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お肌のゴールデンタイムっていつ?時刻ではなく眠りの深さが重要

Date:2019.03.04

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お肌のゴールデンタイムっていつ?時刻ではなく眠りの深さが重要|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/suimin1123/

「お肌のゴールデンタイム」と言う言葉、雑誌やテレビ、ネットでよく見聞きしますよね。美容に敏感な人であれば、すでに知っているという人も。

お肌のゴールデンタイムとは、眠ると美肌になるという時間帯のこと。よく「夜の○時~○時」という言い方をされていますが、実はこれ、正確には「お肌のゴールデンタイム」ではありません。

ゴールデンタイムのことを誤解していると、思ったような美肌効果が得られません。本当にお肌が綺麗になる「ゴールデンタイム」とは、一体いつ頃のことなのでしょうか?


まずは「ゴールデンタイム」の根拠をチェック

そもそも「ゴールデンタイム」についてピンとこないという人もいるでしょう。まずは「お肌のゴールデンタイム」が何なのか、どうして美肌効果があるとされているのかを見ていきましょう。

成長ホルモンが肌を修復する

「夜更かしは美容の大敵」「美容のためには早く寝るべき」昔からこう言われ続けてきたのは、睡眠中のホルモンが深く関係しています。

人の身体は深い睡眠に入ると、成長ホルモンの分泌が促されます。成長ホルモンは肌を修復し、免疫力を促して、肌の健康と美しさを取り戻します。

  • ニキビや吹き出物の修復
  • 紫外線ダメージの補修
  • 免疫力やバリア機能の回復

などが成長ホルモンの働き。つまり「お肌のゴールデンタイム」とは、この成長ホルモンが分泌されやすい時間帯のことを言うわけです。深い睡眠で成長ホルモンが促されれば、肌のダメージが修復され、美肌に一歩近づきます。

深い睡眠が肌トラブルを防ぐ

成長ホルモンの存在ばかりが注目されがちですが、そもそも「お肌のゴールデンタイム」とは、健康的で質の良い睡眠を得る目標として最適。

質の良い睡眠を取れば、ストレスや体調不良がなくなり、自律神経が整って肌トラブルが解消されます。

「お肌のゴールデンタイム」を心がけるのには、こういった美肌効果もあるのです。確かに夜更かしをしがちな人がゴールデンタイムを目指すようになれば、成長ホルモンは抜きにしても、お肌の調子が良くなるでしょう。

具体的に何時頃?ゴールデンタイムの時間帯は人それぞれ

お肌のゴールデンタイムが訪れるのは何時頃なのか…実は一概に「何時頃」とは言えないもので、人によって異なるのが現実です。

では、いつ頃になると「お肌のゴールデンタイム」が訪れるのか?あなたの生活リズムなども照らし合わせながら見ていきましょう。

最初のノンレム睡眠の時間

「お肌のゴールデンタイム」すなわち、お肌を美しくする成長ホルモンが分泌される時間帯は、人が睡眠に入って最初に迎えるノンレム睡眠の時間です。

人は睡眠の中で、浅い眠り「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を交互に繰り返しています。何時間くらいで眠りの深さが切り替わるかは人によって違いますが、大体は90分前後が目安。

眠りが浅いレム睡眠時には成長ホルモンの分泌は少なく、逆にノンレム睡眠時にはホルモン分泌が一気に増えます。特に成長ホルモンが分泌されやすいのは、最初のノンレム睡眠時で、これは大体就寝から2~3時間後のこと。

このことから、早寝をした人でも夜更かしをした人でも、最初に迎えるノンレム睡眠時には成長ホルモンが分泌されると言えます。夜勤の人でも成長ホルモンは分泌されるので、心配いりませんよ。

夜10時~2時は半分正解

お肌のゴールデンタイムについて調べると、よく「夜の10時~2時の間」という情報を目にしますよね。ですが前述の通り、何時に寝ても成長ホルモンは分泌されます。つまり、無理に夜の10時~2時の間にこだわらなくても良いと言うこと。

ただし、夜の10時~2時くらいにお肌のゴールデンタイムを迎えれば、確かに美肌効果は高くなります。

夜更かしをした人よりも、夜10時~2時までにゴールデンタイムを迎えた人の方が、朝起きるのが早くなります。

朝起きられるということは、朝日の光を浴びられるということ。

  • 体内時計がリセットされて生活リズムが整う
  • 朝日の光でストレスが解消される
  • 夜はしっかり眠気が来て、睡眠不足が防げる
  • ホルモンバランスが整う

こんな美肌効果が期待できるのです。

ですから、お肌のゴールデンタイムが「夜の10時~2時」という意見も、捉え方によっては半分正解ではあるのです。夜10時~2時までにベッドに入り、深い眠りにつけるような生活を送れると理想的ですね。

お肌のゴールデンタイムが効果を表す条件

「最初のノンレム睡眠」と言ったところで、睡眠環境や生活リズムによっては、ゴールデンタイムが訪れても美肌効果が薄れる場合があります。

お肌のゴールデンタイムが美肌に効果を表す条件を見ていきましょう。

入眠後の熟睡度で効果が変動

お肌のゴールデンタイムはノンレム睡眠に入ったすべての人に訪れますが、効果は平等というわけではありません。

熟睡度が高く、質の良い眠りについていなければ、成長ホルモンの分泌量も減ってしまいます。

もし興奮したまま眠りについたり、浅い眠りを繰り返していたりすれば、何時に寝ても成長ホルモンによる恩恵は受けられません。お肌のゴールデンタイムを本当に効果的にするなら、睡眠の質を高めることも重要。

以下のことを目標にして、10時~2時までには眠りについておきたいところ。

  • 眠る1時間前はスマートフォンなどの液晶を見ない
  • 寝る60分~90分前に湯船に浸かってリラックスする
  • 眠る前は温かい飲み物などでリラックスする
  • 寝室の温度や寝具など、就寝環境を整える

昼寝などで睡眠リズムが乱れてはダメ

夜の睡眠をお肌のゴールデンタイムにするなら、睡眠のリズムがしっかり整っていることも条件の1つです。

お昼寝や仮眠などは睡眠サイクルを乱してしまい、夜の寝付きを悪くします。つまり成長ホルモンの分泌を妨げるということ。

長くても30分以上の昼寝や仮眠は避けた方が良いでしょう。仮眠時には事前にアラームをかけたりコーヒーを飲むなどして、早めに目が覚めるよう対策しておくのが吉。

適切な睡眠時間を確認すべし

寝過ぎるとかえって身体が疲れますよね。お肌のゴールデンタイムの効果を高めるなら、睡眠時間は長すぎても短すぎてもよくありません。

自分に必要な睡眠時間を的確に把握することが大切です。7時間を目安として、自分に適した睡眠時間を確認してみましょう。

最初は7時間睡眠、次に6時間、8時間…と試してみて、最も「よく眠れた」と感じられる睡眠時間を日常化させてください。

休日だからと言って寝坊は禁物。睡眠のサイクルは毎日一定に保っておかないと、睡眠時のホルモン分泌に影響します。

当たり前の健康習慣こそが美肌づくりへの近道

お肌のゴールデンタイムを制する人は、質の良い睡眠時間を得られる人でもあります。健康的で肌トラブルの抑制に繋がる生活を送れるのは、素敵なことですよね。

夜更かしも寝坊もしない、毎日決まった睡眠時間を取る…当たり前な習慣の積み重ねが、お肌のゴールデンタイムに直結します。

もちろん、ただ眠るだけでお肌の調子が整うわけではありません。スキンケアや洗顔なども徹底しながら、それをサポートする形でお肌のゴールデンタイムを取り入れてくださいね。

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https://josei-bigaku.jp/suimin1123/
ライター:箸屋

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