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女性の思い届かず…少子化は本当に改善していくのか

Date:2013.09.01

一向に期待できない少子化対策

以前政府が打ち出した、少子化対策の一環である「女性手帳」。疑問や違和感を覚えた女性は多いのではないでしょうか。女性手帳とは、妊娠や出産のメカニズム、適齢期などの将来設計に関する内容になるとのこと。

現在は批判が殺到したために、導入が見送りという状態になっています。この手帳に対し、「無意味だ!」「女性だけに責任を押し付けるな!」という意見はとても多かったもの。

確かに少し押し付けがましい印象を持ったのは確かですが、実際に知識の無い人にとってはありがたいものになるでしょう。

ただ問題なのは、政治家は高齢出産や晩婚を「無知」という言葉で片付けているようにも思えてなりません。設けていない人、結婚していない人は結婚適齢期や出産適齢期を知らないために子供ができないのかと言われれば、それは疑問でしかありません。

妊娠や出産、育児について分かっている人こそ躊躇している

妊娠・出産・育児と、子供を産んで立派に育てていくにはそれ相当の覚悟と、ある程度の経済力が必要です。自分の子供には誰でも、しっかりとした生活環境や教育を与えてあげたいもの。しっかり子供を見てあげられるか、経済的な余裕はあるかなどは考慮しておくべきです。

無計画な妊娠でできちゃった結婚、となるケースは非常に多いです。もちろんできちゃった結婚であっても、子供を授かることはおめでたいこと。それがその夫婦にとっての結婚のタイミングだったと考えられるケースだってあります。

でも実際には、しっかりと将来設計を立てて、今子供を産むべきかそうでないかを慎重に考えている人もたくさんいます。計画的で現実主義な人ほど、子供を育てていくことに不安を感じているケースも否定できません。

出産適齢期を過ぎてしまったことで、無計画に妊娠した人よりも社会的な立場が弱くなっている事実は非常に疑問です。

女性だって社会で活躍し続けたい

世の女性の結婚や妊娠が遅れるのは、適齢期を知らないからではないことの方が多いように感じます。女性も社会でどんどん活躍するようになり、男性と肩を並べるような仕事をしている方も多い現代。

例えば28歳で結婚するとなると、社会に出て働くのは何年間になるのでしょうか。男性会社員であれば定年退職を迎えるまで、自営業や職人であれば生涯、仕事を極めることができます。

しかし女性はそれができません。男性と同じように仕事を任されていたとしても、28歳くらいでそろそろ結婚しなければという「焦り」を感じ始めます。男女平等と言いながらも、女性にはやはり子供を産むというハンディがあると言えます。

28歳くらいでもまだまだ仕事をしたい、社会で活躍したいという思いの強い人もいるでしょう。そこで女性がみな、仕事に見切りをつけて結婚し、妊娠・出産に至るかと言えばそうではありません。

育児しながら再度仕事に復帰できるかどうかも、人それぞれで事情は異なります。結婚適齢期、出産適齢期知っていたとしても自分の人生を大事にしたいという思いが強いという場合の方が多いのではないでしょうか。

仕事も子供も・・・というのはわがまま?

女性が、仕事も続けて子供も欲しいと思うことはわがままのように捉えられることはよくあります。しかし男性はどうでしょうか。仕事を立派にやり遂げるのが男の仕事と認識されています。それに加え、可愛い自分の子供も設けることができる。

女性が育児をしながら仕事をすることがわがままや欲張りなのであれば、男性はどうなるのでしょう。男女平等というものに少し歪みが生じているのではないでしょうか。今の仕事や地位を獲得するのに、それ相当の努力をしてきている女性はたくさんいます。

それを結婚や妊娠で手放したり、離れることはできないと考えるのは当然です。

女性の立場や価値観が変化している

これだけ多くの女性が社会で仕事を持ち、活躍している世の中では少子化が進んでしまうのはもはや止めようのないことのようにも思えます。そこには女性の価値観の変化や生活の変化が関係しているのです。

女性の幸せは、愛する人の子供を産んで、愛する人の帰りを待つ時代ではありません。人と違うことを評価される時代、何でもありな時代です。一般常識と同じように結婚~出産するのが幸せと感じない女性だって増えているはず。

結婚から妊娠出産までの知識の問題ではなく、女性の心や立場の変化が第一の少子化原因なのではないでしょうか。

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