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【本紹介】ソニアのショッピングマニュアル1・2・3

Date:2013.01.09

有名スタイリストが選ぶ珠玉の品々を詰め込んだ1冊

「ソニア・パーク」という女性をご存知だろうか?ファッション界ではカリスマ的な存在であり、知る人ぞ知る、有名スタイリストだ。

彼女の事を直接知らなくても、サントリー烏龍茶や資生堂などでのスタイリングの他、雑誌「GINZA」や「InRed」での連載やなどでもお馴染みなので、おそらく目にした方は多いはず。

さらには企業アドバイザー兼クリエイティブデレクターを務めるショップ「ARTS&SCIENCE(アーツ アンド サイエンス)」も今となっては都内各所に展開をしている。

世界に存在するあらゆるブランドや、「モノ作り」を知り尽くした彼女ならではの独自の審美眼でセレクトした品々やフェイバリットな品々を紹介している本だ。

読んでいると実際に手に取ってみたくなる品々ばかり。実にバラエティに富んだ内容。

実はこのショッピングマニュアルは全部で3弾まで発売している。1弾が1から101の品々、2弾が102から201までの品々、そして3弾が202から301までの品々といった具合だ。トータル301の「品」を紹介しているのだ。

第1弾から第3弾までのすべてに共通するコンセプトは、著者が選び抜いた品を、その品の美しい写真と共に、出合った時のエピソードを添えて紹介をしている。

例えばそこには100万近いロレックスバブルバックもあれば、40万のランバンのドレスなどの高価な品や、1つ180円ほどの「うさぎやのどら焼き」や「マルサンの豆乳」などの食品、「オートの木軸シャープペンシル」などのステーショナリーや、知る人ぞ知る「無印良品のアトマイザー」などの雑貨、「クリーンデンタルL」の歯磨き粉や「イリスハントバークの掃除用具」なども紹介されているし、非常に飽きのこないバラエティに富んだ内容だ。

今となっては日本でもお馴染みの「ジョンマスターオーガニックのシャンプー」もいち早く紹介されていたし、スカイツリーの制服をデザインした皆川明氏のブランド「ミナ・ペルホネン」のバッグも紹介されている。

それに、日本ではあまり聞き馴染みのない個性的かつシンプルなブランドの服やアクセサリーもたくさん紹介されている。あくまでも彼女のお目にかかった品々だけが紹介されているのだ。おしゃれが大好きな人にとってはまさにバイブルそのもの。

装丁のこだわりが同時に品々への愛情を感じる

何と言ってもこの本の魅力は、装丁の素晴らしさ。まるで外国の書物のような、皮の素材に見立てたカバーに英字で打ちこまれている表紙。見開き1ページに毎回主役でもある「1品」を紹介している(左側が写真、右側がキャプションといった具合)この写真が商品をさらに引き立てる。

とても美しいのだ。品々に命が吹きかかっているように見える。彼女の文章から察するに、彼女のモノづくりへの非常に強い想いやこだわりや深さを感じる。その品々との出合いから始まり、品々ができるまでの工程、デザイナーや職人の想いまでもが、読んでいるこちらにもじんわり伝わるのだ。

使い捨ての多い世の中だからこそ、本物を改めて知るチャンス。

すべて飽きのこない、出来ればずっと寄り添いたい、大事にしたい、もう一度味わいたい品々であふれている本だ。全体を通して見れば、決して安価な品々が紹介されている訳ではない。

だが、これを読むたびに「いつかこのワンピースが買えるように一生懸命仕事を頑張ろう」とか、「今度の彼の誕生日プレゼントはこの中から選ぼうかな」とか、品々にたどり着くまでの楽しみも同時に味わえる気がする。

1つ1つの物への愛着も生まれるのだ。使い捨てが当たり前になった現代だからこそ、特に読んで欲しい。本物は色褪せないという事が理解できるはずだ。

職人の想いも同時に味わう事ができるし、何と言ってもソニア・パークは本当に「物」が大好きなんだなと心から思う。だから自然と彼女はいい品々に出会えるのだろう。と、私は思う。

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