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乳がんでは、乳房温存だけではなくリンパ節の温存も考える

Date:2014.02.07

乳がん手術と言えば、女性にとってはもちろん見た目の問題が一番重要になります。何をおいても絶対に残して欲しい!と思う気持ちは当たり前の事でしょう。

そして、乳房と同様に温存を検討しなければいけないのがリンパ節です。ここでは、乳房とリンパ節切除・温存に対するそれぞれのメリットとデメリットを今一度考えて見たいと思います。

乳房温存のメリットとデメリット

乳がんに対する乳房の温存のメリットとしては、やはり精神的なものが一番深く関わると思います。女性にとって乳房はかけがいのないもの。

特に出産前の若い年代ならば、授乳などのこだわりもありそれを切除しなくてすむと言うのは非常に大きなメリットとなるでしょう。但し、温存によるデメリットが多いと言う確かな事実もあります。

他の臓器と同様、癌の再発などを考えると温存のリスクは決して低いとは言えないのです。もう一つのデメリットと言えば、乳房の形の崩れです。

乳房と癌の大きさのバランスを考えないで無理に温存した場合、切除範囲によっては変形が避けられない事があるのです。むしろ全摘して整形手術等で再建した方がよかったと、後になって後悔するケースもあります。

仮に温存手術で乳房を残したとしても、胸部の放射線治療は避けられません。乳房温存の場合は放射線治療期間も長くなりますので、治療に対する負担も大きくなると言う覚悟は必要でしょう。

リンパ節温存のメリットとデメリット

乳房に近いわきの部分には、腋窩(えきか)リンパ節というリンパ節があります。乳がんになった場合、このリンパ節に転移していないかを検査する必要があります。リンパ節に癌細胞が残ったままだと、リンパの流れに沿って癌が転移してしまうからです。

以前は癌転移を抑えるためにこの腋窩(えきか)リンパ節は切除する事が多かったようです。しかし、現在はなるべく切除しないで温存しておく治療が優先になっています。

それは、切除してしまうと腕にさまざまな症状が出てしまうからです。リンパ節を切除すると、当然リンパ液の流れが滞る事になります。そうすると「腕があがらない」「腕がむくむ」等の症状が発生します。特に冬場は最悪で、リンパ浮腫まで生じてしまいます。

こうなると腕に力が入らず、布団の上げ下ろしやペットボトルの蓋の開け閉めまで困難になる事もあるのです。最近では検査方法もより精巧になり、もしものためにリンパを切除しておくという考えよりはリンパ節は温存しておく方を選択するようになっています。

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