• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

年下彼氏がいる人必見!乙嫁語りで年の差婚を学んでみよう

Date:2016.01.25

年下彼氏との結婚
森薫原作コミック『乙嫁語り』。

第7回マンガ大賞にて大賞を受賞した大人気コミックです。

19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺を舞台とした作品で、物語のキーワードが「乙嫁」です。

「乙嫁」とは、美しいお嫁さん、という意味があるそうで、作中、様々なお嫁さんや結婚に関するストーリーが繰り広げられていきます。

現在の日本とはかけ離れたストーリー

現代日本とはまた違う文化で、様式や作法なども全く違い、「親が選んだ人と結婚する」ことが一般的。

結婚する年齢も若く、まさに嫁いでその家の人間となり働き手となる文化です。

想像のつかない遠い国の出来事ですが、我々と共通している部分もたくさんあります。

遠い国の、しかも昔のことだから、きっと理解しがたいものだろう、と思って読むと裏切られます。

親が決めた相手にも恋をしたり、結婚そのものに夢見る姿は、現代日本の女性と変わりません

現実的なことで言えば、必ずしも幸せな結婚ばかりではないです。

しかし、それでも嫁いだ先で一生懸命働き、楽しく生きる姿、夫に尽くす姿は言いなりで無理やり結婚させられた人のものではありません。

では、作中に登場するお嫁さんたちは、どのようにして結婚を成功へ導いているのでしょうか。

幸せな結婚とは、何でしょうか。

ストーリー

作中に登場する一人の女性・アミルは20歳。

当時としては結婚するには少々年齢が行き過ぎではありましたが、嫁ぎ先が決まります。

なんと相手の男性・カルルクは12歳の少年でした。

8歳の年の差カップルの誕生ですが、アミルもカルルクも結婚式の時にはじめて対面します。

しかし二人は自らの境遇を受け止め、仲睦まじい夫婦へ成長していきます。

ちょっとびっくりな夫婦ですが、どうやら年の差があってもうまくやっていけるコツが作中には秘められているようです。

『乙嫁語り』から、現代日本人女性にも共通する「結婚に関して」を考察して、どうすれば結婚を成功させることができるのか紐解いてみましょう。

相手探しは運とタイミング?

父親も娘の「こんな人がいい」という希望を聞くことはあったかもしれませんが、お見合いをしてYESだNOだというのとは話が違います。

彼らの場合、結婚式の日にはじめて顔を合わせて「やっぱり嫌!」などとは言えないのです。

父親のことは信頼していますから、例えどんな結婚でも逃げ出すことはできません。

また、結婚後に幸せになることが父親への孝行でもあったのです。

結婚は運とタイミングだと言えます。

まず条件に見合う人がいて、その人がお嫁さんを募集しているかどうか、そして相手がOKするかどうか。

娘の適齢期に親が悩む課題です。

これは現代においても同じことが言えます。

結婚したいと希望する女性がいても、結婚できない理由はそこです。

どれか一つでも条件が整わなければ、縁談はまとまりません

それに伴い、「いい相手」との結婚が「いい結婚」であるとも限りません。

いい相手が見つかるかどうかは、選択する側の「どんな選択をするか」よりも、運とタイミングに委ねられている部分が多いと思います。

1、結婚は「相手が誰か」ではない?誰と夫婦になっても…

誰と結婚しても一緒
『乙嫁語り』を読んでいて、一番びっくりすることが、「結婚相手を決めるのは父親」という点です。

もし、自分で結婚相手を選べなかったら…と思うと、ちょっと不思議な感覚です。

ただ、やはりそれだけ父親の言葉は絶対的なものがありましたし、それだけ父親も重責を背負っていたのだろうと思います。

娘を嫁に出しても恥ずかしくない女性に育て、きちんとした家に嫁に出す、ということは、父親としても大きな仕事だったわけです。

そこで父親が重視するのは、娘と結婚相手の相性よりも、相手の家柄や財産のバランスです。

女性としての幸せは、かっこいい男性と結婚することではありません。

財産があり権力がある男性の元で、食べることに困らずに生きていくことが幸せと考えますから、女性もそれに従うことが幸せ、と考えていました。

相手選びに依存しない幸せの価値観

現代日本では「好きな人と結婚する」ことが主流ですが、「好きな人と結婚」して幸せになっている人はどのくらいかご存知でしょうか?

今、現在の日本では3組に1組が幸せな結婚ではなかったと結論を出しているのです。

当たり前ですが、結婚する人は皆、その結婚を「いいもの」にしたいと考えています。

しかし、生活していてうまくいかないと、なぜか相手のせいにしてしまったり、相性が悪いせいにしたりします。

それは「結婚=相手選び」ということに依存しているからではないでしょうか。

自分で相手を選べない、ということは幸せになるも不幸になるも、全て自分の責任です。

結婚生活というものを努力によって良いものにしようとするものです。

これは、自分の力によるものであり、極端ではありますが「相手が誰であろうと」結婚によって幸せになることは可能なのではないでしょうか。

2、年の差を受け入れる…実年齢よりも精神年齢を見る

精神年齢を見よう
アミルとカルルクのように、姉さん女房であることは珍しかった(女性は子供を多く産む為にも若いうちに結婚することが多い)とは思います。

そこで、年齢差があることが結婚にとって弊害があるか、と言えば答えはNOです。

女性がうんと年下で、男性がすごく年上の夫婦もいますが、結婚することにおいては何も問題はないはず。

しかし、お互いの立場を同等に置きたい、共通項を持ちたい、と言った時に弊害は起こります

例えば、姉さん女房の夫婦では、妻が「夫は若い女性を好むのではないか」とか、夫が年上の夫婦では「妻はもっと若い男の方がいいのでは」などと、それぞれが考えるでしょう。

または、周囲が年の差を心配する、ということや、夫婦間で会話に世代のギャップが生じるなどと言ったことです。

みんなそれぞれ育った環境が違う

結婚してから「合わない」と相手に思うのは、なぜでしょうか。

この結婚はもしや失敗だったかも、と思う時、自分と相手の違いを探すことになるかと思います。

その時に「年の差があるからだ!」「生まれた土地が違うからだ!」と理由を探しますが、そもそも同じ環境で育った人はいません

離婚する時には「性格の不一致」など、不一致部分を探したくなるものですが、それは後付けの理由かもしれません。

アミルとカルルクの場合も、年の差の他に育った部族が違う故の文化の違いがあります。

日本でもあることですが、土地(村や集落ごと)によって文化が異なるのです。

ただ、それを「私たちは違う」と否定してしまうのではなく、お互いにいい部分は吸収しながら、相手を認めて歩み寄ることが大切です。

カルルクも、アミルの行動には驚くことばかりですが(文化の違いだけでなく性格的なものも含めて)、それでもじっと見つめて、言葉を選んで発しています。

年上なりの、または年下なりの気遣いが成り立って成功になるのではないでしょうか。

夫婦はお互いでバランスをとる

アミルとカルルクの関係は、アミルの方が確かに実年齢は8歳上ですが、カルルクの方が大人のような気がします。

アミルは電光石火で、思い立ったことをすぐ行動に移しますが、カルルクは落ち着いて行動するタイプです。

夫婦は違った方がいい、とは全ての人に当てはまるわけではありませんが、一人が突っ走りタイプなら一人がブレーキ役であったほうがいいでしょう。

恋愛をする上で、二人の関係は常にバランスが大切です。

バランスがとれている時に「うまくいっている」と感じるのではないでしょうか。

外見や学歴や年齢、というのはあくまでその人の情報にすぎません。

本当に大切なのは、その人の中身の部分で実年齢よりは精神年齢の方が重要でしょう。

年上だ、年下だ、と気にするよりも、目を閉じて相手の条件がすべてまっさらな状態で見た時にどう二人のバランスをとって行くのかを考えるのがいいかもしれません。

3、「好き」からはじめるのではない

好きになる
相手の顔も知らずに嫁ぐ、ということは現代日本においてはまずないことです。

もしそんなことならば、結婚する前に好きになるということはできません。

「父親が選んだ相手なのだから間違いない。」と思って結婚するので、もし相手や相手家族とうまくいかなければ、父親に対して申し訳ないと思うでしょう。

では、相手家族に好かれ、家族の一員として受け入れてもらう為にはどうしたら良いでしょうか。

まずは自分から相手を好きにならなければなりません。

この「好き」は、現代日本で言うところの、恋愛の「好き」とはまた違います

例えば、転校生がいてクラスに馴染もうとした時、自分で壁を作って拒んでいたらうまく馴染めません。

転校生がクラスのみんなと仲良くなろうとして、みんなに興味を持って積極的に話しかけるとすれば…?

仲良くなるのも早いかと思います。

この「興味を持って積極的に話しかける」ことこそが、相手家族に参加する為の「好き」です。

好きになってもらう為には、自分から相手の良い部分を探しに行かねばならないのです。

結婚してから恋愛する?相手をどんどん好きになる結婚生活

アミルは、最初はカルルクのことを弟のように思っていたのかもしれません。

体も小さいですし、風邪をひいた時死んでしまうのではないかと心配していました。

しかし、次第に成長して男性らしくなっていく様を見て、徐々に意識していきます。

一方、カルルクは、まだアミルのことは女性とは意識しておらず「結婚したんだから守らなきゃ」という使命感のみが働いている状態のようです。

これは、結婚という意識は後からついてくるもので、先にお互いを理解しながら少しずつ近づいていこう、というものに見えます。

我々はその逆で、先に恋愛してから結婚を意識しますが、どちらがいいシステムかとは断定できません。

ただ、恋愛して結婚して飽きてしまって別れる、のでは意味がありません

結婚生活は長いものです。

相手を理解するまでの時間は十分あると考えて、先にあれこれ詮索して、わかったつもりになってしまうのでは、「お互いを理解」したことにはなりません。

むしろ、残りの一生をかけて、相手を観察し続けるくらいの、長いスパンで物事を考えていかなければ、息が切れてしまいます。

結婚はゴールではなく、スタートとして、そこから相手を理解する時間がはじまる。

と捉えた方がいいでしょう。

相手を好きになる為の努力とは?

長くいると相手の嫌な部分が目についてしまいます。最初から気になっていた部分や、生理的に受け付けない部分もあるでしょう。

そんな時は、直接話して改善してもらうとか、見ないようにするなどの工夫も大切ですが、その人の「良い部分」を探すことも大切です。

例えば、顔がタイプではないので、普段は我慢して付き合ってはいますが、優しくしてくれる、とか。

いつもはつっけんどんで無愛想なのに子供には笑顔を見せる、など。

嫌いな部分というのは、目につきやすいものですから、どうしても数えてしまいがちです。そして、他にそうでない人をみると羨ましくもなります。

しかし、もしかすると、他の人も同じく、自分の彼の嫌な部分が見えて、誰かの彼を羨ましく思っていたのなら…結局はないものねだりです。

相手を選ぶ自由がある我々は、付き合うも別れるも自由です。

結婚だって紙切れ一枚の問題かもしれませんが、折角縁あって一緒になった男性とは、もっと腰を据えて長くお付き合いしてみないと本当のことなどわかりません。

嫌いな部分を拒否し続け、いいところも見ようとしないのは、「嫌な人」です。

そんな「嫌な人」と結婚した女性もやはり「嫌な人」になってしまいます。

嫌な人を嫌な人のままにせず、「でも結構良い部分もある、なかなか良い人」にする為には、嫌いと思った瞬間に彼をポイッと捨ててしまうことをしないということが大切です。

4、結婚=就職?結婚という現実に喜びを感じる為には

結婚
結婚すると「おめでとう」と言われます。

けれど、現実は結婚後、苦難の連続だったりします。

すると「結婚すれば幸せになれるなんて嘘!」と思う人も中にはいます。

結婚を現実として捉えた時に、確かに「楽しくて嬉しいこと」よりも、地味に辛いことの方が多かったりします。

そのイメージの差に耐えられず離婚する人もいるでしょう。

よく「結婚は地獄」と表現する人もいますが、天国か地獄か、と言われればやはり地獄の方が近いかもしれません。

というのも、結婚したら今より楽になれるとか、今より楽しい生活が待ってる!と思っている人にとって、結婚は地続きの生活だと思い知らされることこそが地獄だからです。

では、そんな地獄のような結婚生活に「現実的な喜び」を感じて生きていく為にはどうしたらよいのでしょうか。

タスクをこなすことに喜びを感じる…自分なりの評価制度

結婚して女性が家事を担当することが多いと思いますが、外で仕事をした場合はわかりやすく「給料」という形で報酬をもらえます。

また、成績などで数字となって現れてくる場合、それが自分を評価する数字となります。

外での仕事は頑張れば頑張った分、目に見える形で評価されるのです。

しかし、反対に家の中の仕事は数字では現れない為、なかなか評価されにくいものです。

いくら急いで家事をこなして、たくさんのタスクをこなしたとしても「当たり前」とか「どうせ自己申告」と思われてしまいます。

そこで、結婚生活におけるタスクは、すべて自分で評価して自分で自分を褒めるしかありません

優しい旦那さんなら褒めてもくれますが、ほとんどは自分との戦いです。

午前中でこれだけのタスクをこなした、あと何分あるからその間にこれをやってしまおう、あれをしながらこれをしよう。

自分でこなしたことは、自分がよく知っています

家事だけではありません。

子供が生まれれば子育て、親戚付き合いや近所付き合いもそうです。

目標もなくだらだらと歩き続けることが地獄なら、一つ一つのことを評価されることは天国です。

それを誰かではなく自分自身でできるようになることが、結婚生活を充実させる鍵です。

結婚=地獄ではない!結婚=就職だ!新しいステージの始まり

アミルの場合もそうですが、実家では「嫁ぎ先で恥ずかしくないように」様々な教育を受けてきたはずです。

花嫁修業というやつです。

これは現代日本で言うところの「学校で学ぶ」ことと同じで、社会に出て立派な社会人として恥ずかしくないように勉強することです。

アミルたちにとって、「結婚」とは今の社会の就職と同じ捉え方をしていたのではないでしょうか。

結婚することが終身雇用。つまり、結婚とは幸せになりに行くのではなく「働きに行くこと」なのです。

結婚して幸せな生活を夢見ている人にとって、結婚した後にまさか仕事が待っているなんて「約束と違う!」なんて話になりそうです。

しかし、「結婚」をそのまま「就職」に置き換えると文句はないはずです。

どこかに連れて行ってあげる、と言われて「楽しい場所」と思っているのか「楽しくない場所」と思っているのかで、実際にその場所に到着した時の感情は大きく左右されると思います。

結婚は地続きの現実です。ただ、場所は変わって新しいステージがはじまることは確かです。

それを地獄と捉えるか、天国と捉えるかはその人次第です。

5、年下彼氏はこう思ってる!「僕を男として認めて欲しい!」

男として認めて欲しい
年上彼女から見た時、年下彼氏はどんな存在でしょうか

かわいい?弟みたい?しかし、年下彼氏はどうやら、そう思ってほしいわけではないようです。

普段からあまり年の差を感じないカップルの場合、特に意識もせずに彼女側は彼氏を男性と認めているのではないでしょうか。

しかし、アミルとカルルクの場合、8歳の年の差で、しかもカルルクがまだ12歳ということもあり、はじめはどうしても子供扱いしてしまうことになります。

アミルはカルルクのことを「そのうち大きくなる」と思って見ていますが、カルルクとしては「早く大人の男として認めてもらいたい」と思っているのです。

男性は「認めてもらう」ことにこだわりを持ちます。

例えば、小さな男の子が字を書けるようになって、「ほら字が書けたよ!」と大人に認めてもらおうとします。

本来は、書けるようになった事実だけあればそれでいいのですが、他者に認めてもらうということで実感を得られるのです。

カルルクの場合も、結婚をして一人前の男性としては一応認められてはいますが、まだ子供だ、という扱いをされていることに納得がいきません

その為、アミルには「大人の男性として認めて欲しい」と直談判するシーンがあります。

男性は女性に対して、年齢関係なく男性として認めて欲しい、と思っている人は多く、男性として認めてあげることがその人をさらに成長させるきっかけともなります。

認められるとその気になる?男の自覚は女が作ってあげる

例えば、小さな兄弟がいたとして、年齢は2つほどしか離れていなくても、兄には「あなたはお兄ちゃんなんだから、しっかりね」と言い聞かせると、「しっかりしなきゃ!」と思います。

兄弟でなくても、小学校のクラスでグループに分かれて「あなたがリーダーだからしっかりね」と言われれば、しっかりしなくてはいけません。

このように、与えられた立場によって責任が生じ、その責任によって自分を鼓舞することがありますが、男性という立場もそれに似たものがあります。

「あなたは男性なんだからしっかりしなさい」と言われることによって、「しっかりする男性」を作り上げるのです。

また、周囲にそれを認めてもらえることが、自分の立場を作るとも考えられます。

実際にはまだ中身が十分でなかったとしても「あなたは大人の男性だ」と認めてもらうことによって自覚を作り、その自覚に沿って行動することで大人の男性としての中身を充実させる。

順番は逆…のような気もしますが、男性はこのように、女性に「まずは外側」を作ってもらうことを求めているのかもしれません。

差別ではなくて区別…男性が安心して暮らせる居場所はどこ?

男性だ!女性だ!ということが、差別だ!と言う人がいますが、男女平等とは「男性も女性もみんな同じ」という意味ではありません

これは日本の社会で女性の人権が認められなかった時代背景から、女性の権利を向上させる目的での「男女平等」だったのですが、差別と区別の違いを理解できていない人も多いようです。

例えば、女性は子供を出産できますが、男性はできません

男性は力仕事が比較的得意かもしれませんが、女性は筋力が足りずにできないこともあります。

このように、体の構造がそもそも違うものに対して、「男性も子供を出産しろ!」「女性も筋力をつけろ!」というのは無理な話です。

女性が男性のことを「男性として認める」とは、差別的な意味ではなく、区別する、という意味です。

できることとできないことがある、ということをお互いに理解することです。

男性は女性に対して「あなたも同じ女性よ」と言われることを嫌がります。

なぜなら、女性ではないからです。

直接的ではなくても、女性と同じように扱われることも嫌がります

つまり、女子会トークのようなものを、男性にそのまま向けると、男性は嫌な気分になってしまうようです。

私たち同じ人間なんだから立場は平等よ、というのは一見正しいような気がします。

しかし、役割や立場というのは違っていて、男性には男性のスペースを確保してあげることで居場所を得られるものなのではないでしょうか。

男性にとって「あなたは男性よ」と認めてあげる発言や行動によって、男性は肯定されたような気持ちになり、自分の居場所を見いだせるのです。

6、今も試される嫁としての仕事!最後は思いやりがモノを言う?

思いやり
結婚は個人の満足の為にするものだ!と思っている人にとって、「嫁業」はもう古いものと思われるかもしれませんが、結婚すればどうしても切り離せないものです。

例えば、夫の両親が「遊びに来ない?」と誘ってきたら、行かないわけにはいきませんから、実家にお呼ばれすることになりますが、そこでもやはり嫁としての仕事があります。

仕事、というと、事務的に「こなす」というイメージがありますが、嫁としてのスキルはその上を行かなければなりません。

仕事として正確にこなして、かつ「思いやりや優しさ」も求められているのです。

嫁業は生産性のない仕事なの?家事という労働を低く見る

『乙嫁語り』の作品に出てくるお嫁さんたちは、よく働く女性ばかりです。

そもそも彼女たちは「なぜ働かなければならないのか」という疑問は持ち合わせていません。

労働は課せられてするものではなく、生きるために自発的行動するもの

食事をする為にはその準備をしなければならないですし、掃除や洗濯は清潔を保つ為のものです。

家畜の世話をしなければ死んでしまいます。

現代日本では、仕事というと、会社に就職して指示された仕事をして給料をもらう、というシステムが一般的です。

しかし、元々をたどっていくと、狩猟をする、家畜を育てる、田畑を耕す、家を管理する、食事の用意をする…などは、同じレベルでどれも大切な仕事でした。

なぜか家事という労働は低く見られ、生産性がない(給料がもらえない)というところから、やるだけ無駄、それより外で仕事をしていた方がいい、と思う人も増えました。

自分で自分の労働を低く見ているうちは、自分の存在価値を見失います。

一般常識は流動的なものですから、生産性のない仕事=無駄、と思うのならば嫁業はただ辛いものとなります。

その場をやり過ごすだけでは無理?嫁に求められるスキル

「やりたくないけどやっている」のか、「やりたいからやっている」のか

同じことをするにでも、同じ結果を残すにしても、このどちらかであるかによっては内容が変化します。

いくら現在の一般常識で「生産性のない仕事=無駄」と思われているからと言って、それに乗っかり、嫁業=無駄と思っていては「やりたくないことを無理やりやらされている」だけです。

嫁業は、もっと自然に「ご飯を食べたいから作る」「夫の両親にはお世話になっているから挨拶をしにいく」というように、深く考えずにするものです。

またそれらが自然にできる女性は、良い嫁です。

アミルも家族に溶け込むまでにはなかなかうまくいかない点もありましたが、次第に馴染んでいきます。

「みんなの為に」という思いやりがなければ、寝ても覚めても夫の実家で過ごす日々は耐えられません。

嫁業なんて嫌だから適当にやり過ごそう、では持続できないのです。

嫁として求められるスキルは、技術よりも「思いやりや優しさ」です。

上辺だけの関係ではなく、本当の家族になることを求められています。

妻の努力だけでは成立しない!結婚生活は共同作業

アミルとカルルク、ライラ・レイリとサーム・サーミもそうです。

結婚して夫婦になっていくというのは、「はい!今日から夫婦です!出来上がり!」とすぐ完成するものではありません

特に、ライラ・レイリの双子娘の傍若無人ぶりを見れば、夫婦は女性が我慢するばかりではないというのがよくわかります。

妻がひたすら我慢して夫を支えていく、という考え方では「いい夫婦」にはなれません。

『乙嫁語り』に登場する夫婦は、誰もが「諦めがついて」いて、とても相手に寛容です。
これは、自分に選択権がない、というのもそうですが、結婚は「結婚してから作り上げていく」ものだからです。

結婚して幸せになりたいのならば結婚後の努力は不可欠!

結婚指輪
何か相手に不満があっても、「自分だけ我慢すればいいや」ではなく、これは「お互い様の精神」です。

自分だけが我慢しているのではなく、同じ分だけ相手も我慢しているのです。

結婚というと、「結婚して幸せ!」と「何か与えられる」ような感じがするかもしれません。

しかし、年下の彼との結婚によって幸せを得たいのであれば、結婚後の努力や相互理解を惜しんではいけません。

この記事をシェアする

関連記事

コメント