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これって産後うつ?マタニティブルーとの症状の違いをチェック!

Date:2016.07.06

shutterstock_146409245母親になる女性は、出産前からいろいろと心が不安定な状態になることがあります。

しかし、産まれた子供を見て心が安堵し、その不安定な気持ちが消え去るという女性も多いようです。

でも、出産していざ育児を始めると休む時間がなく、いろんなことに追われて疲労困憊してしまうという女性がほとんどです。

疲れて元気がない場合は、あまり問題はありませんが疲労が溜まっているわけでもないのに気分が落ち込んだり、イライラとしてしまう場合は、疲労ではなく「産後うつ」の症状が出ている可能性が高いとされています。

産後うつとはいったいどういうものか、そしてもう1つ耳にするマタニティブルーとの違いは何なのかを調べてみました。

産後うつとは疲労とは違う!責任感の強いママに起こりやすい病気

産後うつとは名前の通り、産後に現れるうつ症状を言います。育児をすることで気持ちが不安定になり、最初は疲労からくる症状と勘違いをする人もいるようです。

疲労の場合は、休めば気分もリフレッシュされ次の日に症状を残さないのですが、産後うつは眠ることもままならず、ずっと症状が続きます。

10~15%のママが産後うつの症状を訴えるとも言われており、育児を完璧にこなさなくてはと責任感の強いママに出やすいようです。

産後うつは疲労ではなく病気なので、症状が出た時は病院で診察をしてもらわなくてはいけません。

重い症状や長引く症状を放置してしまうと、ママだけではなく赤ちゃんも危険な状態になる場合もあります。

「産後うつ」と「マタニティブルー」との違い

産後うつと同じように、よく耳にするのがマタニティブルーです。この2つ、いったいどう違うのでしょうか。

実は、産後うつもマタニティブルーも、「出産後に出てくる抑うつ症状」のことを言います。そのため、ほぼ症状も同じです。

産後うつとマタニティブルーの1番の違いは、病気か病気じゃないかです。マタニティブルーは、症状が出ても自然とその症状が薄れていきます。

しかし、産後うつの場合は症状が停滞していたり、反対に症状がどんどん悪化することもあります。

また、1日寝たら症状が緩和したり、うつ状態が時々しか出てこないので、マタニティブルーだと思っていたら知らない間に産後うつになっていたということもあります。

簡単な目安は、マタニティブルーの場合は2週間程度で症状がほとんど出なくなることです。しかし、産後うつの場合は数ヶ月、長い人になると数年その症状が出ることもあります。

育児をしている時に、うつのような症状が少しでも出た時は、1度心療内科や出産した婦人科などに相談をすると早期発見することができます。

産後うつにならないためには「産褥期」の過ごし方が大事

産褥期と産後6~8週間までのことを言います。この期間の過ごし方で、産後うつになるか、ならないかが関係すると言われる程、大事な期間です。

ママは、出産でエネルギーを使って体力が低下しています。これは、安産の人でも同じでそれだけ出産には莫大なエネルギーを使っているのです。

その失われたエネルギーを補充し、出産前の体に回復させるのが、この産褥期になります。

しかし、ママは子どもやパパのためにと病院から退院した後すぐに体を動かしてしまいます。

この時にしっかりと体を休めておかないと、自分の体が思い通りにならなくなり、うつ状態になることもあります。

産褥期は、特に次のようなことに気を付けて体をいたわりましょう。

無理に体を動かさない

出産後は体力が落ちています。そのパワーを取り戻すために、無理に体を動かさないことが大事です。

無理に動くと出血を起こしたり、めまいや動悸を感じて倒れてしまうこともあるので注意しましょう。

自宅では休めないと、最近は里帰り出産をする人も増えているそうですが、里帰り出産ができないという人もパパに理解してもらい、なるべく体を休めるようにしましょう。

バランスのいい食事で体力をつける

体を休めても、しっかりと食事を摂らないと体力はつきません。ママは自分の体力だけでなく、赤ちゃんのために母乳も作らなくてはいけません。

そのためには、栄養バランスのいい食事をしっかりと食べることが大事です。女性はどうしてもスタイルなどを気にして食事量を減らしてしまいますが、この時期は赤ちゃんのために、しっかりとご飯を食べましょう。

体を清潔にする

出産後は体力が落ちているため、ちょっとした病気でも症状が重くなったり、細菌などによる感染症にかかりやすくなります。

特に、帝王切開をしたママは、切開した部分に細菌が入ると炎症を起こしてしまいます。

また、帝王切開をした場合、入浴することで細菌が入る場合もあるので、必ず医師に入浴の有無などを確認しましょう。

チェック項目で産後うつかを調べることができる

すぐに病院に行くことができない人や、自分が今、本当に産後うつになっているのかを知ることは、チェック項目で今の自分を調べると分かります。

よくうつ症状があるかのチェックをする時に使う、次の項目に当てはまる数が多い場合は、産後うつになっている可能性が高くなります。

  • 気分がひどく落ち込む
  • 今まで好きだったものや関心があったものに興味がわかなくなる
  • 今までできていた段取りなどができなくなる
  • 自分の子供がかわいいと思えない
  • 子供に関して無関心になる
  • 眠れない、夜眠れず昼に眠くなる
  • 人と関わることが面倒に感じる
  • 休息を取っても疲れが取れない
  • 常に不安な気持ちになっている
  • ちょっとしたことでイライラして、人や物に当たる
  • 食欲に異常が出る(過食や拒食)
  • パートナー(夫)に愛情を感じない
  • 集中力や記憶力が低下したように感じる
  • 体に痛みがある(腰痛、胃痛、頭痛など)
  • 死について考えることが増えた(死にたいと感じる)
  • ちょっとした他人の言動で傷ついてしまう
  • 何もないのに泣きたくなることがある
  • 将来に希望が持てない
  • 育児を続けていく自信がない
  • 子供を産まなければよかったと考えることがある

産後うつは、うつ症状と同じようなものなのですが、特にチェック項目の子供に関するものに1つでも当てはまると、産後うつの症状が出ている可能性が高くなります。

日頃からチェック!産後うつになる5つの原因

出産をしたママが全員、産後うつになるわけではありません。しかし、子育てをしている中でちょっとしたことが原因で、産後うつになるというママもたくさんいます。

産後うつになる要因はいくつかあり、それが積み重なっていくことで産後うつの症状が出てきます。

産後うつになる5つの原因とは、どういうものがあるのでしょうか。

その1.出産後のホルモンバランスの変化

妊娠している間、女性はお腹の子供を守るために、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が活発に分泌されています。

しかし、出産すると体が妊娠前に戻ることで、女性ホルモンの分泌量が妊娠時より減ることで、体がその変化についていけなくなってしまいます。

約10か月間、女性ホルモンの分泌が多かったのに急激に減ることで、ホルモンバランスが乱れ肉体的にも精神的にも不安定な状態になり、産後うつの症状が出やすくなります。

また元々、月経前症候群(PMS)の症状があった人は、産後うつのリスクが高くなるとされています。

これだけではなく、月経前に気分が乗らない、疲れやすいという人も産後うつのリスクが高くなるので注意しましょう。

その2.しっかりと睡眠が取れない

産後ママの1番の苦労が、睡眠が取れないことです。赤ちゃんの世話をしていると今までのように睡眠が十分とれなくなります。

特に、生後1~2ヶ月ぐらいまでは3時間おきにミルクをあげるわけですから、夜にうとうととしていても目が覚めてしまいます。

そのうえ、昼は子育て以外にも家事などで動き回っているため、体も疲れてしまいます。

睡眠が足りないと、イライラしたり気持ちがネガティブな方向に向いてしまうため、産後うつに繋がるとされています。

その3.生活サイクルの変化

子供が産まれると、どうしても子供中心の生活になります。それも、生まれたばかりの赤ちゃんとなると、どこかへ連れて行くわけにもいきません。

今まで外出などできていたのが、1日中赤ちゃんと一緒。まだ会話ができるわけでもないので、ママが一方的に話す形になります。

常に赤ちゃんが隣にいて、決まった時間に授乳をする。それだけでも疲れたり、生活サイクルの変化で心も疲れてしまいます。

そこに、外出できないことがプラスされると「自分だけ社会から取り残されているのではないか」という孤独感や不安感を抱くことが、産後うつに繋がります。

その4.育児や家事が自分の思った通りにできない

今はママ向け雑誌や、ネットではママコミュニティーなどもあるため、そこで育児の情報などで勉強しているという人も増えています。

「子供が産まれたからといって家事の手抜きはしない」と張り切っているママも多く、自分の中でシミュレーションをしているという人もいるそうです。

しかし、いざ子供を産み子育てと家事を体験してみると、自分が描いていたものがまったくできず、それをこなそうとすればする程、ストレスを感じるようになります。

特に、頑張り屋さんのママや、仕事などをバリバリこなしていたママさんがこういった症状で悩む人が多いそうです。

その5.育児の協力者・相談者がいない

昔は、多くの家族が一緒に住んでいたので、育児の相談や手伝いを母親や祖母にするということが当たり前でした。

しかし、現在は核家族化が進み、近くに育児の相談をする人がいないため、自分で抱え込んでしまうというママが増えてしまいます。

また、近所付き合いというのもほぼない状態だと、さらに自分だけで抱え込んでしまいます。

産後のママは不安定な状態で、毎日の育児が大変で睡眠もしっかりと取れていないので、疲労困憊状態です。

パパに育児の協力を頼みたくても、仕事が忙しかったりすると「悪いかな」という気持ちもあり、さらに自分だけで全てやってしまわなければと追い込んでしまいます。

育児の協力者や相談者がいないママは、特に産後うつになりやすいとも言われています。

産後うつは予防できる!産後うつにならないための7つの予防法

産後うつは、毎日の育児や生活でちょっと気を付けるだけで、自分で産後うつにならないよう予防をすることができます。

産後うつになると、自分だけではなく赤ちゃんにも悪影響を与えます。そうならないための産後うつにならない7つの予防法を紹介します。

その1.育児や家事に完璧はないと気持ちを切り替える

どうしても子供が産まれると、子供のためにと完璧なママになろうと頑張ってしまいます。

完璧なママは憧れですが、どこの家庭を見ても完璧なママというのはいません。特に子供ができると家事がおろそかになってしまうこともあります。

まずは、「全てを完璧にこなす」という考えを捨てることで、プレッシャーやストレスから解放されます。

  • 赤ちゃんが泣いたのはママのせいではなく、お仕事だから
  • 赤ちゃんが思い通りにならないのは、自己がある人間だから
  • 家事はいつでもできるから、後回しでもOK!

こういった育児や家事に対して、楽観的な気持ちを持つだけでも気分的に変わってきます。

また、赤ちゃんは喋れませんがママの声を聞いています。なので、一方的ではありますが何気ない会話をすることでコミュニケーションも取れます。

話すことで、ママのストレス発散にも繋がります。「暑いね」や「ご飯何食べよう」など日頃の会話で十分です。

その2.家事など手を抜けるところは手抜きする

上記の完璧にこなすと繋がりますが、特にママが手を抜いてはいけないと頑張ってしまうのが、毎日の料理です。

自分だけなら簡単なもので済ませるけれど、パパがいるとどうしても頑張ってしまい、忙しくても料理を作ります。

パパに手作り料理を食べさせることも大事ですが、週に数回は手抜きをしてもいいのではないでしょうか。

実際、食事の宅配サービスを利用している育児ママも多いようです。味もレトルトなどと違い手作りなので、美味しいそうです。

料理は作るのは苦痛じゃないけれど、赤ちゃんを抱えて買い物に行くのが大変という場合は、食材宅配などを利用すると便利です。

最近は、大手スーパーなどでもネットで注文すれば宅配してくれるサービスもあります。こういうものを使えば、買い物に行く時間を手抜きすることができますし、肉体的にもかなり楽になります。

その3.眠れる時に睡眠を取る

睡眠不足になると、イライラしたり精神的不安定になります。そこに、育児などが重なるとさらに精神が不安定となってしまいます。

実は、産後うつは睡眠を取るだけでも症状が緩和すると言われています。しかし、夜は授乳や夜泣きで眠れないという場合は、昼寝がオススメです。

赤ちゃんが昼寝をしていると、ママは「赤ちゃんが寝ているうちに」といろいろと家事を片付けてしまいます。

ママとしては、家事を片付けることも大事ですが気持ちが安定するまでは、この赤ちゃんの昼寝タイムを自分の昼寝タイムにしましょう。

そうすることで、少しではありますが睡眠が取れるので心だけではなく体の疲れも取れます。

その4.不安定な精神状態を「異常」と思い込まない

育児をしている時、ちょっとしたことでイライラしたりすると「自分の不安定な精神状態は異常なのではないか」と自分自身を追い込んでしまうことがあります。

そういう気持ちが芽生えた時、まず「育児でイライラすることは誰でもあるし、自然と治る」と自分に暗示をかけるのも大事です。

特に、マタニティブルーから産後うつになる女性は、この不安定な精神状態は異常だと思い込んで、うつ状態になることが多いそうです。

その5.周りの人に産後うつであることを理解してもらう

家事で手を抜いたり、赤ちゃんと昼寝をしていたら、ついつい寝込んでしまっていたなんてこともあります。

しかし、これがパパや周りから見ると
「怠けている」
「手抜きしすぎ」
と映ることがあります。

これでは、産後うつにならないように予防していても意味がありません。

こういう場合は、パパに産後うつを理解してもらうことが大事です。本を渡して「読め!」と言っても難しいかもしれません。

なので、産後うつになる前に出産した産婦人科の先生などに相談をして、パパ同伴で産後うつの話をしてもらったり、資料を貰っておくことが大事です。

子育てはママだけがしているものではありません。パパにも、子育てのことやママの体調を知ってもらうことはとても大切なことです。

その6.一人で抱え込まないで医師や自治体に相談をする

育児は1人で全てをこなすのは大変です。だからこそ、分からないことや大変な時は周りに助けを求めることも大事です。

病気や赤ちゃんのちょっとした症状などで、どうしたらいいか分からないことがある時は育児書を読むのではなく、医師にすぐに相談をしましょう。

そうするだけで、気持ちも楽になります。

また、毎日の子育てがいっぱいいっぱいになった時は、パパはもちろんのこと両親などにも手伝いをお願いすることも大事です。

  • パパは忙しいから子育ては私がしなくては!
  • 人に頼むと迷惑がかかるから頑張らないと

こんな気持ちで子育てをしていては、産後うつにならなくても、いつか倒れてしまいます。

パパや両親に相談をしても手伝ってもらえない場合は、自治体には育児の専門家などがいる場合もありますし、そういう相談ができる窓口を紹介してくれます。

そういった専門家の人に相談をすることで、今後育児をしていくうえでママの負担にならないようなアドバイスをしてくれたり、周りの協力がない場合はヘルパーさんなどを要請することもできます。

ヘルパーさんといっても1日ずっといるわけではなく、週に数時間だけ家のお手伝いをしてくれるというものは、そこまで値段もかかりません。

まず、困った時は一人で抱え込まないで、周りや専門家に相談することが大事です。

その7.ママ友を作る

育児をしていると、どうしても自宅に引きこもってしまい孤独を感じることが出てきます。

出産前だと、今までの友達と会うことができるためストレスを感じることはないのですが、赤ちゃんがいるとなかなか友達と会うこともできません。

そういう時は、自分と同じような立場のママ友を作ることで社会との繋がりも持てるし、相談をすることもできます。

今、産婦人科などでは産後のママが孤独にならないようにと様々な講座を開設したり、自治体によってはベビーマッサージやベビーヨガなどをしているところもあります。

ママ友を作るというと、子供の公園デビューの時というイメージがありますが、赤ちゃんの頃からママ友を作っておくと公園デビューも悩むことはありません。

産後うつが気になる時は病院で相談をしよう

産後うつの症状が出てきた場合や、心身ともに辛い時は

  • 心療内科
  • 精神科
  • 産婦人科

で相談してみましょう。

そこで診察を行い、産後うつだと分かった時は医師と今後の治療などについて相談をすることもできます。

基本的に、産後うつの症状が軽い場合は、対話療法(カウンセリング)を受けることになります。

カウンセラーに今抱えている悩みや不安、気になることなどを話すことで症状が改善していきます。

対話療法も1回だけではなく、月1回や症状や不安の量によっては毎週行う場合もあります。

症状が重い場合は、薬物療法が行われます。抗うつ剤や精神安定剤などが処方されますが、この場合はママだけではなくパパや周りの方も一緒に治療法を考えていきます。

産後うつは、うつ病と同じですから症状が悪化しないようにすることが大事です。治療が遅れて赤ちゃんやパパとの関係が悪くなると大変です。

子育てや家事の頑張りは産後うつに繋がるので注意

産後うつは、周囲に理解されていないのですが実は発症率は高くなっています。

それは、周りの理解が得られない為、子育てや家事を頑張ってしまうことから悪化をしているそうです。

赤ちゃんが生まれると、どうしても「子供のために」と頑張ってしまいます。しかし、その頑張りが自分を追い込んでしまいます。

赤ちゃんにとって、育児や家事を頑張るママよりも、健康で笑顔のママが1番大事です。

ママは赤ちゃんが生まれてから始まるので、ママもまだ0歳。だから全てが完璧にできないと思えば気持ちも楽になります。

今からママになる人も、今ママの人も育児や家事に頑張りすぎないことを心に留めておきましょう。

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コメント一覧

  • ハイジ

    「赤ちゃんにとって、育児や家事を頑張るママよりも、健康で笑顔のママが1番大事です。」という一文、とても心に響きました。

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