• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

現実なのか小説なのか?読女がオススメする小説!社会人的小説編

Date:2012.11.09

ニュース等をよく見る人には社会派小説がオススメです。読みながらその事件の中に入り込んだような錯覚に陥るような作品が多く、読み終わった後にいろいろと考えさせられるものが多いです。私もこのジャンルは好きでよく読んでいます。

白い巨塔(著者:山崎豊子)

山崎豊子さんの小説はフィクションかノンフィクションか分からなくなる程、その時代に当てはまった内容のものが多く、そういう話が好きな人には圧倒的な支持を得ています。私も個人的に山崎豊子さんの作品は大好きです。

この「白い巨塔」はテレビで昔のドラマを少し見て面白そうと思ったのが小説を読むきっかけになりました。その後にまたドラマで「白い巨塔」があると知ったので、それまでにどうしても読みたいと思いました。

この作品もかなりの長編、そして医学用語や人間相関図がややこしい部分が多いのですが、一度はまると一気に読みたくなる作品でした。

(簡単なあらすじ)
国立浪速大学第一外科助教授・財前五郎と財前の同僚である第一内科助教授・里見脩二がメインとなり話が進んでいく。食道噴門癌の権威として名高い財前、彼を快く思わない第一外科教授・東教授の苦言に財前は次期教授の座を得るため聞く耳持たず。

東は金沢大学教授・菊川を次期教授へ推薦。また、財前を嫌う整形外科教授・野坂、皮膚科教授・乾、小児科教授・河合は候補者として財前の前任助教授である徳島大学教授・葛西を擁立。

対し財前は産婦人科医院を開業している義父・又一の人脈を背景に医師会長・岩田重吉を通し岩田の同級生である浪速大学医学部長・鵜飼を篭絡。投票で財前は菊川に競り勝ち、第一外科次期教授の椅子に就くこととなる。

そんな最中、里見から相談された胃癌患者・佐々木庸平の検査、手術を担当するが、胸部レントゲン写真に映った陰影を癌の転移巣ではなく結核の瘢痕と判断。術後に呼吸困難をおこしたが症状を術後肺炎と診断。

里見が診断に疑問を持ちⅩ線写真をとるように要請するが財前は無視。再び佐々木は呼吸困難を起こし手術後21日目に死亡する。里見の説得で遺族は病理解剖に同意、大河内が行った病理解剖の結果、死因は術後肺炎ではなく癌性肋膜炎であることが判明。

遺族は診療中の財前の不誠実な態度に民事訴訟提訴を決意する。第一審で虚偽鑑定のおかげもあり財前は勝訴、しかし敗訴した遺族は控訴に出る。その裁判で財前は逆転敗訴、そして最高裁への控訴を申告すると同時に倒れてしまう。

クライマーズ・ハイ(著者:横山秀夫)

実際の日航機墜落事故を元に書かれた作品。この作品を読むきっかけとなったのは、私の同級生のお父様がこの事故で亡くなったということを後日知ったからです。小説とはいえやはり関連した作品だったので読んでみたいなと思いました。

フィクションですが新聞社名などが変わったりするだけでほぼノンフィクションではないだろうかというくらいリアルな作品でした。その後ドラマや映画にもなっていましたが、どれもとても重い作品で忘れてはいけない事故だなと改めて思いました。

(簡単なあらすじ)
1985年8月12日、群馬県御巣鷹山で死者520人という航空機事故が起こった。地元紙の記者である悠木は、社長の白河から事故の全権デスクを任される。

県警キャップの佐山らは現地へと向かう。しかし白河がすべての権限を握る社内には複雑な人間関係が渦巻き、編集局と販売局の対立もあり佐山の現場レポートはつぶされてしまう。

熱くなった悠木は、この状況が登山における「クライマーズ・ハイ」に近いとを感じる。興奮状態が極限まで達した時、ミスを犯しやすい。それを悠木に諭してくれた登山仲間であり親友の安西がクモ膜下出血で倒れた。一方、編集局部長である等々力と悠木の対立も深まっていく。

社員には地方新聞社ならではのコンプレックスがあり、チームを組んでいた等々力と悠木の人間関係も捩じれてしまった。女性記者の玉置は、墜落の原因に関するスクープのネタを得る。玉置に佐山をつけて、確実なウラ取りを悠木は命じた。しかしウラは取れなかった。

自身がクライマーズ・ハイに陥っていることを自覚している悠木は、その掲載を見送るが翌日、別の新聞がその特ダネを抜いたことで退社を決意した悠木は、白河の罵声を浴びながら社を去る。

模倣犯(著者:宮部みゆき)

宮部みゆきの長編小説。いろんな人間が出てくるので途中で何度かリタイアしてしまいました。時間をゆっくりかけて読むにはいい作品です。映画化されましたが、かなり内容も変わってしまっていたので映画を観た後に作品を読むと少し違和感を感じるかもしれません。

(簡単なあらすじ)
一家惨殺事件の被害者で唯一の生き残りである塚田真一が犬の散歩途中に公園で女性の右腕を発見する。同公園内で失踪した古川鞠子のハンドバックも発見される。

そんな時、犯人と名乗る人物が「右腕は古川鞠子のものではない」という電話を掛け、祖父の有馬義男のもとにも犯人から電話が入る。犯人の指示でメッセージを届けた女子高生の死体が発見されたり、鞠子の白骨体が第三者へ送り届けられるなど犯人からの挑戦は続いていた。

山中で1台の車が崖から転落、トランクから男性の死体が発見され自動車に乗っていた栗橋浩美、高井和明の自宅を捜査すると栗原の家から右腕のない女性の死体や監禁状態の女性の写真が発見され、2人が犯人として捜査が進む。

しかし和明の妹・由美子は納得がいかずルポライターの前畑滋子や有馬と接触。そんな時に同級生だった網川浩一が他に犯人がいるはずと遺族の代弁者として名乗り出る。しかし本当はこの網川が全て仕組んだものだった。

社会派小説は好き嫌いがはっきりするものが多いですが読んでみると以外に面白いというものがたくさんあります。文章量とかも多いものがたくさんあるので、自分に合ったものを選んで気長に読んでみましょう。

この記事をシェアする

関連記事

コメント