恋は盲目は実は危険!盲目状態にならずに恋愛をするポイントとは

「恋は盲目」ということわざがありますよね。

恋愛をすると、好きな人のことを四六時中考えてしまってほかのことが手につかなくなってしまうような状態を、「恋は盲目」と呼びます。

あなたの周りにも、そんな女性がいるのではないでしょうか?もしくはあなた自身が「恋は盲目」の状態になっている可能性があります。

今回は、どうして「恋は盲目」になってしまうのかの理由、そして盲目状態から抜け出す方法について紹介します。


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「恋は盲目」はどんな状態?

まず、「恋は盲目」になっている女性というのは、どういった心理状態になっているのでしょうか。

置かれている状態を知ることで、その危険性や対処法が見えてきます。まずはそこから見ていきましょう。

恋は盲目の語源はウィリアム・シェイクスピア

「Love is blind」というのが、恋は盲目の英語訳。これは聞いたことがありますよね。

この発祥は、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物である演劇家、ウィリアム・シェイクスピアの名言からとられています。

Love is blind, and lovers cannot see the pretty follies that themselves commit.

この日本語訳は、『恋は盲目で、恋人たちは恋人が犯す小さな失敗が見えなくなる。』。まさに現代の日本で使われている意味合いそのものだと言えるでしょう。

「恋は盲目」状態の女性の心理状況とは

  • 相手の行動を制限したくなる
  • 好きな人のことしか考えられなくなり、それ以外のことに手が付かない
  • 愛情を過信し、ダメなところが見えない
  • 金銭的な負担を苦に思わない

このように、恋は盲目状態になってしまうと、まさに目にブラインドがかかったように全く周囲のことが見えなくなってしまいます。

恋は盲目状態は、悪いことばかりのような気もしますが、そうではない一面もあります。純粋にその人だけを愛せる一途さも、恋は盲目の特徴。ほかの男性に目移りせず、一人の男性だけをしっかり愛せるという、いい面も持ち合わせているのです。

「恋は盲目」に陥る理由とは

では、どうしてこのような状況になるのでしょうか。

恋をすると、人は弱くなります。嫌われたくない、憎まれたくない、別れたくない。そんな思いは、相手を好きであればあるほど強くなっていきます。だからこそ、恋愛が、そして彼が、他の何よりも最優先になってしまうのです。

この章では、そんな女性たちの不安な心情、恋愛特有の状態について見ていきます。

ホルモンバランスの乱れで引き起こされる情緒不安定な気持ちが、盲目にさせる

女性は恋愛をすることで、ホルモンに大きな影響を与えます。ホルモンバランスの乱れは、精神状態を大きく左右します。

月経前に、PMSという症状が起きるのと同じです。

耳どおりがいい「アドレナリン」「ドーパミン」というホルモンも、恋愛によって作用します。アドレナリンやドーパミンが分泌されると、興奮・緊張状態を引き起こします。

そうすると、物事に対して冷静な判断ができなくなっていきます。それだけでなく、多幸感を感じてドキドキしたり、気分が高揚したりするのです。

吊り橋効果という恋愛のテクニックがありますよね。危険な状態を二人で経験すると、恋に落ちるというものです。これは、アドレナリン分泌によって引き起こされると考えられています。

そして、恋をすることで、睡眠や体温調節をつかさどるセロトニンの減少が起こります。恋をすると、セロトニンが減少し、ものごとに過敏になってしまうのです。アドレナリンやドーパミンで幸せな気持ちや楽しい気持ちを感じているからこそ、セロトニンの減少による少しの「不安」にも過敏になってしまいます。

そのほかにも、「安定したお付き合い」になるまでは様々なホルモンが乱れるとされており、この状態がずっと続いてしまうことで、情緒不安定になっていきます。

そうすると、「不安な気持ち」や「気になる気持ち」が過剰に膨らみ、恋は盲目の状態を生んでしまうのです。

よく、「恋愛する前とした後では人が変わったように情緒不安定になる」という人がいます。これは、ホルモンバランスの変化によって気持ちが浮き沈みしてしまうからで、その人自身の本質が変わってしまったわけではないのです。

分析力の低下で、盲目になる

恋をすると、上で述べたようにホルモンバランスの乱れが起こります。情緒不安定になると、人は冷静な分析力も低下していくのです。普段はしっかり判断ができるのに、こと恋愛となるとなぜかダメ男を捕まえてしまう「恋は盲目」な女性がいるのは、このためです。

まじめな女性ほど、ひとつの恋にのめりこみすぎたり、ホストクラブに貢いでしまう人がいるのは、自分のこういった精神の変化に慣れていないのが大きな原因です。好きだという気持ちだけが先行してしまい、相手のことを冷静に見ることができなくなるのです。

ちなみに、恋愛慣れしている女性は、自分の心理的な状況把握にも慣れていて、冷静に心を落ち着けることができるようです。

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要注意の「恋は盲目」状態は現実が見えていない!盲目状態から抜け出すにはどうしたらいい?

このように、「恋は盲目」な女性というのは精神的に不安定であり、冷静な判断力を失っているといえます。「好きなんだからいいの!」という女性も、DV男やヒモ男とは長くお付き合いはしたくないはず、そこでここでは、盲目状態から抜け出す方法について紹介します。

盲目な恋から抜け出すポイント1 全力で楽しめる趣味を作る

恋は盲目になりがちな女性は、何か一つの藻のことに没頭してしまう傾向が強いようです。「恋愛にしか生きている意味を見出せない」ということがないように、全力で楽しめる趣味を作ってみてください。

読書、映画鑑賞、舞台、料理、音楽……。自分が楽しいと思えることなら何でも構いません。大切なのは、「一人でも楽しめる趣味」であること。

他人に依存をしてしまうような趣味は、結局「恋は盲目」状態と同じことを引き起こします。

いっそ、彼のことすら忘れてしまうくらいに楽しめるものがあれば、盲目状態から抜け出すことができるはず。

趣味に打ち込むことで、あなた自身の内面を磨くこともできます。そうすれば、あなたの魅力も上がっていくはず。結果的に彼を捕まえておけるようになるのです。

盲目な恋から抜け出すポイント2 学業・仕事に打ち込む

学業や仕事というのは、責任が伴うものですよね。恋愛だって、大切なあなたの人生の一部ですが、それだけになってしまって責任を放棄してはいけません。

「自分と彼」だけの狭い世界である恋愛から、社会的コミュニティである会社・学校に視点を移すことで、狭く見えていた世界が、実は大きく広がっていることに気づきます。

そうすれば、彼のことでいっぱいだった頭が少しずつ整理されていき、より広い視点で物事をとらえられるようになっていくはずです。

恋は盲目状態になっていると、どうしても仕事や学業に手が付かない、集中できないことが多いのが現実。でも一度、強制的にでも「社会人として責任を全うしよう」「学生の本分は学問だ」と思い込んでみることによって、意外と仕事中や勉強中は彼のことを忘れられるようになるはずですよ。

盲目な恋から抜け出すポイント3 夜は早く寝るようにする

夜というのは、不安が増大する時間です。遅くまで起きていることで、脳が休まらず、思考がどんどん鈍っていきます。そうすると、本当はそれほど大したことがないことでも、重大な、とても不安なことに思えてくるのです。

不安は募るばかりで、解消されず、精神的にも疲れてしまいます。快眠アプリや、リラックスできるアロマ、静かな音楽などで心を安らげ、夜はできるだけ早く眠るようにしましょう。

逆に日の出ている日中や朝は、精神的にもすっきりしていることが多いので、夜に「不安だ」「心配だ」と思ったことを再度考えてみるのもおすすめ。案外「あれ、たいしたことないかもしれないな」と気持ちをリセットできるかもしれません。

盲目な恋は、恋が冷めると必ず後悔する

「恋は盲目」になってしまう理由と、そんな盲目状態から抜け出すにはどうしたらいいかについて紹介してきました。

確かに、盲目状態の恋は、不安が大きい分愛情を感じたときは楽しく、ドキドキもときめきも普段より多く感じることができるでしょう。

ですが、そんな100年の恋が冷めてしまったら、その時は「どうしてあんな悪い男と付き合っていたんだろう」と後悔することは少なくありません。

自分は今、恋に盲目になっているなと冷静に判断できるよう、一度一呼吸おいてみてください。そのうえでも、あなたの目の前にいる男性を愛していたら、きっとそれは本物の愛なのでしょう。

たくさんの恋をして、色々な経験をし、どんどん素敵な女性になってくださいね。

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