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お月見の夜に親しみたい 月のうさぎの物語

Date:2013.11.13

秋の夜長は読書・・・ってわけでもないですけれど、お月見の夜は「月のうさぎ」に思いをはせたりしますよね。世界各地では様々な動物が見えるですが、日本では月に暮らしてるのは、かぐや姫か、月うさぎと決まってます。

さて、そんな月うさぎのお話を少し・・・。

加賀の「月うさぎ伝説」をご存知ですか?

先日、金沢へ旅行したのですが、お土産コーナーには、やたらと「月」と「うさぎ」のモチーフが使用されていたんですね。季節は冬だったので、秋のお月見シーズンに合わせたお土産物というわけではなさそうでね。

昔から、うさぎを大事にしている土地柄とも聞き、なんだろう?何かいわれがあるのかなぁ?と気になっていました。色々と調べてみたところ、加賀の「月うさぎ伝説」にたどりついたのです。

加賀の「月うさぎ伝説」とは?

江戸時代のとある日、大聖寺藩は永井村の鳥見徳兵衛という心優しいお役人が、傷ついた白いうさぎを助けました。秋になり、加賀一帯は連日の大雨に見舞われ、稲が全滅しかけて、目前の収穫が危うくなりかけていました。

そのときに、以前に助けた白うさぎが現れて、降りしきっていた大雨があがり、夜空には明るい月が輝きました。その年は、まれにみる豊作となったとのことです。

白いうさぎが「月を呼んだ」として『月を呼ぶ』→『運(ツキ)を呼ぶ』とされています。うさぎは縁起の良い動物として、加賀地方では愛されているんですね。

幸福を招く月うさぎ

加賀の「月うさぎ伝説」は、うさぎの恩返し系の伝説なわけですが・・・「月」と「運(ツキ)」の縁起物なんでしょう。しかも、まん丸に輝く月を呼んだとなると、円満で、輝くツキ、縁起良さそうであやかりたくなりますね。

「月うさぎ」は「幸せを招くうさぎ」「福うさぎ」などと呼ばれて、月とうさぎはセットで、様々なお土産になっていたんです。

うさぎの形をした、加賀野菜である五郎島金時のさつまいも餡の可愛いお饅頭「福うさぎ」も、お土産の定番ですし、ミルク餡をしっとりした生地で包んだ、一口サイズの「加賀玉うさぎ」という菓子も、注目されています。

加賀温泉には、たくさんのうさぎ達と遊べる「月うさぎの里」というテーマパークもあるんですよ。

お月見の夜に読みたい絵本

童心社の絵本『おつきみうさぎ』は、幼い子供たちに読んであげたい十五夜ファンタジーです。

園児たちと先生が、お月見のお供え用にススキを探していると、ススキ野で震えていたウサギを見つけました。みなはウサギを連れて帰ってエサをやりましたが、ウサギは食べてくれません。

そのうち夜になり、まん丸の月がでてきました。輝くばかりの満月でしたが、中にウサギがいません。そう、迷子のウサギは月から落ちてきたウサギだったのです。

ウサギは寂しくて、月に帰りたかったのです。ウサギは外に飛び出し、水たまりに映った月に飛び込み、そのまま消えてしまいました。その後、月にウサギの姿が戻りました・・・。大人でも、ほっこりした気持ちになる絵本です。

仏典からの、自らの身体を供物として捧げた月うさぎの悲しい犠牲的精神を称える物語よりも、私は、こういう温かいお話を子供たちには読んであげたいですね。

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