結婚を後悔する瞬間は夫と妻で違う。結婚前後のギャップに注意!

結婚生活 2023.02.24

結婚はおめでたいイベントですが、もちろん楽しいことだけではありません。

結婚した後で気づいたパートナーの一面や、予想だにしない出来事に直面したときは、つい結婚を後悔させられます。

「結婚しなきゃ良かったかも…」と結婚を後悔させられる瞬間は、夫にも妻にも平等に訪れます。

悪化すれば夫婦喧嘩、下手をすれば離婚にまで発展するかもしれません。人はどんな瞬間に結婚を後悔するのかを、夫or妻の視点からチェックしてみましょう。

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女性の目線で感じるストレス。妻が結婚を後悔する瞬間

結婚後、妻と夫とでは感じることが違います。女性の社会進出が目立ってきたとは言え、家事や育児は未だに「女性の役割」と考えられる風潮があります。

夫とは求められることも感じることも違う、そんな妻目線での結婚を後悔する瞬間をチェックしていきましょう。

仕事と家事・育児の両立が難しい

結婚するということは、夫婦で共同生活をするということを意味します。生活に必要な家事や育児といった役割は、どうしても女性に期待されがち。

結婚後も結婚前と変わらずに働いているor働きたいと考えている女性にとっては、結婚後の家事や育児がネックになります。

家事に時間を追われて勤務時間が減ったり、逆に仕事に打ち込んだひずみで家事が疎かになったり…こんな状態に陥ることで、家事と仕事の両立が難しくてストレスになってしまいます。

特に出産・育児休暇を経た女性は、職場復帰や環境の変化でストレスを抱えやすいです。ときにはマタハラなど、出産・育児を理由にトラブルが発生することだってあります。

夫婦共働きが浸透している現代では、結婚後に妻が離職することで経済的な負担もストレスになりかねません。

妻に家事を一任する夫と結婚した女性ほど、仕事と家事の板挟みに思い悩んで結婚を後悔しやすいです。

家事をやっても感謝されない

夫婦で話し合った結果、夫が仕事を、妻が家事を多めに負担する…という決まりになることはよくあるでしょう。妻が家事を担うことになると、それがきっかけで結婚を後悔することもあります。

料理に洗濯、掃除…妻がやっている家事が夫にとって「当たり前」になり、妻に感謝しなくなると、当然ですが妻はストレスを抱えます。

感謝されないだけならまだしも、調子が悪いときや仕事が忙しいときにまで妻に家事を強要し、一切協力する素振りを見せないような夫もいます。夫のそんな一面を見たとき、「こんな人だと知ってたら結婚しなかったのに…」と後悔してしまうのです。

また、結婚前までは「家事にも協力する」と言っていた男性が、結婚した後に急に威張った態度を取り始め、家事を一切手伝わない…というケースもよくあります。

夫の両親とトラブルが起きる

「嫁・姑問題」は古くからずっと存在するトラブルです。結婚した後の女性が夫の両親、特に義母とのトラブルに直面して結婚を後悔するのはよくあるケース。

  • 必要以上にキツイ言葉を使われる
  • 嫌味や悪口ばかり言われる
  • 気が合わず、喧嘩ばかりする
  • 嫌がらせを受けている

義母との間にこんなトラブルがあると、結婚を後悔させられてしまいます。義母との折り合いが悪い場合、夫が義母をかばって妻の味方をしないでいる場合は特に、夫婦としての在り方に疑問を感じます。

「結婚しなければ夫の両親と関わることもなかったのに…」と、夫の家族との結びつきに対してストレスを感じているパターンです。

妻には分からない。夫が結婚を後悔する瞬間

妻には妻の言い分があるように、夫にだって夫の言い分があります。妻が想像もしていないようなときに、夫はひそかに結婚を後悔しているのです。

男性目線での結婚を後悔する瞬間を見ていきましょう。

妻から女性らしさが薄れていった

結婚してからしばらく経った男性の多くが、「結婚当初の妻が恋しい」と語ります。女性は結婚してから時間が経つと、気を抜いて次のような特徴が顕著に表れやすいです。

  • メイクをしないor手間をかけなくなった
  • ムダ毛の処理をしなくなった
  • 服装や下着に無頓着になった
  • 極端に太った
  • 恥ずかしがることが少なくなった

結婚した後は気が緩み、夫に対しておしゃれで気を引こうとしたり結婚当初のような恥じらいがなくなってしまいます。

もちろん男性からしたら、結婚した後も妻にはいつまでも綺麗で可愛らしくあってほしいと思うもの。だらしなく女性らしさの欠片もなくなってしまった妻を見ていると、「こんなことなら結婚するんじゃなかった」と後悔させられてしまうようです。

特に「産後太り」を理由に体型が変わったことを恥ずかしがらず、元に戻そうともしない女性は多くいます。こうして見た目への努力をしなくなることで、男性は愛情の薄れを感じることもあるのです。

妻が働かないので経済が悪化する

共働きを選ぶ夫婦もいれば、妻が離職して専業主婦になることを選ぶ夫婦もいます。妻が仕事を辞めれば家事や育児を安心して任せられますが、その一方で経済状況の悪化というリスクも伴います…。

妻が育児や出産を機に離職したり、共働きと約束していたのに働かないでいると、夫は経済的な不安から結婚を後悔してしまいます。

もちろん家事や育児と仕事の両立は難しいですが、だからと言って妻が一切働かないでいると、収入が激減してしまいます。妻の働かない期間が続けば続くほど、夫の抱えるストレスは大きくなり、「こんなことなら結婚なんてするんじゃなかった」と嘆くことに。

もともと男性は結婚の際に「自分の稼ぎで家族を養っていけるのか」という部分に重点を置いて考える傾向があります。そのため、経済的な打撃に敏感になってしまいやすいのです。

家にいると邪魔者扱いされる

仕事に打ち込んで家計を支えている男性の中には、「家に居場所がない」と感じる人も一定数います。

  • 妻が子どもにつきっきりで自分に見向きもしない
  • 仕事が忙しくて妻や子どもとコミュニケーションが取れていない
  • 家にいても心が休まらない

妻が子どもにばかり向き合っていると、夫としては夫婦でいる意味がないように思えてきます。また、子どもが妻にばかり懐くことも、父親としては寂しいこと。

家にいると居心地が悪く、まるで邪魔者のように扱われてしまうことで、「これなら結婚しない方が良かった」と後悔してしまう夫は多くいます。

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夫婦共通の問題。誰もが結婚を後悔してしまう瞬間

いくら夫婦になったとは言え、結局最初は赤の他人同士です。「一人の人間として」パートナーに不満やストレスを抱くことはあるでしょう。

男女に共通して結婚を後悔する瞬間をご紹介していきます。

家事の負担が偏っている

一緒に暮らしていく上で家事は避けて通れないもの。そのため家事は夫婦が平等に行うのが理想的…なのですが、どうしても家事の負担がどちらかに偏ってしまうことがあります。

  • 大変な家事はしない
  • 楽な家事ばかりしかしない
  • ほとんど家事をしない

夫婦のどちらかにこんな傾向があらわれると、その相手には当然不満が募ります。共働きの夫婦なら、余計に家事の負担が偏ることにストレスを感じるでしょう。

結婚相手の家事への積極性は同棲でもしてみない限り、結婚してみないとなかなか分からないものです。

そのため結婚後に家事の負担が偏ってしまい、相手の分まで家事をすることを苦痛に思って「こんな人と結婚するんじゃなかった」と後悔に繋がってしまいます。

結婚の際には家事の分担を決めておくのが無難ですが、分担を決めておいたのにもかかわらず家事を放棄するような人だと、もはや「結婚してから本性があらわになった」と思わざるを得ませんね。

性格や価値観の不一致

結婚してみると、パートナーの知らない一面を目にすることはたくさんあるでしょう。良い一面に気づけると嬉しいですが、

  • 金銭感覚がおかしい
  • 浮気癖がある
  • 物事の優先順位が違う

…など、自分と性格や価値観が違う一面を見てしまうと、今後の結婚生活に不安を感じてしまいます。

同じ家で共同生活するのにあたって、相手の性格や価値観に振り回されるのはリスキーなこと。例えば相手の金銭感覚のせいで家計が苦しくなったり、相手の交友関係のせいで妙な人間トラブルが起きたりします。

将来が不安になってしまうほどの性格・価値観の不一致を目にしてしまうと、「もっと相手のことを知ってから結婚すべきだった」と思わされますよね。結婚前には、しっかり相手の長所も短所も見極めておきたいものです。

自分の時間が確保できなくなる

結婚をした男女のどちらもが抱えがちな悩みが、自分の時間がなくなることです。同じ家に住むと言うことで、寝ても覚めても家に帰っても、ほとんどが夫婦で過ごすことになります。子どもができれば尚更、家に一人の時間はできないでしょう。

結婚後は一人で過ごす時間が減るので、一人になって自由に何かをすることはほとんど不可能です。結婚前の自由な生活を思い出して、結婚後特有の不自由さに歯噛みしてしまいます。

家族に悪気はなかったとしても、プライベートに干渉されたり何か意見されたり…こうした些細な積み重ねでストレスは溜まる一方。「自由がなくなるなら、いっそ結婚しなくても良かったかもしれない」と思わされますね。

パートナーが偉そうになる

結婚してしばらく経つと、結婚相手に心を許すうちにいろんなことが変化します。「警戒心がなくなった」と言えば聞こえは良いかもしれませんが、「化けの皮がはがれた」と感じる夫婦が大半。

必要以上にトゲのある言葉で傷つけられたり、態度が大きくなって偉そうに文句をつけられることが増えると、結婚前に戻りたくなってしまいます。

「結婚前はこんな人じゃなかったのに…」と結婚相手を見て嘆く人はたくさんいるはず。結婚すると結婚後のギャップが大きければ大きいほど、パートナーとの結婚にネガティブになってしまいます。

パートナーが束縛してくる

結婚するということは、恋人ではなく家族になるということ。それなりにふたりの結びつきが強くなることで、結婚相手が自分以外の人と接することに敏感に反応してしまう人もいます。

  • 頻繁な連絡を強要される
  • 連絡に返さないと怒られる
  • 服装や髪形に制限をつけられる
  • 会った人や起きた出来事についていちいち報告させられる

こんな束縛癖を結婚後になって明かされること、実は珍しくないのです。

結婚とは一生を添い遂げること。束縛癖のある人と結婚したことが分かると、「この人と一生やっていけるのかな」と不安にさせられます。

束縛されるとプライベートが侵されるだけでなく、ストレスで精神的に強い負担をかけられます。いろんな意味で危機的ですし、結婚前に束縛癖が一切感じられなかった人にほど、「今後もっとひどいギャップが見られるのでは…」と戦々恐々です。

親の介護について考えたとき

結婚すると、それまでは他人だった結婚相手の家族との付き合いも視野に入ってきます。結婚してふたりが歳を取るということは、ふたりの両親も歳を取るということ。歳を取った両親の介護について考える時期がやってきます。

結婚相手の両親の介護について考えたとき、もしくは介護がはじまったとき、その大変さが結婚を後悔させます。

介護が始まると自分の時間を取られる他、ストレスが溜まったりお金がかかったりと様々なリスクが伴います。自分の両親の介護でもストレスを感じる人はいますが、結婚相手の両親の介護に直面したとき、結婚を後悔することもあります。

愛が感じられなくなってしまった

結婚当初はスキンシップも夜の営みもあって、定期的にデートをする愛に溢れた生活。ところが結婚してから時間が経つにつれて、相手がいることが当たり前になり、愛情表現をすることが少なくなってしまいます。

自分なりの愛情表現を拒絶されたり、愛がなくなってただの同居人のような生活になってくると、結婚した意味が分からなくなってきます。

「なんでこの人と結婚したんだろう」と諦めのような後悔を抱きます。まだ愛が冷めていなかった結婚前・結婚当初のことを思い出すと、結婚したことが悔やまれます。

結婚を後悔したら話し合い!原因解消で末永く付き合っていこう

いつまでもお互いを好きなままでいられたら良いですが、人間ですから「絶対に後悔しない」なんてことはほぼないでしょう。

結婚を後悔する瞬間があったら、それを改善できるように努力するのが大切です。後悔をそのままにしていればストレスが溜まり、離婚願望が生まれるだけです。

「あなたのここが嫌」「君のここが悪化している」などなど…。夫婦で関係性を改善できるように、結婚を後悔するたびに話し合っていきましょう。後悔した原因を一つずつ解消していければ、夫婦としてより良い関係性になるはずですよ。

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