【薬剤師】転職サイト・転職エージェントおすすめランキング!比較一覧を紹介

数ある薬剤師の転職エージェントの中で、自分にとってどこが最適なのか悩んでいませんか?
 
薬剤師1人あたりの求人数は、一般求人数より圧倒的に多いのが特徴としてあります。ただし闇雲にエージェント登録しても手間や時間がかかるだけで、希望する求人になかなかたどりつけない可能性も。
 
転職エージェントによって保有する求人案件やサポート体制が異なるため、厳選したエージェントへの登録が必要不可欠なのです。
 
早めのアクションと迅速な行動が必要な転職のために、自分に合った薬剤師特化の転職エージェントの選び方とおすすめをご紹介します。

仕事辞めたい」「薬剤師辞めたい」と少しでも考えたことがある人は、ぜひ参考にしてくださいね。

\薬剤師の転職ならここ!/
ファルマスタッフで
求人を見てみる
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薬剤師に特化した専門の転職エージェントを利用しよう

転職を思い立ったら、まず一番に求人情報を検索する方が多いと思います。そこで、求人サイトをただ閲覧するのはNG。
 
薬剤師専門の転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーのサポートを受けて転職活動を進めるのがおすすめです。
 
転職エージェントの特徴を確認しておきましょう。

転職エージェントは人材紹介サービスのコンサルタント

一般の求人サイトは、さまざまな職種があふれる中で自ら求人票を探し自己判断で転職活動を進める必要があります。
 
一方で転職エージェントを利用する場合は、それぞれ担当のキャリアアドバイザーがつき、個人の希望条件に沿って最適な転職ができるようにサポートしてくれます。
 
薬剤師などの有資格者として働いていると、なかなか仕事以外のことに時間が割けないのが現状。転職エージェントを使えば、忙しいあなたに代わって希望の就職先を探し出してもらうことも可能です。

また薬剤師専門の転職エージェントでは、求人情報だけがもらえるわけではありません。
 
医療業界の転職に特化した専門性の高いアドバイスを受けることもでき、医療業界への就職がスムーズに進むようになります。

また、担当アドバイザーによるヒアリングによって、今まで自分が気付かなかった適性や強みを引き出してくれることも。より自分に合った就職先が見つかる可能性も高まります。

転職活動すべてを手取り足取りサポート

担当のキャリアアドバイザーの指導のもと、自己分析から求人紹介、応募や入職に至るまで二人三脚で転職活動を進めることになります。

担当のキャリアアドバイザーが自分と求人企業との間に立ち、条件交渉や面接同行の他、職場調査までトータルサポートしてくれるのです。

もちろん、どれだけ関わるかは相談することもできますが、基本的に以下の活動の手助けをしてくれます。

  • キャリアカウンセリングによる希望条件の確定と自己分析
  • 求人探し・求人紹介
  • 求人応募
  • 履歴書・職務経歴書の書き方指導と添削
  • 面接対策・模擬面接
  • 求人先との連絡・調整
  • 入職の条件確認・交渉

など。

経験豊富なプロであるキャリアアドバイザーが傍らにいれば、一人では不安なことも効率よく進めることができるはずです。

【徹底比較】薬剤師専門の転職エージェントおすすめを紹介

薬剤師専門の転職エージェントは、ハローワークや求人雑誌よりもたくさんの求人情報を保有しており、自分の希望条件に合った薬剤師求人を見つけることができます。
 
ここでは、当サイトがおすすめする薬剤師専門の転職エージェントを紹介します。

ファルマ
スタッフ
ファーマ
キャリア
お仕事ラボヤクジョブマイナビ
薬剤師
特徴業界最大数の求人!オーダーメイド求人大手薬局チェーンの子会社利用満足度97.7%利用者満足度No.1
公開
求人数
約4.1万件約1.2万件約2.5万件約4万件約5.6万件
対応
エリア
全国全国全国全国全国
年齢20代~50代20代~50代全年代20代~50代全年代
詳細詳細詳細詳細詳細

教育制度も充実!派遣で探すなら「ファルマスタッフ」

ファルマスタッフの特徴は次のとおり。

  • 全国12か所の拠点あり
  • 高収入案件あり
  • 教育制度が充実している

派遣やパートなどライフワークバランスを重視している人におすすめの薬剤師専門の転職エージェントです。
 
全国に600店以上の調剤薬局を展開している日本調剤グループが運営しているため、高収入の調剤薬局求人に強いのが特徴。
 
20代~30代の若手求人が多く、日本調剤グループのノウハウを生かした教育制度が充実しているので、初めての転職にも最適です。
 
サイトには、「土日休み正社員」や「住宅手当あり」などのテーマ別求人情報や薬剤師の転職情報などのお役立ちコンテンツが掲載されています。
 
全国に12拠点を展開している地域密着型の専任エージェントが、実際の求人施設に足を運び、職場の雰囲気や人間関係など事前に調査、報告してくれます。
 
また、個別面談と詳細なヒアリングにより個人に合わせた親身なサポートが人気です。
 

またファルマスタッフの口コミについては、こちらの記事でも紹介していますので参考にしてくださいね。

自分だけのオーダーメイド求人「ファーマキャリア」

ファーマキャリアの特徴は次のとおり。

  • オーダーメイド求人
  • 正社員、パートのみ
  • 電話面談がメイン

ファーマキャリアは、個人の希望条件を盛り込んだオーダーメイド求人により、自分だけの求人カタログを作成してくれます。
 
担当人数を限定し、質の高いフォローをしてくれる実績豊富なキャリアアドバイザーにも定評あり。
 
大手人材派遣会社でトップを誇っていた優秀なアドバイザーを多数採用しており、転職希望者のために主体的に行動する力を持っているため、安心してサポートを受けられます。
 
丁寧なヒアリングが好評で、自分でも気づかなかった希望の求人が明確になったとの口コミも。
 
希望条件をカスタマイズするので、短時間のパートやダブルワーカーなど他では見つかりにくい条件の求人の相談が可能です。
 
面接後の条件交渉の他、電話やメールで細やかなサポートをしてくれる点が好評。
 
サイトには、転職お役立ち情報や転職事例が掲載されており、薬剤師履歴書の書き方のフォーマットなどのダウンロードも可能です。
 

ファーマキャリアの口コミはこちらでも紹介しています。

転職エージェントの対応力が魅力「お仕事ラボ」


お仕事ラボの特徴は次のとおり。

  • 派遣の求人がある
  • 転職後の定着率が高い
  • 面接同行あり

大手のアイセイ薬局グループが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。
 
個別面談で細部までヒアリングする丁寧なコンサルタントに定評があり、紹介後の職場への定着率が95%以上を誇っています。
 
仕事探しだけではなく、業界の動向を見据え転職後の人生を加味した職場の提案をしてくれるという口コミも多く、エージェントの対応評価が高いからだと言えるでしょう。
 
エージェントのサポートが手厚く、希望すれば担当エージェントによる面接の同行があり、面接後のフォローも充実しています。
 
「思っていた職場じゃなかった」「同僚と合わない」などの転職後に抱く不安や悩みなどを担当エージェントに気軽に相談できることが心の支えになったという口コミも多く、転職が決まったら終わりではない対応力が人気です。
 

お仕事ラボの口コミについては、こちらも参考にしてくださいね。

急ぎの転職なら即日最大10件紹介可能「薬キャリAGENT」

薬キャリAGENTの特徴は次のとおり。

  • 医療業界との繋がりが強い
  • 様々な雇用形態に対応している
  • 原則、面談はメールや電話のみ

薬キャリAGENTは、医療業界に精通しているエムスリーグループが運営しているため、求人施設からの信頼度が高い薬剤師専門の転職エージェントです。
 
応募が殺到してしまうような好条件の求人が多く、幅広い求人を網羅しています。
 
薬剤師に特化した質の高いキャリアアドバイザーが電話で親身に相談に乗ってくれるので、ライフスタイルに合わせた求人や条件交渉にも対応可能です。
 
また急ぎの転職を希望している人には1日最大10件紹介してくれるほど対応スピードに定評があります。
 
サイトには薬剤師の転職エピソードや転職失敗談など実際の経験談、求人施設経営者のインタビューなどの掲載があるので、転職初心者や転職経験が少ない人にもおすすめです。

直接面談を重視!満足度ナンバー1「マイナビ薬剤師」

マイナビ薬剤師の特徴は次のとおり。

  • 日曜日でも相談ができる
  • 途方での出張面談がある
  • 相談会の開催あり

マイナビ薬剤師は、転職サイト大手のマイナビが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。
 
独占求人が多くマイナビだけの非公開求人を多数保有しており、20代~40代の正社員転職に強く、長く働ける職場を提供しています。
 
企業求人が豊富で、地方部に人気のある調剤薬局の求人にも強いと言えるでしょう。
 
きめ細やかな面談を親身に行ってくれるだけでなく、履歴書の添削や給料交渉、職場の雰囲気調査もしてくれるので、安心して担当エージェントに任せられます。
 
全国に14ヶ所の拠点があるため、エージェントに直接対面して面談を行いたい人におすすめです。
 
また、「まずは情報収集したい」という転職を考え始めた人も気軽に参加できる無料の転職相談会も頻繁に開催されており、出張やウェブなどでも相談できるシステムが整っています。
 
サイトには、転職お役立ちガイドや転職ノウハウなど転職に役立つ情報が掲載されていますよ。

40代50代60代の求人も積極的にサポート「JobBuddy薬剤師」

JobBuddy薬剤師の特徴は次のとおり。

  • 対面式の面談を重視
  • 職場環境の詳細が聞ける
  • 転職後の定期フォローあり

利用者のニーズを徹底的にくみ取るために対面式の面談を重視しており、一人ひとりに寄り添うサポートが特徴の薬剤師専門の転職エージェントです。
 
担当アドバイザーは、求人施設に訪問して職場の雰囲気や働いている人たちの人柄、繁忙期の状態などを調査し、かつ求人施設が求める人材を把握しています。
 
また転職後6ヶ月間は定期フォローがあり、その後のフォローも無期限という転職のトータルサポートが手厚いことに定評があります。
 
40代、50代、60代の求人も粘り強くサポートしてくれるので、希望の条件で転職先を見つけることができるかもしれません。

【注意!】
・一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)と大阪、福岡の求人に特化している
・派遣求人の取り扱いがない
・調剤薬局、ドラッグストアの求人がメイン

業界トップクラスの求人数!最短3日で転職可能「リクナビ薬剤師」

リクナビ薬剤師の特徴は次のとおり。

  • 最短3日で転職できる
  • 求人数が多い
  • 電話面談がメイン

大手リクルートが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。
 
最短3日で転職できるスピード対応が魅力的。
 
求人全体の75%が非公開求人であり、業界トップクラスの求人数を誇ります。スマホ版アプリがあるので、どこでも求人を探せるのが嬉しいポイントです。
 
また、求人の多さと求人検索画面の使いやすさは大手人材会社ならでは。
 
担当アドバイザーが転職希望者の気になる情報を事前に調査し、働きながら転職活動をする場合でも妥協することなく転職活動がスムーズに進むよう万全のサポートをします。
 
電話やメールのみの相談となっても、担当アドバイザーの顔写真やプロフィールなどが公開されている点も安心ですね。
 
サイトには転職成功事例がタイプ別に掲載されているため、自分の状況と照らし合わせることができ参考になります。

リクナビ薬剤師についての詳細は、こちらの記事「リクナビ薬剤師の評判とは?基本情報やおすすめの薬剤師も紹介」で紹介しています。

【年代別】おすすめの薬剤師向け転職サイト・転職エージェント

ここからは、「20代」「30代」「40代」「50代以上」と、年代を4つに区切っておすすめの薬剤師向け転職サイト・エージェントを紹介していきます。

20代におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 未経験者・新卒が応募可能な求人が多い
  • 対面式の面談などサポートが手厚い

マイナビ薬剤師は、大手マイナビグループによる薬剤師専門の転職支援サービスです。求人数は、公開求人数だけで45,726件と業界トップクラスの数を保有しています。(2023年1月時点)

公式ホームページでは、「勤務地」「業種」「雇用形態」「処方科目」の他、「年間休日120日以上」「残業月10h以下」「スキルアップ」といったこだわり条件からも求人を探せます。

45,726件の求人のうち、「未経験者も応募可能」の求人が23,935件、「新卒も応募可能」の求人が18,111件となっています。そのため、社会人経験や現場経験の少なさから自信が持てずに転職に踏み切れずにいた人でも、マイナビ薬剤師を利用することで転職先の選択肢を増やすことができるでしょう。

さらに、マイナビ薬剤師では、対面式の面談の実施、条件・優先順位の整理やアドバイスなど、丁寧なサポートも行っています。

一般的に、20代の転職は有利と言われますが、転職自体が初めてで進め方に戸惑う人も少なくありません。サポートが手厚いマイナビ薬剤師なら、転職活動もぐっとスムーズになるのではないでしょうか。

30代におすすめ:薬キャリAGENT

【おすすめの理由】

  • 非公開求人を多数取り扱っている
  • 職場情報に詳しい

薬キャリAGENTは、25万人もの薬剤師会員を有する医療業界専門の「エムスリーグループ」による、薬剤師のための転職支援サービスです。

薬キャリAGENTを利用して転職活動を行う薬剤師の数は、年間20,000人以上にも上り、薬剤師登録者数№1という高い人気を誇っています。

薬キャリAGENTへの登録後は、最短即日で最大10件(派遣の場合は最大5件)の求人紹介が受けられます。スピーディーに転職活動に入れるので、「すぐに求人が見たい」「なるべく早く転職したい」という方にもおすすめです。

「求人自体は魅力的だが、合わない条件がある」という時もコンサルタントが直接職場に交渉してくれるので、より希望に近い形での転職が実現するでしょう。

また、多数の非公開求人を保有している点も薬キャリAGENTを利用するメリットです。

薬キャリAGENTでは、独自のネットワークを活かして、他のサービスにはない好条件・好待遇の求人を多数取り扱っています。合わせて、求人の募集状況や職場の内情なども入手していて、紹介時にはそうした情報も提供してもらえます。

そのため、応募や入社を決める前に「本当に自分に合う職場かどうか」をしっかりと見極めることが可能です。

30代になるとライフステージが変化する人も多く、年収アップやキャリアアップ、ワークライフバランスなど、転職で重視するポイントも人それぞれです。求人数が豊富で職場情報に詳しい薬キャリAGENTなら、希望に合う求人も見つけやすいでしょう。

40代におすすめ:ファーマキャリア

【おすすめの理由】

  • 「オーダーメイド求人」で希望に近い求人の紹介が受けられる
  • ヒアリング力・交渉力の高いコンサルタントが在籍している

ファーマキャリアは、2015年にサービスを開始した薬剤師専門の転職サービスです。

ファーマキャリアの大きな特徴が、求職者ひとりひとりの希望に合わせて作る「オーダーメイド求人」を紹介する点です。

多くの転職サイト・転職エージェントでは、すでにある求人を紹介しますが、ファーマキャリアでは、求職者の勤務したいエリアの公開求人・非公開求人・求人票になる前の求人などを探し、その後、希望条件に合うように交渉を行います。

既存の求人を希望条件に近い状態にカスタマイズしたうえで提案してもらえるので、他のサービスにはないような魅力的な職場に出会える可能性も高いでしょう。

また、ファーマキャリアには、大手人材紹介会社で優れた実績を上げていた能力の高いコンサルタントが多数在籍しています。ヒアリング力や交渉力に長けているので、求職者に合わせた質の高いサポートが期待できます。

40代でも薬剤師転職は可能ですが、求める条件やスキル・職歴によっては、転職の厳しさや難しさを感じることもあると思います。求職者に寄り添った紹介・サポートを提供するファーマキャリアなら、コンサルタントと一緒に自分に合った職場をじっくり探せるでしょう。

50代以上におすすめ:JobBuddy(ジョブバディ)

【おすすめの理由】

  • 面談から入職サポートまでひとりのアドバイザーが担当する
  • 面接同行のサービスも提供している

JobBuddy(ジョブバディ)は、薬剤師の転職に特化してサポートを行っている転職サイトです。東京・神奈川・埼玉・千葉などの首都圏エリアを中心に、調剤薬局・病院・ドラッグストア・企業などへの紹介を行っています。

JobBuddyでは、求職者に寄り添ったサポートを提供していて、登録後の面談、面接対策、条件交渉、入職のサポートなど、転職活動全体をひとりのキャリアアドバイザーが担当します。

コミュニケーションを重ねることで担当者との間に信頼関係が築きやすくなるので、転職活動もスムーズに進められるでしょう。

また、面接の際にキャリアアドバイザーに同行してもらえるのもJobBuddyを利用するメリットです。当日もキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、面接が苦手な人でも良い状態で選考に臨めるはずです。

JobBuddyの公式ホームページで公開されている利用者の年齢層を見ると、50代が45.0%ともっとも多い割合となっています。一定のキャリアを積んだミドル層の薬剤師転職にも対応しているので、50代以上の方でも安心して利用できるでしょう。

【職場別】おすすめの薬剤師向け転職サイト・転職エージェント

薬局、病院、企業など薬剤師の職場は多岐に渡ります。同時に、薬局求人が多い転職サイトもあれば、企業との間に太いパイプがある転職サイトもあります。そのため、転職サイトや転職エージェントを選ぶ際には、「どの職場の求人情報を多く取り扱っているか」を確認することが大切です。

ここからは、職場別におすすめの転職サイトを紹介していくので、自分に合うサービスがあるか、ぜひチェックしてみてください。

調剤薬局に勤めたい人におすすめ:ファルマスタッフ

【おすすめの理由】

  • 調剤薬局の求人を多数取り扱っている
  • 「日本調剤株式会社」による教育サービスが受けられる

ファルマスタッフは、「株式会社メディカルリソース」が運営する医療業界人材に特化した転職支援サービスです。

調剤薬局が母体となった人材派遣・紹介会社として立ち上げたという経緯があり、2000年のサービス開始から現在に至るまで、多数の薬剤師転職を支援しています。

業界最大級の薬剤師求人を保有していて、2023年1月時点の求人数は45,228件、うち「調剤薬局」の求人は34,699件と大多数を占めています。

また、日本の全都道府県で調剤薬局を展開する大手企業「日本調剤株式会社」の教育ノウハウを活かした教育サービスを受けられるのも、ファルマスタッフのメリットです。転職を機にスキルアップを図れば、転職先の選択肢が増えたり転職後に活躍の場が広がったりと、前向きな転職活動へとつながるでしょう。

こうしたことから、ファルマスタッフは、調剤薬局への転職を希望するならぜひ登録しておきたい転職サイトと言えます。

また、ファルマスタッフは、全国12の拠点を持ち、各拠点にはエリア担当のコンサルタントが在籍しています。

地域に合わせた適切な転職サポートやアドバイスが受けられるので、地方在住者はもちろん、家族の転勤による転職やUターン・Iターン転職を希望する人にもおすすめです。

ドラッグストアに勤めたい人におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • ドラッグストア求人が多い
  • 職場の内部情報に詳しい

マイナビ薬剤師は、多数の就職・転職サイトを運営する「株式会社マイナビ」による、薬剤師専門の転職支援サービスです。

業界でもトップクラスの求人数を誇っており、2023年1月時点で、公式ホームページで確認できる求人情報は45,726件です。うち、調剤併設のドラッグストア求人が5,654件、OTCのみのドラッグストア求人が6,909件の求人情報がヒットしました。

また、マイナビ薬剤師の求人の約35%が非公開求人となっています。非公開求人には、公開すると応募が殺到するような好条件・好待遇の求人も多いので、他では出会えない魅力的な仕事に出会える可能性もあります。

このように、公開求人・非公開求人ともに豊富なマイナビ薬剤師なら、いろいろなドラッグストア求人を比較・検討することができるでしょう。

さらに、求人紹介から入職後のアフターフォローまで、幅広いサポートが受けられるのもマイナビ薬剤師を利用するメリットです。

薬剤師専任のキャリアアドバイザーは、薬局やドラッグストア、病院などの求人元に直接足を運び、常に最新の情報を入手するよう努めています。仕事の紹介の際には、そうした職場の生の情報も提供してもらえるので、転職後のミスマッチも防げるでしょう。

病院に勤めたい人におすすめ:薬キャリAGENT

【おすすめの理由】

  • 医療業界大手の「エムスリーキャリア株式会社」が運営
  • 調剤薬局・病院の求人が豊富

薬キャリAGENTは、薬剤師・医師専門の人材紹介会社「エムスリーキャリア株式会社」が運営する薬剤師のための転職支援サービスです。薬剤師登録者数No.1(※エムスリーキャリア調べ)という高い実績・人気を誇っており、年間で20,000人以上もの薬剤師が転職活動に活用しています。

薬キャリAGENTでは、25万人もの薬剤師会員を有する「エムスリーグループ」だからこそ取り扱いが可能な求人情報を多数保有しています。

業種としては、特に調剤薬局と病院の求人情報が多い傾向にありますが、他のサービスにはない好条件・好待遇の非公開求人も用意しています。紹介を希望する場合は、ぜひサービスへ登録してみましょう。

登録後は、最短即日10件の求人紹介が受けられます。良い求人が無い場合は、通勤可能なエリアに希望条件に合う募集がかかっていないか一件ずつ確認を取ってくれるので、自分では見つけられなかった魅力的な職場に出会える可能性もあるでしょう。

また、薬キャリAGENTの公式ホームページでは、「病院人気求人ランキング」として、閲覧数の多い人気求人をランキング形式で紹介しています。病院薬剤師へ転職するメリットや病院薬剤師へ転職する際のポイントも掲載されているのも嬉しいポイントです。

クリニックに勤めたい人におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 業界トップクラスの求人数で病院・クリニック求人が多い
  • 求人票には記載されない職場のリアルな情報を提供してもらえる

マイナビ薬剤師は、「株式会社マイナビ」が運営する、薬剤師専門の転職支援サービスです。

大きな特徴として、業界トップクラスの豊富な求人数である点があげられます。

2023年1月時点で45,712件もの求人情報を公開していて、公式ホームページでは勤務地・業種・雇用形態・処方科目に加えて、「土日休み」「スキルアップ」「車通勤可」などのこだわり条件からも求人を探すことができます。

取り扱っている求人情報が多いので、自分自身では探しきれなかった希望の求人に出会える可能性も高いでしょう。

また、薬剤師専任のキャリアアドバイザーによる質の高いサポートが受けられるのもマイナビ薬剤師を利用するメリットです。

情報収集力や交渉力に長けたキャリアアドバイザーのサポートがあれば、職場についての情報も的確に入手でき、より希望条件に近い求人を紹介してもらえます。

面接では聞きにくい福利厚生・休暇・手当などについても、キャリアアドバイザーが代行して確認し、場合によっては交渉を行ってくれるので、転職の成功率もアップするでしょう。

企業に勤めたい人におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 求人数が豊富で企業求人も多数取り扱っている
  • 職場の内情に詳しい

マイナビ薬剤師は、大手人材会社のマイナビグループによる、薬剤師向けの転職支援サービスです。薬剤師専門の転職サイトの中でも圧倒的な求人数があり、その数は公開求人だけで45,712件にも上ります。(2023年1月時点)

業種としては、「調剤薬局」「病院・クリニック」「ドラッグストア」などの他、「一般企業」「その他企業」など企業求人も取り扱っています。登録企業は、製薬会社、化粧品会社、化学品商社などさまざまで、なかには、未経験者でも応募可能な求人もあります。

公式ホームページでは、「企業で働く薬剤師の求人特集」「経験者向け!企業薬剤師の求人」といった求人特集も掲載されているので、薬剤師の資格を活かして企業で働きたい人はぜひチェックしてみましょう。

また、求人先へと頻繁に足を運び、直接情報収集を行っているのもマイナビ薬剤師の特徴です。

職場の雰囲気や休みの取得率など、入社後にしか分からないようなことも事前に把握できるので、無理なく働ける職場かどうかを入社前にしっかり確認できるでしょう。

公務員として働きたい人におすすめ:リクナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 好条件求人やレア求人などの非公開求人が多い
  • 薬剤師専任のキャリアアドバイザーによるサポートが受けられる

リクナビ薬剤師は、大手人材会社のリクルートが運営する、薬剤師向けの転職エージェントです。業界最大級の薬剤師求人を保有しており、公式ホームページには毎日30件以上もの新着求人が掲載されます。

もちろん、公開求人から求人を探すことも可能ですが、希望の求人になかなか出会えないという時は、サービスへ登録して非公開求人からの紹介を依頼してみましょう。

リクナビ薬剤師で保有する求人の75%以上は非公開求人です。非公開求人には、好条件・好待遇や募集自体が少ないレアな求人が含まれているので、採用枠が少ない仕事に就きたい人や薬剤師を辞めて違う仕事をしたい人には特におすすめのサービスです。

また、リクナビ薬剤師へ登録すると、求人の紹介、面接日程の調整、面接のアドバイス、条件の交渉など、幅広いサポートが受けられます。キャリアアドバイザーは、薬剤師業界に精通した転職支援のプロなので、専門性の高い質問に対しても的確な提案やアドバイスがもらえるでしょう。

【雇用形態別】おすすめの薬剤師向け転職サイト・転職エージェント

「正社員としてバリバリ働きたい」「子育てと両立できるパートの仕事がしたい」など、希望の働き方がある場合は、各雇用形態の紹介に強い転職支援サービスを選ぶのもひとつの方法です。

ここからは、「正社員」「派遣」「パート・アルバイト」の3つの雇用形態ごとにおすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。

正社員の仕事を探したい人におすすめ:薬キャリAGENT

【おすすめの理由】

  • 正社員求人・非公開求人が豊富
  • 登録後は最短即日で最大10件の求人紹介が受けられる

薬キャリAGENTは、医師・薬剤師向けにさまざまなサービスを提供する「エムスリーキャリア株式会社」による薬剤師向けの転職支援サービスです。

公式ホームページでは、「勤務地」「業種」「雇用形態」の条件を設定したうえで、全国の提携コンサルタント企業の薬剤師求人を一括で検索することができます。

保有求人数は常時60,000件以上!

「高年収(年収600)万以上」「年間休日120日以上」「未経験・ブランクのある方可」など、さらにこだわり条件で絞ることもできるので、自身の希望に沿った求人が探せるでしょう。

また、薬キャリAGENTへ登録すれば、最短即日で最大10件の求人の紹介が受けられます。 (派遣の場合は最大5件)

薬キャリAGENTにしかない独占求人の紹介や年収や条件の交渉なども代行してもらえるので、より好条件・好待遇の仕事に就きたいなら、サービスへ登録してみてはいかがでしょうか。

派遣の仕事を探したい人におすすめ:ヤクジョブ

【おすすめの理由】

  • 派遣・紹介予定派遣・単発派遣など派遣就業のサポートが多い
  • 派遣就業のためのスキルアップ体制が整っている

ヤクジョブは、薬剤師業界を中心に人材サポートを行ってきた「クラシス株式会社」が運営する、薬剤師専門の求人サイトです。

2023年1月時点の薬剤師求人は40,504件と非常に豊富で、全国の調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬会社など、7,000社以上の企業が登録しています。

1996年の創業から長く培ってきた業界のネットワークと薬剤師転職のノウハウを有している点が魅力で、登録すると、ひとりひとりのライフスタイルに合わせて求人を紹介してもらえます。

雇用形態としては、「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」「派遣」「紹介予定派遣」の求人情報を取り扱っていて、特に派遣就業に力を入れているのが特徴です。

派遣で働きたい人には、以下3つのサポートを提供しているので、希望の働き方から選んでみてください。

派遣スタッフサポート クラシスの派遣スタッフとして勤務します。
紹介予定派遣サポート 派遣社員として勤務をスタートし、相性が良ければ正社員やパートとして就業します。
単発派遣サポート 一日単位から勤務可能な仕事です。(一定の条件をクリアした方のみ勤務可能)
ヤクジョブで派遣就業するメリットとしては、福利厚生が充実している点と教育体制が整っている点があげられます。

独自の研修やe-ラーニングなど、スキルアップ体制を用意しているので、派遣就業が初めての方でも安心して勤務に臨めるでしょう。

パート・アルバイトの仕事を探したい人におすすめ:アプロ・ドットコム

【おすすめの理由】

  • パート・アルバイト求人や高時給求人が豊富
  • 利用者満足度98.3%

アプロ・ドットコムは、1998年の創業以来、薬剤師に特化して転職支援を行ってきた「株式会社アプロ・ドットコム」による薬剤師人材紹介サービスです。

アプロ・ドットコムでは、北海道から沖縄まで、全国各地の調剤薬局、ドラッグストア、病院・クリニック、企業の求人を取り扱っており、「正社員」「パート・アルバイト」「契約社員」「派遣・紹介予定派遣」など、多様な働き方から求職者に最適な案件を提案しています。

2023年1月時点で公式ホームページに表示される求人数は、24,199件です。

うち、「パート」「短期アルバイト」の求人は計10,063件と豊富で、希望日時から単発求人を探すこともできます。

時給3,000円以上の高時給求人も多数掲載されているので、パート・アルバイトの勤務を希望するならぜひチェックしてみましょう。

また、アプロ・ドットコムは利用者満足度98.3%と、サービスの質においても高い評価を得ています。雇用形態に限らず、求職者の希望やライフスタイルに合わせた提案をしてくれるので、薬剤師としての働き方に悩んでいるなら一度相談してみてはいかがでしょうか。

【電話での相談先】東京オフィス:0120-957-088/大阪オフィス:0120-957-042

【状況・悩み別】おすすめの薬剤師向け転職サイト・転職エージェント

「初めての転職」「年収アップがしたい」「人間関係が辛い」など、自分自身の状況や転職理由に合わせて転職サイトを選ぶのも良いでしょう。

続いては、状況や悩み別におすすめの薬剤師向け転職サイト・転職エージェントを紹介します。

初めての転職で不安な人におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 多種多様な求人情報を掲載している
  • 求人票の見方のレクチャーや面接同行などサポートが手厚い

マイナビ薬剤師は、大手人材紹介会社「株式会社マイナビ」が運営する、薬剤師専門の転職支援サービスです。

最大の特徴は、圧倒的な求人数です。取り扱っている業種や雇用形態が豊富で、2023年1月時点の公開求人数は45,726件にも上ります。

年収500万円以上の高給与案件もあれば、未経験者・新卒が応募可能な求人もあり、多種多様な案件が揃っているので、自分が求める条件の求人もきっと見つかるでしょう。

また、対面式のキャリア面談や電話・メールなどでのきめ細かな対応など、サポートが手厚い点もマイナビ薬剤師の魅力です。「求人紹介」「書類の添削」「面接日程の調整」「面接対策」「条件交渉の代行」などに加えて、企業情報の提供や面接への同行も行ってくれます。

条件や優先順位の整理で悩んだ時や応募企業についてもっと詳しく知りたい時なども、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーのアドバイス・サポートがあれば、疑問や悩みをひとつひとつ解消しながら転職活動が進められるでしょう。

「転職自体が初めてで求人票の見方が分からない」という場合には、求人情報のチェックポイントをレクチャーしてもらえます。

公式ホームページでは、「はじめての転職」「転職&職場で成功するメソッド」などのお役立ちガイドも掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

なるべく早く転職したい人におすすめ:薬キャリエージェント

【おすすめの理由】

  • 最短即日で最大10件の求人紹介が受けられる(派遣の場合は最大5件)
  • コンサルタント満足度95%(※)

※エムスリーキャリア調べ

薬キャリエージェントは、薬剤師・医師専門の人材紹介会社「エムスリーキャリア株式会社」が運営する薬剤師のための転職支援サービスです。

薬キャリエージェントに登録すると、電話で希望条件のヒアリングが行われ、地域専任のコンサルタントが希望条件にマッチした求人を紹介してくれます。

その数は、最短即日で最大10件です。(派遣の場合は最大5件)

登録から求人の紹介までの流れがスピーディーなので、「すぐに求人を見たい」「急いで転職したい」という方でも効率良く転職活動が進められるでしょう。

加えて、薬キャリエージェントのコンサルタント満足度は95%と非常に高くなっています。

特に高い評価を得ているのが、コンサルタントの「専門性の高さ」と「迅速な対応」です。

そもそも薬キャリエージェントの運営会社である「エムスリーキャリア株式会社」は、薬剤師・医師専門の人材紹介会社で、エムスリーグループは25万人もの薬剤師会員を有していて、独自のネットワークも持っています。

薬剤師業界における転職事情に精通していて、転職ノウハウを持っている薬キャリエージェントなら、薬剤師転職を成功に導くための的確なサポートやアドバイスが期待できるでしょう。

また、薬キャリエージェントでは、利用者の希望の入社時期に合わせた転職サポートを行っています。

薬キャリエージェントを利用した場合、勤務先決定までかかる期間は大体1ヵ月ほど。

なかには、登録から最短3日で内定に至った事例もあるので、スピード転職を実現したいなら、薬キャリエージェントはぜひチェックしておきましょう。

転職で年収アップしたい人におすすめ:ファルマスタッフ

【おすすめの理由】

  • 薬剤師のハイクラス転職に強いサイト№1
  • 年収600万円以上の高給与求人が多い

ファルマスタッフは、「株式会社メディカルリソース」が運営する、医療業界人材に特化した転職サポートサービスです。

薬剤師に選ばれる転職サイト№1という実績があり、2021年11月には「薬剤師のハイクラス転職に強いサイト」でも第1位を獲得しています。

業界最大級の薬剤師求人を取り扱っていて、4万件を超える公開求人のうち、1万件以上が年収600万円以上の高給与求人です。公式ホームページでは、「年収」「月収」「時給」などの給与条件からの求人検索もできるので、転職で年収アップしたい人はぜひ利用してみてください。

また、全国に12拠点を展開していて、各エリアの薬剤師転職事情に詳しいのもファルマスタッフの強みです。

ファルマスタッフでは、エリア担当のコンサルタントが頻繁に求人先へと足を運び、現場のスタッフとコミュニケーションを図るなど、地域に根差した活動を続けています。

案件の提案を受けるだけでなく、組織のビジョンや経営者の考え、職場のリアルな雰囲気など、求人票に記載されない内部情報も提供してもらえるので、自分に合った職場をしっかり見極めることができるでしょう。

96.7%と利用者の転職相談満足度も高いことから、良質なサポートを求める人にもファルマスタッフはおすすめです。

スキルアップしたい人におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 検索条件が充実していて「スキルアップ」で絞り込むこともできる
  • 職場情報はキャリアアドバイザーと法人営業担当が確認してくれる

マイナビ薬剤師は「株式会社マイナビ」が運営する、薬剤師向けの求人・転職サイトです。

業界トップクラスの薬剤師求人を取り扱っていて、その数は公開求人数だけで約43,000件以上を超えています。(2023年10月時点)

膨大な求人情報のなかから自分好みの求人を探し出すための「検索機能」も充実していて、項目は「勤務地」「業種」「職種」「雇用形態」「年収」「処方科目」「こだわり」など多岐に渡っています。

「こだわり」条件のなかには「スキルアップ」という項目があり、実際に検索してみると約15,400件の薬剤師求人が公開されていました。(2023年10月時点)

公開求人のうち3割以上が「スキルアップ」に該当する求人となっていることから、マイナビ薬剤師は「転職でスキルアップを目指したい」という薬剤師の方におすすめのサービスと言えます。

また、マイナビ薬剤師なら応募前や転職前に知っておきたい職場情報について、キャリアアドバイザーや法人営業担当を通じて入手することも可能です。

年収や待遇についてはもちろん、薬剤師のスキルアップに関する取り組みなど、気になることがあればぜひ積極的に質問してみましょう。

業務内容が不満で転職したい人におすすめ:お仕事ラボ

【おすすめの理由】

  • 紹介後の定着率が95.6%
  • 入職後も専任コンサルタントへ相談できる

お仕事ラボは、「株式会社アイセイ薬局」の100%子会社である「株式会社AXIS」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

お仕事ラボでは、主に正社員とパートの薬剤師求人を掲載しており、登録すると薬剤師に特化したコンサルタントに転職活動を幅広くサポートしてもらえます。

お仕事ラボが特に重視しているのが、対面式で行うコンサルタントとの面談です。面談では、転職先への条件だけでなく、転職に至った経緯や将来のキャリアプランを90分という時間をかけてヒアリングするので、求職者にとって最適な提案・紹介が可能となります。

また、お仕事ラボでは、ひとりの担当者が求人先と求職者とをつなぎます。求人先と求職者をひとりのコンサルタントが仲介すれば意思疎通が正確かつスムーズになるので、情報の行き違いや転職後のミスマッチが起こりません。

紹介後の定着率が95.6%とマッチング精度が高いのは、このような丁寧な面談やワンストップ型サービスによる成果とも言えるでしょう。

転職後も継続してサポートが受けられるのもお仕事ラボのメリットです。「聞いていた条件と違う」「同僚と合わない」などの悩みも、専任コンサルタントへ相談できるので、新しい職場での勤務も安心して始められます。

「人間関係が辛い」という悩みがある人におすすめ:薬剤師ワーカー

【おすすめの理由】

  • 職場の内部情報に詳しい
  • 転職後も担当アドバイザーのアフターフォローがある

薬剤師ワーカーは、医療・福祉業界への人材紹介を行う「株式会社トライトキャリア」による、薬剤師向けの転職エージェントです。

豊富な求人数があり、総合病院、大手の薬局や町の薬局、ドラッグストア、製薬会社など、多種多様な求人情報を取り扱っています。残業のない院内勤務や新規オープンのドラッグストア求人というような、好条件の非公開求人も多数用意しています。

面談、求人紹介、職場の情報提供、面接対策、条件交渉と、薬剤師専任のアドバイザーの幅広いサポートが無料で受けられるのも、薬剤師ワーカーの特徴です。

職場のリアルな雰囲気、上司やスタッフの人柄など、実際に勤務するまでは把握しづらい情報も詳細に提供してもらえるので、転職後のミスマッチも防げます。

薬剤師ワーカーなら、入職後もアフターフォローとしてサービスを利用できます。

万が一、「実際に働いてみたら聞いていた話と違った」ということがあっても、担当アドバイザーが勤務先との間に入って問題解決へと動いてくれるので、転職後もひとりで悩まずに済むでしょう。

「残業が多い」という悩みがある人におすすめ: アプロ・ドットコム

【おすすめの理由】

  • 「失敗しない職場選び」を重視したサービスを提供している
  • ひとりのアドバイザーが求職者と企業とを仲介する

アプロ・ドットコムは、薬剤師専門に行っている無料の転職支援サービスです。正社員求人27,000件以上、派遣求人11,000件以上と、業界でも最大規模の求人数があり、日々、最新の求人情報を更新しています。

アプロ・ドットコムは、「失敗しない職場選び」を重視したサービスを提供しており、求職者に寄り添った親身なサポートが強みです。

そのために、企業風土、職場の環境・雰囲気、上司の人柄など、求人票には記載されない情報の提供を行っています。面接前にキャリアアドバイザーが職場へと直接出向いて情報を収集してくれるので、納得したうえで選考へと手順を進めることができます。

また、求職者自身では聞きづらいことをキャリアアドバイザーが代わってヒアリングしてくれる点も、アプロ・ドットコムを利用するメリットです。

「正社員の人数や年齢層」「平均残業時間」「離職率」「平均勤続年数」「年間休日」「有給取得率」という情報を入手できれば、自分にとって働きやすい職場を見つけやすくなります。

さらに、アプロ・ドットコムでは、ひとりのキャリアアドバイザーが求職者と企業を担当します。間に入る人間をひとりに限定することで、コミュニケーションや連絡がスムーズになるので、双方にとってベストな転職が実現するでしょう。

子育て中の人におすすめ:ママ薬PLUS

【おすすめの理由】

  • ママ薬剤師に特化した転職支援サービスを行っている
  • 子育て中の薬剤師でも働きやすい企業・職場の求人情報が多い

ママ薬PLUSは、「アポプラスキャリア株式会社」が運営する、子育て中の薬剤師の人のための転職サイトです。

フルタイム勤務の正社員求人やライフスタイルに合わせて働けるパートタイム求人を取り扱っていて、子育て中の薬剤師の人でも働きやすい求人を豊富に用意しているのが特徴です。

登録後の面談では、転職の条件だけでなく、「大切にしたいと思っていること」「将来実現したいこと」にもしっかり耳を傾けてくれます。そのため、仕事と家庭の両立に不安がある人でも前向きに転職活動に臨めるでしょう。

また、求職者の希望をヒアリングしたうえで、最適な就業先・働き方を提案するという「オーダーメイド」型でサービスを提供している点は、ママ薬PLUSの最大の強みとも言えます。

「急な休みにも理解のある薬局が良い」「ブランク有りでも復帰できる職場を紹介してほしい」といった希望や条件もコンサルタントが交渉してくれるので、長く働ける職場に出会える可能性が高いでしょう。

ママ薬PLUSは、完全非公開サイトで、利用するにはサービスへの登録が必須です。その分、登録後は求職者ひとりひとりに寄り添った親身なサポートを受けることができます。

ブランクのある人におすすめ:ファルマスタッフ

【おすすめの理由】

  • 「ブランク可」の求人情報が多い
  • 求人票に記載されないような職場情報を提供してもらえる

ファルマスタッフは「株式会社メディカルリソース」が運営する、薬剤師の求人・転職支援サイトです。

業界最大級の薬剤師求人を取り揃えていて、公式ホームページでは「勤務地」「雇用形態」「給与」「業種」「希望条件」などさまざまな条件から求人を探すことができます。

検索条件には「ブランク可」という項目もあり、実際に検索したところ、約47,000件の公開求人数に対して「ブランク可」求人は約24,000件掲載されていました。 (2023年10月時点)

半数以上がブランクのある方でも応募可能な求人となっているので、キャリアにブランクがある方、復職を考えている方はぜひファルマスタッフの求人をチェックしてみましょう。

また、地域密着型のサービスを行っていることもファルマスタッフの特徴です。

ファルマスタッフのコンサルタントは拠点ごとに配置されていて、そのエリアの薬局や病院と密にコミュニケーションを取っています。

経営者の考え方や職場の雰囲気などリアルな職場情報まで把握しているので、登録すれば、詳細な職場情報を提供してもらえるでしょう。

情報量が多ければ多いほど、自分に合った職場かどうか判断する材料が増えるので、ファルマスタッフを利用すれば転職後のミスマッチも防げるはずです。

未経験の職種・業種に転職したい人におすすめ:リクナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 「未経験者歓迎」の求人が約12,000件掲載されている(2023年10月時点)
  • 職場の事前調査に力を入れていてさまざまな職場情報が確認できる

リクナビ薬剤師は「株式会社リクルートメディカルキャリア」が運営する、薬剤師に特化した転職サイトです。

大手リクルートグループによるサービスのだけあって、求人情報は日本全国を網羅しており求人数も豊富です。

求人情報はさまざまな条件から絞りこんで検索ができ、「未経験者歓迎」としている求人数は12,000件を超えています。

「勉強会あり」の求人数も約4,300件あるので、薬剤師の資格や経験を活かして未経験分野へ挑戦したいという方でも、リクナビ薬剤師を利用すれば希望の求人に出会える可能性が高いでしょう。(2023年10月時点)

また、リクナビ薬剤師に無料登録すると、薬剤師専任のキャリアアドバイザーが膨大な求人のなかから希望条件にマッチする求人を探して提案してくれます。

紹介を受けることで、自分ひとりでは見つけられなかった好条件の職場にも出会えるかもしれません。

さらに、リクナビ薬剤師では転職後も長く安定して働き続けられるよう、職場の情報を徹底的に調査しています。

職場の雰囲気や職員の年齢層・男女比など、働くうえでの気になるポイントを事前に確認できれば転職のミスマッチも防げるはずです。

転職活動を成功させるには情報収集が欠かせませんが、未経験分野へのキャリアチェンジともなれば、職場の情報収集はより丁寧に行いたいもの。

職場の事前調査に力を入れているリクナビ薬剤師なら、納得感のある転職が実現するのではないでしょうか。

転居による転職をする人におすすめ:マイナビ薬剤師

【おすすめの理由】

  • 最適なサポートのための「キャリア面談」を実施している
  • 全国14拠点の展開がある

マイナビ薬剤師はマイナビグループによる、薬剤師向けの求人・転職サイトです。

業界最多級の薬剤師求人を保有していて、北は北海道から南は沖縄まで、取り扱い求人は全国各地を網羅しています。

マイナビ薬剤師が大切にしているのは、サービス登録後の「キャリア面談」です。

キャリア面談は対面式、またはWEBツールを用いるなどして、基本的に顔を見て話をする形で行われます。

電話やメールでのやりとりの場合、「キャリアアドバイザーからの質問に対して利用者が回答する」というような、必要最低限のヒアリングになりがちですが、対面式であれば、利用者とキャリアアドバイザーとがお互いにコミュニケーションを取りながら転職の話ができます。

キャリアアドバイザーとしては転職への希望や仕事観をキャッチしやすいというメリットがあり、利用者にとっても転職に関する質問や相談がしやすいので、転職活動をするうえでの安心感にもつながるでしょう。

対面式の面談となると、気になるのが面談会場の場所です。

マイナビ薬剤師の面談会場は全国14拠点あり、どの面談会場もアクセスしやすい場所に設置されています。

これらのことから、取り扱い求人数が豊富で全国各地に拠点を設置しているマイナビ薬剤師は、「家族の転勤に伴い自身も転職することになった」「地元に戻って薬剤師として働きたい」など、転居によって転職が必要になった薬剤師の方にもおすすめの転職サイト・エージェントのひとつと言えるでしょう。

【地域別】使って損なし!おすすめの薬剤師向け転職サイト

薬剤師向け転職サイトは数あれど、一体どのサイトを使えばいいのか正直悩みますよね。

この項目では、「地域別」でおすすめの薬剤師向け転職サイトをご紹介します。

薬剤師向け転職サイトにも、地域によって求人に偏りがあったり、拠点の有無によって地域との繋がりが関係したりするのです。

住んでいる場所によって、使うべき薬剤師向け転職サイトを見極めていってくださいね。

【東京】薬剤師向け転職サイトおすすめ2選

まずは、東京都で就職したい薬剤師向けのおすすめ転職サイト2選をご紹介します。

  • ファルマスタッフ
  • ファーマキャリア

以上の2社について、詳しくご紹介していきます。

薬剤師向け転職サイト名 ファルマスタッフ
運営会社 株式会社メディカルリソース
求人数 公開求人数約47,100件+非公開求人(※1)
うち、東京都の公開求人数6,300件(※1)
対応雇用形態 正社員、パート・アルバイト、派遣、紹介予定派遣
対応業種 調剤薬局、病院・クリニック、企業、ドラッグストア、ドラッグストア(調剤あり)、その他
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高給与(600万円以上)、高額派遣(4,000円以上)、土日祝休み、未経験可、ブランク可、在宅、Wワーク可、託児所あり、扶養内勤務OK、認定薬剤師取得支援あり、ヘルプ体制充実、駅チカ、短期・スポット
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【派遣業】派 13-010770【紹介業】13-ユ-010743
拠点 札幌支店、東北支店、大宮支店、船橋支店、東京支店、横浜支店、名古屋支店、京都支店、大阪支店、神戸支店、広島支店、九州支店
おすすめポイント 「はじめての転職で使いたい薬剤師転職サイトNo.1」「20代30代に強い薬剤師転職サイトNo.1」「薬剤師のハイクラス転職に強いサイトNo.1」(※2)
・厚生労働省認可の「職業紹介優良事業者認定」「医療分野における適正な有料職業紹介事業者認定」「優良派遣事業者認定」を取得しているため、安心して利用できる
・「お会いする姿勢」を大切に、利用者ひとりひとりと丁寧に向き合う転職相談をモットーにしている
・全国12拠点を構えているから、地域密着でエリア状況・求人状況を詳しく把握している
東京都の求人も多く、東京支店(東京都千代田区丸の内)でお仕事相談会も開催中
※1:ファルマスタッフ公式HPより(2023年8月時点)
※2:日本マーケティングリサーチ機構調べ「2021年11月期 ブランドのイメージ調査」より
薬剤師向け転職サイト名 ファーマキャリア
運営会社 エニーキャリア株式会社
求人数 公開求人数約31,200件+非公開求人(※1)
うち、東京都の公開求人数4,500件(※1)
対応雇用形態 正社員、パート・アルバイト、契約社員
対応業種 調剤ありOTC、調剤薬局、OTC、病院、急性期病院、ケアミックス型病院、療養型病院、精神科病院、リハビリテーション病院、老人ホーム・老健、企業、その他、漢方相談薬局、診療所、在宅専門薬局
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高額年収(600万円以上)、高額時給(2,500円以上)、土日休み、未経験可、店舗数30以上、託児所あり、産休・育休取得実績あり、扶養内勤務、研修制度充実、駅近(5分以内)、在宅業務あり
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【有料職業紹介事業】13-ユ-309098
拠点 東京本店
おすすめポイント 利用者ひとりひとりの希望条件に合わせた「オーダーメイド求人」が特徴
・条件の交渉もしてもらえるから、好条件求人を狙う利用者にはピッタリ
・担当キャリアアドバイザーが主体的に活動し、利用者の転職活動を積極的にサポート
・担当キャリアアドバイザーの変更にも快く対応している
・担当する利用者の数を限定することで、質の良いサービスを提供
東京都に本社を構えており、東京都の求人数も多い
※1:ファーマキャリア公式HPより(2023年8月時点)

【神奈川・関東】薬剤師向け転職サイトおすすめ2選

続いて、神奈川県や関東圏で就職したい薬剤師向けのおすすめ転職サイト2選をご紹介します。

  • マイナビ薬剤師
  • ヤクジョブ

以上の2社について、詳しくご紹介していきます。

薬剤師向け転職サイト名 マイナビ薬剤師
運営会社 株式会社マイナビ
求人数 公開求人数約43,700件+非公開求人(※1)
うち、神奈川県の公開求人数2,400件(※1)
対応雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応業種 調剤薬局、病院・クリニック、ドラッグストア(調剤併設)、ドラッグストア(OTCのみ)、一般企業(管理薬剤師:商社、卸、メーカー、物流など)、DI、学術、MSL、メディカルライター、品質管理・品質保証・PV・薬事、営業(MR・MS・その他)、その他企業、臨床開発モニター(CRA)、治験コーディネーター(CRC)、臨床開発(QA、QC、DM、統計解析など)
検索可能な希望条件(一部抜粋) 管理職候補、土日休み(相談可含む)、産休・育休取得実績有り、総合門前、在宅業務あり、スキルアップ、積極採用中の求人、1月入職可、ハイキャリア、WEB面接OK、住宅補助(手当)あり
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【有料職業紹介事業】13-ユ-080554
拠点 銀座オフィス、新宿オフィス、埼玉支社、神奈川支社、北海道支社、宮城支社、名古屋支社、大阪支社、京都支社、兵庫支社、岡山支社、広島支社、福岡支社、鹿児島支社
おすすめポイント 日本全国の各14拠点やWEBツールを用いて、丁寧なキャリア面談を行う
・「キャリアアップしたい」「年収アップしたい」など、利用者のニーズに合ったサポートを徹底
・認知度も高い人材サービス大手マイナビが運営しているから安心
・医療業界を熟知したキャリアアドバイザーが求人内容を詳しく説明してくれる
・登録すると、薬剤師転職サポートブック進呈・「薬読」の会員限定コンテンツが閲覧可能
神奈川県を含む関東圏に拠点を多く構えており、かかりつけアドバイザーとして利用者のさまざまなお悩み相談に対応
・面接対策、面接同行だけでなく、アフターフォロー体制も充実
※1:マイナビ薬剤師公式HPより(2023年8月時点)
薬剤師向け転職サイト名 ヤクジョブ
運営会社 クラシス株式会社
求人数 公開求人数約42,200件+非公開求人(※1)
うち、神奈川県の公開求人数2,700件(※1)
対応雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣、紹介予定派遣
対応業種 調剤薬局、病院、クリニック、企業、ドラッグストア(調剤併設)、福祉施設・その他
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高給与、~19時の職場、駅チカ、土日祝も勤務OK、住宅補助あり、資格取得支援、在宅業務あり、管理薬剤師・薬局長、新規オープン
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【紹介業】13-ユ-010302【派遣業】派13-010613
拠点 東京本社、大宮支店、横浜支店、東北支店、名古屋支店、大阪支店、広島支店、九州営業課(広島支店内)
おすすめポイント 40,000件以上の業界最多級の求人数、7,000件以上の取引企業・医療機関の求人を取り扱う
・利用者の利用満足度97.7%(※2)
・転職サポートだけではなく、派遣・紹介予定派遣・単発派遣もサポートしているから、利用者のライフスタイルやワークライフバランスに合った働き方が選べる
・就職後のアフターフォロー体制も充実
・派遣スタッフとして就業決定・就業開始した薬剤師にQUOカード10,000円プレゼント
全国に拠点を構えており、特に神奈川県など関東圏の求人数が豊富
※1:ヤクジョブ公式HPより(2023年8月時点)
※2:ヤクジョブ自社調べ(調査時期:不明)

【愛知・中部】薬剤師向け転職サイトおすすめ2選

続いては、愛知県や中部地方で就職したい薬剤師向けのおすすめ転職サイト2選をご紹介します。

  • ファルマスタッフ
  • ヤクジョブ

以上の2社について、詳しくご紹介していきます。

薬剤師向け転職サイト名 ファルマスタッフ
運営会社 株式会社メディカルリソース
求人数 公開求人数約47,100件+非公開求人(※1)
うち、愛知県の公開求人数2,800件(※1)
対応雇用形態 正社員、パート・アルバイト、派遣、紹介予定派遣
対応業種 調剤薬局、病院・クリニック、企業、ドラッグストア、ドラッグストア(調剤あり)、その他
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高給与(600万円以上)、高額派遣(4,000円以上)、土日祝休み、未経験可、ブランク可、在宅、Wワーク可、託児所あり、扶養内勤務OK、認定薬剤師取得支援あり、ヘルプ体制充実、駅チカ、短期・スポット
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【派遣業】派 13-010770【紹介業】13-ユ-010743
拠点 札幌支店、東北支店、大宮支店、船橋支店、東京支店、横浜支店、名古屋支店、京都支店、大阪支店、神戸支店、広島支店、九州支店
おすすめポイント 「はじめての転職で使いたい薬剤師転職サイトNo.1」「20代30代に強い薬剤師転職サイトNo.1」「薬剤師のハイクラス転職に強いサイトNo.1」(※2)
・厚生労働省認可の「職業紹介優良事業者認定」「医療分野における適正な有料職業紹介事業者認定」「優良派遣事業者認定」を取得しているため、安心して利用できる
・「お会いする姿勢」を大切に、利用者ひとりひとりと丁寧に向き合う転職相談をモットーにしている
・全国12拠点を構えているから、地域密着でエリア状況・求人状況を詳しく把握している
愛知県や中部地方の求人も多く、新着求人が絶えず更新されている
※1:ファルマスタッフ公式HPより(2023年8月時点)
※2:日本マーケティングリサーチ機構調べ「2021年11月期 ブランドのイメージ調査」より
薬剤師向け転職サイト名 ヤクジョブ
運営会社 クラシス株式会社
求人数 公開求人数約42,200件+非公開求人(※1)
うち、神奈川県の公開求人数4,300件(※1)
対応雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣、紹介予定派遣
対応業種 調剤薬局、病院、クリニック、企業、ドラッグストア(調剤併設)、福祉施設・その他
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高給与、~19時の職場、駅チカ、土日祝も勤務OK、住宅補助あり、資格取得支援、在宅業務あり、管理薬剤師・薬局長、新規オープン
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【紹介業】13-ユ-010302【派遣業】派13-010613
拠点 東京本社、大宮支店、横浜支店、東北支店、名古屋支店、大阪支店、広島支店、九州営業課(広島支店内)
おすすめポイント 40,000件以上の業界最多級の求人数、7,000件以上の取引企業・医療機関の求人を取り扱う
・利用者の利用満足度97.7%(※2)
・転職サポートだけではなく、派遣・紹介予定派遣・単発派遣もサポートしているから、利用者のライフスタイルやワークライフバランスに合った働き方が選べる
・就職後のアフターフォロー体制も充実
・派遣スタッフとして就業決定・就業開始した薬剤師にQUOカード10,000円プレゼント
愛知県の求人の取り扱いが最も多く、中部地方の求人にも強い
※1:ヤクジョブ公式HPより(2023年8月時点)
※2:ヤクジョブ自社調べ(調査時期:不明)

【大阪・関西】薬剤師向け転職サイトおすすめ2選

続いて、大阪府や関西圏で就職したい薬剤師向けのおすすめ転職サイト2選をご紹介します。

  • アプロ・ドットコム
  • 薬キャリAGENT

以上の2社について、詳しくご紹介していきます。

薬剤師向け転職サイト名 アプロ・ドットコム
運営会社 株式会社アプロ・ドットコム
求人数 公開求人数約24,200件+非公開求人(※1)
うち、大阪府の公開求人数2,600件(※1)
対応雇用形態 正社員、パート、パート(有期)、契約社員、派遣、紹介予定派遣、短期アルバイト、その他
対応業種 調剤薬局、ドラッグストア(調剤併設)、ドラッグストア、病院、企業、その他、老健・療養型施設
検索可能な希望条件(一部抜粋) 年収600万円以上可、時給2,500円以上可、高額派遣(3,500円以上)、駅チカ、転勤なし、ブランク可、未経験可、在宅業務あり、充実の教育研修、扶養内勤務OK、単発(1日からOK)、副業(Wワーク)OK
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【医療分野の人材派遣事業】派 27-300760【医療分野の職業紹介事業】27-ユ-010209
拠点 東京オフィス、大阪オフィス
おすすめポイント 薬剤師専門の転職サポートで25年以上の実績がある(※2)
・利用者を担当するキャリアアドバイザー自身が企業も担当するため、情報の行き違いがなく、利用者・企業双方に正しい情報を伝えられる
・正社員、契約社員、パート・アルバイト、中長期派遣・単発派遣など、利用者のライフステージの変化に対応した求人の紹介が可能
・転職・派遣就業後のアフターフォロー体制も充実している
・薬剤師業界では数少ない独立系のエージェント型転職サイトのため、特定の企業・施設をおすすめすることなく、利用者の希望に沿った求人を紹介
大阪(大阪市淀川区)にオフィスを構えているため、キャリアアドバイザーと直接面談ができ、就労に対する希望を伝えることが可能
※1:アプロ・ドットコム公式HPより(2023年8月時点)
薬剤師向け転職サイト名 薬キャリAGENT
運営会社 エムスリーキャリア株式会社
求人数 保有求人数:常時60,000件以上
対応雇用形態 正社員、契約社員、派遣、パート
対応業種 調剤薬局、病院、調剤薬局・OTC販売、OTC販売、企業、その他
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高給与(600万円以上)、薬局等に直接応募する求人(お祝い金あり)、ママ薬剤師にお薦め、未経験・ブランクのある方可、定期昇給あり、残業なし、産休・育休実績あり、店舗異動なし、託児所あり、60歳以上歓迎
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【派遣業】派13-305171【紹介業】13-ユ-304437
拠点 東京オフィス、大阪オフィス
おすすめポイント ハイキャリアを目指す薬剤師向け
・求人数は業界最大級で、希望条件に合う求人に出会いやすい
・登録すると、希望にぴったりの求人情報がメールで届く
・薬キャリAGENTでは年収600万~1,000万円の求人を取り扱う
・薬キャリAGENTではハイクラス薬剤師専門のキャリアアドバイザーが徹底サポート
・年収を上げたいハイキャリア薬剤師は薬キャリAGENTの利用がおすすめ
大阪府の求人が非常に充実しており、関西圏の求人を多数取り扱っている
※1:薬キャリAGENT公式HPより(2023年8月時点)

【福岡・九州】薬剤師向け転職サイトおすすめ2選

最後に、福岡県や九州地方で就職したい薬剤師向けのおすすめ転職サイト2選をご紹介します。

  • マイナビ薬剤師
  • 薬キャリAGENT

以上の2社について、詳しくご紹介していきます。

薬剤師向け転職サイト名 マイナビ薬剤師
運営会社 株式会社マイナビ
求人数 公開求人数約43,700件+非公開求人(※1)
うち、福岡県の公開求人数1,100件(※1)
対応雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応業種 調剤薬局、病院・クリニック、ドラッグストア(調剤併設)、ドラッグストア(OTCのみ)、一般企業(管理薬剤師:商社、卸、メーカー、物流など)、DI、学術、MSL、メディカルライター、品質管理・品質保証・PV・薬事、営業(MR・MS・その他)、その他企業、臨床開発モニター(CRA)、治験コーディネーター(CRC)、臨床開発(QA、QC、DM、統計解析など)
検索可能な希望条件(一部抜粋) 管理職候補、土日休み(相談可含む)、産休・育休取得実績有り、総合門前、在宅業務あり、スキルアップ、積極採用中の求人、1月入職可、ハイキャリア、WEB面接OK、住宅補助(手当)あり
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【有料職業紹介事業】13-ユ-080554
拠点 銀座オフィス、新宿オフィス、埼玉支社、神奈川支社、北海道支社、宮城支社、名古屋支社、大阪支社、京都支社、兵庫支社、岡山支社、広島支社、福岡支社、鹿児島支社
おすすめポイント 日本全国の各14拠点やWEBツールを用いて、丁寧なキャリア面談を行う
・「キャリアアップしたい」「年収アップしたい」など、利用者のニーズに合ったサポートを徹底
・認知度も高い人材サービス大手マイナビが運営しているから安心
・医療業界を熟知したキャリアアドバイザーが求人内容を詳しく説明してくれる
・登録すると、薬剤師転職サポートブック進呈・「薬読」の会員限定コンテンツが閲覧可能
福岡県と鹿児島県に拠点を構えているため、かかりつけアドバイザーに気軽に悩みを相談できる
・面接対策、面接同行だけでなく、アフターフォロー体制も充実
※1:マイナビ薬剤師公式HPより(2023年8月時点)
薬剤師向け転職サイト名 薬キャリAGENT
運営会社 エムスリーキャリア株式会社
求人数 保有求人数:常時60,000件以上
対応雇用形態 正社員、契約社員、派遣、パート
対応業種 調剤薬局、病院、調剤薬局・OTC販売、OTC販売、企業、その他
検索可能な希望条件(一部抜粋) 高給与(600万円以上)、薬局等に直接応募する求人(お祝い金あり)、ママ薬剤師にお薦め、未経験・ブランクのある方可、定期昇給あり、残業なし、産休・育休実績あり、店舗異動なし、託児所あり、60歳以上歓迎
利用料金 無料
事業免許 厚生労働大臣許可【派遣業】派13-305171【紹介業】13-ユ-304437
拠点 東京オフィス、大阪オフィス
おすすめポイント ハイキャリアを目指す薬剤師向け
・求人数は業界最大級で、希望条件に合う求人に出会いやすい
・登録すると、希望にぴったりの求人情報がメールで届く
・薬キャリAGENTでは年収600万~1,000万円の求人を取り扱う
・薬キャリAGENTではハイクラス薬剤師専門のキャリアアドバイザーが徹底サポート
・年収を上げたいハイキャリア薬剤師は薬キャリAGENTの利用がおすすめ
福岡県や九州地方の求人も多く、地方の薬剤師求人のほうが年収が高い傾向がある
※1:薬キャリAGENT公式HPより(2023年8月時点)

薬剤師向け転職サイト利用時の注意点を知れば、転職成功率UP!

薬剤師向け転職サイトはたくさんありますが、利用するときの注意点はご存知でしょうか。

転職サイトを利用するときの注意点を知っているだけで、転職成功率が格段に上がります。

希望条件にぴったり合った職場を見つけるためにも、利用するときの注意点をしっかり頭に入れておいてくださいね。

転職成功率UPの注意点:薬剤師向け転職サイトは複数社併用する

薬剤師向け転職サイト利用時の注意点の1つ目は、「薬剤師向け転職サイトは複数社併用する」ことです。

真面目な方ほど、利用する転職サイトを1つに絞って転職活動を行いがちです。

しかし、これは大きな間違いなのです。何故なら、

  • 履歴書や職務経歴書などの応募書類の送付
  • 職場見学や面談日時の調整
  • 書類選考や面談選考の結果のやり取り

本来、転職希望者が行うべき病院や施設との上記のやり取りは、すべて転職サイトのキャリアアドバイザーが行います。

つまり、利用者にとって「待ち時間」が多く発生するのです。

しかし、転職サイトを2~3社程度複数併用すれば、そんな「待ち時間」も減らすことができます。

  • 1日でも早く転職したい方
  • 転職活動の効率を重視する方
  • 待っている時間が嫌いな方

以上のような方は、複数の転職サイトを併用することをおすすめします。

また、転職サイトを併用することは、「待ち時間」を減らす以外にもメリットがあります。

  • 転職サイトによって保持している求人が異なるため、複数併用すれば希望条件を満たす求人と出会いやすい
  • 自社サイトを通じて転職してもらえるよう働きかけてくれるため、より良い条件で転職できる可能性が高くなる
  • 転職サイトを複数併用することで、ある転職サイトで上手くいかなくても、別の転職サイトで転職できる場合も多く、結果的に転職活動にかかる時間を大幅に減らすことができる

転職サイトを複数併用することは、決して悪いことではありません。

現に、薬剤師向け転職サイト「ファーマキャリア」はこのように言っています。

最近、「登録は一つの人材紹介会社のみにした方が良い」とうたっている人材紹介会社がありますが、これは非常に危険です。彼らは単純に自分の会社から転職をさせたいだけであり、転職をご希望の薬剤師 さんにとってメリットはほとんどありません。
また、登録後に他の人材紹介会社の利用をやめるように言ってくる人材紹介会社も同様です。自分の希望に合わない薬局や病院、ドラッグストアを紹介される他、むりやり転職させられる可能性もありますので注意が必要です。
引用元:ファーマキャリア「はじめての方へ」ページ内「人材紹介会社は複数登録すること」より

転職成功率を上げるためにも、気になる薬剤師向け転職サイトを2~3社ほど登録して、1つでも多く求人票を見るようにしてくださいね。

転職成功率UPの注意点:自分の希望はしっかり伝える

薬剤師向け転職サイト利用時の注意点の2つ目は、「自分の希望はしっかり伝える」ことです。

転職サイト利用時によく聞くトラブルとして、

  • 担当キャリアアドバイザーと(性格や仕事に対する意識など)が合わない
  • 連絡してほしくないときに連絡してくる
  • 希望条件から外れた求人ばかり紹介される
  • 応募結果の連絡がない・催促しても連絡が遅い

などが挙げられます。

もちろん、これらはすべて転職サイト側が悪いのですが、利用者としてできることを行っておくだけで、無用のトラブルを防ぐことができます。

  • 担当キャリアアドバイザーを変更してもらうように、転職サイト側に連絡する
  • 連絡しても大丈夫な時間帯を、あらかじめ伝えておく
  • 希望条件以外に興味がないことを、はっきり伝えておく
  • 連絡が遅い場合は転職サイト側に問い合わせ、それでも対応が悪ければ利用をやめることも視野に入れる

どの項目にも言えるのは、「自分の希望はしっかり伝えること」です。

転職活動は、それだけで体力も精神力も削られていきます。無用のトラブルはできるだけ避け、転職活動に集中できる環境を自ら作っていきましょう。

転職成功率UPの注意点:キャリアアドバイザーとこまめに連絡をとる

薬剤師向け転職サイト利用時の注意点の4つ目は、「キャリアアドバイザーとこまめに連絡をとる」です。

転職サイト・エージェントが提供している転職支援サービスに申し込むと、担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めていくことになります。

しかし、ひとりのキャリアアドバイザーが担当する利用者はひとりきりではありません。常に複数名の利用者を担当していて、同時に転職活動を進めていかなければならないので、どうしても優先順位がついてしまうのです。

そこで重要なのが、キャリアアドバイザーに対して転職意欲の高さをアピールすることです。

転職サイト・エージェントは、サービスを通じて利用者の転職が決定した場合、採用した企業から「紹介料」として報酬を受け取ることで成り立っています。

転職意欲の高さをアピールすることで「売り上げにつながりやすい人材」と認識してもらえれば、より手厚いサポートが期待できるでしょう。

好条件の求人が出た場合などに「あの人に提案しよう」とキャリアアドバイザーに思い出してもらえれば、転職成功率もぐっと向上するはずです。

以下のように、転職活動に積極的な姿勢を示して、キャリアアドバイザーに覚えてもらえるようにしましょう。

  • 電話やメールへの返信・対応をスピーディーに行う
  • こまめに連絡を取り求人紹介の依頼や状況報告をする
  • 求人情報に関する質問や相談を積極的にする

転職成功率UPの注意点:転職する時期・タイミングを決めておく

薬剤師向け転職サイト利用時の注意点5つ目は、「転職する時期・タイミングを決めておく」です。

転職サイト・エージェントのサービスを最大限活用するには、転職活動のスピード感を担当のキャリアアドバイザーと共有して歩幅を合わせて活動を進めていかなくてはなりません。

例えば、転職する時期が1ヵ月先と半年先では転職活動を進めるスピード感が違ってくるでしょう。1ヵ月先の転職を予定しているのに、求人紹介に何週間もかかってしまっては希望する時期に転職はできません。

そのため、キャリアアドバイザーと面談する前に、転職時期を決めておくことをおすすめします。

あらかじめ「〇ヶ月後に転職したい」と伝えておけば、そこから逆算して転職活動全体のスケジュールが組めます。

求人紹介、応募書類の準備、面接対策など転職活動全体の流れや行動すべきタイミングについて、求職者とキャリアアドバイザーとがしっかり共有できていれば、意識を合わせながら計画的に転職活動を進められるはずです。

一般的に、転職活動を始めてから内定を獲得するまでの期間は平均して2~3ヶ月程度と言われています。

以下に、転職サイト「doda」による転職活動にかかる期間の目安を紹介するので、スケジュールを立てる際の参考にしてください。(※スケジュールはあくまでも目安です)

必要な行動 期間(目安)
事前準備
(自己分析や情報収集)
1.5週間
書類作成・応募 2週間
面接 4~5週間
内定・退職・入社
(入社の検討や退職・入社準備)
4~6週間

転職成功率UPの注意点:上手くいかないときは別のサイトも使う

薬剤師向け転職サイト利用時の注意点の3つ目は、「上手くいかないときは別のサイトも使う」ことです。

転職サイトを利用していると、以下のようなことが起こる場合もあります。

  • 応募しても書類選考で落とされる
  • なかなか希望条件に合う求人が見つからない
  • 活動しているにもかかわらず、転職先が決まらない・内定がもらえない

このようなときは、思い切って別の転職サイトに利用を切り替えることをおすすめします。

負のスパイラルに陥っている原因は定かではありませんが、担当キャリアアドバイザーの力量不足(アドバイス力・応募書類添削力など)が関係していることがほとんどです。

別の転職サイト・他のキャリアアドバイザーとの出会いで、一気に転職活動が前進することも少なくありません。

上手くいかないことにこだわり続けるよりも、心機一転いちからやり直すことが、転職成功率UPに繋がるのです。

転職をサポートしてほしい!薬剤師転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントによって少々の違いはありますが、利用する際の基本的な流れはほとんど変わりません。利用の流れを押さえておくと転職活動もぐっとスムーズになるので、事前に確認しておきましょう。

ステップ1.登録

転職支援サービスを利用するには、まず会員登録が必要です。

サービスによって電話申し込みを受け付けているものもありますが、基本的には公式ホームページにアクセスして、登録フォームから必要事項を入力して登録作業を行います。

入力が必要な内容としては、以下のような項目があげられます。

【入力が必要な項目】

  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保有資格(薬剤師・認定薬剤師・薬剤師免許取得見込みなど)
  • 希望の転職時期
  • 希望の働き方
  • 希望勤務地

ステップ2.面談

電話・オンライン・対面などサービスや状況によっても異なりますが、登録完了後は、キャリアアドバイザーとの面談を行います。

面談では、基本的に以下のような内容をヒアリングされます。

【ヒアリング内容】

  • 経歴や保有資格
  • 現職の仕事内容
  • 転職の目的
  • 転職先への希望条件
  • 転職活動全体のスケジュール
面談は、アドバイザーが最適なサポートを行うための大切な場です。

必要なことをしっかり伝えられるよう、事前にノートやメモなどに用意しておきましょう。

また、「面接に自信がない」「キャリアの積み方に悩んでいる」というような悩みや不安があるなら、このタイミングでアドバイザーに伝えておきましょう。サポートしてほしいことや気になることを事前に伝えておけば、より適切なサポートを受けることができ、転職活動も進めやすくなります。

ステップ3.仕事の紹介

面談によって転職の方向性が明らかになったら、キャリアアドバイザーによる仕事の紹介が始まります。

興味のある求人があれば、その旨を担当者に伝えて応募に向けて手順を進めていきましょう。その際、「職場の雰囲気」「上司となる人の人柄」「スキルアップの体制」など、求人情報に記載されていない職場情報をアドバイザーに確認するのもおすすめです。

また、希望と異なる内容の求人が多い時は、一度アドバイザーに紹介した理由を聞いてみましょう。

アドバイザーは転職支援のプロです。「適している」「向いている」と判断して求人をおすすめしている可能性があります。

そのうえで、やはり希望と違う求人ばかり紹介される時は、「給与よりも残業なしの条件を重視したい」「どうしても土日休みにこだわりたい」というように、条件の優先順位を伝えたうえで再度求人の紹介を依頼してください。

もちろん、希望の求人が無い場合は無理に応募する必要はありません。

ステップ4.応募・書類選考

応募先を決めたら、「履歴書」「職務経歴書」などの提出書類を用意します。

書類の作成に自信がない人は、担当のキャリアアドバイザーにその旨を伝えて、添削や確認をお願いしましょう。

転職エージェントの中には、公式ホームページで書き方を紹介しているものや書類作成ツールを用意しているサービスもあります。サポートサービスについて事前に確認しておくと、書類選考の際も慌てずに済むでしょう。

ステップ5.面接対策・面接・条件の交渉

書類選考に通過したら、次は採用担当者との面接です。

転職エージェントの場合、面接日程の調整や採用担当者とのやり取りはキャリアアドバイザーが代行して行ってくれるので、求職者は面接対策に専念しましょう。

模擬面接は多くの転職エージェントが行っていますが、他にも以下のようなサポートを実施しているサービスもあります。

【転職エージェントが行っている面接対策の例】

  • これまでの面接内容の共有
  • 面接への同行
  • 面接の際の服装指導
面接が苦手な人は、「どんなサポートを行っているか」に注目して転職エージェントを選ぶのもひとつの方法です。

また、給与、手当、入社日などにおいて気になる点があれば、キャリアアドバイザーに交渉を依頼しましょう。必ず交渉が成立するとは限りませんが、交渉力の高いアドバイザーのサポートによって希望が叶う場合もあります。

ただし、内定獲得後では交渉を成立させるハードルが高くなります。双方の要望に折り合いがつかなければ、せっかくの内定が取り消しとなってしまう恐れもあるので、気になることがあれば早いタイミングでキャリアアドバイザーに伝えるようにしてください。

ステップ6.内定・入職

無事に内定を獲得できたら、転職エージェントが仲介となって必要な書類を取り交わします。正式な入社日が決定した後は、現職の退職や入職の準備に向けて動いていきましょう。

退職に際して必要なことを以下にまとめたので、参考にしてみてください。

【退職に向けてやるべきこと】

  • 直属の上司に退職を申し出る
  • 業務の引き継ぎを行う
  • 退職の手続きを行う
  • 有給休暇が残っている場合は消化する
  • 社内外への挨拶をする

失敗しない薬剤師専門の転職エージェントの選び方

「薬剤師の転職エージェントとは言っても、たくさんありすぎてどのサイトを選べばいいのかわからない」という人も多いかと思います。
 
どの転職エージェントが良いかは人によって様々。
 
自分の希望条件に合う求人情報が見つけられるよう、自分の希望を明確にしたうえで転職エージェントを選ぶのがおすすめです。
 
まずは下記のポイントを確認しておきましょう。

  • 希望勤務地
  • 職場(病院、薬局など)
  • 雇用形態
  • 職場環境

詳しく見ていきます。

全国?首都圏?希望勤務地によってはサポートがないことも

ほとんどの薬剤師転職サイトは全国を対象地域としていますが、首都圏を中心にしている転職エージェントの場合、対面式の面談や面接同行などのサポートの地域が限定されてしまいます。
 
自分が希望する勤務地域の求人が豊富か、転職エージェントのサポート範囲はどのくらいなのかをしっかり確認しておきましょう。
 
対面での面談ができない場合は、電話やメールでのサポートも可能です

薬剤師の職場は主に4つ!薬局、病院など、どこで働く?

薬剤師の就職先は、主に下記の4つがあります。

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 調剤薬局
  • 企業

転職エージェントによっては、希望する職場の求人が少ないこともあるので注意が必要です。また、得意とする職場が異なることも。
 
例えばドラッグストアで働きたいなら、OTC販売で求人検索ができる「薬キャリAGENT」への登録がおすすめです。より自分の希望に沿った求人が見つけられますよ。

希望雇用形態は正社員?契約社員、パート・アルバイトも

薬剤師として働く雇用形態は、主に「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」の3つ。
 
長く働きたいのなら正社員、気楽に期間限定で働きたいなら契約社員、時間の融通をきかせたいならパート勤務など、自分が希望する雇用形態の求人取扱があるかどうか確認しておきましょう。
 
なかには、正社員雇用の求人情報のみ取り扱う転職エージェントも。
 
パートや契約社員としての転職を考えている人は、とくに注意が必要です。
 
例えば契約社員で働きたいなら、マイナビ薬剤師などで「契約社員」に絞って求人情報を探してみましょう。

連絡方法やアフターフォローは?必要なサポートが受けられるか

一般的に、転職エージェントで受けられるサポートとしては以下のような内容があげられます。

【サポート内容】

  • キャリア面談
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接の日程調整
  • 条件の交渉や調整

このようなサポートは多くの転職エージェントで提供していますが、具体的なサポート内容には違いがあります。

例えば「キャリア面談」でも、電話・WEBで行うサービスもあれば、オフィスまで行ってたっぷり時間をかけて面談をするサービスもあります。

また、一口に「面接対策」といっても模擬面接だけのところもあれば、面接へキャリアアドバイザーが同行してくれるところもあります。

そのため、転職エージェントを選ぶ際には、「自分が必要としているサービスを提供しているかどうか」をしっかり確認しておくことが大切です。

スピーディーな転職がしたい方は電話面談やLINEでの連絡に対応しているサービスを、初めての転職で不安があるなら転職活動期間中だけでなく入職後もフォローしてもらえるサービスを、というように必要なサポートを提供しているサービスを選ぶと、何かとやることの多い転職活動もスムーズに進められるでしょう。

具体的なサポート内容は、各転職エージェントの公式ホームページに記載されているので、登録前に確認してみましょう。

人間関係は?繁忙期の様子は?職場の実態を知るために

求人票の紹介だけでなく、雰囲気や人間関係、繁忙期の様子など職場の実態を教えてくれるアドバイザーがいるかどうかは大変重要です。
 
アドバイザーが実際に勤務地まで足を運んで調査している施設かどうかは、ミスマッチを防ぐことにつながります。

普段から職場に赴き情報収集してくれる転職エージェントならば、自分が調べることができない有益な内部情報を教えてくれるでしょう。

求人票では知り得ない情報を知ることで、自分の性格や経験、転職理由を考慮した転職活動ができると言えます。

紹介がマッチしない場合に!検索項目が豊富なサイトがおすすめ

転職エージェントに登録すれば、いくつかの求人を紹介されますが、「いまいちピンとこない」ということもあるでしょう。

自分の希望条件を転職エージェント側に伝えたつもりでも、すべての条件を網羅した求人はなかなか出会えないもの。

そのなかで自分の希望条件を細かく設定できる求人検索機能があれば、自ら検索して「この求人に応募したい」と申し出ることや「この求人と似たような求人はないか」とキャリアアドバイザーに伝えることができます。

職種や勤務地、雇用形態など基本的な条件の検索はほとんどのサイトで可能ですが、「入職時期」や「副業可能」などの自分が譲れない細かい条件設定が絞り込めるかを確認しておきましょう。

薬剤師の転職に選ばない方がよい転職サイト・エージェント

薬剤師の転職には転職サイト・エージェントの利用は欠かせませんが、なかには薬剤師の転職に向いていない、もしくは自分の転職活動に適していない転職サイト・エージェントもあります。

ここでは、薬剤師の転職を成功させるために選ばない方がよい転職サイト・エージェントを紹介しましょう。

薬剤師の求人が少ない総合型転職サイト・エージェント

総合求人サイトは大手が多く、幅広い業種や職種を取り扱っており全体的な求人数が豊富です。しかし、その分専門職である薬剤師の求人は少ないと言えるでしょう。

複数の求人を比較検討するほどの求人を保有していないと、自分の希望条件に合った求人を見つけることが困難になってしまいます。

また、担当につくキャリアアドバイザーは薬剤師業界に詳しい可能性は低いでしょう。薬剤師の転職事情や業界の動き、雇用形態の把握や求められる能力などの知識がなければ、よりよい条件の求人を紹介してくれる希望は持てません。

薬剤師の転職を専門に扱っている転職サイト・エージェントに登録すれば、薬剤師業界の詳しい情報や適切なアドバイスが提供されるでしょう。

質が悪いキャリアアドバイザーは転職活動が滞る原因

担当のキャリアアドバイザーの質や相性は、転職活動に大きく影響します。

よって、希望条件とまったく合わない求人を紹介してきたり、応募を急かしたりするキャリアアドバイザーばかりが集まっている転職サイト・エージェントはただちに退会しましょう。

質の悪いアドバイザーの特徴は以下の通りです。

  • 親身に話を聞かないなどいい加減な対応をされる
  • 条件に合わない求人を何度も紹介してくる
  • 質問の回答が遅いなどレスポンスが悪い
  • 対応できない時間帯にしつこく連絡してくる
  • 内定辞退に応じない
  • 高圧的な態度をとってくる
  • 業界知識に乏しい

など。

担当の変更で好転する場合もあるので、一度は担当変更の申請をしてみましょう。それでも同じようなキャリアアドバイザーであるなら、その転職エージェントは質が悪いキャリアアドバイザーの温床となっていると考えられます。

総求人数・非公開求人数が少ないと選択肢が狭まる

保有している求人数が少ない転職サイト・エージェントは非公開求人数や独占求人数も少ないです。

保有している求人が多ければ多いだけ、選択の幅が広がり多くの求人を比較検討することができます。

また、非公開・独占求人は、応募者が殺到するような魅力的な優良求人が多いため、登録すれば紹介してもらえることが最大のメリットとも言えます。

直接紹介できる非公開・独占求人は採用率が高いため条件にマッチしていれば紹介してくれるはずなのですが、あまり紹介してくれない場合は非公開・独占求人の保有数が少ないからと言えるでしょう。

さらに、希望する勤務地の求人がない、希望雇用形態の求人が少ないなど希望条件に合致した求人が少ない転職サイト・エージェントも利用すべきではありません。登録前に公開検索である程度は把握できるので確かめておきましょう。

優秀なキャリアアドバイザーがいても希望の求人がなければ転職できません。分母を広げるためにもなるべく多くの求人を保有している転職サイト・エージェントに登録しましょう。

口コミや評判が悪い!実際に利用した薬剤師の評価は信ぴょう性が高い

登録しようと思っている転職サイト・エージェントの評判は、SNSや口コミサイトで簡単に見ることができます。

実際に利用したことがある人の経験談であるため、リアルな声を聞くことができるでしょう。

大抵どんなによい評判の転職サイト・エージェントでも悪い口コミは出てくるもの。人により感じ方や求めているものが異なるため、評価が分かれて当然です。

しかし、低評価が異常なほど多く、圧倒的に悪い口コミばかりである場合は、登録することを考え直した方がよいかもしれません。

すべてを鵜呑みにするのではなく、参考程度に調べてみましょう。

自分に必要なサポートを受けられない

いくら優良求人を保有していたとしても自分に必要なサポートがなければ、転職サイト・エージェントを利用する価値が半減してしまいます。

どんな転職支援サービスが受けられるのか、どの程度のサポートなのか各転職サイト・エージェントによって異なるため、自分が転職サイト・エージェントに求めるサポートはどんなことなのかを明確にしておきましょう。

  • 対面のキャリアカウンセリング
  • 自己分析の補助
  • 非公開・独占求人の紹介
  • 履歴書や職務経歴書などの書き方指導・添削
  • 細やかな面接対策
  • 模擬面接
  • 紹介文の提出
  • 面接同行
  • 面接日程の調整
  • 条件交渉
  • 入職後のアフターフォロー

など。

例えば「苦手な面接の模擬を受けられる」と思い込んで登録したとしましょう。実際面接の日程が決まったときに「面接の練習をしてくれると思っていた」と途方に暮れてしまいますよね。

そうならないためにも、必要なサポートが受けられる体制が整っている転職サイト・エージェントを選びましょう。

薬剤師転職エージェントは複数登録がおすすめ!転職成功の秘訣

薬剤師の転職を成功させるには、薬剤師専門のエージェントの活用は欠かせません。
 
2つ以上の転職エージェントに登録すれば、転職成功への近道になりますよ。
 
各転職エージェントはそれぞれの独占求人を多数保有しているため、1つだけの登録では自分の希望条件に合った求人を見逃す恐れがあります。
 
自分の希望条件に合った求人情報をより多く得るためにも、複数登録して比較検討の材料にしましょう。
 
また下記の場合は、別の転職エージェントへの登録を検討してもよいかもしれません。

  • 一般向け転職エージェントで使いづらい
  • 転職エージェントの対応が悪い
  • 希望求人が少ない

一般向けより、薬剤師に特化した転職エージェントがおすすめ

薬剤師という専門的な職業での転職は、薬剤師に特化した専門の転職エージェントの利用がおすすめです。
 
一般向けのエージェント全体の求人数が多くても、薬剤師の求人数は限られてしまうこともあります
 
また勤務先も病院や薬局など専門的な知識を必要とする業界です。薬剤師専門のアドバイザーであればそういった業界の転職知識も豊富で、より的確な転職活動のアドバイスを受けられますよ。

担当アドバイザーの対応が悪いなら変更も可能

転職エージェントに登録すると一人ひとりに担当キャリアアドバイザーがつき、個人に合わせた転職活動のサポートをしてくれます。
 
薬剤師の転職は、担当アドバイザーが結果を左右するといっても過言ではありません。
 
担当アドバイザーが自分に合うかどうかは登録してからわかることですが、「なんか違う」と思ったら担当アドバイザーの変更依頼も可能。
 
親身に対応してくれない、エージェントの都合を押し付ける、レスポンスが悪いなど、対応が悪いと感じた場合は、他の転職エージェントに頼るのも一つの手です。

複数登録すれば、希望条件に合う求人紹介の比率が上がる

多くの転職エージェントが非公開求人を保有しており、登録しなければ全ての求人情報を知り得ることはできません。
 
希望条件に合う求人が少ないからといって、転職をあきらめるのは得策ではありません。
 
他の転職エージェントに相談して、自分に合った求人情報を紹介してもらいましょう。
 
転職エージェントごとに保有している求人は異なるので、複数登録しておけば、それだけ希望通りの求人と出会う確率が高まります。

各転職エージェントの特徴や強みを利用しよう

数ある薬剤師に特化した転職エージェントには、それぞれの特徴や強みがあります。

「求人数が多い」大手薬剤師転職エージェントの他に、「30代に強い」「ママ薬剤師向け」「高年収ハイクラス向け」「地方に強い」「若手薬剤師向け」など、自分の属性や置かれた状況などに沿った求人を多く扱っている転職エージェントを利用することで早くに希望の求人に出会えるのです。

それぞれの転職エージェントを使い分けることで選択肢が広がり、求人と自分の希望条件を照らし合わせながら転職活動を進めることができます。

転職サイトを利用して薬剤師転職をする3つのメリット

仕事を探す方法はさまざまですが、転職サイトを利用して転職活動を行うとどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、転職サイトを使って転職先を探す際のメリットを3つに分けて解説します。

メリット1.求人数が多い

転職サイトは、とにかく求人数が多いです。

全国の求人情報が掲載されていて、なかには「人気の転職先ランキング」や職種ごとに求人特集としてまとめているサイトもあり、ネット環境さえあれば、誰でも手軽に豊富な求人情報を閲覧・比較・検討することができます。

また、職種・業種・勤務地・働き方など、多種多様な求人情報が掲載されている転職サイトなら、検索している中で新たな仕事へ興味を持つこともあるでしょう。

希望の仕事以外の選択肢が広がるという点も、転職サイトを利用するメリットです。

メリット2.気になる求人にすぐに応募できる

転職サイトには、常に豊富な求人情報が掲載されています。気になる求人があれば、その場ですぐに応募できるので、「急いで転職したい」という人でも、スピーディーに転職活動が始められます。

また、転職サイトでは新着求人として日々、情報を更新しています。希望勤務地や希望職種の募集状況について、いつでもどこにいてもチェックできて非常に便利です。

手軽に募集状況を把握できるのも、転職サイトを利用する大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3.自分のペースで転職活動が進められる

転職サイトを利用した転職活動では、応募企業も、応募時期も、すべて自分自身で決めることができます。

以下のような場合でも、転職への意欲や現職との兼ね合いに応じて転職活動のペースを変えられるので、無理なく転職先が探せるでしょう。

  • 「転職するか分からないが、求人情報だけは確認しておきたい」
  • 「迅速に転職先を決めたいから複数の病院へ応募したい」
  • 「現職が繁忙期の〇月は転職活動を一旦ストップしたい」

メリット4.採用担当者と直接コンタクトがとれる

転職サイトを通じて応募した場合は、自ら応募先の採用担当者と連絡をとらなくてはなりません。

一見すると面倒に感じる作業です。応募すれば応募するほど連絡を取り合わなければならない企業も増えるので、特に働きながら転職活動をする方にとっては負担に感じることもあるでしょう。

しかし、採用担当者と直接コンタクトを取ることで、応募書類や面接以外の場で自分自身を知ってもらうチャンスが生まれます。

きちんとした言葉遣いやマナーで応対したり電話・メールに対して迅速に対応したりと、社会人として当たり前のことであっても転職に前向きな姿勢を示すことができれば好印象にもつながるでしょう。

また、面接の日程調整や条件面の確認なども、直接採用担当者とやりとりできれば第三者を介するよりも事がスムーズに進むはずです。

メリット5.転職支援サービスを利用すれば転職の相談ができる

薬剤師向けの転職サイトが提供している転職支援サービスに登録すると、専任のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動に取り組めます。

就職活動では同年代の仲間と苦労を分かち合いながら就職先を探せますが、転職活動の場合、開始時期も終了時期も人それぞれです。

どこに応募するか、何社応募するかも自分自身で決めなくてはならず、そもそも転職するかどうかの決断から自分自身で下さなければなりません。

孤独な転職活動のなかで壁にぶつかって思い悩むことも多いでしょう。

そんなとき、キャリアアドバイザーの存在があれば、転職活動のなかで生じる不安や疑問なども気軽に相談できます。

薬剤師転職について知り尽くしているキャリアアドバイザーからサポートやアドバイスを受けることで、厳しい転職活動を乗り越えていけるでしょう。

転職サイトは使わないほうがいい?転職サイトを利用するデメリット

転職サイトを利用するメリットを紹介しましたが、一方でデメリットもあります。ネット上では転職活動の手段として転職サイトを「選ぶな」「使わない方がいい」などの厳しい意見もあるのは事実。

転職活動で後悔しないよう、注意点についても理解しておきましょう。

デメリット1.転職活動のすべてを自分で行わなければならない

転職サイトを利用した転職活動では、応募から入職までのすべてを自分ひとりで行わなければなりません。

具体的な内容としては、以下のようなことがあげられます。

【転職活動に必要なこと】

  • 求人探し・応募先の選定
  • 自己分析や企業研究・情報収集
  • 履歴書・職務経歴書の作成
  • 面接の練習
  • 求人先との連絡・調整
  • 入職の条件の確認・交渉

応募先が少なければ、連絡や日程調整も容易でしょう。しかし、複数の薬局や病院へ応募する場合は、書類提出の期日や面接日などのスケジュール管理を自分でしっかりと行う必要があります。

「面接日時がバッティングしてしまった」「面接日を誤解していてすっぽかしてしまった」なんてことが起きては大変です。スケジュール管理アプリや手帳などを上手に活用して、転職の可能性を無駄にしないよう心がけましょう。

デメリット2.自分に合う職場かどうかの判断が難しい

転職サイトに掲載されている情報だけでは、自分に合う職場かどうかが分からない場合もあります。

転職活動を成功させるには、徹底した情報収集を行い、自分に合う職場を見つけることが肝心です。しかし、求人票の中には、年収や仕事内容など、最低限の情報しか記載していないものも含まれています。

その場合は、「ネットで口コミや表案を調べる」「実際に働いている人がいないか、友人や同僚に聞いてみる」などして、自分自身で求人先の情報収集を行うことが必要です。

そうして集めた情報を元に、改めて自分にとって最適な転職先かどうかを自分ひとりで考えて決断しなければなりません。

転職サイトは気軽に利用ができる反面、手間やリスクもあることは覚えておいたほうが良いでしょう。

デメリット3.転職エージェントが保有する独占・非公開求人に応募できない

転職サイトには多くの求人が掲載されていますが、転職エージェントはそれ以上に多くの求人を保有しています。

そして、転職エージェントは独自のルートや営業力で独占・非公開求人を開拓しているため、転職サイトにはない求人を多数保有しているのです。中には、保有求人の半分以上が非公開求人という転職エージェントもあるほど。

独占・非公開求人は、公開募集すれば応募が殺到するような優良求人や希少求人が多く、転職エージェントに登録しなければ紹介してもらえません。

よって、転職サイトのみを利用している場合は、魅力的な求人に出会える可能性を狭めてしまっていると言えるでしょう。

デメリット4.必要以上に登録してしまう可能性がある

薬剤師向けの転職サイト・エージェントは、併用することで転職先の可能性を広げることができます。

また、多くの薬剤師向け転職サイトではエージェントが求職者と求人先とをつなぐ転職支援サービスを無料で提供しています。そのため、「少しでもチャンスを増やしたい」と次々と申し込む人もいるでしょう。

しかし、必要以上に登録してしまうと、転職サイト・エージェントからの連絡に追われてしまうかもしれません。

一般的に転職サイト・エージェントが転職支援サービスを提供する際、利用者にとって最適なサポートを行うために、まずは情報のヒアリングを行います。

ヒアリング内容は、主に次のような内容です。

  • 現在の仕事の状況
  • 保有する資格
  • これまでの経歴・職歴
  • 転職先に求める条件

電話・WEBで行っているサービスもありますが、登録後に直接オフィスで利用者と担当キャリアアドバイザーとが対面式で行う「キャリア面談」を実施しているサービスも少なくありません。

登録した薬剤師転職サイト・エージェントの数だけ、こうしたヒアリングやキャリア面談を行うことになるので、「次々と電話がかかってきて対応しきれない」「休みのたびにどこかのオフィスに行かなくてはならずゆっくり休めない」といった状況に陥る可能性があります。

特に働きながら転職活動をする場合は、仕事以外の限られた時間のなかで対応しなくてはならないので、転職活動早々に疲れ切ってしまい転職すること自体、諦めてしまいたくなるかもしれません。

これらのことから、いくら登録や利用に費用がかからないからといても、やたらに転職サイト・エージェントに登録するのは避けたほうが無難と言えます。

併用するとしても2~3社程度、自分自身で対応や管理が可能な範囲に留めておくようにしましょう。

デメリット5.担当者からの連絡を「しつこい」と感じる可能性がある

薬剤師向け転職サイト・エージェントのサポートに申し込むと、希望に合った求人が見つかったときや転職活動の状況確認のために、担当のキャリアアドバイザーから電話やメールなどで連絡が入ります。

連絡の頻度や担当者や転職活動の状況によっても異なりますが、利用者によってはそうした連絡を「しつこい」「煩わしい」と不快に感じる可能性もゼロではありません。

「良い求人が出たから早く知らせたい」「手厚いサポートがしたい」というように、良かれと思って連絡をしているキャリアアドバイザーもいます。同時に、そうした対応を「親身」「丁寧」と受け取る利用者もいるので、連絡があること自体はデメリットとは言い切れないでしょう。

そうは言っても、電話連絡があまりに多いと対応しきれなかったり仕事に支障が出たりと困惑してしまうのも当然です。

まずは、転職サイト・エージェントの利用時はサービス側から必要な連絡が入ることは理解しておく必要があるでしょう。

加えて、「連絡手段」「連絡の時間帯」「連絡の頻度」などについて要望があれば、サービス登録後、なるべく早いタイミングで担当者に伝えておくことをおすすめします。

「基本的な連絡はメールでお願いします」「日中は仕事で電話で出られないので18時以降に折り返しお電話させていただきます」というように、あらかじめ伝えておけば担当者とのやりとりにストレスを感じることも少なく済むはずです。

デメリット6.転職エージェントとトラブルになる場合がある

薬剤師向け転職サイトでは、転職エージェントサービスが利用できる場合がほとんどです。

転職エージェントサービスを利用すると、担当のキャリアアドバイザーを通じて転職活動を行うことになります。

そのため、担当キャリアアドバイザーとトラブルになることが少なくないのです。

  • 担当キャリアアドバイザーと性格が合わない
  • 担当キャリアアドバイザーが礼儀正しくない
  • 担当キャリアアドバイザーの連絡が遅い
  • 担当キャリアアドバイザーからの連絡がしつこい
  • 希望条件の求人を紹介してくれない
  • 希望条件以外の求人を強引にすすめてくる
  • 希望条件以外の求人を断ると、態度が急変した
  • 求人をほとんど紹介してくれない

以上は、実際にあったトラブルのほんの一部です。

特に、「担当キャリアアドバイザーと性格が合わない」というトラブルは、薬剤師向け転職サイト以外の一般向け転職エージェントサービスでも、よく聞くトラブルのひとつです。

転職サイト側とトラブルになる可能性も想定しておくと良いでしょう。担当キャリアアドバイザーを変更してくれる薬剤師向け転職サイトを利用するか、もしくは薬剤師向け転職サイトを複数併用しておくことをおすすめします。

デメリット7.転職サイトの事前情報が正しくない場合がある

薬剤師向け転職サイトを利用すると、求人票に記載されている情報だけではなく、担当のキャリアアドバイザーから、職場についてのさまざまな情報を得ることができます。

「職場の内情を知りたい」という気持ちで、薬剤師向け転職サイトを利用する方も多いでしょう。

しかし、担当キャリアアドバイザーによっては、仕事内容や職場の雰囲気、人間関係などの内情をしっかり把握していないことがあります。

また、病院や企業に人材を送り込むため、わざと良いことだけを教える悪質なキャリアアドバイザーもいます。

そういった場合は確実に早期離職に繋がるため、「薬剤師向け転職サイトは選ぶな」「薬剤師向け転職サイトは使わないほうがいい」と言われているのです。

事前に職場見学や職場体験ができる病院や施設も少なくありません。長く働きたい方やどうしても気になる方は、職場見学等ができるかを相談してみるといいでしょう。

薬剤師向け転職サイトを使う?使わない?利用の判断基準

「薬剤師向け転職サイトは使わないほうがいい」と言われる理由については、前項の「転職サイトは使わないほうがいい?転職サイトを利用するデメリット」でご紹介しました。

薬剤師向け転職サイトのメリット・デメリットを知ったうえで、「じゃあ私は使うべきなの?使わないほうがいいの?」と利用の判断基準に困っている方もいるのではないでしょうか。

実際に利用してみなければ、利用の向き不向きはわからないかもしれません。しかし、利用の判断基準があれば、時間を無駄にしてしまう可能性は少なくなるはずです。

ここでは、薬剤師向け転職サイト利用の判断基準をご紹介します。

使うほうがいい人・使わないほうがいい人の特徴について、以下の表にまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

使うほうがいい人 使わないほうがいい人
・初めて転職活動を行う人
・転職活動の時間がない人
・優柔不断で優先順位が決められない人
・たくさんの求人や非公開求人を見たい人
・事前に職場の内情(仕事内容や人間関係)を知りたい人
・病院以外で働きたい人
・職歴にブランクがある人
・主体的に自分のペースで転職活動がしたい人
・転職したい職場の候補がすでに決まっている人
・転職活動をスムーズに進めたい人
・人脈などを頼って転職活動をするつもりの人
・転職に関して他人からの助言は特に必要がない人

ここからは、薬剤師向け転職サイトを使うほうがいい人・使わないほうがいい人について、もう少し詳しくご説明していきます。

時間に余裕がない人は薬剤師向け転職サイトを使うほうがいい

薬剤師向け転職サイトを使うほうがいい人は、特に以下のような人です。

  • 初めて転職活動を行う人
  • 転職活動の時間がない人
  • たくさんの求人や非公開求人を見たい人
  • 事前に職場の内情(仕事内容や人間関係)を知りたい人
  • 病院以外で働きたい人

薬剤師向け転職サイトは、転職エージェントサービスが利用できる場合がほとんどです。

そのため、以上の条件に当てはまる人は、

  • 履歴書の書き方から面接対策まで、転職活動をあらゆる面でサポートしてくれる
  • 隙間時間を活用できる
  • 多くの求人が掲載されている
  • 事前に職場の内情(仕事内容や人間関係)を教えてもらえる
  • 病院以外の求人が掲載されている

という、転職エージェントサービスのメリットを存分に活かすことができます。

転職エージェントサービスにはデメリットも多いですが、それを考えてもメリットのほうが明らかに大きいです。

また、複数の転職サイトを併用することで、デメリットを減らすこともできます。

冒頭の条件に当てはまる人は、ぜひ利用を検討してみてくださいね。

主体的に動ける人は薬剤師向け転職サイトを使わないほうがいい

薬剤師向け転職サイトを使わないほうがいい人は、特に以下のような人です。

  • 主体的に自分のペースで転職活動がしたい人
  • 転職したい職場の候補がすでに決まっている人
  • 転職活動をスムーズに進めたい人

前項でもお伝えしたとおり、ほとんどの薬剤師向け転職サイトで、転職エージェントサービスが利用できます。

転職エージェントサービスのデメリットはいくつかありますが、主体的に転職活動を行いたい人にとって、「自分のペースで転職活動ができない」ことは特に大きなデメリットです。

すべての転職活動を担当のキャリアアドバイザーを通じて行うため、少なからず時間のロスも発生します。「早く返信して!」と、じれったくなるかもしれません。

自分のペースでスムーズに転職活動を行いたい人には、薬剤師向け転職サイトは不向きでしょう。

ただし、求人のみを見られる(病院や企業とのやりとりは利用者が直接行う)薬剤師向け転職サイトも存在します。転職エージェントサービスが利用できるサイトと比べれば、掲載求人数は劣ってしまうものの、薬剤師向け求人だけが掲載されているため求人を探しやすいですよ。

転職活動の前に知っておきたい!薬剤師の転職事情

転職活動を本格化する前に、知っておいたほうがいい情報があります。

それは、「薬剤師の転職事情」です。

薬剤師の転職市場、つまり薬剤師の転職事情を知ることで、これからの転職活動の動きが変わってくるはずです。

ライバルに大きく差を付けて、希望の就職先に転職しましょう!

コロナ禍は薬剤師の転職市場に大きく影響している

新型コロナウイルス感染症の流行により、薬剤師の転職市場にも変化がありました。

コロナへの感染を危惧し、病院通いを控える患者が増えました。顧客が減ったことにより、経営が苦しくなったり、倒産したりする調剤薬局が増えたのです。

新型コロナウイルス感染症流行前は、「薬剤師は国家資格の手堅い専門職だから」と、転職市場での価値も高く、転職自体が容易に考えられていました。

しかし、今は違います。

  • 条件の良い求人は取り合いになるため、転職の難易度が上がった
  • 年収の高い製薬会社の転職競争率がさらに上がった
  • 病院控えなどの影響でドラッグストアの需要が増え、調剤室を併設するドラッグストアの出店が多くなり、ドラッグストア勤務の求人が増えた

上記はコロナ禍の影響のほんの一部です。薬剤師の転職市場はコロナ禍以前とその後では、確実に変わっていることを、頭の片隅に入れておいてくださいね。

令和4年度の薬剤師の平均年収は「583.4万円」

薬剤師向け転職サイト「マイナビ薬剤師」では、厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」の分析に加えて、自社の保有する求人などから業種別の平均年収などを算出しています。

マイナビ薬剤師の記事によれば、令和4年度の薬剤師の平均年収は「583.4万円」だそうです。

また、マイナビ薬剤師独自の調査である業種別の年収の傾向については、

調剤薬局 428.7~596.3万円
病院薬剤師 401.4~542.2万円
ドラッグストア 446.5~594.3万円
製薬会社 431.1~664.4万円
製薬会社の年収一番が高く、それに次いで昨今増えているドラッグストアでの年収も高い傾向にあります。
引用元:マイナビ薬剤師「転職準備に関する質問と回答」の「薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか?」の質問に対する回答記事より

以上のような結果を掲載しています。

ちなみに、厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によれば、一般労働者の賃金の平均年収値は「311.8万円」です。

加えて、マイナビ薬剤師では過去5年間の薬剤師の平均年収の推移も掲載していますが、

2023年 583.4万円
2022年 580.5万円
2021年 565.1万円
2020年 561.7万円
2019年 548.3万円
年によって若干の増減はありますが、ほぼ550~580万円となっており、薬剤師は比較的高い平均年収を維持していると言えるでしょう。
引用元:マイナビ薬剤師「転職準備に関する質問と回答」の「薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか?」の質問に対する回答記事より

他業種と比較しても、薬剤師の年収が安定して高い水準であることには間違いないでしょう。

薬剤師の転職のしやすさに、薬剤師の年齢・年代は関係する

すでにご存知の方もいるかもしれませんが、薬剤師の転職のしやすさに薬剤師の年齢や年代は大きく関係します。

薬剤師の転職について、薬剤師の年代別に表にまとめました。以下をご覧ください。

20代 勤続年数1~2年以内での転職は難航する場合が多く、戦略を立てて計画的に転職活動を行う必要があります。
・突発的な退職には慎重になるべき年代ですが、若さを理由に転職もしやすいメリットもあります。
・転職のしやすさから、転職回数が増える方も少なくありません。転職回数の多さは、長い目で見るとマイナスに働くケースが多いです。
無闇に転職を行うのではなく、今後キャリアプランも見据えて転職活動を行うことをおすすめします。
30代 薬剤師としてはもっとも転職しやすい年代で、30代が転職のピークだと言われています。
・給与アップやスキルアップのために転職する方が多いです。
・ライフスタイルの変化に合わせて転職する方も少なくなく、これまで積み重ねてきたスキルや実務経験によって転職のしやすさが変わります。
ワークライフバランスを考える方、ハイキャリアを目指す方によって転職活動の方法が変わるため、自分の働き方の軸をしっかり持つようにしてください。
40代・50代 ・経験豊富な40代・50代の薬剤師を求めている職場も多いです。
特に店舗数が増え続けているドラッグストアは管理職を求めていることが多く、業種を変えることを視野に入れることで、より一層転職しやすくなります。
・20代や30代より転職の難易度は上がるものの、これまでの実績やコミュニケーション能力などを上手くアピールすることで、好条件で転職できる可能性が高くなります。
・若手が多い職場を狙うより、管理職待遇の求人やハイクラス求人を豊富に扱う転職サイトを利用するほうが、転職しやすいかもしれません。
50代以上になると転職サイトを利用するより、これまで築いてきた人脈(伝手)を利用するほうが、良い結果に転ぶ場合も多いです。

これはどの業界にも言えることですが、若い世代のほうが転職はしやすいです。

しかし、これまで積み重ねてきたスキルや実務経験を、採用担当者にしっかり伝えることで転職への道は意外とすんなり拓かれます。

自身の年齢・年代に合わせた戦略を立て、転職活動を上手く勝ち抜きましょう。

転職の狙い目はココ!薬剤師の転職しやすい時期やタイミング

「今すぐ転職を考えていないけれど、いつかは転職したい!」「転職活動に時間をかけてもいいから、少しでも良い条件で転職したい!」と、転職活動に余裕のある方や希望条件にこがわりがある方も多いのではないでしょうか。

そんな方たちが気になるのは、きっと転職しやすい時期やタイミングですよね。

薬剤師が転職する狙い目は、ずばり「薬剤師の求人数が増える1月から3月の期間」です。

どうして1月から3月は薬剤師の求人募集が多くなるのでしょうか。

答えは、「12月のボーナス支給後の時期だから」です。

ボーナスをもらって退職する方が多いため、1月から3月は求人の募集が増えるのです。

もちろん、夏のボーナス後の7月から9月も求人数が増えるタイミングではありますが、冬のボーナス後の1月から3月のほうが圧倒的に求人数は多いです。

また、薬剤師の募集が増える1月から3月であれば、条件の良い求人も多く掲載されるようになります。

転職時期にこだわらず転職活動を行うなら、1月から3月の薬剤師の求人数が多い時期が狙い目ですよ。

薬剤師が転職で失敗しないためのチェックポイントや必要な対策を紹介

ここでは、薬剤師が転職で失敗しないために求人票でチェックするべき項目・内容や入職を決める前に必要な対策について紹介します。

転職エージェントを利用すればキャリアアドバイザーがサポートしてくれますが、転職サイトを介して自分ひとりで応募・選考を進める場合、職場について自分自身でしっかり確認しなければならないので、後悔しないためにもぜひチェックポイントを押さえておきましょう。

年収・給与は基本給だけでなく各種手当や保険料も確認する

求人票に記載されている年収・給与を見るときは具体的な内訳まで確認して、実際に受け取る金額がいくらくらいになるのがしっかり把握しておきましょう。

以下に、特に確認しておきたい項目と内容について紹介します。

残業手当 ・何分刻みで計算されるか
・上限金額は設定されているか
・みなし労働時間制(固定残業代制)の場合、何時間分の残業を含んでいるか
住宅手当 ・支給対象となる条件はどんなことか
・支給される期間はどれくらいか、何歳までか
保険料 ・社会保険加入か協会健康保険加入か
・自分の働き方が社会保険加入の対象となっているか

年収や給与額は生活に大きく関わる問題なので、内定を受ける前にしっかり確認しておくべきポイントです。

しかし、選考の初期の段階に質問したり面接で真っ先に自ら給与の話を切り出したりすると、採用担当者にマイナスの印象を与えかねません。

おすすめのタイミングは、「面接の終盤、面接官から『何か質問はありませんか』と聞かれた際、いくつか他の質問をした後」です。

あらかじめ複数の質問を用意して職場環境や働き方と絡めた表現で質問をすれば、印象を悪くせずに済みます。

「差し支えのない範囲で構いませんので教えていただけますでしょうか」などと、前置きをしたうえで尋ねましょう。

なお、リクルートエージェントではおすすめのタイミングとして「採用が近くなってから」と示しています。

直接的な聞き方は避け、採用が近くなってから質問するようにしましょう。

選考の早い段階で給与や待遇について質問すると、“給与で会社を選ぶ”という印象を与えてしまう恐れがあります。なるべくなら会社側から説明があるまで待ち、説明がなかった場合に質問するようにするといいでしょう。タイミングは最終面接時、または内定通知を受けたときなど、採用が近くなってから確認するようにしてください。

その際も、「私の給与はいくらになりますか」などとストレートに尋ねるのではなく、「入社後の生活を具体的にイメージしたいのですが、給与や休日・休暇のシステムを教えていただけますか」など、会社の仕組みについての質問として聞くようにするとよいでしょう。入社を前向きに検討していることが伝わる聞き方をすることがポイントです。

引用元:リクルートエージェント 面接に関するQ&A

せっかく内定獲得まであと一歩という状況なのに、給与について質問したことがきっかけで印象が悪くなってしまってはもったいないです。タイミングと聞き方には十分に注意しましょう。

働きやすさは休日や薬剤師の人数・処方箋の枚数など確認する

「プライベートの時間も大事にしたい」「仕事と育児を両立させたい」などライフスタイルに合わせた働き方を目指すなら、「休日」「薬剤師の人数」「処方箋の枚数」をチェックすることをおすすめします。

まずは「休日」についてです。

求人情報の求人に関して確認する前に理解しておくべきなのが、「週休2日制」「完全週休2日制」の違いです。

完全週休2日制とは、1年を通して、毎週2日の休日があること。たとえば、毎週土曜と日曜、水曜と日曜が必ず休みになる場合などを指します。

引用元:エン転職 転職大辞典「週休2日制と完全週休2日制の違い」

週休2日制とは、1年を通して、月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがあることです。たとえば、毎週日曜と第2水曜が休みとなる場合や、1年のうち1月、4月、7月、10月の第2土曜だけ出社する場合などを指します。

引用元:エン転職 転職大辞典「週休2日制と完全週休2日制の違い」

薬剤師の主な職場となる薬局の場合、毎日開局しているところもあれば「日曜」「祝日」など定休日を設けているところもあります。

「週休2日制」「完全週休2日制」と、言葉は似ていてもその意味は大きく異なり、実際に取得できる休日日数も大きく変わってくるので、求人情報を見る際には必ず確認しておきましょう。

合わせて、求人情報の記載内容と実態に相違がないかも確認しておく必要があります。人手不足の薬局のなかには、「実質、週に1日しか休めない」といったケースもあるので十分に注意してください。

薬剤師にとって働きやすい職場かどうかは、「薬剤師の人数」「処方箋の枚数」から推察することもできます。

店舗あたりの人数が少なければ、休みを取得しづらかったり「休みたい」と言いづらい環境にあったりといったことが容易にイメージできるでしょう。

パート社員や派遣社員が多く正社員の人数が少ない薬局の場合は、業務負荷が正社員に集中してしまう…なんてことも可能性として考えられます。

また、1人あたりの処方箋枚数が多い場合、「常に気が抜けないほど忙しいのでは」「時間外業務が発生しがちなのでは」というような予想もできます。

ちなみに、「1日平均40枚の処方箋に対して薬剤師を1人配置する」ということが厚生労働省によって定められています。

その職場の忙しさや残業の程度を知るための目安になるので、1人あたりの処方箋枚数はぜひチェックしておきましょう。

転職前に職場見学をして業務内容や職場環境を確かめる

求人票から得られる職場情報にはどうしても限りがあります。

また、転職サイトを介して直接採用担当者とやりとりした場合でも、面接では面接官が担当するので、実際に勤務する職員の様子や現場の雰囲気はなかなか把握できません。

そこでおすすめなのが、転職前の職場見学です。

職場見学とはその名の通り、応募先の職場を直接訪れて現場を見学させてもらうことです。

職場見学は、応募先に見学できるかどうかを直接確認するか、転職エージェントであればキャリアアドバイザーを通じて申し込むことができます。

薬剤師の場合、薬局内という決して広くはない空間で同じメンバーと過ごします。そのため、職場環境が快適であれば良いですが、そうでない場合、心身にかかる負担も大きくなってしまうでしょう。

実際に足を運んで自分自身の目で職場を確認できれば、求人票を見ているだけでは分からないリアルな職場情報を実感として得ることができるので、転職前にはぜひ積極的に職場見学をさせてもらいましょう。

以下に、職場見学でチェックするべきポイントを紹介するので参考にしてください。

職場の雰囲気 ・薬剤師の人数や雇用形態
・薬剤師の年齢層
・薬剤師の男女比率
・若々しい雰囲気か、落ち着いた雰囲気か
薬剤師の応対 ・患者さんに対して失礼のない言葉遣いや応対ができているか
・患者さんとの会話やコミュニケーションに問題がないか
・薬剤師同士のやりとりがギスギスしていないか
・薬剤師と事務スタッフがうまく連携しているか
・見学者に対して挨拶を返してくれるか
薬局長の様子 ・薬局長の人柄や人間性はどうか
・パワハラのような言動をしていないか
・意見を受け入れるような様子はあるか
職場の設備 ・調剤危機が充実しているか
・どのメーカーの機器を使っているか
・「散財分包機」「レセコン」「薬歴管理システム」などの機種は何か
職場の衛生状況 ・業務管理がしやすいよう整理整頓されているか
・店舗やトイレの清潔さは保たれているか
休憩室 ・落ち着いて休める休憩室があるか
・落ち着いて休める立地や広さか
・休憩室で食事はとれるか

転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問に答えます!

転職活動が初めての人にとっては、転職サイトの利用についても分からない点が多いことでしょう。ここからは、転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問についてお答えしていきます。

企業が転職サイト・転職エージェントへ報酬を支払うため無料で利用できる

Q:無料で利用できるのはなぜ?
A:転職サイトや転職エージェントを無料で利用できるのは、利用者ではなく企業から収入を得ているからです。

薬剤師転職サイト・転職エージェントに登録した薬局や病院は、実際にそのサイトを通じて転職が決定した際にサービス側へ報酬を支払います。

自社のホームページに求人を出すなど、人材募集の方法は他にもありますが、転職希望者が薬局や病院・クリニックなどのホームページをひとつひとつ確認するのは困難です。

その点、転職サイトに求人を出せば、より多くの転職希望者に対して求人を知ってもらうことができるのです。

転職サイトは一人で転職活動を進める!サポートが欲しいなら転職エージェントを活用しよう

Q:転職サイトと転職エージェントの違いとは?
A:転職サイトは自分で求人を検索して応募します。転職エージェントでは、キャリアアドバイザーのサポートを受けて転職活動を進めます。

転職サイトと転職エージェントは、どちらも転職活動で多くの人が利用していますが、それぞれ以下のような特徴があります。

  • 転職サイト…ネットなどに多数の求人情報を掲載しているサービスです。さまざまな業界・職種の求人が掲載されており、求職者自身で求人の検索や応募ができます。
  • 転職エージェント…転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、利用者と求人先との間に入って最適な転職を実現します。求人紹介・面接日程の調整・面接対策などのサポートが受けられます。

大きな違いとしては、以下の2点があげられます。

【転職サイトと転職エージェントの大きな違い】

自由度 応募できる求人
転職サイト 自分のペースで転職活動が進められる 豊富な求人の中からいつでも何社でも応募が可能
転職エージェント アドバイザー経由で転職活動を行う 求人を厳選して紹介してくれるので自由に応募はできないが、非公開求人への応募ができる
転職サイトは自由度が高い反面、すべてを自力で行う必要があります。転職エージェントはアドバイザーと活動を進めるため、一定の期間がかかりますが、さまざまなサポートを受けることができます。

転職サイトの種類は3つ!薬剤師転職なら業界専門の転職サイトがおすすめ

Q:転職サイトの種類は何がありますか?
A:転職サイトは大きく分けて3種類、一般的な求人サイト、業界専門の求人サイト、転職エージェントサイトがあります。

一般的な求人サイトは、あらゆる業界・職種の求人情報を扱っています。一方、業界専門の求人サイトは特定の業界、例えば薬剤師専門などの求人を扱っています。

転職エージェントサイトは専任のキャリアコンサルタントが求職者をサポートし、非公開求人情報を提供することが特徴です。

現在、薬剤師転職サイトからの祝い金の支給はない

Q:祝い金がもらえる転職サイトはありますか?
A:現在、祝い金を支給している転職サイト・エージェントはありません。

「祝い金」とは、転職サイト・エージェントを介して転職が成功した場合、サービス側が求職者へ支給する金銭のことです。

たしかに以前は、こうした「祝い金」を支給する転職サイト・エージェントが存在していました。

しかし、2021年4月の法改正によって、お祝い金として人材紹介会社が求職者に対して金銭を支給することが禁止されました。

「就職お祝い金」などの名目で求職者に金銭等を提供して求職の申し込みの勧奨を行うことを禁止しました

引用元:厚生労働省 都道府県労働局

これによって、現在はサービスを利用して採用に至ったとしても、祝い金としてお金を受け取れる薬剤師転職サイト・エージェントはありません。

万が一、薬剤師転職サイト・エージェントで祝い金を支給するとうたっているサービスを見つけても、それは違法行為に該当するので登録しないようにしてください。

一般向けに公開していない非公開求人で好条件な職場へ転職しよう

Q:非公開求人とは?
A:非公開求人とは、企業のホームページ、ハローワーク、転職サイトなど、一般向けには公開していない求人情報のことです。

非公開求人には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【非公開求人のメリット・デメリット】

メリット ・求人数が多い
・限られた人しか応募ができない
・好条件求人、大手の求人、人気の求人、レアな求人がある
デメリット ・経歴やスキルなど求められるレベルが高い
・転職エージェントからしか情報が得られない

「希望に合う求人が無い…」という場合でも、転職エージェントが非公開求人として保有している中に求めていた条件の求人があったというケースも少なくありません。

良い求人が見つからない時はサービスへ登録して非公開求人の紹介を依頼してみると、転職先の選択肢もぐっと増えるでしょう。

薬剤師転職サイトを選ぶときのポイント

Q:どの転職サイトを選べば良いのですか?
A:転職サイト選びは、あなたの転職目的、希望条件、サポート内容を基に選ぶことが重要です。

転職の目的や希望条件により最適なサイトは変わります。また、サポート内容(求人情報の量、キャリアアドバイスの充実度など)も比較検討しましょう。

転職エージェントを利用する場合は、専任のコンサルタントとの相性も慮すべきポイントとなります。実際に相談してみて、理解してくれるか、適切なアドバイスがもらえるかなどを見極めましょう。

薬剤師転職サイトへの登録はネットから必要項目を入力するだけで完了

Q:転職サイトへの登録方法を教えてください。
A:各転職サイトの公式サイトにアクセスし、「会員登録」や「無料登録」などのボタンをクリックし、必要事項を入力すれば登録が完了します。

登録に必要な情報はサイトにより異なりますが、基本的には氏名、連絡先、生年月日、職歴などを入力します。

なお、複数のサイトに登録して情報を比較するのも有効な手段です。

薬剤師転職サイトの主な退会方法は2通りある

Q:薬剤師転職サイトの退会方法を教えてください。
A:薬剤師転職サイト・エージェントによって退会方法は異なるので、公式サイトや担当キャリアアドバイザーに確認してください。

転職サイト・エージェントの退会方法として多いのが、以下3つの方法です。

  • 退会フォームから退会手続きを行う
  • 問い合わせ窓口から連絡する
  • 担当のキャリアアドバイザーに連絡する

転職サイト・エージェントによっては、公式ホームページやマイページなどに「退会フォーム」を設けているサービスもあります。その場合は、手順に沿って情報を入力・選択して送信すれば手続きは完了です。

自分の担当キャリアアドバイザーがいる場合は、アドバイザーに電話やメールで退会したい旨を伝えます。

状況によっては退会を引き留められることもあるので、差し支えのない範囲で退会理由を伝えると良いでしょう。合わせて、これまでのサポートに対する感謝の言葉も伝えると、お互いに気持ち良くサービスを終了できます。

退会の専用フォームもなく、かつ担当者もいない場合は、サービスの「問い合わせ窓口」から退会の連絡を行いましょう。

サービス側が個人を特定しやすいよう、「氏名」「生年月日」「エリア」なども合わせて伝えるとスムーズに退会手続きが進むはずです。

転職サイト利用時の注意点

Q:転職サイトを利用する際の注意点は何ですか?
A:転職サイトの利用時には、プライバシーポリシーの確認、複数のサイトで情報比較をすること、そして自身のキャリアプランを明確にすることが大切です。

各サイトのプライバシーポリシーをよく読み、自身の情報が適切に管理されるか確認しましょう。

また、複数のサイトを利用して情報を比較することや、自身のキャリアプランを明確にすることも重要です。

年収・待遇や人間関係への不満から転職する薬剤師は多い

Q:薬剤師の主な転職理由はどのようなことですか?
A:特に多いのが「年収・待遇への不満」と「人間関係への不満」です。

薬剤師のよくある転職理由としては、以下のようなことがあげられます。

  • 年収や待遇を良くしたい
  • 人間関係を変えたい
  • 労働環境の良い職場で働きたい
  • 薬剤師としてスキルアップしたい
  • ライフステージが変化したため

特に「年収・待遇」に対して不満を感じて転職を決断する薬剤師は多いです。

薬剤師の入れ替わりが少ない職場では、上のポストが空かないために「昇給が見込めない」と判断して転職に踏み切る人もいます。

働くうえで給与や昇給は大きなモチベーションです。そのため、薬剤師に限らず収入面への不満は転職を決める要因になりやすいでしょう。

また、「人間関係」への不満から転職する薬剤師も少なくありません。

というのも、薬剤師の主な職場は薬局という限られた空間で、かつ同じメンバーと長時間顔を合わせて勤務します。上司と合わなかったり苦手な人がいたりしても逃げ場がないので、ストレスも感じやすくなってしまうでしょう。

キャリアアドバイザーの役割は求職者の転職をサポートすること

Q:キャリアアドバイザーの役割は何ですか?
A:キャリアアドバイザーは、求職者の転職活動をサポートする役割を担っています。具体的には、求人情報の提供、キャリアアドバイス、面接対策などが含まれます。

キャリアアドバイザーは、求職者の転職を成功に導くためのパートナーと言えます。

また、自身のキャリア観を整理する上でも、キャリアアドバイザーのアドバイスは非常に役立つものとなります。

優秀なキャリアアドバイザーなら転職活動の充実度が上がる!

Q:良いキャリアアドバイザーを見極めるポイントを教えてください。
A:親身さ、レスポンスの速さ、アドバイスの的確さに注目してみましょう。

優秀なキャリアアドバイザーかどうかを見極めるには、以下の点に注目してみると良いでしょう。

  • キャリア相談から丁寧に対応してくれるか
  • レスポンスが速いか
  • アドバイスが的確か

転職サイト・エージェントが提供している転職支援サービスは、求職者の希望条件や転職への思いを十分にヒアリングしたうえで成立しています。

そのため、希望に沿わない提案をしたり一方的に話をしたりするような担当者は、良いキャリアアドバイザーとは言えないでしょう。

また、電話やメールでの問い合わせに対して迅速に返信・対応してくれるかも、キャリアアドバイザーの質を見極めるポイントのひとつです。

特に薬剤師の中途採用では、採用人数が足りれば募集を終了するケースが多く、スピーディーに対応しなければならない場面も多いです。レスポンスが速いキャリアアドバイザーなら安心して転職活動を進められます。

加えて、アドバイスの的確さもキャリアアドバイザーの専門性を見るひとつの目安になります。

「薬剤師の転職事情に精通している」「薬剤師の転職支援実績が多い」というアドバイザーなら、薬剤師ならではの働き方、キャリアの積み方についての相談もしやすく、転職の方向性も定まりやすくなるでしょう。

キャリアアドバイザーの良し悪しで、転職活動が満足のいくものになるかどうかも変わってきます。

積極的にコミュニケーションをとったり質問をしたりして、自分との相性が良いかどうか確認してみましょう。

紹介された求人は辞退することも可能!応募先も転職先も自分で決める

Q:キャリアアドバイザーから紹介された求人には必ず応募しなければいけない?
A:希望条件に合わない求人は応募を辞退できます。

薬剤師向けの転職サイト・エージェントへ登録すると、キャリアアドバイザーから求人の紹介を受けられますが、その際に「魅力的な求人がない」「興味を持てる案件がない」という場合には応募を辞退することができます。

辞退したとしても、キャリアアドバイザーが応募手順を勝手に進める、応募を強要するといったことはありません。

転職活動の主体はあくまでも求職者自身であり、応募先や転職先は自分で判断することです。

希望に合わない求人、納得のいかない案件には無理に応募せず、担当のキャリアアドバイザーに別の求人を紹介してもらえるように依頼しましょう。

その際、注意したいのは「紹介へのお礼」と「事態の理由」を伝えたうえで次の紹介につながるような依頼をすることです。

以下に、紹介された求人への応募を断る際のメールの文例を紹介するので、参考にしてください。

【文例】
「いつもお世話になっております。〇〇(自分の名前)です。
先日はさまざまな求人をご紹介いただき、誠にありがとうございます。
△△(企業・医療機関名)様の求人を検討いたしましたが、
今回は応募を辞退したいと考えております。
理由は、◇◇の条件において自分の希望に合わないと感じたためです。
私の都合でお手数をおかけして大変恐縮ですが、
上記の条件に合う案件をご紹介いただけると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。」

最低でも5社程度には応募する!転職成功のためにも選択肢は多く持つ

Q:何社くらいに応募すれば良いですか?
A:少なくとも5社程度は応募しておくことをおすすめします。

「希望の職場に出会えなかった」「応募先を絞り込みすぎて希望時期に転職できなかった」といった失敗を防ぐためにも、少なくとも書類選考では5社程度応募することをおすすめします。

一昔前まで薬剤師の転職市場は売り手市場とも言われ、採用されやすい傾向にありましたが、ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響もあって厳しくなっています。

選考通過の過程で徐々に採用確率が低下していくと予想されるので、選択肢はできるだけ多く持ち、後からでも比較検討ができるようにしておくと良いでしょう。

ちなみに、転職サイト「doda」が後悔している転職成功者の「平均応募社数」は21.4社でした。

さらに、転職成功者の平均応募社数を年代別に見ると、以下のようになっています。

年代 平均応募社数
20代 23.5社
30代 20.8社
40代 17.2社

このデータを見て「応募すればするほど良い」と思う人もいるかもしれませんが、応募先が多すぎると自分自身で管理しきれなくなる可能性が高くなります。

「複数の転職サイトから同じ案件に応募してしまった」「ダブルブッキングしてしまった」なんてことのないよう注意してください。

エージェントサービスなら内定辞退の連絡も担当者が代行してくれる

Q:転職サイト・エージェントを利用しても内定辞退はできますか?
A:複数の応募先から同時に内定が出た場合や入職条件が合わなかった場合など、転職サイト・エージェントを利用していても内定辞退はできます。

一般的に、複数の求人に同時に応募する求職者がいるのは珍しいことではありません。

内定通知を出しても辞退者が出ることは採用する側も承知しているので、「申し訳ない」「心苦しい」と深刻に思い悩む必要はないでしょう。

転職サイトを通じて自分ひとりで転職活動をする場合は、自ら内定辞退の連絡を入れなければなりませんが、エージェントサービスに登録していれば、担当のキャリアアドバイザーが代行してくれます。

ただし、辞退者が発生すれば追加で募集をかけるなどの対応が必要になります。

自分で企業に連絡する場合、担当者に代行してもらう場合のいずれにしても、早めに辞退を申し出るようにしましょう。

薬剤師転職の成功のコツはキャリアを明確にしておくこと

Q:転職を成功させるコツは何ですか?
A:転職成功のコツは、自身のキャリア観を明確にすること、市場調査を行うこと、そして適切な転職サポートを利用することです。

自分が何を求めているのか、自分の強みや弱みは何かを把握することが重要です。また、求人市場の動向を理解することも大切です。

そして、転職エージェントやキャリアアドバイザーなどのサポートを上手く活用することも、転職成功のためのコツとなります。

薬剤師専門の転職エージェントを使って転職を成功させよう

転職を思い立った時点での薬剤師のみなさんの立場や状況はさまざまです。
 
転職先に求める条件も転職活動の支援して欲しい内容も異なるため、それぞれの薬剤師にぴったりの転職エージェントは異なります。
 
まずは自分の希望条件を箇条書きにし、そこから優先順位をつけてまとめ、希望する求人とは何かを明確にすることから始めてみましょう。
 
自分に合った転職エージェントを見つけ、アドバイザーのサポートを受けながら理想の職場を見つけてくださいね。

この記事の監修者
鈴木 恵枝
キャリアコンサルタント

長年経済産業省に奉職後、株式会社マルション・アンサンブルを起業し働く方々の課題に真摯に向き合い、幸福視点のキャリア支援等を実施。保有資格は、国家資格キャリアコンサルタント、行政書士等各種資格保有。

株式会社マルション・アンサンブル
URL:https://marchons-ensemble.com/

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