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「主人在宅ストレス症候群(夫源病)」に陥りかけた女友達の回避法

Date:2013.11.21

夫が定年退職して、1日中在宅するようになると、悪気が無くても妻を束縛してしまいます。今まで平日の昼間は自由に過ごしていた妻には、24時間夫が自宅に居るというストレスがたまって、体調不良に陥ったりします。

これを「主人在宅ストレス症候群」と呼び、夫が原因での病気・・・「夫源病」の一種と言われています。

40代後半の女友達が、年の離れた団塊世代の夫による「主人在宅ストレス症候群」に陥りかけ、自ら必死で回避した実話です。

夫婦二人の生活

彼女とご主人は、バツイチ同士の子供なし再婚で、そろそろ結婚10年近くなります。バリバリ働くご主人でしたが、独りの年月も長かったようで生活家事全般は何でもこなせるタイプで、料理も上手いと聞いていました。

二人ともがお酒が好きで、美味しいモノを食べるのも好きで、ご主人が早めに帰宅する日は二人で旨いお酒を飲み、ご主人が色々とツマミを作ってくれたりして、自宅居酒屋を愉しんでいて、ちょっと羨ましく思ったものです。

年が離れているのもあり、ご主人の定年退職後に関しても彼女は以前から色々と考えていました。

ずっとベッタリ顔突き合わせるよりも、ご主人は趣味や家事を楽しんでもらって、自分が仕事復帰して家を空ける形にしたいと言って、語学やPCスキルを磨いたり、少しずつ派遣で仕事をしたりしてキャリアを積んでいたような計画的な女性です。

夫婦二人の共通の趣味として、陶芸をやっていたりして、山荘に自分たちの窯まで作っていて、老後の楽しみと考えていたようです。

予想外が重なった

タイミングも色々とあったのでしょうが、施設入居していた舅の体調不良や入院・介護問題もあり、定年後も会社に残っていたご主人が自分の父親の為に完全退職を決めたのと、彼女が勤務していた職場が遠方に移転するとかで契約更新しなかったのは、ほぼ同時期でした。

そして、時間がとられると思っていた90才を超えた舅が大往生したのも、そのタイミングでした。父親の最期を看取ろうと覚悟していたご主人は、突然・・・することが無くなってしまったのですね。

彼女としては、ご主人が趣味の陶芸をするために、山荘で長期滞在すると考えていたようですが、彼女が自分の用事や習い事の為に、先に東京へ戻ると、ご主人は一週間で戻って来てしまったそうです。

そして、彼女と一緒で無ければ山荘にも行かない始末で・・・家事云々の問題は一切無い人らしいので、1人が退屈だったのか、妙に寂しかったのか分からないけど、とにかく予想外だったと嘆いていました。

夫が一日中居ること

仕事をしている時など、営業職が長かったのもあり、社交的で外交的なご主人で、退職後に自宅に籠りきりになるとは・・・彼女はチラリとも想像して無かったと言います。

山荘には行かないまでも、とにかく少しでも出掛けて欲しいと彼女は思ったそうで、何か新しいことを始めたり、習い事とかサークルとか勧めたそうですが、ほとんど外出しない。

狭いマンションのリビングで朝から晩まで、いや24時間ずっと顔を突き合わせていると、妙に圧迫感を覚えて息苦しい気がした・・・と。本来は、そろそろ止めようと考えていた習い事を、自分が外に出る機会として敢えて続けることにしたのだとか。

家事も協力的にやってくれるご主人なので、別に毎食全て彼女が作らなくてはならないとか、外出を禁じられたりというような束縛がある訳ではないらしいのでけれど、なんとなく「夫が常にいる」というプレッシャーを感じて辛くなってきたと。

世間で言われるような濡れ落ち葉的なご主人では無く、団塊世代としては生活的にも自立して、とても優しい協力的なタイプなのですがそれでも常に一緒に居ることのストレスで、イライラして怒りっぽくなり「このままでは夫源病になってしまう!」と、彼女は自分に対して危機感を覚えたそうです。

狭いスペースからの脱出

「夫源病」「主人在宅ストレス症候群」をなんとかしなければならない!と考えた彼女は、マンションの狭いスペースに問題があると考えました。ご主人の改造計画は時間がかかるし、60過ぎた夫の性格や行動を変えるのは容易ではないと思ったのでしょう。

とにかく離れるべきだと・・・物理的な距離、スペースを確保するのが、同じ家に居たとしてもそれぞの部屋や広めのリビングが確保できればてっとり早いと考えたようで、元々リフォームを計画していたのをマンションの買い替えに変更したのです。

ご主人は消極的で、あまり賛成していなかった?ようですが、彼女が強引に説得し、極めて主導的に全てを進めて、数か月でマンションを売却し、希望どおりに部屋数やスペースを確保できる物件に買い替え、無事に引っ越しました。

ご主人が退職してから、一年という超スピードでの荒業でね、本当に感心しました。

実父と夫の違いで、再評価

新居への引っ越しのお祝いということで、田舎から彼女の実父が訪ねてきて、しばらく滞在していた時のこと。

今は地方へ隠居しているが、現役時代は東京住まいも長かったとかで、数日は昔馴染みに会いに行ったりしていたそうですが、そのうちに朝でかけても昼には戻り、散歩に行っても一時間もせず戻ってくる、縦のものを横にもしない九州男児らしく、三食の面倒だけでなく、全ての家事を一切しない・・・というか、できないようで、実の父ながらウンザリしたのだとか。

その滞在中に、一緒に酒を飲み、ツマミを作ったりして、ご主人は嫌な顔一つせず父親の相手をしてくれたのだとか。イライラしそうな彼女のフォローをさりげなくするご主人を、改めてありがたいと思った・・・と話してくれました。

マンションの買い替えとか、誰にでもできる回避法では無いですし、人それぞれ、家庭によって事情も違うと思いますが、自分でマズイと気付いて出来る限りの物理的な対策をとる、そして精神的にも考え方を変える。私自身も、色々と思うところのある出来事でした。

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