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職場へのお土産は要る?要らない?悩まないためのマイルールとは

Date:2017.11.14

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職場へのお土産は要る?要らない?悩まないためのマイルールとは|女性の美学
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休日を使って旅行へ行ったとき、あなたは職場へのお土産、どうしていますか?

必ず買う人、あえて買わない人、どちらもいると思います。

が、買う人の中にも「これって本当に必要なの?」と疑問や不満を抱えていたり、毎回「何を買っていったらいいの?」と頭を悩ませている人も少なくないはず。

個人的な旅行のお土産、職場には必要?それとも不要?

今回はこの悩みに答えを見つけるべく、いろいろな立場の人の視点を考察してみましょう。

▼職場へのお土産の選び方のコツはコチラを参考にしてください!

職場のお土産の選び方の記事のトップ画像キャプチャ


【1】職場へのお土産、肯定派×非肯定派…それぞれの意見は?

職場のお土産に対する感じ方は人それぞれ。自分の感じ方以外に、みんなはどう思っているのでしょうか?

【肯定派】あった方がいいと思う理由

職場にお土産を買っていく習慣について、比較的良い感情を持っている人もたくさんいます。

お土産を好ましく感じる理由としては、

  • あげたりもらったりすることで、場が和む
  • 普段会話しない人とも、お土産をネタにコミュニケーションできる
  • 休みの間迷惑をかけた仲間へのフォローに役立つ
  • 知らない地方の特産品を味わえる
  • 自分の地元の名物を知ってもらえる

などが挙げられます。頷けるものも多いですよね。

人間関係を円滑にするために役立つ。そして、自分がもらったら嬉しい。

こうした点が、お土産に対する好感情に繋がっているようです。

【非肯定派】ない方がいいと思う理由

反対に、個人的な旅行のお土産を職場に買って行く習慣を「あまり好ましく思わない」という層もいます。

好ましく思わない、どちらかと言えばそうした文化はない方が良い、と感じる理由は、主に次のようなものが多いようです。

  • プライベートの旅行なのに、職場へ買っていく必要性が分からない
  • 楽しい旅行中に仕事のことを考えたくない
  • 職場の人数が多いので、それなりに費用もかかるし、荷物も増えちゃう
  • 休暇中の居場所など、個人的なことをあまり公表したくない

などなど。

職場へのお土産文化が苦手な人は、「仕事とプライベートはきっちり分けたい」という価値観の人が、比較的多いようですね。

【2】あげる方にも良いことが?お土産文化のメリット

これらの声を踏まえた上で、職場へのお土産が自分にもたらすメリットをまとめてみましょう。

(1)人間関係を円滑にできる

お土産は、職場のコミュニケーションの助けになってくれます。

とくにお土産として選ばれやすい、お菓子などのちょっとした食べ物には、こうした効果が大きいですね。

シーンと静まり返ったオフィス、険しい表情でパソコンと格闘する人々……そんな張りつめた空気も、ちょっとしたお菓子をみんなで食べると、急にほんわか和みだすことがあります。

普段あまり関わりのない人とでも、「どこに行かれたんですか?」「これ美味しいですね」と話を弾ませやすいのは、お土産の良いところです。

(2)感謝をわかりやすく表現できる

有給休暇をとって旅行に行ったときには、職場の誰かに自分の仕事を肩代わりしてもらうケースも多いはず。

プロジェクトを肩代わりしてもらう、といった大きな手助けでなくても、自分宛の電話を受けてメモを残してもらったり、同僚や上司に自分の穴埋めをしてもらったりと、何かしらお世話になっているものです。

その感謝の気持ちを示すのに、ちょっとしたお土産はとても役立ちます。

感謝の気持ちは、言葉だけで示そうとしても、なかなかうまく伝えられないもの。心から感謝しているのに、言葉では嘘っぽくなってしまったり、照れくさくて言い出せなかったり。

でも、ちょっとしたお土産を渡すのは、そんなに難しくありません。

相手も人間ですから、「感謝してくれているんだな」と伝われば、やはり嬉しいもの。「またいつでも手伝ってあげよう」という気持ちにもなりやすいですよね。

(3)心理的に休みがとりやすくなる

有給休暇は個人の権利。とは言えど、なんとなく取得しづらい雰囲気だなあと思うこと、実際はありますよね。

そんな職場で働く人にこそ、じつはお土産が有効です。

「休暇中、フォローありがとうございました」とお土産を持参することで、自分の中にある職場への「貸し借り」のような気持ちを精算することができます。

また職場の人たちから見ても、「きちんとお土産を買ってきた」という事実は、同僚・部下の休暇に対する抵抗感を和らげてくれるでしょう。

人が休みをとる度に「あの人また休んでる」「私たちが働いている間に遊んでる」なんて陰口を叩くタイプの人も、ときにはいます。そんな人たちは、お土産の有無にも厳しい視線を向けがちです。

個人の権利を使って旅行しているのに、「お土産も買ってこないで……」なんて言われるのは悔しいですよね。

陰口を予防すると言うとちょっと変かもしれませんが、余計なトラブルを防ぐためにちょっとしたお土産を買っておくというのも、できる大人の賢さと言えるのではないでしょうか。

【3】費用や手間に、探り合い…お土産文化のデメリット

人間関係を円滑にし、休みをとりやすくするお土産。

ですがときには、お土産を巡るデメリットに出くわすこともあります。

(1)費用や手間がかかる

とくに大人数の職場では、お土産もそれなりの量が必要です。

どれだけ安価なものを選んでも、量が増えればそれだけ費用がかさみます。全て自分のポケットマネーですから、「もったいない」と思ってしまうのは当たり前の人情でしょう。

また、旅行先から持ち帰る際、職場に持って行く際にも、荷物としてかさばる問題もあります。

配る手間もありますね。職場によっては、一人一人のデスクを訪ね、わざわざ一声かけながら配り歩く習慣が根付いていることも。忙しい仕事中に、これは大変な面倒です。

「プライベートの旅行なのにどうしてこんなことしなくちゃいけないの?」と不満が募るのも当然かもしれません。

(2)何を選ぶか悩ましい

まじめな人ほど、お土産選びに苦労していることでしょう。職場で働く全員の好みに合わせようとすると、お土産選びは大変です。

「部長は甘いものが嫌い」「先輩はダイエット中」などなど……みんなの都合を考えるほどに、「いったい何を買っていったらいいの?」と頭を抱えてしまいます。

  • 食べ物が良いのか、他のものが良いのか
  • 甘いものが良いのか、塩辛い方が良いのか
  • 定番が良いのか、珍しいものにすべきなのか

休暇中の旅行なのに、最後の最後でお土産選びに頭を悩ませるのが苦痛で仕方ない。それも、お土産文化を「ない方がいい」と思う原因の一つでしょう。

(3)プライベートを詮索される

お土産をきっかけに「どこに行ったの?」と訊かれることは多いもの。プライベートと仕事をきっちり分けたい人にとっては、これが苦痛というケースもあります。

「休み中の出来事を詮索されたくないから、絶対に旅行に行くとは言わないし、お土産も買っていかない」という人もいます。

たとえ相手に悪気がなくても、私生活について職場で語ることそのものが苦手、という人もいます。

プライベートをあれこれ詮索されるかもしれない……と思うと、お土産なんて持っていきたくないなぁと考えてしまうのも頷けます。

(4)気を遣い合うのが苦痛

職場にはいろいろな人がいます。旅行に頻繁に行く人もいれば、全く行かない人もいます。

頻繁に行く人は「私ばっかり買っている」と思うかもしれませんし、逆に全く行かない人は「もらってばかりで心苦しい」と感じているかもしれません。

お土産を持参するという「暗黙のルール」が職場に根付いている場合、お互いに本音では「あげたくもないし、もらいたくもない」のに買ってくる……という不毛な状況が生まれている可能性もあります。

どんなルールでもそうですが、当事者の感情を無視した強制的な慣習には、やはりデメリットが生まれてしまうようです。

【4】結論:旅行のお土産、職場には必要?不要?

さまざまな意見や、メリット・デメリットを見てきました。

あなたにとって職場へのお土産、必要だと思いましたか?

それとも、やっぱり不要でしょうか?

メリットが勝るなら購入を検討すべし

お土産はもともと、自分の気持ちで買ったり手渡したりするもの。それを強制されるというのは、ちょっと不自然な状態です。

とは言え、お土産という小さなプレゼントにより人間関係がグッとスムーズになるのも事実。

抵抗感がないならば、面倒でも社会人のマナーと割り切って購入・持参することをおすすめします。

迷ったら慣習に合わせればOK

それでも迷ってしまったら、自分のいる職場の慣習に合わせるのが良いでしょう。

職場のお土産には、いわばローカルルールのようなものが存在することが多いです。どんなふうに配られているかを観察したり、同僚にそれとなく聞いてみるなどして、職場のお土産事情を把握しましょう。

中には、お土産を「買ってこない」ことが暗黙のルールになっている職場もあります。そうした職場で自分だけ買って配ってしまうと、トラブルのタネになることも。

まずは慣習を知ることを先決としましょう。

どうしてもイヤなら自分からやめてみる

もし「必ず買ってくる」といったことが暗黙のルールになっている職場であっても、

  • 抵抗感が激しくどうしてもイヤ
  • 慣習化しているものの、職場の大半が喜んでいない

という場合には、思いきって購入をやめてみるのも良いかもしれません。

お土産の購入は、当たり前ですが法律で決まっているわけではありませんから、本来は自分の胸一つです。

勇気を出してやめてみたところ、周囲から「じつは負担になっていたんだ、ありがとう」という反応が返ってきて驚く、といったケースもあるようです。

状況によって買う・買わないを決めてもOK

一概に「絶対買う」「絶対買わない」と決めるのではなく、状況に応じて買ったり買わなかったりする中庸案を選ぶ手もあります。

たとえば、

  • 出張のときは買うが、プライベートでは買わない(またはその逆)
  • 有給休暇をとったときは買うが、土日など公休のときは買わない
  • 旅行が多いので3回に1回程度買う
  • 遠方へ行った際には買うが、近場の旅行のときは買わない

などです。

また、職場の全員に均等に買うのが大変な場合は、

  • とくにお世話になっている人にだけ買ってきて、こっそり渡す

という方法もあります。

こうしてマイルールを決めておけば、余計な気苦労を減らすことができ、旅行中も快適に過ごせます。

せっかくのお休み&旅行です。あまり頭を悩ませすぎないよう工夫しつつ、思う存分楽しみましょう!

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ライター:コロボックル

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