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もしかしてサイバー心気症?ネットを使った自己診断は危険

Date:2013.12.19

インターネットの普及によって増加する「サイバー心気症」

身体の具合が悪いときや気になる症状があるとき、みなさんは真っ先に病院を受診しますか?最近では、病院を受診する前にまず、ネットでどんな可能性考えられるかを調べるというケース、多いのではないでしょうか。

筆者も、忙しくして病院に行く時間がないときには「緊急性」がある症状かを調べることがあります。何が原因なのかをある程度知ることが出来れば、病院の受診や薬の服用をしなくても自然に良くなることもあります。

しかし、こうして健康情報を簡単に入手出来る時代だからこそ陥りやすい「サイバー心気症」というものがあるのです。これは、インターネットで症状について検索することで、「悪い病気、重篤な病気を患っているかも?」という不安に駆られること。

心の病気の一種で、うつ病などから併発されることもあれば、風邪のように一時的に陥ることもあります。ただし、サイバー心気症は造語なので、必ずしも病気とは言い切れないところ。

そもそも心気症とは、自分が重病を患っていて、いずれ死を宣告されるのではないかという思い込みに苛まされる病気です。病院で精密検査を行い、医師に問題がないことを説明してもらっても、納得したり安心することができません。

ひどい心気症の場合、病気を見つけてくれる医師に巡り合うまで病院を転々としたりすることも。テレビや雑誌などメディア媒体で、病気の話や病気で亡くなられた人の話題が出るだけでも不安になってしまうのです。

サイバー心気症に陥ってしまう流れとは?

病気には、見落としがちな症状や、漠然とした症状が特徴の病気があります。例えば、エイズが症状として現れるのは「だるさ」「疲労感」など。普通に生活していても、よくある症状ですよね。

こうした紛らわしく、曖昧な症状の病気を疑い、自分の身体に病気が隠れていると思い込んでしまうのです。

またネットで「胸の痛み」と検索したとします。すると「急性心筋梗塞」「大動脈解離」などなど、重篤な病気の名称がたくさん出てきます。どれも「その可能性を含む」というニュアンスで書かれているものの、自分の症状に一致していれば恐怖を感じますよね。

最初は小さな恐怖感だったものが、検索を続けていくとどんどん大きな恐怖に変わっていきます。なぜなら、調べれば調べるほど特別な症例や、病気の体験談などを目にするからです。

よくある頭痛やだるさ、疲労感を甘く見て放置し、発見が遅れることで病気が進行してしまうのでは?という不安に駆られることも。

インターネットで健康ジャンルの検索をかけている人の割合は2%。この2%のうちの3分の1の検索は、同じことを何度も繰り返し検索し、確認しているとのデータが出ています。

つまり、病気について検索する人の3割は、サイバー心気症予備軍なのかもしれません。

サイバー心気症に陥らないためには?

元々心配性な人や、以前に大きな病気、手術を経験している人、うつ病などの精神疾患を患っている人はサイバー心気症のリスクが高いです。このような無駄な精神疲労をしないためには、何に注意したら良いのでしょうか。

まず、インターネットの検索結果の表示順位には注意して下さい。よく起こる順番で上位に表示されていると勘違いしている人も多いでしょう。検索結果の上位に大きな病気の名称があっても、それが多くの人に起こり得るというわけではありません。

そして、何よりも病院へ行って検査や診察をしてもらうのを最優先にしましょう。病気のことを調べていると誰でも不安な気持ちになるものです。しかし調べ物をしたからと言って、症状は改善しませんよね?

自宅でネットにかじりついている時間があったら、病院へ行きましょう!

さらに、ネットの情報というのは信憑性の低いものも多いということをお忘れなく。何年も前の古い情報や、人の憶測で書かれた情報も数多く存在します。それらを全て鵜呑みにしてしまうと、自分の頭が混乱するだけ。

信頼出来る掛かり付け医に相談する以外に得策はありません。

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