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不正出血の原因は疲れ?生理時期以外の出血には病気が隠れているかも

Date:2016.08.23

shutterstock_353617745女性は約30日周期で1週間ほど生理があります。生理は妊娠が成立しなかったために、不要となった子宮内膜が血液とともに流れ出てきます。そしてその排泄が終わると生理が終了します。

ところが生理時期以外でも出血が見られることが時々あります。これを不正出血と言います。不正出血の原因は一つではありませんが、病気が原因で出血が起こることもあります。

少量だから大丈夫だろうとか、短期間で出血が止まったからいいだろうと自己判断してしまうのは危険です。

不正取出血が見られたら早めにお医者さんを受診しておくのが安心です。お医者さんを受診する目安にするためにも、不正出血で考えられる原因について詳しく理解しておきましょう。

不正出血はおもににホルモンバランスの乱れが原因で起こる

生理時期以外に出血があると誰もが驚くと思います。中にはそれほど心配する必要のない不正出血もありますが、病気が原因で早急に治療を必要とするケースも考えられるのです。

不正出血を引き起こす原因は一つではありません。まずは一通り不正出血の原因を覚えておきましょう。

女性はエストロゲンとプロゲステロンの二種類の女性ホルモンが多く分泌されているのですが、その分泌量が減少してしまったり、分泌バランスが崩れてしまったりすることで不正出血が起こるのです。

排卵が原因!排卵日付近に起こる排卵出血

平均的な生理周期を約28日とした場合、生理が終わってから約14日前後に排卵が起こります。この排卵期を境に女性ホルモンの分泌バランスが変わります。

それまで活発に分泌されていたエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減少して、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増えてくるのです。

このホルモンバランスが変わる際に出血が起こる、卵子が排卵されるときに卵巣の表面が敗れることで少量の出血が起こると言われています。

ちなみに排卵出血だと思われる不正出血ですが、出血の色は個人差があります。

鮮やかな鮮血であることもあれば、おりものに血が少し混じったような程度で出血に気が付かないケースもあるのです。

量も少量であり、ナプキンやおりものシートをあてる必要もないほどの出血量ですし、期間も3日前後で終わることが多いようです。

また基礎体温を計っている方は、体温の変化によってある程度排卵日を特定できると思います。

排卵日前後に出血が起こっている場合は、排卵出血だと判断できるでしょう。

排卵していない!無排卵月経が原因

女性ホルモンはストレスなどのちょっとしたことでその分泌バランスが乱れやすくなります。

このホルモンバランスの乱れが不正出血を引き起こす原因となってしまうのです。

排卵しているかどうかは、基礎体温をきっちりとつけていればわかります。無排卵月経は生理周期が乱れているケースが多く見られます。

生理周期が短い、長い
生理周期の正常な範囲は25日以上38日以内です。これに当てはまらない方、生理周期が短すぎる、長すぎる方は無排卵月経である可能性が高いと考えられます。
出血期間が短い、長い
正常な生理期間は3日から7日それよりも少ない、長いのは無排卵月経である可能性が高いです。
出血量が多い、少ない
最も出血量が多い2日目でもナプキン取り換える必要がないくらい出血量が少ない、逆に一時間に一度程度ナプキンを取り換える必要がある場合は出血量が多すぎると判断できます。
これらの症状が見られる方は、無排卵月経の可能性が考えられます。将来的に不妊の原因になってしまうため基礎体温を付けて早めに婦人科を受診しましょう。

不妊の原因にもなる黄体機能不全も原因

生理が終わってから卵巣の中で卵子が十分に育つと体は排卵の準備を始めます。

そして排卵後に黄体という組織が作られてそれが妊娠に向けた準備をすすめるのです。

ところがこの黄体の機能が上手く働かないと、妊娠しやすい、妊娠しても流産しやすくなるのです。これを黄体機能不全と言います。

黄体機能不全も

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 卵巣や子宮の働きが鈍っていること

で起こります。これが原因で不正出血を起こすこともあるのです。

冷えや疲れ、ストレスも不正出血を引き起こす

女性ホルモンの分泌バランスはストレスや生活習慣の影響を強く受けやすいのです。不正出血を引き起こしやすい生活習慣の乱れについて理解しましょう。

冷え
女性は冷えで悩む方が多いのですが、冷えは女性機能の低下を招きます。体が冷えると心臓などの生命維持の臓器に優先的に栄養を回すようにするため、生殖機能への栄養や熱は後回しになります。

その結果機能低下が起こり、ホルモンバランスも乱れて卵子や子宮の機能低下により不正出血が起こりやすくなります。

強いストレス
日常的にストレスを強く受けると自律神経の働きを鈍らせるようになります。自律神経はホルモンバランスをコントロールする働きがあるため、その機能が低下するとホルモンバランスが乱れてしまうのです。
睡眠不足
睡眠はダメージを受けた体の機能を修復してくれる働きがあります。睡眠不足が続くと卵子や子宮も機能が低下しやすくなってしまいます。
過度なダイエット、偏った食生活
食生活が乱れている、極度の食事制限をしていると十分な栄養が摂れなくなります。栄養不足の時は、体は優先的に生命維持に必要な機能に栄養を回しますので生殖機能への栄養は後回しになります。それが機能低下や不正出血を引き起こすのです。
不正出血が見られたら自分の生活習慣を一度見直してみてください。上記のような習慣が思い当ればそれが原因で不正出血が起こった可能性が高いです。

妊娠が成立!着床出血が起こることも

精子と卵子が出会ってそれが子宮に着床すると妊娠が成立します。妊娠が成立したときに出血を伴うことがあります。

しかし着床出血は全ての妊婦さんに起こるわけではありませんし、複数回妊娠の経験がある妊婦さんでも不正出血が確認できたときと確認できない時があったりします。

着床出血の色ですが個人差があります。生理の時のように鮮やかな鮮血であったり、おりものがピンク色になる程度だったりします。

着床出血が起こる時期ですが排卵してから約1から2週間後に起こります。生理予定日と近いと生理の始まりだと勘違いしてしまう方も少なくありません。

病気が原因で出血することも…不正出血で疑われる病気

他の部位でもそうですが、出血したことが原因で病気が発覚することもあります。不正出血は子宮や卵巣といった機能が病気に侵されていることを示すサインかもしれないのです。

不正出血で疑われる病気について詳しく紹介していきます。

子宮頸管や内膜のポリープが原因で出血

子宮頸管や内膜に良性の腫瘍であるポリープができることがあります。これが出血を引き起こす原因となることがあります。

ポリープは超音波で発見されることが多く、その場で簡単に処置できるケースがほとんどです。念のため処置したポリープは組織判断に回されます。

自覚症状がないから怖い、子宮体がん、子宮頸がん

子宮体がんは子宮内膜に発生するがんであり、子宮頸がんは子宮頸管に発生するがんです。

どちらも自覚症状が見られないため、発見が遅れがちながんです。

どちらのがんも

  • 不正出血
  • 血の混じったおりもの

が出ることがあります。

がんが疑われた場合はその場で正確な判断をすることができませんので、組織の一部を採取して診断してもらうためすぐに結果はでません。

がんが見つかった場合は手術による除去、抗がん剤による治療が一般的です。

頸部びらんが原因で出血

子宮の入り口である頸部の部分が炎症していると、ちょっとした刺激で出血が起こりやすくなります。性交したときにもその刺激で出血したりするのです。

頸部びらんは治療の必要がないケースがほとんどです。痛みや出血が長く続いてしまう場合は膣洗浄の抗生物質が投与されたりします。

良性の腫瘍、卵巣のう腫が原因で出血

卵巣のう腫とは卵巣にできる良性腫瘍の総称になります。卵巣のう腫ができても自覚症状がないことも多く、腹痛や生理時期以外の出血で発見されることも多いのです。

卵巣のう腫は大きさがそれほどではない限り経過観察都なることが多いのですが、症状によっては摘出手術が必要となることがあります。

腫瘍の大きさによって切除する範囲も変わってきますし、手術の方法も開腹や腹腔鏡手術のどちらかになります。

女性の4人に1人!?子宮筋腫が原因

子宮筋腫とは子宮内に筋腫ができてしまう病気のことです。これが不正出血を引き起こす原因だとも言われています。

実は成人女性の4人に1人が子宮筋腫にかかっているというデータがあり、子宮筋腫があるのにそれに気が付かずに日常生活を送っている方も少なくないのです。

筋腫の大きさがさほど大きくないときは経過観察になりますが、貧血を起こすほどの出血量がある、生理痛が酷い場合は薬物療法や手術による治療が行われます。

どうすればいい?婦人科を受診するタイミング

不正出血が見られたら心配ですよね。早めに受診をして医師の判断を仰げば安心なのですが、安易に受診していいものかどうか悩むところだと思います。

まずは基礎体温表をつけてみよう

不正出血が確認できたらまずは基礎体温をつけてみることをおすすめします。基礎体温表は生理用ナプキンを製造しているメーカーのホームページなどから簡単にダウンロードできます。

また最近の基礎体温計はスマホと連携していて計ったデータがスマホアプリに転送されて自動的にグラフが作成されるのです。

基礎体温をつけた時に不正出血があった日をチェックしておくといいでしょう。

受診時に基礎体温表を持っていくと、婦人科の医師が不正出血の原因を判断しやすくなるからです。たとえば排卵日前後に出血が起こっていればそれは排卵出血だと考えられます。

一度切りではない不正出血はすぐ受診を

先ほど述べたように女性ホルモンはちょっとしたことでも強く影響を受けます。

疲れが貯まっていたり、体が冷えていたりと生活習慣が乱れるだけでも分泌バランスが崩れてしまうのです。

一度だけ出血が見られてその後出血が見られないのであれば、それはその時ホルモンバランスが乱れていただけだと判断できますが、何回も不正出血が続くようであれば婦人科を受診するのが安心です。

不正出血が起こると何か病気になってしまったのかもしれないと余計な心配をする方も少なくありません。

しばらく様子を見て受診するかどうかを決めてもいいのですが、心配な時は早めに受診することをおすすめします。

それが強いストレスになってしまって不正出血を悪化させる原因となりえます。婦人科は何となく敷居が高いように感じますが、不正出血があればちゃんと診てもらえます。

お医者さんの診断を受けた方が安心できますから心配な時、迷ったときは婦人科に行きましょう。

自己判断は禁物!不正出血は子宮や卵巣からのサイン!

心配する必要のない不正出血もありますが、不正出血の中には病気が原因で起こっているものがあります。

子宮や卵巣の病気は自覚症状が表れにくく、検診などで発見されることが多いのです。

病気を早期発見できれば治療期間も体への負担も少なくて済みます。

自分の体を大切にするためにも不正出血の有無をしっかりとチェックして、必要に応じて婦人科を受診するようにしましょう。

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