。

また、海外に行ったという思い出をのこしておく写真が二人の結婚式の写真というのも魅力のポイントです。

実は国内での挙式費用よりも安い

海外挙式は「旅行費や滞在・宿泊費がかさんでコストが高くなりそう」というイメージを多く持たれていますが、実は国内で上げる挙式よりもコストが安く済むのです。

国内での結婚式の費用は、平均で約300~350万円くらいが相場です。対して海外挙式の費用は、平均で100~150万円くらいになります。

海外挙式の方が国内挙式よりもリーズナブルに済ませられるのは、招待客が少ないことや新婚旅行と結婚式が兼ねられていることなどが理由です

もちろん手配会社や選んだ会場などによって金額は増減しますが、それは国内挙式でも同じことです。

「コストがかかるのはちょっと…」と海外挙式を避けていた人は、一度自分たちが海外挙式をしたときの費用をシュミレーションしてみてはどうでしょうか?

もしかしたら、予定していた国内挙式よりも格段に安く済ませられるかもしれませんよ!

ドレスを購入することも視野に入れられる

女性なら誰もが一度は夢見るウェディングドレス。海外挙式で浮いた費用で、式で着たドレスをレンタルで済ませずに購入するカップルも少なくはありません。

ウェディングドレスを購入する場合、オーダーするブランドにもよりますが平均費用はおよそ20~60万円ほどになります。

ドレスを購入しておけば二人の大切な思い出になりますし、式から帰った後に式に呼んでいない国内の親戚や知人たちへの顔見せパーティーをするときはもう一度ドレスを着ることもできます!

また、海外挙式でよく心配のタネになるのが「式場や衣装を実物を見て打ち合わせできない」という点です。

しかしあらかじめドレスを購入しておけば、打ち合わせと本番でのギャップに苦しむ心配もなくなります。

ただしドレスを式場に持ち込む場合には、「持ち込み料」が費用に加算される場合やそもそもプランが持ち込み不可になっている場合もあります。

ドレスの購入を考えているカップルは、プランナーさんや手配会社と事前の打ち合わせでしっかり話し合っておきましょう。

打ち合わせや準備が面倒になることも…海外挙式のデメリット

メリットのたくさんある海外挙式はとっても魅力的ですが、もちろんデメリットが1つもないというわけではありません。

ただ

  • 安いから
  • 楽しそうだから

といった理由で軽率に海外挙式に踏み切って後悔をするのは避けたいですよね。

海外挙式に決める前に知っておきたい海外挙式のデメリットは次の通りです。

打ち合わせやパンフレットと実物のギャップがある

海外挙式では、多くの場合が手配会社と写真やパンフレットのみを見ながら打ち合わせを進めることになります。

実物のチャペルや教会を生で見ることができないため、実際に現地を訪れたときに

「思ったよりショボい」
「写真で見たのとなんか違う」

とギャップを感じてガッカリしてしまうケースもあります。

また、女性が特に心配になるのがドレスやヘアメイクなどの衣装選び。

会場に着いてからメイクを行うので、打ち合わせで決めたものと違う姿にされてしまうことも有り得ます。

海外挙式をするのなら、式場のことや衣装・演出のことを事前にしっかり調べておきましょう

ネットで体験談や口コミを調べたり、実際に身の周りで海外挙式をしたことのある人に話を聞いておくのが得策です。

いっそ「実際と違ったりしない?大丈夫?」と打ち合わせのときに手配会社と相談してみるのも有りでしょう。

披露宴を多くの人に見て貰えない

国内で挙式をすると、多くの人を気軽に招待できます。例えばお世話になった先生や先輩、職場の上司に学生時代の同級生など…。ところが海外挙式だと、そういった大勢を招待することができません。

そのため、披露宴での自分たちの晴れ姿を見て貰える人数が限られてしまうといったデメリットが生まれます。

もしも披露宴を海外挙式に招待できなかった国内の人たちに見て貰いたいときは、帰国後に顔合わせのようなパーティーを開くことで感謝を伝えることができますよ!

親戚への挨拶回りが必要になる

既述の通り海外挙式に招待できる人数は限られていますから、挙式をしてから帰国後に招待できなかった親戚や知人に挨拶をしなくてはなりません。

「特に挨拶をする必要のある人は少ない」というカップルには海外挙式は向いていますが、挨拶をする必要のある親戚や知人が多い人は帰国後の挨拶回りに骨を折るでしょう。

帰国後に改めて顔見せのパーティーを開けば挨拶も一度で済みますが、一度式をやった上でまたパーティーを開くのが億劫だというカップルは、海外挙式を決める前にしっかり二人で話し合っておく必要があります。

現地スタッフと言葉が噛みあわない

バイリンガルな人は問題ありませんが、外国語が苦手な人だと現地スタッフとのコミュニケーションは難しくなります。

言葉が通じずにコミュニケーションが上手くいかないことで、当日の演出や衣装・ヘアメイクなどが希望のものと違ったものにされてしまうことも有り得ます。

衣装や演出にこだわりがあって絶対に打ち合わせ通りにしてほしい人は、しっかり事前の打ち合わせでそのことを念押ししておきましょう。

また、日本語の通じやすいハワイを選んだり、現地に日本語を話せるスタッフのいる会場を選ぶのも良い対策です。

ゲストの海外旅行への準備が手間になる

式を執り行う新郎新婦はあらかじめ海外へ行く意思を固めているので問題ありませんが、招待される親族や友人などのゲストは海外旅行へ行くにあたっての準備がネックになってしまうことも。

パスポートの有効期限が切れていれば再発行をしなければならないし、スケジュールを調整して勤務先に休暇の申請をしたり…。

ゲストの旅費・滞在費などは基本的にゲスト自身の負担となります。その代わりにご祝儀を遠慮したりできるのですが、それでもゲストに少なからず負担をかけてしまうことになります。

もしもゲストに負担をかけてしまうことに抵抗を感じるなら、招待客の数を減らしたりあらかじめ招待をする気のある人に相談をしておくのが無難です。

結婚式は一度きり!華やかで手軽な海外挙式も視野に入れてみて

とっても華やかで魅力的な海外挙式ですが、メリットもあればデメリットもあります。

しかしデメリットは対策次第では防ぐこともできますし、二人であらかじめしっかり話し合って入念に打ち合わせをしておけば、主役の二人も招待されたゲストにも忘れられない素敵な式になります。

海外挙式は思ったよりも手軽で現実的に行うことができます。一度きりの結婚式、心から満足のいく素敵な思い出を作りたいカップルは、海外挙式も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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