好きなことばは?就活で知っておくと役に立つ言葉。
Date:2014.01.28

就活戦線は経済状況を直に影響を受けるとはいえ、リーマンショック時と比べて回復傾向にあるといわれています。人によって数社受けて1件決まったり、10件以上受けてもなかなか決まらなかったり…。
もちろん1次審査で通過しなければならないわけですが、2次…3次と面接試験を通過しなくてはなりません。たいていの面接で質問されやすいのが「好きな言葉はなんですか?」。
質問に対して正解があるわけではないものの質問から人となりを判断する材料となっています。
せっかくの自己主張。つきなみな言葉はタブー
つきなみに格言を答えたり、または有名な人の言葉を答えたりするかもしれません。自分にとってその面接試験は1回であっても面接官にとっては何十人のうちの1人、または何十回の1回にすぎません。
ですから、自分を知ってもらう良いチャンスを生かしたいと思うはずです。個性が求められる社風や企業の場合になれば自己ピーアールは大切なものとなります。鼻につくような、過激な事をいう事はタブーですが、印象付けとなるポリシーの強さは読み取ってもらえるような答えが必要になります。
好きな言葉を答えながら自分の長所をアピール
短所を長所として紹介するという仕方は小学や中学受験でも使うものです。ですから好きな言葉を答えるときに自分の長所も伝えられるような答え方をしたいものです。
そこで覚えておきたいのは「形容詞」。形容詞は言葉の通り状態や様子を表す言葉です。ですから語尾に「い」「な」などがつく言葉である「愛らしい、勇敢な、正直な、忍耐強い」などがあります。
たとえば、女性としての視点を生かす企業の面接を受けるなら…。
愛らしさを使うのであれば、「女性として愛らしさを持ち続けるには感謝の気持ちを忘れないことだと考えていますのでおごる事のない愛らしさという言葉を好きな言葉のひとつとし意識しています。」などと答えられるかもしれません。
また人格を表すような名詞…「温和、辛抱強さ、親切」なども覚えておくとよいかもしれません。こちらも例を考えてみるなら…
「温和という言葉の中にある柔軟ながらも1つの信念を貫く強さをもちたいと思っていますので、この言葉は好きな言葉のひとつです。」というように答えられるかもしれません。
よいコミュニケーションを図るように努めましょう
あくまで自分をかっこよく、または大きく見せすぎないような答えがこの質問の模範解答となります。試験官はその人の心意気と人となりを知りたいと思う訳ですから、短い数分の時間だけであっても良い準備によって良いコミュニケーションを図るようにしたいものです。
企業にとっても会社の戦友メンバーを決めるような大切な過程ですから、真摯に受け止めて臨む姿勢は伝わるものです。
もし不採用になったとしても、人として拒絶されている訳ではなくその企業の求めるものとあなた自身が重ならなったというだけの事ですから、1度や2度…何度不採用であってもあきらめないでくださいね。
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