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生理用品の会社が男性にお詫びした方法が面白すぎる

Date:2013.02.12

イギリスの生理用品メーカー、ボディフォーム(Bodyform)がこの度、1人の男性に対して公式にお詫びを入れました。

男性のクレームはFacebookからメッセージ機能を使ってのものでした。あなたの商品のCMはウソをついているというクレームですが、よくよく読んでみるとなんだか滑稽なメールなのです。

普通、この手のクレームに対しては、軽く無視してもいいのでは?と思うのですがさすがジョーク大国のイギリス、この男性に対して会社は素晴らしい対応でお詫びをいれました。

どんな方法でわびを入れたのか?それはアッと驚く意外な方法でした!そして、この記事には最後にどんでん返しがありますのであしからず…。

騒動の発端はリチャード・ニール氏からのクレームメール

ことの発端は、2012年10月8日にリチャード・ニール(Richard Neill) と名乗る男性がFacebook上でイギリスの生理用品会社、ボディフォーム(Bodyform)にこんな面白いクレームめいたメールを出したことから始まります。

どんなコメントだったのか、まずは意訳をしましたのでご覧になってみてください。

▼画像
ボディフォームのCEOであるキャロライン・ウィリアムスのお詫び動画を伝えたHAIR+CULTUREサイトより
bodyform

こんにちは、私は1人の男として、なぜ数年間ずっと私たちにウソをついてきたのか訊かなければならない。

子供の時に、女性は月の素晴らしい時間(生理期間の意)に沢山のお楽しみを得ているということに興味を抱きながら、あなたたちの広告を見ていたんだ。それはちょっと嫉妬を感じたんだよ。

(女性たちは生理用品のCMの中で)モトクロスバイク、ローラーコースター、ダンス、パラシュート、などを楽しむ…そして青い水と翼を楽しむことなど…。なぜ私はこれをできなかったのか?ペニスのアホッたれ!!

そして私はガールフレンドができて幸せだった。それに彼女の月のものがきた時に起こる楽しい冒険的なことが待ちきれなかったのだ。…あなたはウソをつきましたね!

喜びなんかないし、イカすスポーツもない、翼の上の青い水も、かっこいいサウンドトラックも…あああ!

その代わりに私はボディフォームと叫びながら男の衝動と戦わなければいけなかった。(注:彼女とHができない欲求不満の意味だと思います。)

私の彼女は(生理の時)、愛らしくてやさしくてまた、普通の肌をしていたのに、映画「エクソシスト」の中の小さな女の子が、360度首が回るような悪意のあるあの姿に変貌したんだ!ボディフォームよ、まんまとだましてくれてありがとさん。あんたはずるい奴だよ!

いかがですか?上記のメール、なんだか滑稽に思えませんか?まとめるとリチャードさんは、どうやら子供の時に見たボディフォームのCMの影響で、女性の生理日は素敵なことができる、もっとアクティビティーになれる期間だと勘違いしていたらしいのです。

文面にある青い水と翼は、日本の生理用品CMでもよくお目にかかる、ナプキンの漏れ防止効果を見せるあの行為、ウィング(翼)付きナプキンへ、上からコップに入った青い液体をこぼすシーンでおなじみのものです。

それが、彼女ができてお付き合いした時、生理日の彼女の姿に大きく失望、あのCMは自分にウソをついていたのだとわかり、彼はボディフォームへメールをしたという流れですね。

でもこのクレームは悪意があるどころか、なんだか面白くジョークをシェアーしているようにさえ思えてきます。それはFacebook上に事象として現れました。

なんとこの彼のメールに対し、いいね!ボタンが102,348人、4,700人以上のコメントが付いたのです。(2013年2月時点)

この状況をボディフォームはほっとくわけにはいかなかったのでしょう。さっそく彼に対するお詫びを、ある行動に移しました。

ボディフォームのCEOのリチャードさんへのお詫び動画がスゴイ!?

ボディフォームのCEOであるキャロライン・ウィリアムス(Caroline Williams)さんは、お詫びビデオを作製しました。彼女自身が出演したというところがミソです。

ビデオはあの青い液体をグラスに注ぐところから始まります。キャロラインさんは「ハロー、リチャード!」と彼に声をかけ、そしてなぜ彼が誤解を招くようなCMを制作してきたのか、とつとつと話していきます。

そしてなんと最後の方であの青い液体の入ったグラスを飲み干します。ビデオは英語でしたので、キャロラインさんのお話を下記に意訳してみました。

こんにちは、リチャード! 私はボディフォームのCEOを務めるキャロライン・ウィリアムスです。あなたのFacebookのコメントを興味深く拝見するとともに不安な予感がしました。改めなければいけない時期が来たと思います。

そう、私たちはあなたへウソをつきました。お詫びを申し上げたいです。ごめんなさい。

最近まで、あなたが私たちの広告の中で見てきていたものの何かは、実際の描写ではありませんでした。実は私たちはあなたやあなた方男性が、女性たちの不快な現象から守るためのビデオをクリエイトしてきたのです。

あなたは正しいわ!使用した目に余るものを挙げてみると、スカイダイビング、ローラースケート、マウンテンバイクのようなものが思い当たります。あなたは忘れているかもしれないけど乗馬もありました。

リチャード、あなたは象徴(メタファー)です。これらは本当ではありません。あなたにこれを話すことになってごめんなさい、しかし、幸せな生理期間なんてものがありません。

現実には真実を取り扱うことができない単純な人々がいるということ。過去において私たちはもっと誠実なアプローチしていこうとしました。1980年代に私たちは生理への市民の反応を測るのを助けるためにフォーカスグループのシリーズを運営しました。

痛み、気分の変動、貪欲な食欲…そうね、リチャード、子宮よりしたたりおちる血は深紅色の許可区域のようなものです。私たちは(宣伝)戦略を変えなければならないことを知っていました。

そして、そう、その時から今日まで、私たちはその幻想を何とか維持することはできました。でもあなたはそのベールを打ち破りその神話を露出させました。それによってあらゆる男性に向き合わせたくない現実をさらけだしました。

あなたは悪くない、あなたはよくやったわ。私たちはただ、あなたが私たちを許すという心を見つけることができるように祈るばかりです。私たちは対応するということをご存知でしたか?ご存知じゃなかった?

実はこのビデオにはない、本当の真実があります

キャロライン・ウィリアムスさんのウェットの利いた語りかけは本当に素晴らしい、でもちょっと男性陣を小馬鹿にしている雰囲気もかもしだしている、それに妙に演技がかって見える…?

英国らしいお国柄が出ているからだと最初は思いましたが、どうも気になるのでYouTube動画の詳細やコメントをよーく見てみることにしました。

すると、実はビデオの女性はCEOではなく女優さんだったということがわかりました。そう、キャロライン・ウィリアムスさんも架空の人物なのです。

ますます怪しい…この事象をつっこんで調べてみると、ボディフォームは会社名ではなく、製品名(ブランド名)だったこと、この製品を提供している会社はSCAという製紙会社で他にも数多くのブランドを提供している会社、CEOはジャン・ジョハンセンさんという男性でした。

となると、リチャード・ニールさんも製品のマーケティングのために仕込まれた架空の人物?と思ってしまいますよね。でもこちらは本物でした!リチャードさんはアイルランド在住で、Facebookへジョークのつもりで投稿したことがわかりました。

このコメントが異常に人気が出たといことでこれは利用しない手はないと、広報担当者が急きょマーケティングの構築を打ち立てたそうです。

担当者はお礼に、リチャードさんと彼のガールフレンドを週末のパリへご招待したそうです。もちろん、このお詫び動画を差し上げました。リチャードさんはいたくこの動画を気に入っていたと話していました。

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