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世界で人々のために働く日本人女性~アフリカ編

Date:2013.09.03

どんな「仕事」をして生きていくか?仕事は、人生の中で多くの時間を注ぐもの、できれば自分なりに満足し、やりがいが感じられる仕事を見つけたいですよね。

また、女性は、結婚や出産などによってライフスタイルの変更を余儀なくされることもあります。時には仕事をやめざるを得なかったり、仕事に割く時間を削らなければならなかったりすることもあるでしょう。

このようなライフスタイルの変化にうまく対応しながら、自分の生きがいとなりうる職業を得ていくためにはどうしたらいいのでしょうか?

アフリカの南東の島、マダガスカルで働く助産師、牧野幸江さんを紹介しながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

マダガスカルという国で貧しい人々のために働く

牧野さんは、戦争真っ只中の時代に少女時代を過ごしました。当時は、従軍看護婦が報道でよく取り上げられており、牧野さんもそれを見て、彼女達のように人のために献身的に働く看護師になりたい、と思ったのです。

23歳の時に念願の看護師になることができ、その後カトリック修道会に入りました。修道会の派遣制度で、1979年に初めてマダガスカルに渡りました。

マダガスカルは、アフリカ大陸の南東にある島国で、世界で最も貧しい国の一つです。この国で牧野さんは1年半の間、助産師として貧しい人のために働きました。

一度、日本へ帰国。60歳で再びマダガスカルへ

しかし、家族の病気のために、46歳で一度帰国。日本の病院で働き、60歳で定年を迎えた後再びマダガスカルにやってきたのです。日本にいる間も、マダガスカルの貧しい人々のことが頭を離れなかったといいます。

マダガスカルは、医療レベルも低く、診察のための器具も不足しています。牧野さんは、マダガスカルの助産院で働き始めると、日本の医療関係者に協力を呼びかけ、必要な物資を送ってもらうことにしました。

日本の多くの人の協力もあり、使わなくなった器具や、粉ミルクが届けられました。また、日本からの寄付により手術台を設置することもでき、それまでできなかった帝王切開も、この助産院ではできるようになりました。

いまだ、マダガスカルの国全体が貧しいため、乳幼児の死亡率は10%を超えています。しかし、本来であったならば亡くなっていただろう子も、牧野さんの努力によって元気に育ち母親の元に届けられます。

母親たちは牧野さんに感謝の言葉を述べ、幸せそうな表情をしています。

牧野さんの生き方から学べること

「なぜそんなに長い期間、マダガスカルで貧しい人のために働けるのか」という質問に対し、牧野さんは、「貧しい子の助けをするというのが私は好きです」「赤ん坊を触っている限り生きがいを感じます」と語っています。

“好きという感情が、仕事をしていく上で大きな力になる”牧野さんの生き方からこのように感じられます。自分はどんなことをするのが好きなのか、を常に問い続け、自分なりの生き方を見つけていくべきなのかもしれません。

みなさんは、自分が好きなこと、やりがいを感じることをイメージできますか?

たとえ仕事を続けられなくなっても、“好き”という気持ちをずっと温め続ける

女性は、結婚や出産、子育て、家族の介護などによって、生活スタイルが大きく変わっていきます。時には、仕事を続けられなくなったりすることもあるかもしれません。

そのような中でも、自分が好きなこと、やりがいを感じられる仕事への思いを、ずっと温め続けることが重要ではないでしょうか。

牧野さんも、定年後再びマダガスカルに渡っています。時がくれば、また、自分の好きなことに打ち込むことができる日が来ます。“好き”という気持ちを忘れず、少しずつ準備をして待つ。そのような柔軟さが必要になるときも、女性の人生にはあるかもしれません。

年齢や能力を考えて、限界を決めてしまってはいけない

牧野さんは60歳で再びマダガスカルへ渡り、十数年の間多くの人の手助けをしています。そして2006年にマダガスカルの政府からも勲章を授与されました。

「もう○歳だから、~することなんてできない」このように、年齢を考えて自分の限界を自分で決めてしまわないことが大切ではないでしょうか?

また、自分の能力にも勝手に限界を作ってしまわないよう注意しましょう。「~をやってみたいけれど、難しそうだし私には無理かな」と思ってしまうということはありませんか。その結果、チャレンジすることもなくあきらめてしまうことになります。

牧野さんからは、大らかで、楽しみながら人生を生きている様子を感じることができます。後に続く私達女性も、「年齢や能力を考えると、私にはできない」などと悲観的な気持ちに陥ってしまうことなく、前向きに“好き”なことに挑戦しながら人生を歩んでいきたいものですね。

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