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不妊治療をしている女性に朗報?英国で新たな体外受精方法を発見

Date:2014.10.20

この度イギリスの研究者が体外受精(IVF)を受ける女性のために、より安全で効果的な方法を発見したと発表がありました。

これは不妊治療中の女性にとっては注目すべきことです。

どんな方法でも安全に妊娠・出産に導いてくれるものであれば、不妊治療で大変な思いをされている女性たちにとっては大歓迎でしょう。

さて一体どういう方法なのでしょう?この画期的なニュースを紐解いてみたいと思います。

イギリスの研究者が素晴らしい方法を発表?

赤ちゃんがほしいのになかなか妊娠できないで悩んでいる女性が本当に多くいらっしゃいます。

現在、不妊治療をしている、またはしたことがある女性はその辛さに心身共に参って、疲れ果ててしまうと語ります。

でも、治療が成功し可愛い赤ちゃんが誕生するのであれば、その辛さも報われますが、それはうまくいった場合のことです。

そんな女性たちの望みをかなえさせるために世界中で不妊治療の研究が進んでいます。

さて、そんな折、イギリスの研究者がこの度、驚きの発表をしました。

体外受精(IVF)を経験している女性たちにとって今後、より効果的で安全な方法を提供できるかもしれないというのです。

この素晴らしい方法は、医学雑誌、ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションに掲載されていました。

その方法のキーポイントとなるのがキスペプチン(kisspeptin)という代物なのです―。

不妊治療のキーポイントがキスペプチン?

「キスペプチン?」耳慣れない言葉だと思いますので簡単に説明してみましょう。

脳は全身の機能をつかさどる司令塔のようなものですよね。その脳の中心部に視床下部という大切な場所があります。

キスペプチンはこの視床下部の細胞から出るタンパク質の成分です。

今回の研究により、このキスペプチンは生殖システムに必要な指令伝達をする大事なホルモンであることがわかりました。

海外で進む不妊治療の実験

ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションでは不妊治療について新たな調査をしました。

その結果キスペプチン(kisspeptin)ホルモンが副作用なしでIVF処置においての排卵を誘発するのに用いられることがわかりました。

一般的に排卵を促進するために医者は、HCG(天然のホルモン)を使います。

しかし、このホルモンは卵巣に直接働きかけるので潜在的な副作用による危険性もあると言われてきました。

その副作用は嘔吐、急速な体重増加と腎不全などが挙げられます。

「IVFで最も大きい問題の1つは、卵巣への過度の刺激です。」とDr.Waljit Dhillo(内分泌学の教授)は話します。

ロンドンのインペリアル・カレッジ・ロンドンとインペリアル・カレッジ・ヘルスケア・NHSトラストの研究者は、53人の女性を対象に新たな実験を行いました。

その実験とは、排卵を誘発するためにキスペプチンを注射するというものでした。

キスペプチンの効果はどうだったのか?

被験者の53人の女性はキスペプチンの注射を1回だけ受けました。そのうちの51人は受精に成功しました。

そして49名の女性は子宮に移行することに成功。結果的に12人の健康な赤ちゃんが生まれました。この実験はあきらかに今までのIVF治療よりも成功率が高くなっていることを物語っていました。

研究者は従来のHCGホルモンの代わりにキスペプチンを使う利点は、卵巣に直接働きかけないという点であるといいます。

なによりも副作用がなかったことが大きな利益だったということです。

この治療法を早く確立し、みなさんの不妊治療に役立てる日がくることを願うばかりです。

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