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妊娠・出産を機に夫と不仲に!?産後離婚にならないための心構え

Date:2015.03.12

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出産後、子育てに対する夫の態度や、思いやりのなさ、無神経な言葉に、急速に夫への愛情が冷めてしまう女性が増えています。

「産後クライシス」という言葉まで登場するくらいに、夫婦の危機が訪れやすい時期である産後。夫婦によっては、その危機を乗り越えられずに離婚にまで発展してしまう場合もあります。

夫が育児をしないことが問題なのでしょうか。夫の無神経さは産後急に現れたのでしょうか?なぜ、産後に急激に夫婦がギクシャクしだすのでしょうか?

「産後クライシス」はなぜ今?

産後の夫の言動が引き金になって、夫への愛情が急速に冷めていく。そんな女性がなぜ増えているのでしょうか。

今に始まったことではない、昔からあった、と言う人もいますが、やはり今の世代になって増加傾向にある気がします。そしてその原因は、夫婦の在り方が一昔前とは変わってきたことにあるのではないでしょうか。

・核家族化による、子育てに協力してくれる家族が夫以外にいない家庭の増加
・夫の給料だけではやっていけず、共働きのまま育児を続ける女性の増加
・共働きが当たり前になっても「家事・育児は女がするもの」の不平等

初めての育児は不安がいっぱいです。ちょっと気を抜けば、簡単に失われてしまいそうな小さな命を抱えて、24時間休みなく育児に向かう女性のストレスは相当なもの。核家族家庭において、夫が非協力的であれば、妻がすべてをひとりで背負わなければなりません。

また、今小さな子供を持つ世代は、共働きの夫婦もかなり多いでしょう。「家事・育児は女がするもの」という古風な考えは根強いのに、「夫が家族を養うべき」という心意気のある男性は少なくなっていませんか?

これでは、体力的にも精神的にも、女性が厳しい立場に追い込まれて当然です。

妻が許せない夫の言動・夫の心

実際に、産後トラブルの元となりがちな夫の言動を挙げてみました。

【育児不参加夫】
・「うんち出た」、「吐いた」と何でも報告するだけ
・俺の仕事じゃないと無関心。子供が隣で泣いていてもママを待つ
・睡眠不足の妻の前でぐーぐー昼寝。代わって休ませてあげようという気がない
【育児お手伝い夫】
・「何手伝えばいいの」と、子育ては自分の仕事外のような言い方をする
・「うんちは汚いから俺には無理」と好きなことだけお手伝い
【子供な夫】
・子供の世話ばかりの妻に、「かまってくれない」とすねる
・喧嘩をすると部屋をぷいっと出て行く、家を出て行く
【出産・授乳期を大仕事と思わない夫】
・「世の中の女性みんな産む」、「女ならできることでしょ?」くらいに思っている
・「妊娠、出産は病気じゃない」妊娠中や産後に体調崩してもいたわる気持ちがない
・「女性は寝なくても平気なように体が変わるんでしょ?」夜中の授乳も平気に思う

産後に妻が許せないと思う夫の言動は、実にさまざま。許せないと思うレベルも、夫婦により大きく異なるでしょう。

ただ、出産・育児を経験済みの女性からは共感を得られやすいこれらの項目も、新婚で子供がまだいない女性や、独身で彼とラブラブな女性には、「これくらい許してあげればいいのに」とか「妻の心がけ次第ではなんとかなる問題じゃないの」と映ることも。

そう、まさにそこが、産後クライシスの怖いところなのです。

産後だから許せない!

産後の女性の心身は実に不安定です。妊娠時期に急激な変化を起こした体や、ホルモンの変化による精神状態は、出産したからといって、すぐに戻るものではありません。

個人差はありますが、産後一年はまだまだ本調子ではありません。そんな状態である時期に、睡眠時間が十分に取れない中での育児です。

とても普通の精神状態でない上に、産後の母は子供を守るべく攻撃的になりやすいのだとか。疲れでイライラ、産後の攻撃性でムカムカ、そこに産後鬱まで加われば、ラブラブな夫婦なら許せることも、許せなくなってしまいます。

「一番大変なときに助けてくれなかった」そんな風に、何年も尾を引くこともあるのです。

産後離婚する夫婦しない夫婦

では、産後クライシスによって、夫への愛情が激減したとして、みんながみんな離婚へと向かうかといえば、そうではありません。

夫に、妻に、お互いに対する愛情がしっかりとある場合は、きちんと話し合い、譲り合い、折り合いをつけることができるからです。

産後クライシスの主な原因は「夫婦間のコミュニケーション不足」。妻の不安・不満・希望などをしっかりと夫に伝えること、夫がちゃんと耳を傾けることができれば、出産前よりもずっと強い絆が生まれることでしょう。

ただ、

・話し合いができない夫婦
・もともと夫婦仲が円満ではなかった夫婦

に関しては、妊娠・出産・子育てを機に、離婚への気持ちが増す危険性も大いにあるのです。

話し合いができない夫婦

中には女性側が話し合いの席につかず、そのまま出ていってしまうということもあるようですが、男性側が話し合いの場を避けてしまうケースがやはり多いように思います。

・話を聞いてくれない
・話を聞いても、結論は「俺は変われない」
・妻の言うことより、自分の意見の方が正しいと信じて疑わない

話し合いが成り立たなければ、何度も同じことで喧嘩し、イライラし、そのうち、距離をあけるしか仕方がなくなっていきます。

言っても無駄と思うようになり、存在をないものとして心の安定を図るしかなくなります

もし、共働きで経済力があるのであれば、何もサポートしてくれない夫と無理をして生活を続ける必要があるのか悩み、子供の成長を待って離婚…にもなりかねません。

夫婦円満でなかった夫婦

夫婦円満でないなら子供を作らなきゃいいのに、と仲の良い夫婦などは思うかもしれませんが、世の中には、夫婦仲に少し疑問を持ちながらも夫婦を続けている女性もいるのです。

連れ添う内にわいた情に縛られたり、離婚するほどの強い原因やきっかけがなかったりして、そのまま共に暮らしている夫婦もいるのです。

また、仲が悪いとまではいかなくても、一緒に暮らすうちに性格の不一致や、価値観の違い、相性の悪さを感じ始めている夫婦も。

そんな時に子供ができてしまったなら。妊娠・出産・育児は大きな試練になり得るのです。

ホルモンの魔法が解ける危険

女性は子供を育てるために、ホルモンの変化で心の在り方が変わります。恋愛に夢中で子育てがおろそかになってはいけないので、恋愛ホルモンが出にくくなるのです。

産後に限らなくても、長く連れ添った夫婦なら、そもそも恋愛ホルモンなんて消え失せているのでは?と思うかもしれませんが、微量ながら出ているのではないかという気がします。

授乳期に、ぱったりなくなる気がするからです。そして、夫の容姿も性格も、今までひいき目に見ていたすべてのことが、ひどく客観的に見えてくるのです。

客観的に見ても非の打ちどころがない素敵な男性なら問題ないのですが、そうでない場合は大変です。それまで見逃してきた欠点も、見逃せなくなる危険性が出てきます。

母の強い思いが生む危険

母として子を思う気持ちにも個人差がありますが、子供の成長・子供の将来を思う気持ちが強い、母として真面目な女性はさらに危険です。

夫の性格上の欠点が、我が子に悪影響を及ぼすのではないか、という心配が生まれてくるのです。

【子供への悪影響が心配になる夫の欠点】
・口が悪い
・ネガティブな意見ばかりいう
・何かというと人をけなす、馬鹿にする
・行儀が悪い
・不潔
・下品なギャグをいう

悪影響以外にも、

・子供を必要以上に甘やかす
・子供の成長に害があることでも、「子供の気持ち優先」で叱らない
・妻が子供を叱っている最中に、「ママ怖いな~」などと茶化す
・妻の子供の叱り方に異議あり!と子供の前で妻を批判する

など、日々の子育ての中で、躾けの邪魔をしたり、子供を混乱させたりする夫の行動に悩む女性も。

客観的に見て性格も合わない、子育ての邪魔にも感じる、そこにきて、もし共働きで金銭的に困らなければ、子供の成長を待って…ということに。

産後の危機を乗り越えるには

産後クライシスを乗り越えるにはどうすれば良いのか、あちこちで論じられています。

・妊娠時期からパパの自覚を持たせるために検診に一緒に行く、胎教を共に。
・妊娠中から、夫に家事の習慣をつける
・何をどうしてほしいのか具体的に伝える

など、いろいろあるわけですが、これらの努力でなんとかなる夫であれば、産後の危機は何がどうあっても乗り越えられるのではないかと思います。

逆に、このような提案をしても、ちっとも協力的でない夫ならば、産後、かなり厳しい試練が待っていると覚悟した方が良さそうです。

晩婚・高齢出産のさらなる危険

世の中、晩婚も珍しくなくなり、高齢出産も増えていますが、これがさらに産後の危機を大きくしているのかもしれません。

30代後半、40代前半で子供を生んだりすれば、産後うつが終わらぬ間に、今度は更年期に突入していた、ということもあり得るからです。

妊娠、出産、産後の情緒不安定から更年期の情緒不安定へ。ひっきりなしに、不安やイライラや落ち込みが続くのです。何もかも嫌になって離婚という選択をしてしまう可能性も大いにあります。

また、夫の年齢にも注意が必要です。男性の更年期も増えてきている今、産後と夫の更年期が重なることも十分考えられます。本来なら協力的なはずの夫も、更年期のせいでイライラしたり無気力になったり。

妻にも夫にも、普通じゃない状態が一気に押し寄せてしまったら、収拾できることもできなくなってしまいます。

恋愛に始まり、妊娠期も産後も更年期も、いつもホルモンに振り回されしまう私たち。ホルモンのせいで、本当なら修復できるはずの絆を断ち切ってしまわないように、どうか気をつけてくださいね。

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